ラグビー決勝と信頼社会

Wellulu 編集部プロデューサー

堂上 研

ラグビーワールドカップ2023決勝

今回フランスで行われているラグビーワールドカップ観戦が楽しすぎて、寝不足になってしまう。予選からの日本代表の頑張りも含めて、日本と世界を熱狂の中に巻き込んでくれた。

ラグビーというスポーツの激しさに驚きを隠せない。僕はずっとサッカーばかりだったので、怪我しそうなラグビーをプレイするのは怖いというイメージしかない。

高校1年のとき、サッカーの試合の接触で左膝靭帯を切った大怪我から、まだ後遺症を抱えて生活している僕からしたら、あの満身創痍で闘うラグビーが信じられない。血を流し、テーピングでぐるぐるまきにしながらタックルをするスポーツは観ていて、すごいとしか言えない。

2019年のラグビーワールドカップが日本であったときの予選リーグ、ニュージーランド対南アフリカの試合を横浜で観戦させてもらった。同じカードが4年後の決勝というのもすごい。

僕は高校1年の冬にニュージーランドに1年交換留学生として素晴らしい経験をさせて頂いた。1992年だったので、バルセロナオリンピックをテレビで放送していたのだが、3チャンネルしかない上に、ニュージーランドが強いヨットとか乗馬の放送ばかりで、他のスポーツ観たいと思っていたことを思い出す。

ということで、僕はニュージーランドが大好きで、今回の決勝もオールブラックスを応援していた。留学中に、ハカの練習もした。そのご縁もあって、2019年の横浜での闘いにご招待頂いたのだ。

写真は、2019年の横浜にて撮影

あらゆるスポーツを観戦するのが好きだし、国と国が、チームとチームがスポーツを通して、同じルールのもと、闘っている姿に感動しかない。もう、今どんなスポーツを観戦しても感動で涙が出てくる。特にチームスポーツが好きだ。

戦略と戦術があり、個々人の基礎や技術があり、そしてその場で目まぐるしく変わる状況判断が勝敗を分ける。応援しているチームが頑張っている姿は、勝敗関係なく感動するのだ。

サッカーばかりやっていた僕は、ついつい子どもたちもサッカーをしてくれたので、こうした方が良い、ああした方が良いとアドバイスをおくってしまっていた。これは子どもにとっては、なんのプラスにならないこと、それがチームの監督やコーチを信頼していなかったからだと気がついた。チーム同士の信頼、コーチと選手の信頼、親とチームの信頼は重要だ。

ラグビーワールドカップを観ていて、長男が「やってみたい」と言った。受験勉強に明け暮れている毎日に、このタックルをするスポーツは楽しそうに映ったのか、ストレス発散くらいに思っているのかもしれない。ここも、信頼してるから、チーム一丸になって規律を守りながらプレイできるのだろう。

そして、夏の甲子園も慶應義塾大学の附属高校の指導の仕方が注目されたが、野球というスポーツも不思議なスポーツだと思った。昨日は、プロ野球の阪神タイガース対オリックスバッファローズの日本シリーズ第一戦。

僕は、阪神岡田監督の采配よりも、坂本誠志郎捕手の笑顔に虜になった。僕が小学生のときは、岡田、掛布、バースの3人の活躍で優勝した1985年のイメージのバッターばかりに注目したいた。今回、僕がすっかりファンになったのは坂本捕手だ。

サッカーでもラグビーでも野球でも、チームに絶対必要な選手っていると思う。それが、サッカーでいう三苫選手や久保選手、野球でいう大谷選手とかのスター選手ではなく、チームみんなに愛されるキャラクターの持ち主だ。(坂本選手が、チームに愛されているかどうかは知らないが。。)

今回ラグビーワールドカップで、戦って引退を決めた選手が「やるべきことはやり尽くした。これが俺の人生だ。」と言ったシーンでも涙が溢れ出た。

そうだ。僕らは熱中できるものを見つけた。そして、人生そのものと思えるくらいのめり込んだ。チームでひとつになって、信頼のもと戦った。幸せな人生ってそういうところから、チャンスを掴んでいくのだろう。

スポーツで感動をくれてありがとう。

今日は僕の誕生日

48歳になった。朝ラグビーワールドカップの決勝を観るために早起きしたら、テレビに息子が夜中に仕込んでくれた誕生日おめでとうのメッセージを貼ってくれていた。

誕生日にお祝いを送ってくださるみなさん、ありがとうございます。毎年、誕生日が来るたびに、自分の中で、変化を求めるが、自分が成長できているのか、自問自答している。

兄が亡くなったのは、47歳。兄の止まった年齢を越えることはできた。兄の代名詞とも言える「利他に生きる生活」は、僕は全然できていない。全ての人に優しく、そして相手の立場に立って生活する。

僕がウェルビーイングを追いかけているのは、兄の姿を追いかけているのかもしれない。自己犠牲の中の利他ではない。

自分を愛して、そして他者も愛す。そこにウェルビーイングな生活が待っているはずだ。

welluluを通して、たくさんの出会いがある。出会いを通して、この社会全体がウェルビーイングになっていくように動く。

スポーツも、勉強も、仕事も、あらゆることがプレイフルな熱中できるものになれば、ウェルビーイングになると信じている。

と言いつつ、誕生日の朝、末っ子が発熱。インフルエンザの可能性が高く、休日診療も行けず。ファストドクターにお願いをした。素晴らしいサービスが世の中にどんどんできている。相互協力の社会がウェルビーイングな社会になっていくのかもしれない。

 

堂上 研 Wellulu 編集部プロデューサー

1999年に博報堂へ入社後、新規事業開発におけるビジネスデザインディレクターや経団連タスクフォース委員、Better Co-Beingプロジェクトファウンダーなどを歴任。2023年、Wellulu立ち上げに伴い編集部プロデューサーに就任。

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