小鳥のさえずりで目覚める日

Wellulu 編集部プロデューサー

堂上 研

大阪でウェルネス企業が集まる。

12日、「未来のウェルネス実装ネットワーキング」があって参加させていただいた。関西系の企業を中心にスタートアップも含めて70社ほどが集結していた。

今回の未来のウェルネス実装を通して、2025年の大阪万博にもつながるレガシー事業が生まれてくるだろう。オープニングからすごい数の来場者がいて、この領域の可能性を感じるものだった。

その中でも、「働きやすい環境」が「ウェルビーイング」につながるものは面白い。働きやすい環境の中には、会社間のコミュニケーションを円滑に進めるための「場」や「工夫」が必要だ。

「場」で言えば、昔の喫煙所のような「雑談」ができるような環境、気楽に日常会話ができるような雰囲気が必要になってくる。そこの媒介になるのは、『緑』や『食』が重要なキーワードになりそうだ。

「工夫」で言えば、社員一人一人のGPS機能で、誰がどこにいるか把握しているだけで、ちょっと相談したいときに、その場所で「偶然」を装って上長に相談しにいくや、肩書で呼ばないなどの工夫が必要とのことだった。

あとは、集中して業務ができるブースや、身体の姿勢を感知するテクノロジーなど、様々な事業が紹介されていた。ちなみに僕の姿勢は「86点」だった。自力整体の効果がここでも少しは発揮できているのだろうか?

何より驚いたのが、「関西人特有(?)のコミュニケーション力」だ。初対面の方たちとどんどんつながっていく。人が人を紹介しまくる。そして、最後は何かしら笑いながら、商談をしている。このコミュニケーション力をAIで分析して、関西人生成AIチャットボットができたら、人はもっと笑顔が増えるかもしれない。(知らんけど。)

大林組の大阪本店訪問。

次の日、大林組の大阪本社の新社屋を訪問させていただいた。前日のイベントで「ウェルビーイングな街づくり」の発表をされていて、素晴らしい取り組みだと感じた。

受付の横に、創業者の歴史から、数々のレガシーになっている建築物を手掛けられていたパネルが飾られていた。「この建物も!あの建物も!」という驚きがたくさんあった。

建築物を通して、ウェルビーイングな社会実装をされていた歴史を見ることができて、大変勉強になった。まだ進化を続ける姿勢は、共感しかなく、いっしょに新たな価値づくりをしたい。

特別、社員が自由に使えるカフェテリア(社員食堂に近い?)場所に案内いただいた。この施設がまた素晴らしいものだった。緑やアートをつかう空間演出もそうだが、フロアーに段差をつけているところも素晴らしい。

何よりもそこにいらした社員のみなさまが、自分の居心地よい仕事がしやすい場所を持っている感じが良いな、と思った。ミライの事業室内のオフィスでも、僕もいつも同じ場所で仕事をしているなあ、とあらためて気が付いた。フリーアドレスになって、どんどん働き方が変わってくる。

大阪の河内長野の実家へ。

僕は、大阪生まれで両親が大阪の南のほうに住んでいるので、出張ついでに実家に顔を出した。まわりは山々に囲まれた緑が多い実家だ。最寄りの駅から車で30分近くかかるから、車がないと相当不便なところだ。

帰省して「あんた、痩せたな。」という第一印象を両親に伝えられて、今回の2か月の成果が出ているのがちょっとうれしい。もう東京に住んで30年近く(高校卒業してすぐ東京へ)になる。コロナ禍でなかなか会えなかった時期を経て、両親に会えるときに会えるのは、お互いにとって元気がでるものだ。

家のベッドはなんだかんだでゆっくり眠れ る。そして、ぐっすり眠った後、今日の朝は「鳥のさえずり」で目覚めた。東京では体験しない朝の目覚め方だ。

太陽の光が枕元に入ってくる。目を閉じて、小鳥のさえずりを聞きながら、ベッドの上でじっとすること30分。すっきりした目覚めと共に、心地よい風が窓の隙間から入ってくる。

今日という日を、また一日楽しもう。働く環境と目覚めの環境、どちらにも共有する「自然との共生」「居心地よい場所」は、ウェルビーイングな時間だ。

堂上 研 Wellulu 編集部プロデューサー

1999年に博報堂へ入社後、新規事業開発におけるビジネスデザインディレクターや経団連タスクフォース委員、Better Co-Beingプロジェクトファウンダーなどを歴任。2023年、Wellulu立ち上げに伴い編集部プロデューサーに就任。

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