自然体で生きる「トラ」

Wellulu 編集部プロデューサー

堂上 研

肩書きなんていらない

今日はwellulu talkで僕が勝手に追っかけをしていた2人の憧れの方とお話しさせて頂いた。ひとりは、小国士郎さん。もうひとりは、仲山進也さん(みんなから、がくちょと呼ばれていたので、僕もリアル初対面だが、がくちょと呼ばせていただく)

今まで出会ったウェルビーイングな人とは違う空気感を持っている2人に、たまたま同じ日に対談となったのだ。これも運命というかセレンディピティなのかもしれない。最初に小国さんとの対談だったのだが、がくちょが早めに来てくださり、対談を見てくださった。

3人の鼎談にしても面白くなるな、とも思うくらい、それぞれとのお話しは学びと笑いとがずっと続く感じだった。

おふたりに共通してるところはたくさんあるが、基本は「トラ」だ。この詳細は、本編でがくちょとの対談で詳しく記載するが、組織のトラは、ネコの憧れの的である。

がくちょの本、「組織のネコ」という働き方は、ウェルビーイングに働くためのヒントが盛りだくさんだった。世の中のビジネスパーソンがウェルビーイングに働くための方法を模索する中で組織で働く人は次の4タイプの動物にたとえている。

・組織のイヌ:自分の意志よりも社命を優先
・組織のネコ:ときに社命よりも自分の意志を優先
・組織のトラ:ネコの進化系。社命より使命
・組織のライオン:群れを統率

僕自身、この中のどのタイプかというと、「隠れネコ」だと思う。「イヌのフリをしたネコ」というのもあっているかも?

「組織のイヌ・ネコ・トラ・ライオン」のどれが良いとかではなく、ネコのような仕事の仕方をしているとフロー状態になりやすくウェルビーイングになる。

自然体で、自分の意志によって動くのだ。それは組織の中では、楽しそうに仕事をしているイメージだろうか。新規事業開発のセクションでは、ネコだらけなので、出世とかよりも、自分の意志が大切だと思っている。

ウェルビーイングな生活は、ネコのように生きることかもしれない。ふたりは、肩書きにとらわれないネコの進化系、トラだ。

ふたりとも肩書きを聴かれるといろいろなことをやられているので、簡単に伝えるのが難しいと言い、自己紹介が長くなる。それは、自分は自分であり、その自分はこんな挑戦をしてきた人だとストーリーで語ってくださるからだろう。

僕は、ウェルビーイングのメディアにおいて、はじめて「肩書きなし」とおっしゃっているふたりに、同時に今日お会いしたことになる。

そして、もうひとつ、今まで出会ったウェルビーイングな人と違うのが、「好奇心こそがウェルビーイング」という方が多かったが、「好きなものとそれ以外」を明確に分けているのだ。なんでも興味を持って新しいことに挑戦している人は、ウェルビーイング度が高い傾向にあるが、そんな全てに興味を持つ必要もなくても、ウェルビーイングな人がいることが分かった。

おふたりに共通する幼少のときの話も面白かった。基本はクラスやチームのまとめ役的な存在というのは変わらない。けれども、どこか人と違うことに悩み、そして自分と対話をしてきたのだ。

自然体だし、「じぶん時間」を生きているのだ。同調圧力があるとしたら、そんなものを凌駕する感じで、自分に正直に生きているというような感覚だろうか!?

僕は、ふたりとの対談が終わった後に、自問自答した。僕は「自分に正直に生きているだろうか?」本当は、自分に自信もなく、出世したいと思っているんじゃないだろうか? いつの間にか、ネコやトラに憧れるイヌになっているのではないだろうか?

肩書きを無くす、会社の名前を無くすことで、「失うものよりも、得るものが大きい」と分かっているのに、どこか怖さがつきまとっている自分がいる。

会社を辞めて起業していった人たちは、自分の意志を持っている人だ。コンフォートゾーンから抜け出すと同時に、「肩書きなんていらない」と言える自分になれるだろうか?

けれども、僕は、博報堂という場や人が大好きだし、やりたい仕事をやらせてもらい、仕事が楽しくて仕方がない状態だ。新規事業というところへの挑戦は楽しい。ネコでいられる自分が楽しいのだ。

自然体でいるトラは、自分の生き方に正直であり、そして自分の生き方に自信があるのだ。僕も少しでもトラに近づけるように生きていこう。

そんな自分と対話できる時間になった。おふたりにはとても感謝している。

 

 

 

堂上 研 Wellulu 編集部プロデューサー

1999年に博報堂へ入社後、新規事業開発におけるビジネスデザインディレクターや経団連タスクフォース委員、Better Co-Beingプロジェクトファウンダーなどを歴任。2023年、Wellulu立ち上げに伴い編集部プロデューサーに就任。

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