問いのギフト

Wellulu 編集部プロデューサー

堂上 研

「問い」をたてることからはじめる。

昨日、息子の中学受験のブログをアップしたら様々なところから、共感をいただいたり、自分たちの実体験を語ってくださる人がいた。それくらい中学受験とかで悩む親が増えているのかもしれない。

ちなみに、昨日うちの息子は親が寝たあと、こっそりと僕のスマホで、「マインクラフト」のYoutubeを見ていた。僕が夜中1時頃にトイレに起きたときに、息子の挙動で気が付いて、「こっそりやるんだったら最初からやるな。」「寝不足にだけにはなるな。」と伝えて、さっさと寝させた。

僕の目はすっかり覚めてしまったので、NHK大河ドラマの「どうする家康」のビデオを夜中に観た。戦国時代も、今の時代も「人生における選択と判断」が道を決めていく。僕は「選択肢があって、判断できるだけ良い。ひとつしか選べなかったらつまらない人生になる。」と思っている。

今日、何を食べるかも判断だし、誰と遊ぶかも判断。今、勉強するか、Youtubeやゲームで時間を使うかも判断。ウェルビーイングな生活の中に、「選択肢を持つ」というのも影響しているように思う。誰かが決めた一本のレールの上をただ歩いているだけはつまらないということだろう。

経営も同じような選択肢の中で判断だろうし、人生も同様だ。自分で選んだ道を人のせいにしても仕方がない。自分で意思をもって判断できることがウェルビーイングにつながっていく。

僕が博報堂という広告会社が好きになった理由に「問い」の立て方への探求心が素晴らしい人が多いということにある。よくコンサルとかで必要なコンピテンシーは「課題解決力」というが、博報堂の人は、解決だけではなく「課題設計力」「問い構想力」に長けている人が多いように感じる。

「問い」の立て方で、見える視点が変わるということだ。「問い」があり、「選択」があり、「判断」して、「行動」にうつす。判断して、行動にするときに、自分がもっている意志が必要になるのだろう。そのクライテリアをどう持つかも、どう生きるかにつながる。

息子に対して、「なぜ勉強するの?」「なぜ受験したいの?」「今、何をすべきなの?」という聞き方よりも、「どうやったら、勉強が楽しくなると思う?」と聞いてみたら良かったかも、と感じる午前中だった。アスレチックなどの自然の中でのゲームが楽しんでできるように、勉強も遊び感覚でやると良いのかもしれない。

まだ何が良い分からないけれども、選択肢を増やして、判断基準を自分で見つけて、行動にうつす、そんなことを意識しながら、自分で判断できる環境を整えたい。

問いを贈ろう。2023

朝、仕事をしていると一通のメールをいただいた。認定NPO法人PIECES主催の「問いを贈ろう。2023」というキャンペーンだ。子どものウェルビーイングを探求している中で、何度かセミナーに参加させていただいて知り合った。

PIECESが目指していることは、「一人ひとりのマインドセットをアップデートし社会のなかに市民性を醸成する。」と掲げている。

私たちの目指す未来は、子どもたちが孤立せず、優しいつながりが溢れる未来

それは小さな困りごとや小さな心の傷が生まれた時に、
身近な関係性の中でケアされ、お互いに癒しあっている世界です。

専門家だけではなく、私たち一人ひとりが優しい間をつむぐ市民性を発揮していくことで、
子どもの心の傷が身近な関係性の中でケアされ、子どもの孤立は解消されていくと考えているからです。(PIECES公式サイトから抜粋)

Welluluの立ち上げ時に考えた「人と人のつながりの中から、Wellな生活を共につくっていく。」という思想と重なった。

今回は、このNPO法人が掲げる「問いの贈りもの」が素晴らしい「問い」だったので紹介をしたい。

#問いを贈ろう — 認定NPO法人PIECES(ピーシーズ) (toi-pieces.tokyo)

8月15日~9月21日まで17の問いを贈ってくれる。その「問い」に自分なりの「解」を持つのだ。

3つのテーマに基づいて問いを出してくれている。
#自分をみつめる     自分の価値観や願い、見過ごしている感情を見つめなおし、自分でいられる
#まわりをみつめる    身近な人から遠い人まで 他者への想像力を働かせ 「私たち」の範囲を広げる
#未来をみつめる     願う未来と向き合い 未来はすでに自分の手元から 育まれていることに気づく

今日いただいた問いは、自分をみつめる問い
「今日のじぶんに声をかけるとしたら、どんな言葉をかけたいですか?」

不確実な社会に、
わたしたちは生きています。
押し流されるように迫って来る日常の中で、
置いてきぼりにされがちなのは、
自分自身かもしれません。
自分の心に耳を傾け、
自分を大切にする時間を、
つくってみてください。

僕は、「そのままでいいよ。自分らしく。意志を持って。ゆるりとゆるりと。」と返事した。

子どもたちにも伝えたい。「あなたには、あなたの素晴らしい賜物があるのだから、そのままでいいよ。お父さんとお母さんは、いつでもあなたたちの味方だから。自分がやりたいこと、自分の意志をもって、やり続けよう。ゆるりとゆるりと。」

これからも、「問い」を大切に、生きていこう。問いの贈りもの、ありがとうございます。

ちなみに、僕の今日の体重は79.1㎏。この1週間もうちょい頑張る。昨日からファスティング・ダイエットというものをはじめている。ファスティング用の酵素ドリンクを3日間だけやるのだ。これでどこまでやり切れるか?
最後に、この問いを自分にぶつけたい。「あなたの身体を一番心配してくれている人は誰ですか?」

堂上 研 Wellulu 編集部プロデューサー

1999年に博報堂へ入社後、新規事業開発におけるビジネスデザインディレクターや経団連タスクフォース委員、Better Co-Beingプロジェクトファウンダーなどを歴任。2023年、Wellulu立ち上げに伴い編集部プロデューサーに就任。

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