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40代のダイエットを成功させる方法は?効果的な食事・運動のコツを紹介

加齢にともなうさまざまな身体の変化で、太りやすく痩せにくい体質になりがちな40代。この記事では、40代になると痩せにくくなる原因や、40代でのダイエットにおすすめの「食事方法」「運動方法」「生活習慣」などを詳しく解説。簡単に始められるものばかりなので参考にして、早速今日から取り組んでみよう。

この記事の監修者

 

中野ジェームズ修一さん

フィジカルトレーナー

アメリカスポーツ医学会認定運動生理学士として、運動の大切さを広める活動を行っている。2014年からは青山学院大学駅伝部のトレーナーも務めており、東京神楽坂にある会員制パーソナルトレーニング施設「CLUB100」で一般の方やアスリートを指導。「科学的根拠に基づき、必ず結果を出す」が合い言葉で熱意のある指導を常に心がけている。

目次

40代になると痩せにくくなる原因

30代のときと食生活が大きく変わっていなくても、40代に入ると体質やライフスタイルの変化によって、体型維持が難しくなることも。まずは、40代になると痩せにくくなる主な5つの原因をみていこう。

  • 基礎代謝の低下
  • 筋肉量の低下
  • 運動量の減少
  • 生活習慣・食生活の乱れ
  • ホルモンバランスの乱れ

基礎代謝の低下

基礎代謝とは「生命維持に必要な最低限のエネルギー消費量」のこと。

年齢を重ねるにつれて、体内の代謝活動が緩やかになっていくが、40代に入るとこの基礎代謝の低下が顕著になり始める。基礎代謝の低下により、同じ食事量でも以前より体重が増えやすくなることも。

また、基礎代謝が低くなると運動をしても脂肪が燃焼しにくくなり、ダイエットの効果を実感しづらくなる。個人差はあるがとくに運動習慣のない人の場合、脚の筋肉量が20代と比べて20%近く減少し、基礎代謝の低下につながる。

「疲れやすさ」「日常動作の困難さ」「同年代と比べて体力差」を感じはじめたら、基礎代謝が低下しているサインかもしれません。40代は運動習慣があるかによって、基礎代謝の差が顕著に現れはじめる時期でもあります。健康維持のためにも、運動習慣をつけておくことが大切です。

下記の記事では、「基礎代謝とダイエットの関係・基礎代謝を上げる方法」などを紹介しているので、詳しく知りたい人は参考にしてみよう。

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筋肉量の低下

加齢にともなって筋肉量が徐々に減少していくが、40代に入ると30代の頃に比べてその影響を顕著に感じる人が多い。筋肉量の減少は単に体型の変化だけでなく、基礎代謝の低下にも直結する重要な問題。

筋肉は脂肪と違って多くのエネルギーを消費する器官で、筋肉量が減ることで日常のエネルギー消費量が減少してしまう。1日で消費できるエネルギー量が少なくなると、摂取カロリーは同じでもカロリーを消費しきれなくなり体脂肪として蓄積されてしまう可能性がある。

さらに、同じ体重でも筋肉が減って脂肪が増えた状態では、見た目の印象が大きく変わってしまう。

体組成計がなく筋肉量の測定が難しい場合は、脚の周径を定期的に測ることで筋肉量の変化を見ることができます。また、筋肉量の減少は筋持久力の低下にもつながるため、「以前は楽に登れていた階段で息切れするようになる」「同じ運動でも疲れやすくなる」などの変化が現れます。このような症状が現れたら筋肉量の低下を疑い、筋トレに取り組むなど適切な対策をとるようにしましょう。

運動量の減少

40代になると20〜30代のときに比べ仕事や家庭における責任が増え、ライフスタイルが大きく変化する人も多い。「長時間労働」「育児」「家事」などにより運動する時間を確保することも難しく、運動量が減少しがちになる。

運動量の減少は、消費カロリーが少なくなるため体重増加の一因に。また、運動不足によって筋肉量の低下が進み、さらなる代謝低下を招く悪循環を生み出してしまう。

生活習慣・食生活の乱れ

40代になると仕事や家庭に割かなければならない時間が増え、生活習慣や食生活が乱れる人も多い。時間に追われる日々の中で栄養バランスを考えた食事をとることが難しく、外食や市販の冷凍食品・加工食品に頼る機会が増える傾向にある。

たまに取り入れる分には問題ないが、こういった食事は高カロリーで栄養バランスが偏っていることが多い。日常的に摂取していると知らず知らずのうちに過剰なカロリー摂取になっている場合も。また、忙しさから食事を抜いたり、不規則な時間に食事をしたりすることも、代謝の乱れを招く原因となる。

さらに、ストレス解消や気分転換を目的に間食や夜食をとる習慣もつきやすく、摂取カロリーが増えてしまう。

40代では10〜30代のときより高級なもの、質のよいものに触れる機会が増えます。以前食べていたものよりもおいしいものに出会うと、ドーパミンにより幸福感がもたらされ、癖になってしまいます。結果として、よりよいものを食べるようになり、カロリー摂取量が増加してしまう可能性があります。食事を楽しむ際には、カロリーにも気を配るようにしましょう。

ホルモンバランスの乱れ

更年期症状が現れ始める人も多い40代のダイエットにおいて、ホルモンバランスの変化は大きな影響を与える。

とくに女性はエストロゲンの分泌が不安定になることで、体重増加や脂肪の蓄積が起こりやすくなる。エストロゲンが減少すると身体が脂肪を蓄積しやすい体質へと変化するほか、内臓脂肪が蓄積されやすくなり、いわゆる「メタボ」のリスクが高まる。

男性は40代後半から「テストステロン」というホルモンの分泌が減少し始め、筋肉量の維持が難しくなる傾向に。

また、性別に関わらずホルモンバランスの乱れは、食欲のコントロールにも影響を与える。ストレスホルモンである「コルチゾール」の分泌が増えると、甘いものや脂っこいものを欲する頻度が高くなり、結果的にカロリーオーバーにつながる。

40代の効果的なダイエットのコツ【食事編】

ダイエット中の食事ではカロリーを制限することも大切だが、「栄養バランス」「食べる順番」「食べる早さ」などさまざまなポイントを意識することで、よりダイエット効果を高めることができる。

  • 40代の適切なカロリー摂取量を意識する
  • 栄養バランスの取れた食事を心がける
  • タンパク質をしっかり摂取する
  • 腸内環境を整える食材を意識的にとる
  • ホルモンバランスを整える食材をとる
  • おやつなどの間食をコントロールする
  • アルコールを控えめにする

40代の適切なカロリー摂取量を意識する

年齢とともに基礎代謝が低下するため、20代や30代と同じ食事量では体重が増加しやすくなる。40代のダイエットでは、改めて自分にとって適切なカロリー摂取量を知ることが重要。

一般的に40代男女の1日の適切なカロリー摂取量は以下の通り。

  • 40代女性:1,800〜2,000kcal
  • 40代男性:2,200〜2,400kcal

ただし、これは個人の「身長」「体重」「活動量」によって変わるため、計算アプリなどを参考にしてより自分に合った摂取量を把握しておくことがおすすめ。

ダイエット中はこの基準から「200〜300kcal程度」を減らすのが効果的。極端な制限をしてしまうと代謝を落とす原因となってしまい、リバウンドのリスクが高まる。長期的に見ると逆効果なので注意しよう。

摂取量の目標を決めたらカロリー計算アプリなどを活用し、日々の摂取カロリーを記録することで自然と食事量をコントロールできるようになる。

ダイエット中に「0カロリー」とうたわれている清涼飲料水やおやつを取り入れる人もいらっしゃると思います。市販の商品は、厚生労働省が推奨する人工甘味料の上限量をクリアしているものですので活用する分には問題ありませんが、人工甘味料を過剰に摂取すると健康に害を及ぼす可能性があります。

適度に取り入れるようにし、習慣にならないように気をつけましょう。代替案として、甘味料の入っていない炭酸水などは、安心して飲むことができます。

栄養バランスの取れた食事を心がける

ダイエットを成功させるためには単にカロリーを制限するだけでなく、栄養バランスの取れた食事を心がけることが大切。適切に栄養を摂取することで代謝を活性化させ、筋肉量を維持しホルモンバランスを整える効果が期待できる。

バランスのよい食事の基本は「主食」「主菜」「副菜」をそろえること。主食は白米や小麦粉などの精製された食品よりも、「玄米」や「全粒粉」パンなど食物繊維が豊富なものを選ぶのがおすすめ。主菜は「タンパク質」を、副菜はさまざまな色の野菜を取り入れるようにするとよい。

とくに40代では抗酸化作用のある食材を積極的に摂取することも大切。「ビタミンC・E」「βカロテン」などを含む食材を意識的に取り入れることで、加齢に伴う酸化の影響から身体を守ることができる。

また、オメガ3脂肪酸を含む魚やアマニ油なども抗炎症作用があり、代謝を高める効果が期待できる。

40代は「カルシウム」を意識して摂取しましょう。とくに女性は閉経前後の時期にあたり、骨粗しょう症のリスクが高まります。日本人は一般的にカルシウムの摂取が不足している傾向にあるため、意識的に増やすことが大切です。乳製品などからカルシウムを摂取する習慣を40代から身につけることで、骨の健康維持につながります。

下記の記事では、「ダイエット中の食事に関する基礎知識・食事メニュー」などを詳しく紹介しているので、ダイエットに取り組む際は参考にしよう。

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タンパク質をしっかり摂取する

タンパク質は筋肉の維持と修復に不可欠で、基礎代謝を維持するために欠かせない栄養素。とくに筋肉量が減少しやすい40代のダイエットにおいて、タンパク質の摂取はとても大切。

1日のタンパク質摂取量の目安は以下の通り。

【1日のタンパク質摂取量の目安】

  • 体重1kgあたり1.2〜1.6g程度

例:体重60kgの人の場合:72〜96g

タンパク質源としては、「鶏むね肉」「魚」「卵」「大豆製品」などがおすすめ。

これらの食品は、低脂肪で栄養価が高いため、ダイエット中の食事にも向いている。また、タンパク質には食後の満腹感を高め、空腹感を抑制する効果も。これにより、過食や間食を防ぐ効果が期待でき、結果として1日の総カロリー摂取量を抑えられる。

自炊が難しく栄養管理が大変と感じる人は、プロテインの活用もおすすめ。水や牛乳に溶かすだけで手軽にタンパク質を補給できるため、食事で不足しがちな場合に役立つ。

下記の記事では、「ダイエット中におすすめの高タンパクメニュー・食事のコツ」などを紹介しているので、詳しく知りたい人は参考にしてみよう。

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腸内環境を整える食材を意識的にとる

年齢とともに腸内細菌のバランスも崩れやすくなり、腸内環境が乱れると「代謝の低下」や「免疫力の低下」につながってしまう。

腸内環境を整えるには「食物繊維」と「発酵食品」を積極的に摂取することが効果的。食物繊維は善玉菌のエサとなり、腸内細菌のバランスを整える働きがある。そのため、食物繊維が多く含まれる「野菜」「果物」「全粒穀物」などを意識的に摂取しよう。

一方、発酵食品は、腸内細菌を直接補給する役割を果たしてくれる。「ヨーグルト」「味噌」「納豆」「キムチ」などの発酵食品を日々の食事に取り入れることで、腸内環境の改善が期待できる。また、オリゴ糖も腸内環境を整えるのに効果的で「バナナ」「たまねぎ」「にんにく」などに含まれている。

日本では、納豆、漬物、キムチ、味噌、ヨーグルトなど、乳酸菌を豊富に含む食品を日常的に取り入れやすいので、海外の食事に比べて腸内環境を整えやすい環境にあります。腸内環境を整えるための薬やサプリメントに頼らなくても、食事から十分に乳酸菌をとることは可能です。また、野菜類、玄米などから十分な食物繊維を摂取することも心がけましょう。

ホルモンバランスを整える食材をとる

とくに女性は、更年期前後でエストロゲンの分泌が不安定になり、「体重増加」や「脂肪の蓄積」が起こりやすくなる。

ホルモンバランスを整える食材としておすすめなのは大豆製品。大豆に含まれるイソフラボンは、体内で植物性エストロゲンとして働き、女性ホルモンの不足を補う効果が期待できる。毎日の食事に「豆腐」「納豆」「豆乳」などを積極的に取り入れよう。

また、アマニやチアシードなどに含まれる「オメガ3脂肪酸」もホルモンバランスの調整に効果的。日々の食事に取り入れることで、代謝の改善や体重管理がしやすくなる。しかしカロリーも高いのでとりすぎには注意しよう。

さらに、「ビタミンB6」「マグネシウム」を含む食材も重要。ホルモンの生成と調整に関わる栄養素で、「バナナ」「アボカド」「ナッツ類」などに含まれている。

おやつなどの間食をコントロールする

年齢とともに基礎代謝が低下するため、若い頃に比べて不必要な間食がすぐに体重増加につながる。そのため、40代のダイエットではおやつなどの間食のコントロールも大切な要素。

ただし、間食を完全に禁止するのではなく、適切にコントロールしよう。空腹感を紛らわせるための間食なら「果物」「無糖のヨーグルト」「ナッツ類」など低カロリーで栄養価の高い食品を選ぶようにすると健康的。

1回の間食は「100〜150kcal程度」に抑え、メインの食事量を減らさないよう心がけること。間食を取り入れる場合は、1日の総カロリー摂取量を考慮して、調整することが大切。

また、間食の時間帯も「食後すぐの間食は避け、食事と食事の間の時間帯に取り入れる」のがおすすめ。ほか、消化代謝が落ちている夜遅い時間の間食は控えるようにしよう。

とくに40代ではストレス解消のための間食が増える傾向にある。食べること以外にもストレス解消法を見つけることが健康的なダイエットにつながる。

下記の記事では、「ダイエット中におすすめのおやつ・食べる際の注意点」などを紹介しているので、気になる人は参考にしてみよう。

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アルコールを控えめにする

アルコールは高カロリーであるだけでなく食欲を増進させる効果もあり、知らず知らずのうちに過食につながりやすい。アルコールを飲む習慣がある人はダイエット中の摂取量に注意しよう。

ビール500mlは「約200kcal」、日本酒1合は「約180kcal」で、これらのカロリーは「エンプティカロリー」と呼ばれ、栄養価がほとんどないにも関わらず体重増加につながりやすい。また、肝臓は他の代謝よりも「アルコールの代謝を優先」するため、脂肪の燃焼が抑制されてしまう。

アルコールを完全に断つのが難しい場合は、できるだけ糖質量が少ない種類を選び、量を控えめにすること。たとえば、ビールならノンアルコールや糖質オフのものを選択し、ワインなら小さめのグラス1杯程度に抑えよう。

さらに、カロリーの高いおつまみは避けること。野菜スティックや枝豆など、低カロリーで食物繊維の多いおつまみを選ぶのがおすすめ。定期的に休肝日を設けることでアルコールによるカロリー摂取を減らすだけでなく、肝臓の休息にもなり代謝機能の改善にもつながる。

下記の記事では、「ダイエット中でも太りにくいお酒・飲み方のコツ」などを紹介しているので、気になる人は参考にしよう。

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40代の効果的なダイエットのコツ【運動編】

筋力や運動量が低下しやすい40代は、運動習慣をつけることが大切。有酸素運動で脂肪を燃焼させ、筋トレで筋肉量・基礎代謝の維持に努めよう。ここでは、ダイエットに効果的な運動のコツを紹介。

  • 日常での活動量を意識的に増やす
  • 「ながらトレーニング」を取り入れる
  • 適度なストレッチで運動効率を高める

日常での活動量を意識的に増やす

活動量は年齢とともに自然と減少しがち。意識的に身体を動かす機会を増やすことで、1日のトータルのエネルギー消費量を上げられる。

たとえば、「積極的に階段を使う」「近場への移動は徒歩や自転車を選ぶ」「電車やバスでは1駅前で降りて歩く」など、小さな工夫を日常に取り入れてみよう。また、家事をおこなうことも活動量の増加につながる。雑巾を使った掃除や洗濯、庭仕事などをおこなうことで、運動不足の解消と家事の両立ができる。

さらに、立ち仕事を増やすのも効果的。デスクワークが多い場合はスタンディングデスクを使ったり、電話中は立って歩きながら話したりするのもおすすめ。

「ながらトレーニング」を取り入れる

忙しい日常の中で効率的に運動する「ながらトレーニング」なら、時間を有効活用しつつ運動量を増やせる。たとえば、以下のような運動を日常の中に組み込んでみよう。

【自宅:ながらトレーニング】

  • テレビを見ながら「スクワット」や「ストレッチ」をする
  • 歯磨き中にかかとの上げ下げをする
  • 料理中に足踏みをする など

【通勤:ながらトレーニング】

  • 電車やバスの中で「つま先立ち」や「ドローイン」をする
    ※周囲に迷惑をかけない範囲でできる運動

また、デスクワークが多い人は、イスに座りながらできる運動を取り入れるのも効果的。足を伸ばして上げ下げしたり、お尻に力を入れて緩めたりする運動は、血行促進にも効果が期待できる。

ただし、筋トレなどしっかり筋肉を使う運動をおこなう場合はトレーニングに集中することが大切。筋肉の動きやフォームを意識することで狙った部位を効果的に鍛えられ、ケガや負荷不足なども防げる。

適度なストレッチで運動効率を高める

ストレッチは直接的な脂肪燃焼効果は低いものの、筋肉の柔軟性を高めてケガの予防や運動効率の向上に役立つ。とくに、40代では筋肉や関節の柔軟性が低下しやすいため、日常的なストレッチ習慣が大切になる。

ストレッチは「朝起きた時」「就寝前」「運動の前後」におこなうのが効果的。首、肩、背中、腰、太もも、ふくらはぎなどとくに凝りやすい部位を重点的に伸ばそう。各部位30秒程度、呼吸を整えながらゆっくりとおこなう。

また、ヨガやピラティスなどのストレッチ要素を含む運動を取り入れるのも効果的。これらの運動は柔軟性の向上だけでなく、体幹の強化や姿勢改善にも役立つ。ストレス解消や睡眠の質の向上にもつながり、間接的にダイエットをサポートしてくれる。

下記の記事では、「ダイエットに効果的な運動・脂肪燃焼を高めるコツ」などを詳しく紹介しているので、取り組む際は参考にしてみよう。

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40代のダイエットにおすすめの運動メニュー

運動習慣がない人は、まずは身体を動かす習慣をつけることからはじめよう。ここでは、40代のダイエットに効果的な初心者向けの運動メニューを紹介。

  • 自重筋トレ:自宅で取り組めて基礎代謝もアップ
  • ウォーキング&ジョギング:脂肪燃焼に効果的
  • 踏み台昇降:下半身の筋力アップにもつながる
  • 低強度インターバルトレーニング:関節に優しい

自重筋トレ:自宅で取り組めて基礎代謝もアップ

40代のダイエットでは基礎代謝を上げるための筋トレを積極的におこなおう。自重での筋トレであれば、ジムに通わなくても自宅で簡単に取り組める。

【おすすめの自重筋トレメニュー】
  • スクワット
  • 腕立て伏せ(プッシュアップ)
  • プランク

下半身の大きな筋肉を鍛える「スクワット」は、自宅でおこなえる代表的な筋トレの1つ。足を肩幅に開いて立ち、ゆっくりと腰を落とす動作を「10〜15回×3セット」おこなう。腰を落としたときに、ひざがつま先より前に出ないように注意しよう。

「腕立て伏せ」は、上半身の筋力アップに効果的。まずはひざをつけた状態からはじめ、筋力がついてきたら徐々に通常の姿勢に移行していくのがおすすめ。

また、うつ伏せになった状態から、前腕・ひじ・つま先を地面につけた姿勢をキープする「プランク」は、体幹を鍛えるのに優れた筋トレ。まずは30秒間姿勢を保つことからはじめてみよう。

自重の筋トレを「週3回程度:1回20〜30分」かけておこなうことで効果的に筋肉量を増やし、基礎代謝を向上させることができる。

40代のダイエットでは下半身の筋力強化に重点を置き、脚の筋肉量を増やすことがもっとも重要です。スクワットは自宅で簡単に実践でき、効果的に下半身の筋肉を鍛えられます。日常生活では階段の利用も心がけましょう。余裕がある場合は腕立て伏せなどで胸と背中の筋肉も鍛えると、全身をバランスよく鍛えられます。

下記の記事では、「スクワット・腕立て伏せ(プッシュアップ)の正しいやり方」を紹介しているので、参考にしてみよう。

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ウォーキング&ジョギング:脂肪燃焼に効果的

「ウォーキング」や「ジョギング」は、脂肪を燃焼できる有酸素運動。手軽に取り組むことができ、身体に負担がかかりにくいのが特徴。ウォーキングは運動強度が低く、ダイエットの効果が得られにくいので「少し息が弾む程度の早歩き」を意識しよう。

また、平らな道だけでなく階段や坂道を利用すると脚の筋肉が鍛えられ、運動効率が高まりやすくなる。

ウォーキングやジョギングは「週2~3回:1回30分」おこなうのが目安。ただし、有酸素運動だけでは筋肉が分解されやすくなる。そのため、「筋トレよりも頻度を少なくする」「筋トレと交互におこなう」など、筋肉量を増やすための運動を意識して、脂肪燃焼効率を下げない工夫も必要。

下記の記事では、「ウォーキング・ランニングの正しいやり方」を紹介しているので、参考にしてみよう。

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踏み台昇降:下半身の筋力アップにもつながる

踏み台昇降は手軽にできる全身運動の1つで、とくに下半身の筋力アップと脂肪燃焼に優れた効果を発揮する。短時間で高い運動効果が得られ、ランニングに匹敵するエネルギー消費があるとされている。また、リズミカルな動きは心肺機能の向上にもよい。

テレビを見ながらでもできるので、時間を見つけながら「1日:合計30分程度」を目指してみよう。ただし、ひざや足首に不安がある場合は医師に相談してからはじめるのがおすすめ。

低強度インターバルトレーニング:関節に優しい

40代のダイエットでは、関節への負担を抑えつつ効果的に脂肪を燃焼させる「低強度インターバルトレーニング(LIIT)」がおすすめ。LIITは高強度インターバルトレーニング(HIIT)の低負荷版で身体に優しい運動方法。

LIITの基本は低強度の有酸素運動と、やや高めの強度の運動を交互におこなうこと。

ゆっくりとしたウォーキングと早歩きを「3分ずつ交互に20〜30分」続けたり、エアロバイクでペダルをゆっくり漕ぐ時間と、少し速く漕ぐ時間を交互に設けるなどが代表的。心拍数を適度に上げ下げして脂肪燃焼効果を高めつつ、関節への負担を最小限に抑えることができる。

LIITは「週3〜4回:1回30分程度」おこなうのが理想的。YouTubeなどでも自宅で取り組めるLIITが多数紹介されているので興味があるものを見つけてみよう。

40代で痩せやすい身体を作る生活習慣

毎日の生活習慣を工夫するだけでも、ダイエットに嬉しい効果が期待できる。ここでは、ダイエットを成功させる生活習慣のコツを紹介。

  • できるだけ1日3食規則正しく食べる
  • 質のよい睡眠をとる
  • 入浴で身体を芯から温める
  • アプリなどで体重や体型の変化を記録する

できるだけ1日3食規則正しく食べる

食事が不規則になると代謝が乱れ、体重増加につながりやすい。

1日3食規則正しく食べることで血糖値の急激な上昇を防ぎ、1日の中で安定したエネルギー供給が可能になる。これにより、間食の衝動を抑え、結果的に総カロリー摂取量を抑えることにもつながる。

とくに朝食を抜くと空腹感から昼食で過食してしまう可能性も高くなるので、朝食を習慣づけすることが大切。食事の内容は卵やヨーグルト、全粒粉のパンなど、タンパク質と食物繊維を含む食品を選ぶのがおすすめ。これらの食品は満腹感を持続させ、昼食までの空腹感を和らげる効果がある。

質のよい睡眠をとる

ダイエットにおいて質のよい睡眠を取ることはとても大切な要素の1つ。睡眠不足は食欲を増進させやすくなり、過食の原因となる。

睡眠を十分にとることで筋肉の修復や成長を促し、代謝の維持にも貢献する。理想的な睡眠時間は7〜8時間程度。必要な睡眠時間には個人差があるが、この時間を目安に確保するよう心がけよう。

睡眠の質を高めるためには、就寝前のルーティンを意識することが大切。寝る1時間前からはスマートフォンやパソコンの使用を控え、代わりに「リラックスできる音楽を聴く」「軽い読書をする」など副交感神経を優位にするのがおすすめ。

また、寝室の環境を整えることも質のよい睡眠につながる。室温は「18〜23度程度」、湿度は「50〜60%程度」が理想的。光や音をできるだけ遮断し、快適な睡眠環境を整えよう。

入浴で身体を芯から温める

湯船に浸かることで体温が上昇し、血行がよくなることで疲労回復が促進される。入浴時間の目安は10〜15分程度。湯温は38〜40度くらいのぬるめがおすすめ。熱すぎるお湯は身体に負担をかけ、かえって疲労の原因になることがある。

入浴後は水分補給を忘れずにおこなおう。汗をかいて失われた水分を補給することで、脱水によるむくみの予防だけでなく血栓の予防にも。また、入浴前後のストレッチも効果的。身体が温まっている状態でのストレッチは、筋肉の柔軟性や疲労回復効果をさらに高められる。

アプリなどで体重や体型の変化を記録する

ダイエットを継続するためにはモチベーション維持が大切。モチベーションを保つためには、アプリなどを活用して体重や体型の変化を記録するのが効果的。定期的に体重の測定や記録をおこなうとダイエットの進捗を可視化でき、努力の成果を実感しやすくなる。

また、体重だけでなく体脂肪率や筋肉量、ウエスト周りなどの計測値も記録していくのがおすすめ。

体重の変化が少なくても体型や体組成では改善が見られることがある。ただし、1日1日の数値や一時的な停滞には一喜一憂せず、長期的な変化に目を向けるようにしよう。さらに、食事内容や運動記録もあわせて記録しておくと、どのような行動期間が効果的だったかを分析できるのでおすすめ。

下記の記事では、「ダイエット中のモチベーションを上げる・維持する方法」を紹介しているので、詳しく知りたい人は参考にしよう。

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40代のダイエットで失敗しないための注意点

40代で取り組むダイエットでは、健康を第一に考えることが大切。急に無理な食事制限をおこなったり、20〜30代の頃と同じような負荷で運動に取り組んだりすると、身体や関節に負担をかけてケガや健康を損なう原因となる。

  • 健康を損なわないよう適切なペースを心がける
  • 関節に負担をかけすぎるような運動は避ける
  • 過度な食事制限はおこなわない
  • ストレス発散などメンタルケアに気を配る
  • 定期的に健康チェックをおこなう

健康を損なわないよう適切なペースを心がける

急激な減量は身体に大きな負担をかけるだけでなく、リバウンドのリスクも高めてしまう。身体に負担をかけないためにも、「1週間あたり0.5〜1kg程度」の減量を目標にしよう。これは、「1日あたり300〜500kcal程度」のカロリー削減に相当する。

このペースを保つことで、筋肉量を維持しながら脂肪を燃焼させることができ、緩やかに減量することで皮膚のたるみを防ぐ効果も期待できる。

また、ダイエットの進捗を確認する際は、体重だけでなく体脂肪率や体型変化にも注目すること。毎日の体重に一喜一憂するのではなく、長期的に焦らず取り組むことが大切。

関節に負担をかけすぎるような運動は避ける

年齢とともに関節の柔軟性が低下してケガのリスクが高まるため、自分に合った適切な運動を選択しよう。

とくに水中での運動は関節への負担が少なく、水の抵抗により陸上よりも多くのエネルギーを消費できる。ただし、重力が少なくなる分、筋肉が鍛えにくく、身体を支える力を鍛えるのは難しいので楽さを優先して水中ばかりでトレーニングしないようにしよう。

また、痩せやすい身体をつくる場合は、有酸素運動よりも筋トレをメインに取り組むのがおすすめ。陸での筋トレによって筋肉量を増やすことで足腰の筋肉を維持できる。自重トレーニングなど関節に負担がかからない程度の筋トレから取り入れてみよう。

40代のダイエットで、とくに避けるべき運動はありません。この年代では、運動の種類よりも身体の変化に対応することが大切です。筋肉の柔軟性が低下し始める時期ですので、どのような運動をおこなう場合でも、運動後のストレッチを習慣化するように心がけましょう。

過度な食事制限はおこなわない

極端なカロリー制限は、一時的には体重が減少するかもしれないが、長期的にみると代謝の低下やリバウンドのリスクを高めてしまう。

筋肉量の維持や基礎代謝の向上を目指すためには、必要な栄養をしっかりと摂取することが大切。「タンパク質」「炭水化物」「脂質」「ビタミン」「ミネラル」など、バランスの取れた食事を心がけよう。

また、完全に食べるものを制限するのではなく、食べる頻度や内容を調整する方が効果的。たとえば、高カロリーの食品を完全に禁止するのではなく、週に1回程度、楽しみとして取り入れるなど柔軟な対応が大切。

筋肉量という観点では、16時間断食など時間を制限する食事方法もおすすめとは言えません。食後約1時間半で血糖値はピークを迎え、その後徐々に低下していき、食後3時間程度で低血糖状態となります。

このタイミングで筋肉の分解がはじまるため、16時間の断食では13時間近くも筋肉分解が進行することになります。40代は筋肉量の維持・増加がもっとも重要な課題。長時間の断食は逆効果となる可能性が高いです。数回くらいなら大きな問題はありませんが、習慣化すると筋肉量の著しい減少を招く恐れがあるため避けるようにしましょう。

ストレス発散などメンタルケアに気を配る

ストレスはストレスホルモンである「コルチゾール」の分泌を促し、過食や間食の原因となってしまう。

ダイエット中は食事や運動などと同様に、ストレス管理も大切。ストレス発散方法は人それぞれだが、運動や瞑想、趣味の時間を作ることなどが効果的。とくに運動はストレス解消とダイエットの両立ができる理想的な方法の1つ。

瞑想やヨガなどのリラックス法もストレス軽減に有効。深呼吸を意識的におこなうだけでも、ストレスホルモンの分泌を抑える効果がある。

また、友人との交流や趣味の時間を持つことで精神的なリフレッシュを図れる。ただし、飲み会やスイーツバイキングなど、カロリー摂取につながるストレス発散法は控えめにしよう。

定期的に健康チェックをおこなう

40代では定期的な健康チェックをおこなうおう。年齢とともに生活習慣病のリスクが高まるため、ダイエットと並行して健康状態を把握することが大切。

最低でも年に1回は医療機関での健康診断を受けることがおすすめ。

血液検査や尿検査、血圧測定などを通じて内臓機能や栄養状態を確認しよう。とくに貧血や甲状腺機能などは、ダイエットの進行にも影響を与える可能性がある。

また、家庭でも簡単にできる健康チェックを習慣化することもおすすめ。たとえば、週1回の体重・体脂肪率測定、月1回の体型測定などで数値の変化を記録しておくと、ダイエットの進捗と健康状態をどちらも把握することにつながる。

ダイエット中に体調の変化を感じたら早めに医療機関を受診すること。無理なダイエットによる栄養不足や、急激な体重減少は健康を損なう可能性がある。

40代のダイエットに関するQ&A

40代の適切な体重・体脂肪率の目安は?

A:体重は身長によって適切な数値が異なり、体脂肪率は「女性で20%前後」「男性で12%前後」を目安とするのが一般的。

適切な体重と体脂肪率は個人差が大きいため一概に定めることは難しいです。健康維持の観点から体脂肪率の目安は、女性で20%前後、男性で12%前後とされています。

女性は皮下脂肪が多い傾向にあるため、体脂肪25〜30%程度でも生活習慣病のリスクが比較的低いです。反対に17%を下回ると生理機能に影響を及ぼす可能性があるので注意しましょう。男性は内臓脂肪が多い傾向にあるため、生活習慣病のリスクを減らすためにも12%を目安にするのがおすすめです。

プロテインは飲んだほうがいい?

A.:明らかに不足している場合は飲むべきだが、食事で補給できている場合は飲む必要はない。

一食で吸収できるタンパク質の量は、約30gとされています。「ご飯」「味噌汁」「焼き魚」「副菜」の一般的な和定食で約20g〜25gのタンパク質が摂取できます。これに卵1個や牛乳1杯を加えると約6gのタンパク質が含まれるため、簡単に30gを超えてしまいます。

普通に食事をとっている人がプロテインドリンク(タンパク質量:約25g)を摂取するとタンパク質量が過剰になる可能性も。明らかにタンパク質が不足しているときや、忙しくて食事が簡素になっているときなどに利用するのは効果的です。

更年期の症状はダイエットに影響する?

A:ダイエットに影響を与える可能性は大いにある。

更年期障害の影響は個人差が大きいですが、更年期は精神状態が不安定になりがちでホルモンバランスも乱れるため、食が細くなる・過食になるなど、食欲のコントロールが難しくなる傾向にあります。こういった食欲の変化がダイエットに影響することが考えられます。

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