Well-Being Challenge!

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魚で家庭に会話が増える? 非日常体験がもたらす親子のコミュニケーション

SAKAMA

子どもの好奇心や感性を育てるために、食事中の家族の会話はとても重要だと言われている。しかし、頭では分かっていても、仕事や家事に追われ、お子さんと向き合う時間が取れていないご家庭も多いことだろう。

そこで注目したのが、産地直送の新鮮な魚が1尾まるごと自宅に届く『サカマアプリ』の存在だ。運営者の株式会社SAKAMA・カスタマーサポートの鎌田涼子さんいわく、「魚を捌く非日常体験が食育や活発な親子のコミュニケーションにつながる」とのこと。

新鮮な魚を捌き、おいしくいただく体験とウェルビーイングの関係について話を伺った。

本記事のリリース情報
「Wellulu」に取り上げられました

獲れたての新鮮な魚が、1尾まるごと自宅に届く

SAKAMA

- まずはじめに、SAKAMAのサービスを教えてください。

鎌田:全国の新鮮な獲れたての魚を産地直送で購入できる『サカマアプリ』※1を運営しています。特徴は、釣り上げてから自宅に届くまでのスピード。早ければその日の朝に獲れた魚が、わずか1日※2で1尾まるごと届きます。

※1:その他にも飲食店や鮮魚店向けの産直魚介仕入れアプリ『サカマアプリPro』もあります
※2:購入者の居住地によっては1日以上かかる場合もあります

- メインのお客さんはどのような人たちですか?

鎌田:40~50代のお子さんをお持ちのご家庭が多いですね。「休日に魚を捌いて家族に振る舞いたいお父さん」や「孫が来るのでおいしいお魚を食べさせたいおじいちゃん」といった人たちです。

『サカマアプリ』は鮮魚流通の課題に着目して生まれた

- 『サカマアプリ』はどのような課題を解決しているのですか?

鎌田:一般的な鮮魚流通では、お魚を釣り上げた漁師から産地市場、荷受け、仲卸を経て、皆さんが普段購入するスーパーに届けられます。このように仲介者が増えることで、漁師さんとお客さまの双方にデメリットがありました。

まず漁師さんは仲介者の存在により、実際に魚を食べるお客さまのニーズを汲み取りづらくなります。そのうえスーパーでは、広く需要のある魚が求められるため、希少な魚やサイズの小さな魚は産地市場へなかなか売れないのです。

こうして売れ残った「未利用魚」がどうなるのかというと、漁師さんのご自宅で振る舞われるか、残念ながら捨てられてしまいます。※3

このような課題に対して、『サカマアプリ』では漁師さんとお客さまを直接つなぎ流通プロセスの簡略化を実現。また、未利用魚を詰め合わせた「チャレンジフィッシュボックス」を販売することで、未利用魚の廃棄が少しでも減る世界を目指しています。

※3:EAO(国際連合食糧農業機関)の2020年の報告書によると全漁獲量の約30~35%が廃棄されているとのこと

- お客さま側が抱えていた課題はなんですか?

鎌田:私たち購入者の視点で考えると、鮮魚流通の仲介者が多くなることで、新鮮な魚が手に入りづらくなるという課題がありました。

流通の仲介者が多いと店頭に並ぶまで日数がかかり、魚の新鮮さが損なわれます。よく「自宅で魚を捌くと匂いがキツい」と言われますが、それは魚の劣化が進んでいるため。獲れたての魚を捌いてみると分かるのですが、新鮮な魚は内臓の匂いもキツくなく、身もハリがあるのでとても切りやすいのです。

また、スーパーに行くと「加熱用」「お刺身用」のように分けて魚が売られていることがありますよね。でもあれは、漁師さんから言わせると“新鮮な魚なら「●●用」と分ける必要はない”のだそう。

SAKAMAにも「お刺身用の魚はありますか?」と問い合わせをいただきますが、SAKAMAで買える魚はどれもお刺身として食べることができますよ。

魚を捌く体験が子どもの知的好奇心や感性を育てる

SAKAMA

- お子さんをお持ちのご家庭で『サカマアプリ』を利用すると、どのようなウェルビーイングな体験が得られるのでしょうか?

鎌田:まずは、普段口にしている魚とは全然違う新鮮な魚を食卓で楽しめることで、いつもより家族の笑顔が増えると思います。『サカマアプリ』で販売している魚は、どれも新鮮で臭みが少なく、プリプリの食感です。刺身もよし、煮てもよし、焼いてよしでどんな調理法でも楽しめるでしょう。

続いて得られることは、お子さんの知的好奇心や感性を刺激し、新しい学びにつながるというウェルビーイングな体験です。「子どもの知的好奇心や感性を伸ばす」ことの重要性が教育現場ではよく語られるため、意識している親御さんも多いことと思います。

その点でみると、『サカマアプリ』で魚を捌くことでとてもよい親子の学びの時間になるかなと。実際に捌いてみると、「ウロコはどうやって取るの?」とか「この内臓は捨てるの?それとも食べられるの?」と大人でも気になりますよね。

この気づきや学びは、スーパーで売られている切り身を食べているだけではなかなか生まれません。スーパーの切り身しか見たことがないため、「海でも切り身が泳いでいる」と思っているお子さんもいらっしゃるくらいですから。

子どもの疑問に一緒になって考えたり調べたりすることで、お子さんの知的好奇心や感性は強く刺激されるでしょう。

- 確かに、ただ魚を食べるという体験だけでなく、親子の学びの時間やそこから家族のコミュニケーションが活発になる効果があるんですね。

鎌田:魚を捌くという体験が、非日常だからだと思います。もちろんそうでないご家庭もありますが、『サカマアプリ』で魚を捌くのはパパであるケースが多いんですね。

日ごろはママが料理を作っているけど、休日はパパが料理を担当する。そこで『サカマアプリ』を使って、パパが意気込んで魚料理をふるう……そんな感じです。

普段料理をしないパパがキッチンに立っていると、それだけで子どもからすると非日常の時間です。たとえ不器用でも魚と格闘して捌いている姿は、「パパすごい!」と子どもから尊敬を集められるそうですよ。そして、ママもパパの気分を高めるために、いつも以上に褒めたりしてね(笑)。

でも、そんな状態が家族にウェルビーイングな雰囲気をもたらしてくれるのかなと思います。

魚が媒介となり、新しい人とのつながりを運んでくれる

SAKAMA

- 一方で単身で住まわれているお客さまはいらっしゃいますか?

鎌田:単身で住まわれているお客さまも『サカマアプリ』には多いのですが、特に釣り好きの人がメインを占めていますね。

もともと釣りが趣味でいろんな魚に興味はあるけど、住んでいる環境や釣りの腕によって自分では釣れない魚を『サカマアプリ』で購入される人が多いです。「憧れの魚を自分で捌きたい!」という気持ちですね。

一人暮らしの人にとっては、目の前の魚に向き合って捌くことに集中する時間は、雑念を消して没頭できる貴重な時間。その没頭体験がウェルビーイングにつながって、魚を捌くことが趣味になったという人もいらっしゃいます。

そのほかにも、「SAKAMAで魚を買ったから、今度家でパーティーしようよ!」と職場の同僚や友人を誘って食事会を開くきっかけとしても使えますよ。旬の魚とおいしいお酒をみんなで楽しむ。食事会を通じて新しいつながりが生まれたり、仕事の悩み相談ができたりと、魚を媒介にしてウェルビーイングな時間を過ごせることでしょう。

- とはいえ、初心者が魚を捌くのはハードルが高いように思いますが。

鎌田:確かに、いきなり捌くと言われてもどうしたらいいか分からないですよね。そこで、そんなお客さん向けにSAKAMAでは『さばけーる』という魚の捌き方や捌くための道具をパッケージにしたコースもご提供しています。

コースは初級・中級・上級に分かれていますので、初めての人はまずは初級から試されてみてください!

捌く時間は家庭のエンタメ。失敗も含めて親子で楽しんで!

SAKAMA

- 鎌田さんご自身は、食事とウェルビーイングについてどのようなことを意識されていますか?

鎌田:私は、最低でも月に1回は祖父母や親戚で集まって一緒に食事をするような、食事を大切にする家庭で育ったんですね。その当時のことを思い出すと大人数で食卓を囲んでいたとき、とても幸せな気持ちだったことを覚えています。

小さいときにいろんな世代と食卓を囲む経験があると、自分と違う世代とお話することに抵抗がない子に育つのではないでしょうか。皆さん食事をするときは、あまりバリアを張らなくなりますよね。バリアを張らずに人と距離を縮められる。幼少期の原体験をきっかけにして、今も食事を媒介に人とのつながりを深められています。

もう一つ意識しているのは、「必ず自炊すべき」みたいな考えはもたないこと。私はSAKAMAの社員ですが、とはいえ「毎日のように魚を捌いてください」は無理のある話です。魚料理に限らず、仕事やプライベートのなかで続けられる範囲で自炊を行なうことが大切だと思います。

私にも子どもがいるのですが、手間暇かけて魚を捌いて食べると、「普段よりおいしい!」って言うんです。SAKAMAの魚が新鮮であるだけでなく、非日常だからこそ生まれる家族の会話も含めて、おいしさにつながっていると思うんですよね。

また、もし調理に失敗したらしたで思い出に残るはず。「あのときの魚料理ひどかったね」って(笑)。それが、またひとつの家族の思い出になるし、ポジティブに「じゃあ次はどう調理しようか!」と話し合えば、家族の絆も強くなるはずです。

皆さんも料理をするというプロセス全体を、『家庭のエンタメ』として楽しむように意識してみてはいかがですか。

【後日談】編集部スタッフのSAKAMA体験レポート

SAKAMAさんの取材を終えた翌日、さっそくWellulu編集部でもSAKAMAをつかって魚を捌いてみました。

体験したのは、34歳男性スタッフ!娘は0歳なので、まだ親子での体験はできませんでしたが、妻の力を借りながら人生初のチャレンジをしてみました。

アプリダウンロード~購入手続きまで

SAKAMA体験レポート

まずは、『サカマアプリ』をAppStoreでダウンロード。

SAKAMA体験レポート

いきなり、販売している魚の写真が並びテンションアップ。アナゴ、真鱈(まだら)、ビワマスなど全国の魚の写真を見ているだけで楽しい気分が高まります!

SAKAMA体験レポート

このあたりで、魅力的な魚の数々に心が躍るものの、同時に料理素人のため「自分にちゃんと捌けるのだろうか……」と不安が増していきました。

そこで、魚と一緒に「捌き方」「作り方」「調理道具(一部)」がセットで届く、『親子で作ろう!体験直送便』を購入することにしました。

ちなみに、この体験セットは時期によってセットメニューが変わるそうです。私が体験した2023年2月28日に出ていたのは、「親子で作ろう!かまぼこ・ちくわセット」「親子で作ろう!イカ飯!!」「親子で作ろう!サーモンのお寿司!!」「親子で作ろう!タイの塩釜焼!!」の4つ。

どれを頼もうかと迷いましたが、1つ目の「親子で作ろう!かまぼこ・ちくわセット」を頼むことに決めました!

SAKAMA体験レポート

商品説明の内容はこんな感じ。漁師さんが直接投稿された文章だから、どことなく人柄も感じ取れますね!

SAKAMA体験レポート

SAKAMA体験レポート

費用はこのような内訳で、お値ごろな価格だなと思いました。

届くのは、富山県で“天然の生け簀“とも言われている富山湾・黒部漁港で獲れたお魚。富山湾には「藍がめ」と呼ばれる海底谷があり、豊富な魚介類の住処になっているそう。また、3,000m級の立山連峰からは、栄養分豊かな水が海に注がれているとのことです。

そして、富山県黒部から届く「親子で作ろう!かまぼこ・ちくわセット」は、具体的にどんな魚が届くかは届いてからのお楽しみであること!ドキドキしながら、明日の到着を待ちました。

お魚到着~調理まで

SAKAMA体験レポート

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購入の翌日に商品が届きました。中を開けると魚一式と説明書が。届いたときのお楽しみだったお魚は、「にぎす」「あじ」「いわし」の3種類でした。

内包されていた説明書(レシピ)とYoutubeで「捌き方」の動画を見ながら、まずは「にぎす」の調理からスタート!

SAKAMA体験レポート

このような作り方の説明書が入っています。

SAKAMA体験レポート

小さい魚を捌くのは思った以上に大変!
私は大きくて比較的捌きやすい「アジ担当」となり、それ以外は妻に助けてもらいました。

SAKAMA体験レポート

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全部捌くのにかかったのは約2時間半。

SAKAMA体験レポート

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そしてここからは、フードプロセッサーで魚をすり身にしていきます。

SAKAMA体験レポート

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すり身の調理方法は「蒸す」「焼く」「揚げる」の3種類です。ちなみに、蒸すと「かまぼこ」、焼くと「ちくわ」、揚げると「さつまあげ」になります。

SAKAMA体験レポート

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ほどよく焼けたところでオーブンから取り出すと、ほどよく焦げ目のついた、おいしそうな「ちくわ」が完成!

SAKAMA体験レポート

続いて「かまぼこ」です。およそ15分ほど蒸してカットしたものがこちら!

実食

さあ、いよいよお待ちかねの実食タイムです!

もともと魚のすり身は好きではなかったのですが、あまりのおいしさに感動しました。口に入れた瞬間、ふわぁっと魚の旨味が口全体に広がり、魚が新鮮だからか、まったく臭みがありませんでした。

SAKAMA体験の感想

とても学びや気づきのある体験でした

  • 自分で手作りした魚料理は、調理されたものを食べるより断然おいしかった
  • 調理の工程が大変な分、調理し終えたときの達成感がすごく大きかった
  • 家族にとって非日常の時間だったので、家族のウェルビーイング度が高まった感じがした
  • 普段口にしている食べ物がどのような工程で食卓に並んでいるのか知ることで、子どもの食育にもつながると思った

有意義な時間を過ごすことができました!

また別のお魚にも挑戦してみたいと思います!

鎌田 涼子さん

CSリーダー・企画広報

大学卒業後、フラワー業界、ファッション業界でそれぞれ店長として世界の一流に触れるも第2子の出産をきっかけに一度退職。下の子が小学生になり、自身の生活で重要度が高い「食」に関わりたいとサカマに入社。現在、CSリーダーのほか、企画広報などに従事。

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