高校生と未来

Wellulu 編集部プロデューサー

堂上 研

大阪の清教学園の高校2年生が博報堂に来社

昨年に引き続き、大阪の河内長野市にある僕の母校の清教学園の生徒が、博報堂に来社してくれた。今年は昨年よりも多い数の高校2年生が来てくれて、広告会社や僕の仕事ってどんなことやっているのかなどをお話させていただいた。

昨年と同様のお話をさせていただきつつ、新たに「広告をつくるプロセス」に近い体験を取り入れた。昨年のブログはこちら。https://wellulu.com/blog/7725/

「今、自分が熱中しているものは何ですか?」こんな問いを立て、みんなの熱中しているものを教えてもらった。

僕が高校のときに熱中していたのは、最初はサッカー部でサッカーばかりしていた。足を怪我してからは英語に燃えて、留学を1年させてもらった。帰国後は、演劇と美術にはまっていた。家に近い大阪芸術大学に本気で目指そうかとも思ったくらいだ。

今考えたら、高校のときまでは、視野が狭く、経験も少なく、自分を中心とした半径10mくらいの世界で生きていたのかもと思ってしまう。そう考えたら、今の高校生は、たくさんの情報がネットから入ってきて、あらゆる選択肢を持っている。

そして、僕は2045から2050年にどんな未来になって欲しいか全員に聞いた。未来の社会について自由に発言する場をつくって、自分たちが未来を意識して欲しいと思ったのである。

人間とAIやバーチャルキャラクターが共演する社会、好きなことを好きな時にできる世界、AIに完全に支配されない世界、がんが簡単に治せる世界、災害からすぐに元の日常に戻れる世界、動物に優しい世界、戦争がなくなる世界、空飛ぶ車に乗れる世界、頑張った人が報われる未来、好きなことを仕事にできる世界、ポジティブな発想の世界、全員が意見を言える優しい世界、みんなの誕生日が祝日になる世界、人間が進化する世界、性別関係なくファッションを楽しめる未来、平和で人との繋がりが消えない未来、、、などたくさんの未来想像してくれた。

みんなが描く未来は、共通していることがある。それは「表と裏がない、隔たりや垣根がない、ボーダレスであり、ポジティブに考えられる未来」だ。

感受性の強い高校生だからこそ、世の中の矛盾やしがらみ、ルールや理不尽なできごとに不満を持ち、そしてそんな関係をぶっ壊したいと思っているんだろう。

僕らは、未来を創れる。

僕らは、自ら動いて世界を変えることができる。

僕らは、仲間と一緒に新しいことをはじめられる。

そんな社会を想像しただけで、ワクワクする。僕は高校生にいろいろと刺激をいただき、たくさんの学びを得た。こういう機会をいただいた母校に感謝である。修学旅行中に、会社に来てくださりありがとう。

(*生徒のみなさまの写真と学校名をオープンにして良いと許諾をいただいてブログに掲載させていただいております)

堂上 研 Wellulu 編集部プロデューサー

1999年に博報堂へ入社後、新規事業開発におけるビジネスデザインディレクターや経団連タスクフォース委員、Better Co-Beingプロジェクトファウンダーなどを歴任。2023年、Wellulu立ち上げに伴い編集部プロデューサーに就任。

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