いつも三日坊主の男が、自力整体でどう変わるのか?

Wellulu 編集部プロデューサー

堂上 研

Wellulu編集部 堂上研の挑戦

ダイヤモンド社「すごい自力整体」(矢上真理恵著)の売れ行きが良いということで、第2部を出版するということを聞いて、原宿のダイヤモンド社を訪れた。

Welluluのメディアを博報堂DYグループのメディアエンジン社と立ち上げて、たくさんのウェルビーイングに関連する取材をさせていただいた。そこで気が付いたのである。ウェルビーイングというテーマを取り扱う編集部のメンバーが、ウェルビーイングになるために挑戦できていないのはダメではないだろうか?

「気がついたら、ウェルビーイング」と言っておきながら、僕自身が「気が付いたら、生活習慣病」というのは情けない。ちょうど3月に受けた人間ドックで、高血圧、コレステロール値、肝脂肪などの項目でひっかかって落ち込んでいる上に、Welluluで取材させていただいている方たちの健康への意識の高さに、僕も一念発起してやらないとと思っていたのだ。

ただ、僕は社会人になって20年以上ほとんど運動もせず、暴飲暴食の生活を繰り返していた。入社したころの体重からは、10kg以上はオーバーしている状態だ。特にコロナが運動不足に拍車をかけたのである。

矢上真理恵さんの本を手に入れていたが積読状態で、なかなか自力整体と言いながら、自力ではできないとあきらめていた。たまたま、矢上さんを、博報堂のミライの事業センターのメンバーがご存じだったので、ご紹介をいただいて取材を申し込みさせていただいた。
そこで、Zoomで取材させていただいたところ、「次の出版が決まっていて、自力整体の体験者を探していたんです。いかがでしょうか?」という話になった。

早速、僕は「こういう外圧がないとすぐにサボってしまう。これはやるしかない。」と思い立って、体験をさせていただくことにしたのだ。家族からは、「パパのデブのお腹みんなに見られるの恥ずかしい。」と言われたが、醜態をさらして、自分で公表することで、自分に負けないようにすることにしたのである。

ちなみに、つい最近、息子(小4)のサッカー友達といっしょにサッカーボールを蹴って遊んでいたら、胸をもまれて「おじさんのおっぱい、大きくてやわらけえ。」と言われているのである。これは、相当恥ずかしいではないか(笑)。

話をダイヤモンド社に戻す。矢野真理恵さんにお会いして、取材をさせていただくと同時に、いくつか自力整体の身体とタオルの使い方を教わった。

体重85.1㎏ 暴飲暴食を続ける三日坊主の僕が本当に続けられるのか?

計測をした上で、ここから3か月の体験挑戦だ。
どこまで自分自身が変われるか楽しみである。

インタビューを僕が受けて、最後に真理恵さんから聞かれた質問が面白かった。
「この3か月で、自分の身体と向き合い、ある程度の結果がでたら、何をやりたいですか?」
僕は、「数字の改善がゴール」だったから、ちょっと悩んだが、「息子と、夏休みに富士山に登りたい」と伝えた。
今なら体力もなく、富士山の6合目くらいでギブアップするだろう。

Welluluの取材をしていて分かったことは、健康を目的にするのではなく、何かをやりたいことがあって、それをやるために健康な身体が必要なんだ。ウェルビーイングって、そのやりたいをやれることで、自分でつくっていくことができるんだ、と改めて感じさせてもらった。

整食法が、本当に自分の暴飲暴食を止めてくれるような気がする。

決まりごとは、以下である。

① 実技:毎週90分のオンライン受講と実技、毎晩の実技20分
② 整食法の実践
③ レポートを毎週月曜日に提出

整食法は、起床から正午までは、固形物を食べない。寝る3時間前までに食事をする。ということである。矢上裕さん(真理恵さんのお父様)は、Youtubeで18時間絶食ということをおっしゃってたけれども、まだハードルが高そうなので、ゆるめに設定してくれたのかもしれない。

早速、帰宅後実践してみた。
1.5時間、自力整体のレクチャーを聞きながら、はじめてやってみた。
身体が、「おい、急にそんな筋肉使うなよ。」「そんな身体の動き、びっくりするじゃないか。」と言われているような感覚を持ちながら、硬い冷たい身体と向き合ってみた。
正直、関節が硬すぎて、ほとんどできていない。
これ、本当に続けられるのか、不安になりながら、18時30分までにご飯を食べ終わり、19時~20時30分の実践を体験した。
(ちなみに、食べたものは、ドライカレー1.5人前、サラダ、ビール1缶、ナッツ)

教えの通り、いつもは寝る前まで何か食べていたが、24時に就寝するまで耐えてみた。1日目の終了である。なんとか続けて、自分の身体と対話したい。そんな日だった。

3か月後、本当に身体が変わっているか不安でもあり、ワクワクでもある。
こういう機会をいただいて感謝しています。

ここで普段の生活と実際の記録を綴っていきます。途中で挫折したらぜひ笑ってやってください。

Wellulu取材記事

堂上 研 Wellulu 編集部プロデューサー

1999年に博報堂へ入社後、新規事業開発におけるビジネスデザインディレクターや経団連タスクフォース委員、Better Co-Beingプロジェクトファウンダーなどを歴任。2023年、Wellulu立ち上げに伴い編集部プロデューサーに就任。

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