岐阜にあるヤマニパッケージ訪問
晴天の中、品川発の新幹線の乗って名古屋駅乗り換えで岐阜市に向かった。岐阜市で降りたのは初めてで、SNSで岐阜で行くべきお勧め教えて欲しいと投稿しておいた。
岐阜を訪問したのは岐阜市にあるパッケージ専門会社の「ヤマニパッケージ」の新社屋を見学させて頂くためだ。1年前に建てたという新社屋は、ウェルビーイングな働き方ができる環境を考えられて設計されていた。
まずは受付の前に拡がる庭園。新緑と水が流れていて石畳の庭園は、いつでも会社に来たくなるような設計になっている。この季節ピクニックしたくなるような木漏れ日を感じさせてくれる癒し空間がある。
受付のところにある椅子も、ところどころに置いてある机も形やデザインがかわいく、木の温もりを感じるものだった。3階まで吹き抜けになっている中心には木々がどーんと構えており、パッケージ会社らしい部屋のひとつひとつが箱のようになっている。
一番良いなと思ったのがカーテンレースだ。色にこだわりを持っていてレースが透き通っており、心も透き通っているかのような開放感があるのだ。
遊び心ある設計もされており、ビリヤード台や卓球台、ゲームが設置されていて、気分転換や社員同士のコミュニケーションが取れやすい環境もある。キッチンも業務用にもなりそうなくらいの立派な設備があり、みんなで料理をしたり、イベントをしたりできるようになっていた。
新社屋を案内していただきながら、社員同士も積極的に話ができそうなオープンな設計にウェルビーイングなオフィスってこういうことかと実感させられることに感動すら覚えたのである。
地域には魅力的な会社がたくさんある。そして、そこでウェルビーイングに働ける環境があり、ウェルビーイングな仕組みがあれば、社員一人ひとりがウェルビーイングになっていくだろう。ヤマニパッケージの新社屋を見学させて頂き、こういう環境づくりが重要だとあらためて感じた。ありがとうございました。
welluluで地域のウェルビーイングな取り組みや企業も取材をどんどんしていきたい。是非、そんな企業があったら教えて欲しい。
岐阜市を楽しむ。
見学とウェルビーイングなミーティングが終わったら、SNSでたくさんの岐阜市でのお勧めが投稿されていた。あいにく定休日だったり、少し遠かったりで行けなかったところもあったが、午後に観光をした。
まずはお昼ご飯。岐阜で学校の先生から「更科」という冷やしたぬきそばの名物を食べに行った。12:45のお昼時に行ったからだろう。既に20人以上が行列している。ただ、待ち時間は5分程度。回転がめちゃくちゃ早い。
「冷やしたぬきそば」をW(ダブル)というのを頼んだが、これがめちゃくちゃ美味しかった。行列ができりことも頷ける。家族用にお土産でも買って帰った。(夜も同じ冷やしたぬきそばを食べた)
そして、外してはいけないのが「金華山」ロープウェイで山頂まで行く。そこで織田信長を感じながら、岐阜城を見学する。僕は別に城好きではないが、お城から観る景色は素晴らしいものがあり、いろいろな戦国時代の情景が思い浮かんで楽しい。外国人観光客がわんさかいて、これも円安の影響かと感じた。平日というのもあるが日本人観光客は少なかった。
金華山の中で、リス公園に行った。僕は小学生の頃、シマリスを2匹ペットとして飼っていたので、なんとなく懐かしい気持ちで入っていった。人間に慣れていて、僕が入ると同時に一匹のリスが僕の身体に飛びついて肩あたりまで登ってきた。僕はリスたちに一緒に遊んでもらった。
他にもいろいろ観光しようと思ったが、日帰りということもあり、僕はそのまま帰路についた。
地域がもっと活性化するためには、それぞれの地域の特徴を活かして新たな産業が生まれていくべきである。外貨を得るための観光だけでなく、その地域ならでは食文化や風土なども活かしたものをもっともっと知り、活性化に役立ちたい。ウェルビーイング共創社会はこういうところから発見と機会が見えてくる。素晴らしい街なのに、もっともっと多くの人に知ってもらいたい。
ヤマニパッケージの新社屋を訪問させて頂いて、よりウェルビーイングな環境づくりと地域のウェルビーイングに興味を持つ一日だった。
堂上 研 Wellulu 編集部プロデューサー