ウェルビーイングの輪

Wellulu 編集部プロデューサー

堂上 研

Wellulu talkの出会いが出会いをつくる。

Welluluの立ち上げのときに、いくつかこだわったものがある。そのひとつがWellulu talkのコンテンツだ。

編集チームで話し合い、ウェルビーイングな人との対談や鼎談をする。人選をしつつ、知り合いから声をかけていき、Welluluに登場頂きたい方の知り合いの知り合いに相談する。

最初は、たくさんの人に断られた。当たり前である。よく分からないメディアに出るほど暇ではないことなんて想定できている。けれども、地道に声をかけ続けて、ひとり、ふたり、さんにん、、、と企画に乗って頂くことができた。

ピースの又吉さんは、僕が彼の著書を読んで大好きになったこともあって、吉本興業とつながりのある知り合いに相談させて頂いた。その後、僕は彼の「月と散文」コミュニティに入って楽しんでいる。https://wellulu.com/meeting-people/diversity/5400/

同じく本を読んで絶対会いたいと思ったのが「冒険の書」の著者である孫泰蔵さんだ。Wellulu talkで対談させて頂いた奥本直子さんにご紹介を頂いた。https://wellulu.com/?p=9458&preview=true

偶然の出会いもあった。慶應義塾大学の宮田先生との打ち合わせのために、麻布台ヒルズに行くと、蜷川実花さんと打ち合わせをした後だった。僕は実花さんとご挨拶をさせて頂いた。すると、「ウェルル拝見しています。すごくデザインも良く、記事も良いですね。」と褒めていただいた。僕はその場で対談の相談をさせて頂き5日後に実現することができた。https://wellulu.com/with-friends/12045/

全部で70人を越える方とWelluluを通して出会うことができた。この人の輪の拡がりは最高のウェルビーイングだと感じている。

そして最近は、Wellulu talkに出て頂いた方が、「良かったです。楽しかったです。」と言ってくださり、「紹介したいんですが良いですか?」と声をかけてくださる。人の輪が拡がっていく。こんな嬉しいことはない。

若い人は知らないかもしれないが、フジテレビの長者番組だった「笑っていいとも!」のタモリさんのテレフォンショッキング状態だと思っている。タモリさんのように、うまくお話しを聴き出せていないかもだが、僕がまずは楽しんでいると、みなさま楽しかったと言ってくださるので嬉しい。友達の輪は、ウェルビーイングの輪だ。

原田夏希さんと小野千恵子さんと出会う

昔の一緒のチームで働いた先輩である余慶さんとの対談をきっかけに、オスカープロモーションとつながりを持つことができた。https://wellulu.com/beauty/11718/

まずは、モデルで助産師の敦子さんとお話しさせて頂いた。敦子さんは5人の子どもを育て、助産師の仕事をめちゃくちゃ楽しんでいた。こんな子ども好きな方とのお話しも楽しすぎた。https://wellulu.com/lifelong-learning/12309/

すると、オスカープロダクションから原田夏希さんと小野千恵子さんもWelluluでお話しするのはどうか、とご連絡頂いた。めちゃくちゃ嬉しかった。おふたりとも子どもや家族を大切に生きている。ひとりひとりのウェルビーイングは違う中で、共感できる生き方を聴き出したと思った。

ここでは対談の内容を書きすぎると、本篇で既視感が生まれてしまうかもと思い、あまり書かないが、めちゃくちゃ楽しかった、とだけお伝えしておきたい。広告の仕事をさせて頂いていたので、何人も芸能系の人とお話しもさせて頂いていたのに、何故か緊張してしまった。

原田さんは、お子さまが生まれて、生きる場所を変えた。その行動力が素晴らしいし、毎日食べているものへのこだわりなども、野菜農家の方のお話しなど、全てがウェルビーイングに繋がっている。僕ももっと自分の食べるものへも意識を向けよう。住む場所を変えるのは、大きな決断だ。

小野さんは、僕が小野伸二さんのファンということもあり、伸二さんとのオランダの生活や、家族であるわんちゃんのお話し、起業のお話しなどをさせて頂いた。本当に毎日が新しい挑戦で輝いている。犬との生活を通して、ペットとウェルビーイングに住める街づくりを一緒に挑戦したいと思った。

僕は、ウェルビーイングな人、企業、地域などに出会い、僕自身がアンラーンさせて頂いている。そこで、この対談そのものがウェルビーイングである。

ウェルビーイングな人は、ウェルビーイングな人を呼んでくる。Welluluは「気づいたら、ウェルビーイング。」と言っているように、このサイトの記事を読んで頂いた人が少しでもウェルビーイングになってくれたら嬉しい。

ウェルビーイングなコミュニティの輪は、偶然と必然の出会いから。小さな分科会的な輪が重なり合って、大きなゆるいつながりの輪になっていく。

出逢ったみなさまに感謝、そして、たくさんのありがとうが生まれるウェルビーイングの輪に拡げていきたい。

 

 

 

堂上 研 Wellulu 編集部プロデューサー

1999年に博報堂へ入社後、新規事業開発におけるビジネスデザインディレクターや経団連タスクフォース委員、Better Co-Beingプロジェクトファウンダーなどを歴任。2023年、Wellulu立ち上げに伴い編集部プロデューサーに就任。

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