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【女性向け】簡単にできる背筋の筋トレメニュー13選!ストレッチなども紹介

「背中に効いている感覚がわからない」「背筋を鍛えると背中がゴツくなるのでは」。そう思っている人が多い「背中」の筋トレ。

とくに女性は猫背や巻き肩の影響で胸まわりの可動域が狭く、背中を動かす前に腕や肩が先に働きやすい傾向に。

この記事では、背筋トレーニングにおける目的別のおすすめ種目をはじめとし、自宅でできる自重トレーニングからダンベル・ジムでのメニューをくわしく紹介する。

この記事の監修者

つむら みおさん

パーソナルトレーナー/ハーティネス株式会社代表

フィットネス勤務から独立し、現在はダイエット迷子に正しい知識を伝えるためのオンライングループレッスン運営中。

コンプレックスを強みに変える!ボディメイク運動指導やリバウンドなしで、理想の体を手に入れる食事指導をおこなっている。2チャンネル目となるYouTube「みおGYM」にて週2回エクササイズ配信中
著書4冊/各種雑誌、テレビ出演
JBBF 日本ボディビル・フィットネス連盟 2年連続優勝経験を持つ

この記事の検証者

神山 その香さん

学生時代は中高6年間陸上部に所属し中長距離を専門とし、昨年はフルマラソンを完走。現在は月1〜2回のランニングや自宅での腹筋・プランク・スクワットなどを中心に取り入れている。日常的に身体を動かす意識を持ちつつ、無理のない範囲で運動習慣を続けている。

目次

検証ポイント

【難易度】
今回検証したトレーニングはすぐに正しいフォームを習得できたか?

評価基準
★★★★★:正しいフォーム習得まで時間がかかる

★★★★☆:身体のクセなどがあれば難しい

★★★☆☆:何度か反復すればできる

★★☆☆☆:注意点を意識すればできる

★☆☆☆☆:動画を見ればすぐに実践できる

【続けやすさ】
場所・設備を選ばずに実践しやすいか?

評価基準
★★★★★:オフィスでもばれずに実践できる

★★★★☆:オフィスでも実践できるが、動きが大きい

★★★☆☆:オフィスでもできるが、自宅での実践がおすすめ

★★☆☆☆:自宅であれば実践できる

★☆☆☆☆:自宅でも実践が難しい

【トレーニング効率】
複数部位にアプローチできるか?

評価基準
★★★★★:1種目で複数部位に高いアプローチができる

★★★★☆:狙った部位にしっかり効く

★★★☆☆:狙った部位に効果はあるが、成果を出すには時間や工夫が必要

★★☆☆☆:部位への効きが限定的。成果が出にくいまたは時間がかかる

★☆☆☆☆:非効率で、効果実感までに非常に時間がかかる

※すべての検証はWelluluがおこなっています

背中の筋トレ効果を高める3つのポイント

  • 背中の可動域を確保する
  • 大きな筋肉を優先して動かす
  • 日常の姿勢を整える意識を持つ

背中の可動域を確保する

背中の筋肉の収縮(伸び縮み)において、肩甲骨をしっかり寄せられるかが重要なポイントとなるが、猫背や巻き肩などの症状がある場合、この姿勢を作ることが難しい。

正しい姿勢が作れないと背中の筋肉が動かしづらくなり、トレーニングの効果が出にくくなる。また、ストレートネックで首が前に出ている人・骨盤をニュートラルに保てない人・腰が丸まってしまう人も効果的なトレーニングができない。

ほかにも腰を立ち上げる感覚を知らない人や背骨が硬い人も、うまくトレーニングができていないケースが多い。

自分で簡単にできる「可動域改善のセルフチェック方法」は以下の通り。

横から見たときの姿勢
  • 肩よりも耳が前に出ていないか
  • 体をまっすぐ立ち上げたときに、頭が前に出ていないか
  • 背中が丸くなっていないか
呼吸
  • 深い呼吸ができているか

※胸が縮こまっていると空気をためられない

万歳の動作
  • 万歳をしたときに手がまっすぐ上まで上がるか

※手が上まで上がらない場合、可動域に問題がある可能性が高い

大きな筋肉を優先して動かす

体型改善という観点では、背中の大きな筋肉を動かすトレーニングを最初におこなうと、トレーニング全体の効果を高められる。

また、ウォーミングアップとして関節や筋肉を大きく動かすと、身体全体の循環と血の巡りを整えることができる。

【おすすめ種目】

  • ラットプルダウン
  • 肩甲骨回し
  • ツイスト

一方、背中の大きな筋肉をしっかり使えていない女性には、以下の特徴が見られることがあるので注意しよう。

背中が丸くなっている 背中が丸まった状態では、筋肉を適切に使うことができない
肩が上がっている 肩が上がった状態では、背中ではなく肩で動作をおこなってしまう
お尻が下がっている 尻が下がっている人は、骨盤が立っていない状態になっており、背中がうまく使えていない
骨盤が後傾している 腰が丸まっており、普段から背中を使えていない

監修者:つむら

イスに座るときに、お尻をイスの背もたれギリギリまでくっつけて深く腰掛けて座ると、骨盤が立ち上がります。

日常の姿勢を整える

背筋トレーニングの効果は、日常の姿勢が整っているかどうかによって大きく左右される。デスクワーク中に肩が前に落ちたり、前かがみでスマートフォンを見る姿勢が続いたりすると、背中の筋肉はほとんど使われなくなってしまう。

座るときに軽く胸を開く、歩くときに肩を下げるなど、日常生活の中で背中が働く瞬間を増やすだけで、トレーニングの効果が持続しやすくなる。

【女性向け】目的・部位別での背筋の筋トレ

■目的別のおすすめ種目

背中の横幅を広く作りたい ラットプル:肩幅を広く見せることができ、くびれとのコントラストが生まれる
背中のムチっと感をスッキリさせたい シーテッドロウ:肩甲骨周辺を動かす動きであり、二の腕も鍛えることができる
肩甲骨間の三角ゾーンを鍛えたい 狭いグリップでのローイング:肩甲骨と肩甲骨の間の背中の部分を鍛えられる(肩甲骨周辺のくぼみを作ることができる)

■部位別のおすすめ種目

広背筋 ラットプル
僧帽筋 アップライトロウ
脊柱起立筋 バックエクステンション・ワンハンドローイング

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【自宅】女性におすすめ背筋の自重筋トレ5選

  • バードドッグ
  • バックエクステンション
  • スーパーマン
  • ローイング
  • リバースプランク

バードドッグ

難易度 ★☆☆☆☆
続けやすさ(※1) ★★★★★
トレーニング効率(※2) ★★★☆☆
  • ※1:続けやすさ = トレーニングができる場所の自由度/器具や設備の必要性
  • ※2:トレーニング効率 = 複数部位にアプローチできるか/負荷調整できるか
【やり方】
  1. 四つんばいになる
  2. 片手と反対の足をまっすぐ伸ばしてキープする
  3. この動きを左右交互におこなう
ケガのリスク 低い傾向
器具・設備 不要
鍛えられる部位 体幹・広背筋
効果 姿勢安定・背中を使える身体に
負荷の調整 可能
※手足を伸ばす距離・停止時間で調整

【注意点】

  • 腰を反らさない
  • 手足を上げすぎない
  • ゆっくり戻す
腰を反らさない

手足を上げすぎない

検証者:神山

体幹が安定していないと、手足を伸ばした瞬間に身体が左右にふらついてしまいました。

とくにバランスを取ろうとして無意識に腰が反りそうになったため、お腹に力を入れ続ける意識がかなり重要だと感じました。動き自体はシンプルですが、姿勢をキープしながらおこなうのは意外と難しいトレーニングです。

監修者:つむら

ふらつくのは体幹の安定性がまだ十分でないサインです。お腹に力を入れる意識はとても大切ですが、それに加えて「背中を平らに保つ」ことも意識しましょう。腰が反ったり丸まったりすると、体幹ではなく別の部位でバランスを取ろうとしてしまいます。

骨盤を安定させ、頭からお尻まで一直線の状態をキープすることで、体幹と背中を効率よく使えるトレーニングになります。

バックエクステンション

難易度 ★★☆☆☆
続けやすさ(※1) ★★★★☆
トレーニング効率(※2) ★★★☆☆
  • ※1:続けやすさ = トレーニングができる場所の自由度/器具や設備の必要性
  • ※2:トレーニング効率 = 複数部位にアプローチできるか/負荷調整できるか
【やり方】
  1. うつ伏せで寝る
  2. 手は太ももの横か頭の後ろに添える
  3. 背中の力で胸を軽く持ち上げる
  4. ゆっくり元に戻す
ケガのリスク 低い傾向
器具・設備 不要
鍛えられる部位 脊柱起立筋・大臀筋
効果 姿勢改善
負荷の調整 不可

【注意点】

  • 脚を床につける
  • 腰を反りすぎない
首を上げない

検証者:神山

10回ずつゆっくり行いました。勢いで上体を起こすと腰に負担がかかる感じがあり、動作を小さくすると背中全体が使われている感覚がありました。回数後半では背中の中央が張るように疲れてきました。

監修者:つむら

バックエクステンションは、脊柱起立筋を中心に背中を鍛えるトレーニングです。反動を使わず、可動域を欲張らないことが腰への負担軽減につながります。

目線は床に向け、背骨の自然なカーブを保ちましょう。

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スーパーマン

難易度 ★★☆☆☆
続けやすさ(※1) ★★★★☆
トレーニング効率(※2) ★★★☆☆
  • ※1:続けやすさ = トレーニングができる場所の自由度/器具や設備の必要性
  • ※2:トレーニング効率 = 複数部位にアプローチできるか/負荷調整できるか
【やり方】
  1. 床にうつ伏せになり、両手・両足を真っ直ぐに伸ばす
  2. 同時に手足を持ち上げ、胸と太ももも浮かせる
  3. 2〜3秒キープし、ゆっくりと戻す
ケガのリスク 低い傾向
器具・設備 不要
鍛えられる部位 脊柱起立筋
効果 背中引き締め・姿勢強化
負荷の調整 不可

【注意点】

  • 動作に合わせて両足も上げる
動作に合わせて両足も上げる

検証者:神山

慣手足を同時に上げるとバランスが取りづらく、最初はフラフラしてしまいました。腰に負担がかからないよう、お腹に力を入れて体を支えることを意識すると安定しやすく感じました。

短時間でも背中全体がじんわり使われている感覚があります。

監修者:つむら

お腹で体を支える意識はとても良いポイントです。スーパーマンでは、背中だけでなくお尻や体幹も同時に使われます。高く上げようとすると腰を反らしすぎてしまうため、「体を長く伸ばす」イメージを持つのがコツです。

無理のない可動域でキープすることで、安全かつ効果的に背中を鍛えられます。

ローイング

難易度 ★☆☆☆☆
続けやすさ(※1) ★★★★☆
トレーニング効率(※2) ★★★★☆
  • ※1:続けやすさ = トレーニングができる場所の自由度/器具や設備の必要性
  • ※2:トレーニング効率 = 複数部位にアプローチできるか/負荷調整できるか
【やり方】
ケガのリスク 低い傾向
器具・設備 イス
鍛えられる部位 広背筋・僧帽筋・菱形筋・上腕二頭筋
効果 背中の引く力強化
負荷の調整 不要

【注意点】

  • 背中を丸めない
背中を丸めない

検証者:神山

15回を2セット行いました。最初は腕で引いてしまい、上腕が先に疲れてしまう感覚がありましたが、途中から「ひじを引く」よりも「肩甲骨を寄せる」意識に切り替えると、背中の中央にじわじわと負荷が集まる感覚が出てきました。

セット後半では背中全体が張るような疲労感があり、想像以上に背中を使っていると感じました。

監修者:つむら

ローイングは、器具がなくても背中を鍛えられる実用性の高いトレーニングです。ポイントは、腕で引くのではなく、肩甲骨を寄せる動作を主導にすることです。

背中を丸めず、胸を軽く張った姿勢を保つことで、僧帽筋中部や広背筋に刺激が入りやすくなります。

リバースプランク

難易度 ★★★☆☆
続けやすさ(※1) ★★★☆☆
トレーニング効率(※2) ★★★★☆
  • ※1:続けやすさ = トレーニングができる場所の自由度/器具や設備の必要性
  • ※2:トレーニング効率 = 複数部位にアプローチできるか/負荷調整できるか
【やり方】
  1. 足を伸ばして仰向けになる
  2. 両手を床につけた状態でお尻を持ち上げる
  3. 頭からかかとまで一直線をキープする
ケガのリスク 低い傾向
器具・設備 不要
鍛えられる部位 脊柱起立筋、腹筋
効果 背中引き締め・姿勢強化
負荷の調整 可能
※片脚を上げるなどで調整

【注意点】

  • 背中からかかとまで一直線にする
背中からかかとまで一直線にする

検証者:神山

キープしている時間が長くなるにつれて、お腹の力が抜けてしまい、姿勢が崩れやすくなりました。お腹に意識を向け直すと、再び安定してキープできたので、体幹の持久力が試されるトレーニングだと感じました。

監修者:つむら

お腹が抜けると腰が反りやすくなり、腰痛の原因になることがあります。リバースプランクでは、お腹とお尻を同時に締めることで骨盤が安定し、正しい姿勢を保ちやすくなります。

頭からかかとまで一直線を意識し、無理のない時間でキープしましょう。

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【ダンベル】女性におすすめの背筋の筋トレ3選

  • ワンハンドダンベルロウ
  • ダンベルベントオーバーロウ
  • ダンベルシュラッグ

ワンハンドダンベルロウ

難易度 ★★☆☆☆
続けやすさ(※1) ★★★★☆
トレーニング効率(※2) ★★★★☆
  • ※1:続けやすさ = トレーニングができる場所の自由度/器具や設備の必要性
  • ※2:トレーニング効率 = 複数部位にアプローチできるか/負荷調整できるか
【やり方】
  1. ベンチやイスに片手を置いて前傾姿勢になる
  2. 反対の手でダンベルを持つ
  3. ひじを後ろにまっすぐ引く
  4. ゆっくり下ろす
ケガのリスク 高い傾向
器具・設備 ダンベル1つ
鍛えられる部位 広背筋・背中全体
効果 背中引き締め・くびれ形成
負荷の調整 可能
※ダンベルで重量を調整

検証者:神山

慣れていないと、どうしても勢いを使ってダンベルを持ち上げてしまいました。軽い重量にすると動作をコントロールしやすく、背中に効いている感覚が分かりやすかったです。フォームを意識すると意外ときついトレーニングでした。

監修者:つむら

反動を使うと背中への刺激が逃げてしまいます。ひじを腰の方向へ引くイメージで、肩甲骨を背骨に寄せながら動かすのがポイントです。ダンベルは体に近い軌道で引き、ゆっくり下ろすことで、広背筋をしっかり使えます。

ダンベルベントオーバーロウ

難易度 ★★★★☆
続けやすさ(※1) ★★★☆☆
トレーニング効率(※2) ★★★★★
  • ※1:続けやすさ = トレーニングができる場所の自由度/器具や設備の必要性
  • ※2:トレーニング効率 = 複数部位にアプローチできるか/負荷調整できるか
【やり方】
  1. ダンベルを両手に持ち、腰を軽く曲げて前傾する
  2. ひじを後ろに引き、ダンベルを腰に引き寄せる
  3. 肩をすくめず背中で引く
  4. ゆっくり下ろす
ケガのリスク 高い傾向
器具・設備 ダンベル2つ
鍛えられる部位 広背筋・脊柱起立筋
効果 背中のメリハリUP
負荷の調整 可能
※ダンベルで重量を調整

【注意点】

  • 背中を丸めない
背中を丸めない

検証者:神山

前傾姿勢を保ちながら引くのが想像以上に難しく、少し疲れてくると背中が丸まりやすいと感じました。ダンベルを引くときに腕で引っ張ってしまい、背中よりも腕が先に疲れることもありました。

胸を張って目線を少し前に置くと姿勢が安定しやすく、ダンベルを体に近づけるほど背中に効く感覚が分かりやすかったです。下ろすときも勢いをつけずにゆっくり戻すと、背中の刺激が続いている感じがありました。

監修者:つむら

背中が丸まると腰への負担が大きくなります。胸を張り、股関節から上体を倒す意識を持ちましょう。お尻を後ろに引き、ひざは軽く曲げることで、安定した姿勢を保ちやすくなります。

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ダンベルシュラッグ

難易度 ★★☆☆☆
続けやすさ(※1) ★☆☆☆☆
トレーニング効率(※2) ★☆☆☆☆
  • ※1:続けやすさ = トレーニングができる場所の自由度/器具や設備の必要性
  • ※2:トレーニング効率 = 複数部位にアプローチできるか/負荷調整できるか
【やり方】
  1. 両手でダンベルを握り、足を肩幅に開いて直立する
  2. 視線を前に保ったまま、肩をすくめる
ケガのリスク 低い傾向
器具・設備 ダンベル
鍛えられる部位 僧帽筋
効果 背中を使う基本が身につく
負荷の調整 可能
※ダンベルで重量を調整

【注意点】

  • ひじを曲げない
ひじを曲げない

検証者:神山

肩をすくめるだけの動きでも、意識が抜けると腕で引き上げるようになってしまい、ひじが曲がりやすかったです。ダンベルが重いと首に力が入ってしまい、肩がすくみっぱなしになりそうだったので、上げ下げをゆっくりにして呼吸を止めないようにしました。

肩を「上に持ち上げる」よりも「肩甲骨を真上にスライドさせる」イメージにすると、僧帽筋に効いている感覚がつかみやすかったです。

監修者:つむら

ダンベルシュラッグは僧帽筋上部(首の付け根〜肩)を狙うトレーニングで、まさに「肩をすくめる」動きが正解です。ただし、ひじが曲がると腕で引く動きになりやすいので、腕は引っかけるだけのつもりで、ひじを伸ばしたままおこないましょう。

肩を上げるときは耳に近づけ、下ろすときはストンと落とさず、ゆっくり下げて可動域をコントロールすると効きが安定します。首が前に出ると負担が増えるため、目線は正面〜やや下で、首を長く保つ意識も大切です。

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【ジム】女性におすすめの背筋の筋トレ5選

  • ラットプルダウン
  • シーテッドローイング
  • バーベルシュラッグ
  • チューブローイング
  • ケーブルプルオーバー

ラットプルダウン

難易度 ★★★☆☆
続けやすさ(※1) ★★★★☆
トレーニング効率(※2) ★★★★☆
  • ※1:続けやすさ = トレーニングができる場所の自由度/器具や設備の必要性
  • ※2:トレーニング効率 = 複数部位にアプローチできるか/負荷調整できるか
【やり方】
  1. バーを肩幅よりやや広く握る
  2. 胸を張って座る
  3. バーを胸の前に引く
  4. ゆっくり戻す
ケガのリスク 低い傾向
器具・設備 ラットプルマシン
鍛えられる部位 広背筋・大円筋・僧帽筋下部・上腕二頭筋
効果 背中の広がりを作る
負荷の調整 可能
※重さで調整

【注意点】

  • 肩を上げない
  • 胸を開いた状態で下まで落とす
背中を丸めない

検証者:神山

マシンの重量を20kgに設定し、12回を2セットおこないました。バーを下ろす際、最初は腕で引いてしまい、前腕や二の腕ばかりが疲れる感覚がありました。途中から「ひじを下に引く」意識に変えると、背中の外側がギュッと縮まる感覚が出てきました。

胸を張らずにおこなうと可動域が狭くなり、背中への効きが弱くなると感じました。セット後半では広背筋周辺が重くなるような疲労感がありました。

監修者:つむら

ラットプルダウンは、広背筋を中心に背中全体を鍛えられるトレーニングです。腕で引くのではなく、ひじを身体の横に引き下げる意識を持つことで背中への刺激が高まります。

胸を軽く張り、反動を使わずにバーを鎖骨付近まで引くのがポイントです。重量はフォームを維持できる範囲に設定しましょう。

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シーテッドロー

難易度 ★★★☆☆
続けやすさ(※1) ★★★★☆
トレーニング効率(※2) ★★★★☆
  • ※1:続けやすさ = トレーニングができる場所の自由度/器具や設備の必要性
  • ※2:トレーニング効率 = 複数部位にアプローチできるか/負荷調整できるか
【やり方】
  1. ハンドルを握って座る
  2. 背すじを伸ばし、ひじを後ろに引く
  3. ゆっくり戻す
ケガのリスク 低い傾向
器具・設備 マシン
鍛えられる部位 広背筋・僧帽筋・菱形筋・上腕二頭筋
効果 背中の厚みを出す
負荷の調整 可能
※重さで調整

【注意点】

  • ひじを外に広げない
ひじを外に広げない

検証者:神山

重量は20kgに設定し、12回を2セット実施しました。引く動作で肩がすくみやすく、最初は首や肩に力が入ってしまいました。肩甲骨を寄せる意識を強めると、背中の中央に負荷が集まる感覚がありました。

戻す局面で力を抜きすぎると効きが弱くなるため、常にテンションを保つ必要があると感じました。

監修者:つむら

シーテッドローは、僧帽筋中部や菱形筋を中心に背中の厚みを作るトレーニングです。引くときは肩甲骨を寄せ、戻すときもコントロールすることで筋への刺激が持続します。

肩がすくまないよう、首を長く保つ意識を持つとフォームが安定します。

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バーベルシュラッグ

難易度 ★★☆☆☆
続けやすさ(※1) ★★☆☆☆
トレーニング効率(※2) ★★☆☆☆
  • ※1:続けやすさ = トレーニングができる場所の自由度/器具や設備の必要性
  • ※2:トレーニング効率 = 複数部位にアプローチできるか/負荷調整できるか
【やり方】
  1. バーベルを握り、足を肩幅に開いて直立する
  2. 視線を前に保ったまま、肩をすくめる
ケガのリスク 高い傾向
器具・設備 バーベル
鍛えられる部位 僧帽筋
効果 後ろ姿の総合的強化
負荷の調整 可能
※プレート重量を調整

【注意点】

  • ひじを曲げない
ひじを曲げない

検証者:神山

ダンベルより重さを扱える分、肩をすくめる動作自体は分かりやすかったです。ただ、重くすると勢いで引き上げたくなり、首や前腕に力が入りやすいと感じました。

上げる高さよりも、動作を一定のテンポで繰り返すほうが僧帽筋に効いている感覚が出ました。肩が前に巻き込まれないよう、胸を軽く張って構えると安定しました。

監修者:つむら

バーベルシュラッグは高重量を扱いやすい反面、反動が出ると首や腰に負担がかかります。動作はシンプルに、肩を真上へ引き上げて真下へ下ろすのが基本で、肩を回す必要はありません。ひじを曲げると腕で引くフォームになりやすいので、ひじは伸ばして握りは安定させましょう。

首が前に出ると僧帽筋上部に余計な緊張が入りやすいので、目線は正面、首を長く保つ意識を。下ろす局面もゆっくりおこなうと、筋肉に効かせながら安全性も高まります。

チューブローイング

難易度 ★☆☆☆☆
続けやすさ(※1) ★★★★★
トレーニング効率(※2) ★★★☆☆
  • ※1:続けやすさ = トレーニングができる場所の自由度/器具や設備の必要性
  • ※2:トレーニング効率 = 複数部位にアプローチできるか/負荷調整できるか
【やり方】
  1. 足裏にチューブをかけて座る
  2. ひじを後ろに引く
  3. 背中を意識してゆっくり戻す
ケガのリスク 低い傾向
器具・設備 チューブ
鍛えられる部位 広背筋・肩甲骨
効果 背中を使う感覚がつく
負荷の調整 可能
※チューブの強度・握る長さで調整

【注意点】

  • 肩をすくめない
  • 背中を丸めない
肩をすくめない

背中を丸めない

検証者:神山

負荷が調整しやすく、背中を意識する練習として取り入れやすいと感じました。強く引こうとすると肩がすくんでしまい、背中より首や肩が疲れやすかったです。肩甲骨を寄せることを先に意識してから引くと、背中の中心に効いてくる感覚が出ました。

戻すときにチューブに引っ張られて姿勢が崩れやすいので、ゆっくり戻すのが難しかったです。

監修者:つむら

チューブローイングは初心者が「背中で引く感覚」を身につけるのに向いています。肩がすくむ場合は、引く前に肩甲骨を下げる意識を作り、首を長く保つと改善しやすいです。引く動作では、手よりもひじを後ろに運ぶことに集中し、肩甲骨を背骨に寄せましょう。

戻す局面で姿勢が崩れやすいので、反動で戻さず、背中を丸めないままゆっくり戻すことがポイントです。チューブの強度や握る位置を変えて、フォームを崩さない負荷に調整してください。

ケーブルプルオーバー

難易度 ★★★★☆
続けやすさ(※1) ★★☆☆☆
トレーニング効率(※2) ★★★☆☆
  • ※1:続けやすさ = トレーニングができる場所の自由度/器具や設備の必要性
  • ※2:トレーニング効率 = 複数部位にアプローチできるか/負荷調整できるか
【やり方】
  1. ケーブルマシンを上部にセットする
  2. 足を肩幅に開いて立ち、両手でロープを握る
  3. 上体を軽く前傾させる
  4. 太ももの前に向かってロープを引き下ろす
  5. ゆっくりと元の位置に戻す
ケガのリスク 低い傾向
器具・設備 ケーブルマシン
鍛えられる部位 広背筋
効果 上半身の矯正・デコルテをキレイに見せる
負荷の調整 可能

【注意点】

  • 背中は真っすぐの状態をキープする
背中は真っすぐの状態をキープする

検証者:神山

腕を動かしている感覚が強く、最初は背中に効いているのか分かりにくかったです。上体を軽く前傾させて背中を真っすぐ保つと、引き下ろしたときに背中の外側あたりにじわっと刺激を感じました。

重さを上げると腰が反りそうになったので、腹筋に力を入れて体を固める意識を持ちました。戻すときに引っ張られて姿勢が崩れやすいので、コントロールして戻すのが難しかったです。

監修者:つむら

ケーブルプルオーバーは広背筋を狙いやすい一方で、腕の力で引いてしまうと効きが弱くなります。ポイントは、ひじを大きく曲げずに腕を固定し、肩関節を動かしてロープを引き下ろすイメージを持つこと。

背中が反ったり丸まったりすると刺激が逃げるため、上体は軽く前傾しつつ背中は真っすぐをキープしましょう。腰が反りやすい人は、お腹とお尻を軽く締めて骨盤を安定させると安全です。

引き下ろす局面だけでなく、戻す局面もゆっくりにすると、背中への刺激が途切れにくくなります。

背中痩せにつながるストレッチ3選

  • 胸開きストレッチ
  • キャットカウストレッチ
  • 壁スクイーズ

監修者:つむら

背中は日常生活で意識的に動かす機会が少なく、姿勢の崩れや血行不良によって脂肪がつきやすい部位です。「背中痩せ=激しい運動」と思われがちですが、まずは筋肉の緊張をほぐし、正しく使える状態に整えることが大切です。

呼吸を止めず、気持ちよさを感じる範囲で続けることで、見た目の変化だけでなく、肩こりや疲れにくさといった体の変化も感じやすくなります。

胸開きストレッチ

【やり方】
  1. ハンドルを握って座る
  2. 背すじを伸ばし、ひじを後ろに引く
  3. ゆっくり戻す
ストレッチできる部位 肩・胸・肩甲骨周り
効果 姿勢の土台が整う
所要時間 20〜30秒
おすすめタイプ 姿勢を直したい初心者

検証者:神山

組んだ腕を軽く下にひっぱると自然に胸が伸びている感じがしました。

監修者:つむら

腕を下に引くことで肩が自然に後ろに引かれ、胸(大胸筋)がしっかり伸びます。ポイントは、無理に引っ張りすぎないこと。痛みではなく心地よい伸び感を目指しましょう。

キャットカウストレッチ

【やり方】
  1. 四つんばいになり、背中を丸める(猫のポーズ)
  2. 次に背中を反らせて胸を前に伸ばす(牛のポーズ)
  3. ゆっくり呼吸しながら10回ほど繰り返す
ストレッチできる部位 脊柱起立筋
効果 背すじが伸びやすくなる
所要時間 20〜30秒
おすすめタイプ 背中の張りが気になる人

検証者:神山

背中を反らすときに肩がつまらないように意識しました。

監修者:つむら

背中を反らすとき(カウ)に肩がすくむのはよくあるミス。肩甲骨を下げて首を長く保つことで、肩がつまらず胸椎(背中)がしっかり伸びます。

壁スクイーズ

【やり方】
  1. 壁に背中・頭・腰を軽くつける
  2. ひじを90度に曲げて壁につける
  3. ひじと手の甲を壁につけたまま軽く押して、肩甲骨を寄せる
  4. キープする
ストレッチできる部位 僧帽筋下部・肩甲骨
効果 猫背・巻き肩改善
所要時間 10回×2
おすすめタイプ しっかり姿勢改善したい人

検証者:神山

ひじで強く押すと肩に力が入りやすいので、ひじで軽く押しつつ肩甲骨を寄せることを意識しました。

監修者:つむら

ひじで強く押しすぎると肩がすくみ、肩甲骨が正しく動きません。軽く押す程度で、肩甲骨を背骨に寄せる意識が正解です。

このとき胸を開き、肩は下げたままキープしましょう。

【監修者おすすめ】女性が背中を鍛える1週間メニュー

おすすめのトレーニングメニューとしては、最初に大きな筋肉を動かす種目を加えたうえで、この記事で紹介したトレーニングをまんべんなくおこなう方法。

上記は「3日に1周」する考え方をもとに監修者おすすめのトレーニングメニューなので参考にしておこなおう。

検証者:神山

検証者が実際に体験!

実際におすすめされたトレーニングを体験してみました。今回は自宅でもできる自重を組み合わせたDay2を検証してみます。

▼バックエクステンションをおこなっている風景

検証者:神山

最初にバックエクステンションをおこなうことで、背中全体がじんわり伸びていくような感覚がありました。筋トレというよりも、硬くなっていた背中を動かしてほぐしているような印象で、ウォーミングアップやストレッチ要素も含まれていると感じました。

動作を繰り返すうちに背中が温まり、その後のトレーニングに入りやすくなる感覚がありました。

監修者:つむら

トレーニングの最初にバックエクステンションのような「背中全体を動かすトレーニング」を入れることで、血流が促進され、筋肉が使いやすい状態になります。とくに背中は日常生活で動かす機会が少ないため、最初に動かしておくことで可動域が広がり、その後におこなう背筋トレーニングの効果も高まりやすくなります。

無理に反らす必要はなく、「気持ちよく動かす」程度で十分です。

▼スーパーマンをおこなっている風景

検証者:神山

バックエクステンションと動きは似ていますが、脚も同時に上げることで、背中だけでなく体全体を使っている感覚がありました。とくにキープしている間は背中の奥に力が入っている感じがあり、負荷が一段階上がったように感じました。

姿勢を保つためにお腹にも力が入り、体幹も同時に使っている印象です。

監修者:つむら

スーパーマンはバックエクステンションよりも負荷が高く、背筋に加えて体幹やお尻も同時に使うトレーニングです。脚を上げることで背中の筋肉がより強く働きますが、反らしすぎると腰への負担が大きくなります。

高く上げることよりも、頭からつま先までを「長く伸ばす」意識を持つのがポイントです。お腹に軽く力を入れて、腰を守りながらおこないましょう。

▼リバースプランクをおこなっている風景

検証者:神山

動きを繰り返すトレーニングとは違い、姿勢をキープすることで先ほどとは別の筋肉の使い方をしている感覚がありました。時間が経つにつれてお腹や背中がじわじわ効いてきて、体を支える力が試されているように感じました。

動かない分、ごまかしがきかず、正しい姿勢を保つ意識が必要だと思いました。

監修者:つむら

リバースプランクは、背筋・腹筋・お尻を同時に使いながら姿勢を維持するトレーニングです。動作が少ない分、体幹の安定性が重要になります。お腹やお尻の力が抜けると腰が反りやすくなるため、「お腹とお尻を同時に締める」意識を持ちましょう。

これまでに動かしてきた背中の筋肉を、最後にキープ系で安定させることで、姿勢改善につながりやすくなります。

背中の筋肉の部位・構造

背中は多くの筋肉が重なり合う複雑な部位であり、女性が美しい姿勢やしなやかなボディラインを手に入れるためには、各部位の役割を正しく理解することが大切。

とくに女性の場合は「僧帽筋」を鍛えすぎないように注意することもポイント。僧帽筋の上部が発達して盛り上がると、肩のラインが上がり、首の露出面積が狭くなる。その結果、首が太く短く見えてしまい、華奢な印象や首から肩にかけての「なだらかなライン」が失われてしまう。

また、僧帽筋は背中の厚みを作る筋肉でもあるため、過剰に発達すると「ガッチリとした逞しい体格」に見えやすくなる。

女性らしいしなやかさや、柔らかいシルエットを求める人はとくに注意しよう。

▼「背中の筋肉」について詳しく見る

背筋・背中の筋トレメニュー34選!自重・マシン・ダンベル・バーベル・ケーブル種目を紹介

背筋を効果的に鍛える3つのコツ 背筋は身体の後ろ側を支える大きな筋肉群。効果的に鍛えるためには、やみくもに動かすのではなく、目的と種目を明確にすることがポイント.....

女性の背筋の筋トレに関するQ&A

Q:背中に効いている感覚がないのはなぜ?

A:肩や腕が先に働き、背中の筋肉を使う準備が整っていないため

監修者:つむら

とくに女性は胸まわりの硬さや猫背の影響で、背中を動かす前に腕が代わりに働きやすい傾向があります。背中はもともと意識しづらい部位なので、最初に感覚がつかめないのは自然なことです。

胸を開くストレッチや、背中が縮む感覚づくりをおこなうだけでも効き方が大きく変わります。

筋肉痛がこないと効果はない?

A:筋肉痛の有無はトレーニング効果の絶対的な指標ではない

監修者:つむら

背中は日常生活でも使われる筋肉が多いため、筋肉痛が軽くても十分に刺激が入っている場合が多いです。

むしろ強い筋肉痛が続くと回復が追いつかず、効果が出にくくなることさえあります。大切なのは「背中が動いている感覚」をつかむことです。

女性が背筋を鍛えると背中がゴツくなる?

A:背中をゴツくするほど筋肉を肥大させることは非常に難しい

監修者:つむら

女性は男性より筋肉を大きくするホルモンが少ないため、背中が厚くなるよりも引き締まりや姿勢改善の効果のほうが先に出ます。

背筋を鍛えることでくびれが強調され、後ろ姿が美しく見えるメリットが大きいです。安心して継続していただいて問題ありません。

Q:毎日やってもいい?頻度の目安は?

A:回復時間が必要なため、毎日おこなうより48〜72時間の休息を挟むほうが効率的

監修者:つむら

背中は大きな筋肉が多く、疲労が抜けにくいため、毎日おこなうとフォームの乱れや効果の低下につながりやすいです。週2〜3回に分けておこなう方が、しっかり刺激と回復のサイクルがつくれます。休む日もトレーニング計画の一部だと考えてください。

Q:ダイエット中でも背筋トレは必要?

A:ダイエット中こそ背筋トレは代謝向上と体型維持に効果的

監修者:つむら

背中は大きな筋肉の集まりなので、鍛えることで基礎代謝が上がり、脂肪を燃やしやすい体づくりにつながります。姿勢が整うことで痩せ見え効果も高まり、体重以上に引き締まって見えるメリットがあります。

食事量を減らす期間でも背中は落ちにくいため、継続して鍛えるのがおすすめです。

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