ぎっくり腰に素人、傷口に塩?
先日、ぎっくり腰を発症してこのWellulu編集部日記にアップしたら、たくさんの人たちからお気遣いのご連絡や、治療のアドバイスをいただいた。
ぎっくり腰を早く治したいと思い、近くの整骨院に行ってみたが、相性が悪かったのか、うまく治癒されず逆に全く歩けなくなるくらい悪化した感じになってしまった。はじめて行くところだったが、すぐに予約が取れたということもあり、行ったのが失敗だった。
若い女性の方が、「ぎっくり腰つらいですよね。」と言って、状況を理解いただいていることを確認して、ベッドでうつ伏せになって横になる。まっすぐ身体を伸ばすこともできなかったから、このベッドでのうつ伏せもつらい。
ベッドは、あしもとが壁にピタっとついているベッドで180㎝くらいの大きさなのだろうか?僕の身長は183.4㎝なので、足先が壁に当たっている。なんかこの瞬間気持ち悪さもあったが、何も言わず、足裏を壁にくっつく感じで横たわった。
施術がはじまったら、すぐに「これは失敗だった」と気が付く。いきなり、痛い腰部分をぐりぐりといじると同時に、トントンとたたき出した。「痛たたた。」「すみません、ぎっくり腰で痛いので、それやめてもらえますか?」と伝えると、「強すぎましたか」と言って続ける。
足を持ち上げて、ぐいっと伸ばそうとする。「いや、それも痛い。。。」
さらには、仰向けになってください、と言ってきて、「これは痛いですが我慢してください」と言ってくる。「いや、痛いのはやめてください。」と伝えた後に、不安になって、「ぎっくり腰の治療は、はじめてですか?」と尋ねる。
「はい、はじめてです。」「でも、このYoutubeで勉強しましたから大丈夫です。」と言ってきた。はじめのベッドの違和感で気が付くべきだった。ここはヤバい。すぐに終わっていただき、身体を起こそうとすると、全く歩けなくなった。というか立つこともできない。壁に手をつきながら、逃げ出すようにその整骨院を抜け出した。
そこで、友達から紹介いただいた針治療を施してくれているところに、速攻電話させていただき、そこまでタクシーに乗って向かい、改めて治療していただく。
やはり紹介いただいたところは安心感があった。歩けないほどになったぎっくり腰も、すっかり背筋を伸ばせるまで回復した。いやあ、紹介いただいた友達に感謝である。
発症してから4日目、まだ腰痛は残るがある程度、動けるくらいまで回復した。この間、たくさんの方から心配やアドバイスをいただいた。自分の身体を労わりながら、日々の健康をあらためて見直すことの大切さを痛感している。
人の優しさと感謝がもたらすパワーを実感。
昨日、立命館大学の山岸先生にWelluluで取材させていただいた記事をアップさせていただいた。感謝することが学習モチベーションを向上させる【立命館大学・山岸典子教授】 – Wellulu
この記事を読みながら、「感謝日記」の大切さをあらためて感じた。
僕は、ウェルビーイングな生活をどうつくるか、というのを掘り下げているうちに「ポジティブな出来事の振り返り」が重要だということを実感していた。さらには「感謝」を一日の終わりにすることで、よりウェルビーイングな生活につながることに可能性を見出した。
今回のぎっくり腰で、最悪の施術に当たってしまったかもしれないが、友達に紹介いただいた針治療で回復傾向にある。優しい言葉を投げかけてくれる友達がいる。
今、ベルギーに住んでいる大学時代の親友からも「腰、大丈夫?」と連絡をいただいた。僕が大学のときに同じ寮に住んでいたルームメイトだ。他にも、高校時代の友達や恩師からも連絡をいただいたりして、僕は幸せものだな、と感じた。
SNSにネガティブな人もいるが、僕は自分をオープンにすることで、たくさんの人たちと繋がっている感じが心地よく感じている。さらには、何年ぶりかという人たちとの交流もあったりして、これはすごい発明だと感じている。
子どもたちに早速「今日から、感謝日記を書くことを習慣にしよう。」と言ったけれど、面倒くさそうに邪険にされた。感謝日記をつけるモチベーションがないのは仕方がない。普通に夕ご飯との会話の中に「今日、何に感謝したか?」というのを問う日々を過ごしてみようかと思う。
昨日の感謝
・友達と家族の優しさに触れた
・サッカーの日本代表がどんどん新たな挑戦をして、勇気をもらった
・息子の塾作成の「受験生の頑張り編集動画」に感動させてもらった
今日も新たな感謝や優しさに触れたい。
昼からは、今実験的にやっている「Wellulu ランチトーク会がある」毎週、金曜日に10人ほどのメンバーでテーマを決めて、ウェルビーイングについて語る。
ぜひ、参加してみてください。
Wellulu Club アーカイブ – Wellulu
毎週、金曜日12時~13時。
本日のテーマは、「家族とウェルビーイング」(愚痴もOK。感謝もOK。自由に駄弁っている感じで、ゆるーくトークしています)
堂上 研 Wellulu 編集部プロデューサー