自分の身体への投資
僕はウェルビーイングメディアをローンチしてから、様々なウェルビーイングな人や場所と出会うきっかけを頂いた。そして、ウェルビーイング学会でも、ウェルビーイングについて語ってきて、ある程度の脳へのインプットができた。また、3ヶ月の自力整体でどれだけ自分の身体を変えられるか挑戦もできた。
けれども、僕のウェルビーイング生活は、まだまだアンラーンもできていなければ、まだまだ自分の身体への投資もできていない。せっかくいい状態になった身体も暴飲暴食と運動習慣がなくなり、すっかりリバウンドしてしまったのだ。
いい経営者は、健康的な身体と脳を持っている。きちんと自分の身体と向き合わないといけない。最近は、右肩が痛くて上がらない。50肩というやつだろうか!? お腹も出てきて、ゴルフ1ラウンドで足が攣る有様だ。。。
ウェルビーイングなメディアを運営していて、様々なジムやフィットネスなどの記事を書かせて頂きつつ、自分自身はどこに行っても長続きしなかった。
けれども、50歳手前にして、僕は自分の身体への投資をはじめることにした。そんな意識にしてくれたのが、welluluで取材させて頂いた真澄さんである。ある新月の夜、麻布台ヒルズの「デポルターレクラブ」をご紹介頂いた。そこで、このパーソナルトレーニングジムの社長である竹下雄真さんに取材を申し入れたのだ。パーソナルだから、自分の身体と向き合う僕みたいな三日坊主にはちょうど良いと思った。
同時に、60歳にして健康的なウェルビーイングな生活をしている早稲田大学のスポーツ科学の研究をしている間野先生にも取材のご相談をさせて頂いた。間野先生も、このクラブの一員だ。間野先生とは、10年くらい前に出会い、2020の東京オリンピックパラリンピックのレガシーづくりの視点でいろいろご教授頂いた。
こんな怠け者が、本当に変われるのだろうか!? 僕は自分自身が、この運動習慣を身につけることができない人代表と思ってインタビューをさせて頂く。
仕事ばかりやっている人は、まずは3ヶ月、業務だと思ってやってみてください。そして、パーソナルなんですから、自分の生活習慣とリズムに合わせて進めていきます。ウェルネスな生活も人それぞれですからね。と竹下さんと間野先生はおっしゃる。
いわゆる「仕事人間」(僕は、仕事が好きで、仕事人間だと思う)の気持ちに寄り添って話してくださる。また、僕らがたどり着いたウェルビーイングは、人それぞれでパーソナライズドが大事ということも共感できた。
お酒や食事も我慢する必要もなく、自分にあったトレーニングをパーソナルトレーナーが伝えてくれる。自分の身体への投資だと思えば良い。僕は、この自分の身体への投資ということばに、自分の健康的な身体は、お金で解決できないことを感じ取った。
読書ができる、子どもたちとキャンプに行ける、フットサルやサッカーができる、ゴルフに行ける、はじめてをはじめる、遊びも仕事も楽しむためには、自分の身体への投資が必要だ。
早速、僕は取材を終えて、デポルターレクラブの体験会に申し込みをした。まずは3ヶ月、僕の中でこれも仕事の一部だと思えれば、サボらずに楽しめる方法を見つけるだろう。そして、運動習慣がついて、継続することで、僕自身への投資が、きちんとリターンを実感できるだろう。
人生100年時代は、51歳からもう一度、1歳。
昔、博報堂の元役員が「人生100年時代、50歳を一区切りにしたら、もう一回人生を50年も生きられる。だから、51歳は、1歳と考える。」と話してくれたことがあった。
今、僕は48歳。もう一度50歳になるまでにアンラーンを身体に覚えさせる準備をしよう。固定概念を捨て去り、自分の好きなものを問い、そして新しいウェルビーイング生活を送るために、運動習慣を身につけよう。
ついつい誘惑に負けてしまう僕にとって、パーソナルトレーニングジムは、自分自身の習慣をもう一度見直すきっかけになる。ウェルビーイングな生活を送るために、身体という資本をおろそかにしてしまってはダメだ。そんな気持ちにさせてくれる取材ができた。サボる言い訳をつくらないように、前に進もう!
こんな気持ちにさせてくれるきっかけをつくってくださった真澄さん、間野先生、竹下社長には感謝である。ありがとうございます。
次の50年、どんなワクワクに挑戦しようか!?今から楽しみになってきた。
堂上 研 Wellulu 編集部プロデューサー