頭が痛い
今日、学校から帰ってきた小学生の息子たちが「頭が痛い」と言ってきた。熱はないし、ただ頭が痛いだけだった。ふたりの息子そろって頭が痛いと言う。(なぜ、ふたりそろって?)
学校で、クーラーのきいた部屋と、外の暑さの寒暖差が影響か、それとも寝不足か?小6の息子は塾を休んで、2時間ほど眠った。小4の息子はサッカーを休んで、3時間ほど眠った。
起きてきたら、「お腹空いた」と言って普通にご飯を食べる。すっかり頭痛はどっかにいったぽい。やはり寝不足だったんだろうか? 考えてみたら、僕が小学生のときは頭痛なんかあったかな、と思う。(それくらい、今の子たちはストレスが溜まっているのかもしれない)
僕は、息子が塾で食べる用につくったお弁当を食べて、息子たちには、別に夕食をつくった。
寝てる企業のほうが、利益率が高い。
3月に開かれたG1サミット2023の「ウェルビーイング型社会の実現~人々にとっての本当の豊かさとは~」のアーカイブが公開された。石川善樹さん、小室淑恵さん、塩沼亮潤さん、矢野和男さんのトークセッションだ。この回は学ぶことがたくさんあった。
睡眠不足の上司がいると、その組織はウェルビーイング度が低いそうだ。「自我消耗」の人がいるだけで、部下や同僚のウェルビーイングをつくれない。
睡眠時間と業績利益率の関係が明確になったとの研究結果もあるそう。今の時代において、睡眠時間を削ってでも、仕事をするということがナンセンスということが実証されたのだ。
確かに、僕も睡眠不足のときは、子どもにも、仕事においても、イライラしやすかった。アンガーマネジメントと言うけれども、睡眠量が足りないだけで、自分をコントロールできなくなるのだろう。
集中できる時間は、朝起きてから13時間と言われているそうだ。そして、仕事から仕事の勤務間インターバルは11時間以上あけることが、生産性をあげるとのことだ。睡眠時間の作り方で、人はよりウェルビーイングな環境をつくれるということか。
常に怒っている人っていたけれども、多分、睡眠不足だったのだろう。博報堂のウェルビーイング関連の調査では、「良好な睡眠」がウェルビーイング因子で一番数値が高かった。それくらい睡眠は重要だということだろう。
子どもたちのウェルビーイング度が下がっている。
トークの中で、過去から現在まで、日本人の成人のウェルビーイング度は、ほぼ変化していないらしい。けれども、日本の子どもたちのウェルビーイング度は低下しているらしい。
- 日本の女の子。(高校生の自殺率が増えた)
セルフイメージ・自制心・自己肯定感が持てていない - 社会経済的に恵まれている日本の子どもたち。(習い事をしている子どもたち)
競争社会・居心地よい場所から抜けたときの居場所のなさ・多忙(習い事の多さ)
確かに、僕の息子たちもほぼ毎日、何かの習い事に行っている。頭痛にもなるな。。。
この子どもたちの未来を考えたときに、もっと大人がウェルビーイングな環境をつくらないといけない。世界幸福度調査において、5年後の生活の期待度は、日本は120位くらいだという(18歳以上の大人が回答)。大人が希望をもてていない時点で、子どもたちに申し訳ない。
こんな社会の中で、大人がどうふるまうべきかの解を提示してくださった。
社会の中で、居場所をたくさんつくる。居場所をたくさんつくって、いろいろな生き方をしている人と接すると「希望や自信」が出てくる。「好奇心」と「おもてなし」の気持ちを持つと良い、というのもうなずけた。
本日の自力整体1.5時間
毎週、月曜日に行われる真理恵さんの自力整体をした。最近、月曜日の会食が多かったので、なかなか参加できておらずだった。
まずは、胡坐をかきながら、目を閉じる。そのまま深呼吸をする。ハアー。内側の自分の身体と向き合い、頭の位置を確認する。呼吸の音を聞く。まぶたで光を感じる。暖かさと冷たさを感じる。。。
先週は会食と出張で自分の生活リズムがくるった。睡眠時間を確保しつつ、自分の身体と向き合う。今日の体重は、81.4㎏。目指せ、79㎏台。
(そういえば、息子の無くしたSUICAが見つかって帰ってきた。)
堂上 研 Wellulu 編集部プロデューサー