地域のイベントへ参加する

Wellulu 編集部プロデューサー

堂上 研

地域のイベントって?

僕は、東京の今の地域に住んで約20年になる。今のマンションに住んでから10年になる。子どもたちを通してパパやママとの新たな出会いもあった。地元の小学校に通っているので、子どもたちからすると保育園からいっしょに育った幼なじみになる。

娘が保育園のときに、はじめて町会というものがあることを知った。同級生のお父さんが町会の子ども会の会長をやっており、地元のイベントに参加しないか誘ってくださったのだ。はじめて参加したのは、地元の神社のお祭りだったような気がする。町会ごとに法被があり、その法被を着て小さな子ども神輿を担ぐイベントだ。娘は大きな声で「わっしょい、わっしょい」と言いながら神輿を担ぐ(そのときは、車がついているのを引っ張っていた)

地元のお手伝いの方たちが、休憩所でお茶を配り、お菓子を配り、子どもたちからするととても楽しいイベントだ。東京の大都市の中で、こういった祭りが行われているのが違和感があって楽しい。

それから、様々な地域のイベントに参加させていただいた。正月は「餅つき大会」、夏は「盆踊り祭り」、秋は「子ども会遠足」、そして「神輿祭り」。一番、びっくりしたイベントが、地元の町会が集まった「地区運動会」だ。基本は、子どもがいるからこそ、子どもを通して、地域の人との交流が増えている。

そんなイベントも、コロナ禍、何もかも中止になってしまったので、地元の人たちとの交流はめっきり減ってしまった。けれども、先週、久しぶりに「地区運動会」が地元の中学校の校庭で行われたのだ。

16町会あって、それぞれの町会対抗で運動会を行うのだ。体育会という地元のイベントが仕切ってくださって、小学校の校長先生も、区長も議員も来ている大イベントだ。この地元のイベントの参加者の約半数が60歳以上のおじいちゃん、おばあちゃんだ。未就学児と小学生、その親で約半数。合計300人くらい参加している。

運動会のプログラムもよくできていて、老若男女問わずみんなが楽しめるものになっている。息子は、かけっこと障害物競争に参加した。参加するたびにお菓子がもらえる。他には、パターゴルフっぽい競技、箱を重ねて運ぶ競技、玉入れ、綱引きなどなど、町会ごとにお弁当までも出るのだ。16町会対抗リレーは、小学生から大人までの男女が本気で走る。

この運動会ですごいのが、60歳以上のおじいちゃんおばあちゃんが、子どものようにはしゃいで終始笑顔なのだ。世代を超えて、みんながいっしょに楽しむ場がある。最高齢の参加者はおいくつなんだろうか?

ウェルビーイング21因子に「積極的な参加」という因子を入れている。この地元のコミュニティで、いくつになっても参加できる仲間と場がある、素晴らしいイベントだ。

町会や裏方で仕切ってくださっている方、地元の中学校の生徒、ボランティアの方に支えられていることに感謝だ。こういうお祭りや運動会のイベントも世代交代していくのだろう。その上で、世代を超えた取り組みは、受け継がれていく文化になっている。

おじいちゃん、おばあちゃんにとってのウェルビーイングも、探求したい。

ウェルビーイングな組織づくり

先週と今週で、楽天・KDDI・丸井グループのウェルビーイング経営(人的資本経営)の具体的な取り組みを取材させていただいた。取材させていただいている時間がワクワクしたし楽しかった。詳細は、Welluluの記事で具体的に紹介させていただくが、僕らの組織でも意識したいと思ったことを書いておく。

働くウェルビーイングな環境をつくるためのキーワード

1:トランスペアレンシー(人・金の透明性)
2:ゆるいつながり(縦・横・ななめの対話)
3:信頼と納得(戦略の納得性・権限移譲)

ウェルビーイング経営を実践するには、ひとりひとり各個人のウェルビーイング因子は違うことを前提に、各人・各チームに合わせた「聞き、認め、任せ、与え」が大切になる。

KDDIの取り組みで素晴らしい取り組みが、「シニア人材のカウンセリング制度」だ。年に2回のカウンセリングで、なんでも気になっていることを相談できる。そのカウンセリングをしてくださる方が、もともとその部門や組織にいて役職定年した方だそうだ。お互いのことや組織のことがよく分かっているからこそ、お互いにとってウェルビーイングな時間をつくれる素晴らしい制度だと思った。

丸井グループは、「手上げ制度」だ。こちらも素晴らしい取り組みで、積極的にプログラムなどに「自分が参加したい」と思ったら「手をあげて参加できる」仕組みだ。手上げ制度をすることで、組織を越えた人たちとの交流が生まれ、手をあげて参加しているのだから、全員真剣に取り組むのだ。積極的に新しいものに触れるとウェルビーイングになると言われているが、手上げ制度も素晴らしいと思った。

僕らは、何かしらのコミュニティに所属している。そのコミュニティの中で、どう生きていくか考える。僕は、みなさんに少しいじわるな質問を投げかけたりした。

「とはいっても、価値観が合わない人、人の話を聞いてくれない人とかいたらどうするんですか?」

みなさん、笑顔で「そういう人の良いところを認めて、何が違う考えなのか対話します。そして、お互いが納得できる環境をつくるように努力します。」と答えてくださった。ウェルビーイングな組織づくりは、トライ&エラーを繰り返しながら、お互いがリスペクトするところからはじめるのが良さそうだ。

地元のおじいちゃんおばあちゃんと会話が成り立たないときもあった。なんとなく、若い人は手伝うのが当たり前みたいな感じだったりで、居心地が悪いと感じていたのだ。

けれども、こういう場を楽しめる人の方がウェルビーイングだろう。もっと地域の人とも会社の同僚とも対話を増やさないと、と思う。

取材させていただいたみなさま、本当にありがとうございました。

 

 

 

堂上 研 Wellulu 編集部プロデューサー

1999年に博報堂へ入社後、新規事業開発におけるビジネスデザインディレクターや経団連タスクフォース委員、Better Co-Beingプロジェクトファウンダーなどを歴任。2023年、Wellulu立ち上げに伴い編集部プロデューサーに就任。

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