
博報堂のWEBマガジン・センタードットで連載中の「生活者一人ひとりのウェルビーイングを実現させる――『ウェルビーイング産業の夜明け』」。「ウェルビーイングの未来」について、業界の最先端を走る有識者たちと語り合う企画だ。
第7回は、女性の健康課題解決に取り組む「博報堂Woman Wellness Program」のメンバー5名が登場。月経や妊活、更年期など、“女性の人生を一気通貫でサポート”することで、日本社会の変革をも目指している。今回は、5名が考える「更年期の対処法」や「ウェルビーイング・アクション」など、連載では紹介しきれなかった“とっておきのウェルビーイングトーク”をお届けする。

白根 由麻さん
博報堂キャリジョ研プラス リーダー

安並 まりやさん
博報堂 シニアビジネスフォース 新大人研 所長
2004年博報堂入社。ストラテジックプラナーとしてトイレタリー、食品、自動車、住宅・人材サービス等様々な業種のマーケティング・コミュニケーション業務に携わる。2015年よりマーケティングプラナー兼研究員として、商品・コミュニケーションプラニングや消費行動の研究に従事。2019年より新大人研所長に就任。共著に『イケてる大人 イケてない大人―シニア市場から「新大人市場」へ―』(光文社新書)。

亀田 知代子さん
博報堂 こそだて家族研究所 上席研究員
外食、アルコール飲料、トイレタリーなどのマーケティング戦略立案や商品開発を担当した後、研究開発局にて、企業や団体の環境・社会コミュニケーションに関する研究や生活者研究などに従事。長女の育児休業から復職した2012年より「こそだて家族研究所」に参画。現在は、ビジネス開発局で、博報堂Woman Wellness Program、博報堂SDGsプロジェクトなどでビジネス開発に取り組む。

下萩 千耀さん
博報堂 キャリジョ研プラス
博報堂DYメディアパートナーズ入社後、雑誌・新聞メディア担当を経て博報堂PR局へ。企業の広報活動支援や統合コミュニケーション領域に携わる。「博報堂キャリジョ研プラス」メンバーとして、朝日新聞社webメディア「telling,」での執筆活動やマーケティング支援を行っている。ヤングライオンズ国内選考会2022デジタル部門SILVER受賞/ヤングスパイクスアジア2022デジタル部門日本代表。

前田 将吾さん
博報堂 キャリジョ研プラス
2020年博報堂入社。一貫してマーケティング業務に従事。トイレタリー、家電、金融など幅広い業種において、ブランド戦略、商品開発、新規事業開発、デジタル情報設計など多くの業務領域を担当。「博報堂キャリジョ研プラス」に初の男性メンバーとして参画。女性の社会問題について、問題を取り巻く男性の意識変革の兆しにも着目しながら、性別によって苦しむことのない社会の実現に向けて活動している。
人生100年時代の「更年期ボディ・メンテナンス」
安並:女性の健康課題解決に取り組む「博報堂 Woman Wellness Program」がスタートして1年、まずは「更年期」について調査を深めました。女性ホルモンの減少によって色々な不調が起こってくる。Wellulu読者の中にもお悩みの方がいるんじゃないかな。
白根:更年期障害については調査を深める中で、頭痛に不眠、イライラしたり鬱になったり、太りやすくなったり……という様々な情報が出てきて、いかに不定愁訴であり人によって症状が異なるかいうことがわかりました。「ウェルビーイング産業の夜明け」でお話したように、女性ホルモンが低いかどうか、人間ドッグでチェックできるようになってほしい!
安並:私はホルモン充填療法を受けているんですが、治療である程度の下落は抑えられると先生から聞いています。けれど、60歳になったタイミングで女性ホルモンは限りなくゼロになるそうです。これは全ての女性が通る道です。大昔前は健康寿命が50歳程度でしたから、閉経と共に人生も閉じていた。
亀田:でも私たちはあと50年は生きなくちゃいけない。人生100年時代ですから。
安並:そう。女性ホルモンというお守りがなくなった時に、どうやって自分の体をメンテナンスしていくかがカギになると思います。だから閉経前後ってすごく体作りが大事な時期で、40代半ばからカルシウムをちゃんと摂ったり、骨盤底筋を鍛えたりして体をケアしてあげたいですよね。
亀田:更年期のボディメンテナンスって、まだまだ知られていないですよね。すごく大事なテーマなのに。それこそ40代半ばから50代の女性って、子育てしながら仕事をしている方もいるし、家事や仕事で疲れもたまるし体調も悪くなってくる……。でも日本の女性達って、やっぱり自分のことを優先しないんですよ。
白根:「婦人科に行く時間なんてないよ~!」となっちゃいますよね。
安並:子どもは医者に連れて行くのにね!(笑)
亀田:そう! 子どものインフルエンザの予防接種は行かなくちゃって手帳に書くのに、自分の受診は後回しになりがちです。自戒も込めてですが、やっぱりそこは自分の時間を作って、通う習慣をつけるべきなんですよね。そのためには夫のサポートも必要ですし、会社ももっと休みが取りやすいようになるといい。ウェルビーイングな社会づくりに直結しているトピックだと思います。
白根:女性本人ですら、更年期についてまだまだ知識や理解が足りていませんからね。生活者インタビューで、「50代で夫婦仲が悪くなって離婚してしまったけれど、思い返せば更年期が理由だったかもしれません」とおっしゃっていた方がいて。あの時に気づいていれば、って……切ないですよね。更年期がどれだけ心身に影響を及ぼすか、もっとたくさんの方に知ってもらいたい。
前田:知識は本当に大切ですよね。今回の調査では、更年期自覚者女性の7割が、自分の体調の悪さが更年期によるものだと気づけたことによって「年齢上仕方ないことだと割り切れるようになった」と前向きな声が見られました。また周囲の男性にインタビューした際も、知識がないことによって更年期による不調を精神論で片付けてしまったり、サポートの仕方がわからず悩んでしまう方がいました。性別に関わらず、更年期について自分で知識を深めることが必要だなと感じますし、学ぶ機会や場があるべきだと思います。
女性たちが“SOS”を言える社会に
安並:その「知らない」問題って、実は初潮の時点で既に始まっていると思うんですね。「生理になった」とはあまりクラスで言わないし、仲のいい友達同士でもなかなか話すことじゃない。だから、PMS(月経前症候群)でお腹がすごく痛くても言い出せずに我慢してしまう。その先の妊活も出産も、産後や更年期まで、女性の健康課題はずっとクローズドなんです。
白根:PMSについては下萩さんが調査してくれたよね?(※) 悩んでいる人が想像以上にとても多くて、PMDD(月経前不快気分障害)と呼ばれる鬱に近い状態まで落ち込んでしまうケースも結構ありました。しかもみんな我慢している。SOSを言えないんです。
※「キャリジョ研」調査レポート
下萩:私自身はPMSが軽い方なので、インタビューもするなかで「そんなにつらいんだ」と驚きました。女性間でもあまり話してこなかった、言えなかった状況なんだと。
安並:もっとオープンにしていきたいよね。「絶対に言うべき」ではなくて、自分のことをちゃんと理解・認識して前向きに情報を探索したり、ときには人に助けを求めたり。それってトレーニングだなと思うんですよ。女性がもっと生きやすくなるよう、お手伝いをしていきたいです。
前田:どれくらいオープンにするかの匙加減は、その人次第ですものね。「プライベートにしたい」という方も当然いるでしょうし、みんなに開示せよと迫る必要はないと僕も感じています。たとえば周りが個人の生理について知りに行くというのは、フラットかもしれませんが、当人の「自分の体の話をプライベートにとどめる権利」は守られてない。そこは侵してはならないと思うんですよ。
白根:良かれと思っての発言でも、当人にとっては介入してほしくない領域かもしれない。
前田:そうなんです。人と人とのコミュニケーションですから、自分が話したければ話していいし、話したくなければそれでいい。ただ、言いたいのに言えないという壁やバイアスはなくしていくべきです。
更年期は「夫婦間コミュニケーションの通信簿」
前田:先ほど更年期離婚の話が出ましたけれど、インタビューをしていると、もともと密にコミュニケーションしている夫婦って、更年期になってもうまくいくことが多いんですよね。すでに良好な関係性ができあがっているから、話題のひとつとして自然に「最近体調が悪くて」と現状を共有できる。更年期がトピックとして特別というより、“コミュニケーション不全”を突きつけられるタイミングなのではないでしょうか。それまで育児と家事をまったくしてこなかった夫であれば、妻が体調不良でつらくても何もサポートできない。更年期はある種の「通信簿」なのかもと感じました。
安並:おそろしい!
前田:すべてはコミュニケーションが軸なんだなと、生活者インタビューでつくづく感じました。
亀田:確かに、妻のことをちゃんと理解しているかどうかに尽きるかも。
白根:理解を深めるためにも、女性の健康課題について男性も一緒に語らえる場は作りたいですよね。ハラスメントに当たらないかと、すごく言いづらそうだから。
安並:「どこまで突っ込んでいいかわからなくて怖い」という男性もいるしね。
前田:女性側からすると、「この人にプライベートな話を言っても大丈夫か」を判断していると思うんですね。安心して話せる対象なのか、男性はしっかり見られている。
亀田:それもコミュニケーションの問題で、信頼関係ができているかどうかですね。
前田:そうですね。夫婦だったり上司と部下だったりと立場は様々でしょうが、それ以前に「リテラシーはあるのか」「信頼できるのか」が肝になる。なので、当事者でなくても自分ごととして学び続けていくことが重要だと思います。
「心理的安全性」の担保がパフォーマンスに直結する
白根:「心理的安全性」が保たれている場所じゃないと発言できないですよね。打ち明けたことが変に脚色されて、意図せぬ内容の噂になってしまうこともあるじゃないですか。キャリジョ研プラスを運営するなかでも、みんなが話しやすい場になるように、心理的安全性にはとても配慮しています。
安並:リラックスして自分をオープンにできる場って、コミュニティとしてすごく大事ですよね。
白根:「個」の話を打ち明けるって、得手不得手がありますよね。それはその人の個性ですし、無理にカミングアウトしなくていい。そうしたスタンスのほうが相手への信頼も生まれると思うんです。「ああ、この人たちになら自分を開ききっていいかもしれない」と感じられる場所があることが大事。
下萩:心理的安全性って本当に重要ですけど、作り方が難しい。キャリジョ研プラスのチームでは臆さず話せた性のテーマも、場が変わるとなかなかハードルが高くて。
安並:以前の広告業界って自分の深い部分までさらけ出せという空気があって。でもそれって誰にでも言える話じゃない。職場においても心理的安全性の確保ってすごく大事ですよね。作ることで職員のパフォーマンスが上がるという研究報告もあります。
白根:安心できる環境を管理職の人たちで作ってあげる。それはウェルビーイングにも繋がりますよね。
安並:おっしゃるとおりですね。会社でも夫婦間でも言えることですが、相手に「開示せよ」と踏み込むのではなくて、聞き手側が「何かしてもらいたいことはない? いつでもヘルプできるから、話したいことや必要なものがあったら言ってね」とオープンな姿勢をとってみる。気軽に声をかけやすい関係性を作っていくのも有効だと思います。
自分を解き放ち、見つめることで得られるもの
安並:最後にぜひ、みなさんの個人的なウェルビーイング観を伺いたくて。前田君はどういった状態を心地よいと感じますか?
前田:我慢しないこと、でしょうか。年齢だったり性別だったりと、今の社会には色々な縛りがあります。その不均衡をフラットに是正していきたいですね。
亀田:前田君はどんな時に「我慢していない」と感じるの?
前田:うーん……それって、何も考えていない状態だと思うんですよね。我慢している時は自分を押さえつけている意識がありますけど、その真逆。良い意味で何も考えずに済んでいる状態が僕にとってのウェルビーイングかもしれません。
下萩:私はセルフマネジメントですね。言い換えると、自分を俯瞰すること。メンタルってどうしてもアップダウンしますけど、第三者の目で自分を見つめて「ああ、今ちょっと落ちているな」と認識する。仕事がどんなに忙しくてもプライベートがどれだけゴタゴタしていても、それができれば落ち着いていられると思うんです。
白根:面白いアプリを使っていたよね?
下萩:はい、自分と対話してメンタルコントロールするものですね。「なんであなたは今イライラしているの」「仕事がうまくいかなくて……」と、問いも答えも自分自身で打ち込むんです。キャパがパツパツになってしまうと、何で泣いてるんだっけ、怒ってるんだっけと訳がわからなくなってしまうんです。私にとって、その状態が一番つらくて。
亀田:制御できなくなっちゃうよね。
下萩:そうなんです。周りも忙しいのでなかなか相談しにくいし、パートナーに話すと「こうすればいいんじゃない?」ってアドバイスしてくれるんですが……。
白根:今、求めているのはそれじゃないんだよね(笑)。
下萩:なので、自分で自分の気持ちを整理することが私にとっては必要不可欠なんです。一歩俯瞰して、「ああ、自分って仕事のこういうところで躓いているんだな」とか「こうすると気分が上がるんだな」と把握できると、バラバラになっていた感情が束ねられていく。“ひとりの自分”として受け入れられるんですよね。
体調不良も凌駕する、「好き」のエネルギー
白根:私は対照的に、人を頼ることがウェルビーイングかもしれない。自分ひとりでは絶対に良い状態を保てないんです。だからいろんな人にめちゃくちゃ頼っていて、仕事の愚痴を母親に聞いてもらうとか。全面的に味方してくれるので、すごくハッピーになれるんです。イライラしている時は食の好みが合う友人やパートナーに「外食に行こう!」と声をかけたり、同期と仕事の相談がてら飲みに行ったり。シーンに応じて“一番解決してくれる人”にヘルプしてもらっています。
安並:サポートしてくれるコミュニティをたくさん持っているんだ。
白根:そう! 仲良しの友達でいえば3人組が3つあって。
一同:おお、すごい!
白根:この前、その3組が全員集まってくれたんですけど、そうしたら誰にどの話をしたらいいのかちょっわからなくなっちゃって(笑)。ちょっとずつ私との関係性も違うし、向こうもわたしのことを「こういうことが話せる仲間」とそれぞれ意識しているんじゃないかな。そうやってトピックを分けていくと、すごく居心地がいいんだなとこの歳になって感じました。
亀田:居場所をたくさん持っておくのはすごくいいですね。私はそうだな……。体調不良がけっこうこたえる年齢ですし、本当に美味しいご飯を食べて、ちゃんと眠れて、どうにか頑張って生きていること自体がもうウェルビーイング(笑)。
白根:すてき、究極ですね!
亀田:ご飯を作ったり食べたりするのが好きなんです。食事って生きていく上で一番の基本だから、それさえできていれば精神状態も健やかでいられるかなって。
下萩:ご飯を食べる上で何か気をつけていることはありますか?
亀田:好きなものを食べる!(笑)
安並:91歳の方がSNSで言っていましたよ。「好きなものを食べられて好きなものを毎日飲めたらそれは幸せよ」って。
亀田:まさにそうですね。満足して人生を終えられそう。安並さんのウェルビーイングは?
安並:私ね、本当に今、超絶ウェルビーイングなんですよ。これまでの自分史上、最高。
白根:すごい!
安並:体調はめっちゃ悪いですよ。それこそホルモンバランスの変化があるので、免疫も落ちているし、更年期障害の治療にも通っています。寝不足ですしね。でも気力がすっごく充実しているから、気持ちはめちゃくちゃウェルビーイングなんです!
下萩:秘訣はいったい何ですか?
安並:今日、みなさんの話を聞きながら自分でも「どうしてだろう」と振り返ってみたの。結論、「公私共に好きなことしかやってない」んですよ。
一同:あはは(笑)。
安並:子育ては大変だけど子どもはすごく可愛いし、職場でもこんなに素敵な仲間に囲まれて、クライアントさんにも恵まれていて。自分の有用性を活かせる仕事ができるようになったので、すごく楽しいんです。やっぱり「好き」って大事だなって。体調がふるわなくても、好きなことに没頭する時間で満たされている。
前田:自分の好きなことをやるって、とくに仕事においてはすごく難しいですよね。安並さんはどうやって実現されたんでしょうか?
安並:ここに至るまで長かったよ。私はずっと「やりたいこと」と「必要とされること」がガチャガチャしていたんですよ。
白根:ええ、そうだったんだ。
安並:周りから求められることと、自分のモチベーションがうまく噛み合わなくて。前田君が話していたとおり、自分を押し殺している状態ってノットウェルビーイングなんですよ。
下萩:働く時間は人生の大半を占めますしね。
安並:そうなの。でも結局、私は我慢できないタチで(笑)。木の葉のように頼りない船だったけど、専門性を持って自分で楽しくできる仕事へと漕ぎ出したんです。種をたくさん植えて、芽吹くかどうかを見ながらさらに植えて……をこつこつと繰り返して。そうしたら徐々に徐々に、私が「やりたい」と願っていた仕事が集まるようになってきました。
亀田:「私はこういう仕事をしたい」と言い続けることは大切ですよね。私も「環境コミュニケーションをやりたい!」とずっとアピールしていたらそういう仕事のチャンスがめぐってきたし、こそだて家族研究所の活動にもつながりました。WWPのように世の中のためになる仕事もどんどん展開していけますし、すごく恵まれているなと思います。
白根:この環境をフルに使って、女性の健康課題にもどんどん光を射し込んでいけたらいいですよね。PMS、月経、妊活・出産、更年期、そのほかにも女性の“痩せ”をめぐる問題……やりたいことはまだまだ目白押しですから!
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センタードット・マガジンでは、女性の健康課題に取り組む「博報堂 Woman Wellness Program」について、5名が熱い想いを明かしています。ぜひご覧ください。
編集後記
今回、博報堂社内の女性ウェルネスのプログラムのメンバーにお話しを聞かせて頂きました。ウェルビーイングを追いかけている中で、子どものウェルビーイング、女性のウェルビーイング、社員のウェルビーイング、シニアのウェルビーイングに関心が高まってきています。
Wellulu編集部にも、それぞれのウェルビーイングの傾向や生活習慣などを取り上げて欲しいというお話しを頂いており、関心の高まっている領域だと認識しております。
女性の働きやすい環境、パートナーとの性的な対話、女性ならではのホルモンバランス、僕自身分からないことだらけで、もっともっと知ることからはじめる必要があるように感じました。
それぞれが持っているウェルビーイングを周りが理解するところからですね。素敵なお話し聴かせて頂きありがとうございます。
これからもプログラムの成果発表でもWelluluでインタビューさせてください。
Wellulu編集部プロデューサー 堂上研
2010年博報堂入社後、プロモーションセクションに配属。大手飲料、自動車、化粧品メーカーなどの統合コミュニケーションを数多く担当。現在は、「博報堂キャリジョ研プラス」リーダーとして女性のヘルスケア・キャリア・ジェンダーギャップ領域の知見や外部ネットワークを武器に、活動の幅をクライアントの事業・サービス開発まで拡大。クライアントを含めた社内外のさまざまなメンバーが関わるクリエイティブプロジェクトをマネージャーとして推進しながら、企業や事業の成長支援を行う。