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糖質制限ダイエットの正しいやり方!一日の糖質摂取量や低糖質な食べ物も紹介

痩せやすいと評判の糖質制限ダイエット。最近は糖質オフの食品も多く売られているので、気になっている人も多いはず。朝や昼ではなく、夜に糖質を控えることで効率よく健康的な減量を目指せるのが、糖質制限ダイエットの魅力。

ただ、自己流の糖質制限は効果が薄く、やり方が間違っていると体調不良のリスクもある。この記事では、糖質制限ダイエットのメリット・デメリット、正しいやり方、脂質制限との違いなどを紹介。

この記事の監修者

古谷 彰子さん

博士(理学) 管理栄養士

博士(理学) 管理栄養士
愛国学園短期大学 家政科 准教授、早稲田大学 ナノライフ創新研究機構 招聘研究員、(株)アスリートフードマイスター 認定講師、発酵料理士協会特別講師としても勤務。
「時間」という観点から、医学・栄養学・調理学の領域にアプローチすることを専門とする。科学的根拠を基にしたライフスタイルへのアドバイス、実体験を基にした食育活動や講演活動、料理教室も開催している。『食べる時間を変えるだけ! 知って得する時間栄養学』(宝島社/2022)、『10時間空腹リセットダイエット』(主婦の友社/2023)、他多数の書籍を執筆。

【所属】
愛国学園短期大学 家政科 准教授
早稲田大学ナノ・ライフ創新研究機構 招聘研究員
あきはばら駅クリニック 非常勤管理栄養士
アスリートフードマイスター認定講師
発酵料理士協会特別講師

 

目次

「糖質制限ダイエット」とは?痩せる仕組みを解説

最近は低糖質の食品もたくさん売られているけれど、そもそもなぜ糖質を減らすと痩せるのか知らない人も多い。ダイエット成功の秘訣は、正しい知識を持って取り組むこと。糖質とは何か、カットするとなぜ痩せるのかをまずはしっかりおさえておこう。

  • そもそも糖質とは?
  • 糖質カットで痩せるメカニズム

そもそも糖質とは?

糖質とは、ご飯やパン、麺類などの主食に多く含まれる栄養素。私たちの身体はブドウ糖をおもなエネルギー源としていて、糖質は健康的な身体を維持するために欠かせない。

一方で、余るほど摂りすぎた糖質は脂肪として蓄積されるため、体重増加の要因に。肥満やメタボリックシンドロームなど生活習慣病のリスクも高まり、さまざまな健康トラブルの原因にもなるといわれている。

そのため、糖質は過不足なく摂ることが大切。ダイエット中はもちろん、普段から糖質の摂取量には気を配ろう。

糖質カットで痩せるメカニズム

1日の糖質摂取量を「約130~150g」に抑えるのが、糖質制限ダイエットの基本。

糖質を適度にカットすると代わりに脂肪がエネルギー源として使用されるため、脂肪細胞に蓄積される糖質が少なくなる。その結果、体重や体脂肪が減りやすくなり、無理のない減量効果が期待できる。

とくに夜の時間帯は血糖値が上がりやすく、肥満リスクが高まるタイミング。糖質の摂りすぎによる血糖値の乱降下(血糖スパイク)は内臓にも負担をかけるため、健康のためにも過剰摂取は避けたい。

一方で、1日完全に糖質を抜いてしまうと不健康な痩せ方になってしまう。夕食時はご飯や麺類など糖質が多い食べ物を少なめにしその分、朝昼にしっかり摂るのがおすすめ。

朝昼にきちんと糖質を摂ると夕食前の空腹感が抑えられ、食欲をコントロールしやすくなる。主食は玄米や雑穀パンなど、なるべく食欲繊維が多いものをベースに取り入れよう。

日本人は主食のご飯を中心に食事を摂ることが多いので、基本的には夕食のご飯の量を減らすだけで自然な糖質カットが可能です。

ただ、糖質は重要なエネルギー源なので、極端に抜き過ぎてしまうと頭がぼんやりしたり、筋肉が落ちやすくなってしまうリスクもあります。完全にカットするのではなく、朝昼は普通に摂り夕食時は抜くなど、摂取する時間帯を考えることが大切です。

「糖質制限ダイエット」の4つのメリット

夕食時の糖質制限ダイエットにはさまざまなメリットがある。メリットを踏まえて「自分は本当に糖質を減らす必要があるのか」を考えてから糖質制限ダイエットに挑戦するようにしよう。

  • 面倒なカロリー計算不要で簡単
  • 短期間で効果が出やすい
  • メニューを選べば外食や飲み会も我慢しなくてOK
  • 食物繊維が摂れるので、むくみ解消や美肌効果も期待できる

面倒なカロリー計算不要で簡単

糖質制限ダイエットで意識することは、摂取する糖質量を1日あたり「約130〜150g」に抑えること。考えるのは朝昼晩の糖質摂取量のみで、面倒な細かいカロリー計算は必要ない。

たとえば、以下のような食事内容を目安にすれば、カロリー計算をしなくても、糖質を過剰に摂取することがないので安心。

 【朝食】
  • ご飯1膳(約55g)
  • 味噌汁(約3g)
  • 納豆1パック(約3g)
  • 焼き鮭(1g以下)
  • みかん1個(約9g)
 【昼食】
  • おにぎり1個(約30g)
  • ツナ卵サラダ(約5g)
  • ハンバーグ(10g)
 【夕食】
  • 焼き肉(1g以下)
  • 豆腐チョレギサラダ(約5g)

※()は含まれる糖質量の目安を示している

制限するのは基本的に「夕食の糖質」のみでいい。バランスよく摂る必要はあるが、タンパク質や脂質の摂取量に細かな制限がないのも嬉しいポイント。食事管理が比較的シンプルなので「どんなダイエットをしても面倒になって続かなかった」という人にはとくにおすすめ。

日々の食事から糖質の多い食品を控えるだけでいいという気軽さは、糖質制限ダイエットの大きな魅力。

短期間で効果が出やすい

糖質制限を始めると体内の糖質量が少なくなるので、身体に必要なエネルギーとして筋肉や脂肪を分解される。そのため、比較的短期間で体重や体脂肪率の減少を実感できることが多い。目に見える形で痩せていくため、モチベーションも保ちやすい。

また、糖質は大量の水分と結びつく性質があるので、夕食時の摂取量を控えることで寝起きのむくみ防止効果も期待できる。

ただし、筋肉も分解されるため、脂肪を燃焼するための代謝が落ちて痩せにくくなることも。無理のない範囲で生活に取り入れて、継続的に取り組むことが大切。

すぐに痩せたいからといって極端に糖質を抜いてしまうのはよくない。過剰な糖質制限は身体に負担をかけるほか、リバウンドの原因にもなる。

とくに年齢を重ねてからの無理なダイエットは、シミやシワなどの要因にもなるので注意しよう。

よく「ダイエットを繰り返すと代謝が落ちて痩せにくい体質になる」といいますが、無理なダイエットで代謝が落ちているのか、加齢で代謝が落ちているのかは、一概に判断できません。

また、ダイエット全般の注意点は、けっして無理をしないこと。一時的に痩せてもリバウンドしてしまったら意味がないので、毎日できることからゆっくりと、焦らず取り組むことが大切です。

メニューを選べば外食や飲み会を我慢しなくてOK

糖質制限中でも、外食や飲み会を完全に避ける必要はない。ご飯やパン、麺類、デザートなど糖質の多いメニューはなるべく控えつつ、刺身や焼き魚、サラダなど低糖質な食事を意識すれば、過剰な糖質を摂りすぎずに楽しむことができる。

また、最近は居酒屋などでも「糖質オフメニュー」「糖質少なめメニュー」などが提供されている。お酒も飲み過ぎはよくないけれど、付き合いなどでどうしても飲みたいときは糖質の少ないお酒を選ぼう。

気をつけるポイントさえおさえていれば、普段とほとんど変わらない生活ができるのは、糖質制限ダイエットならではのメリット。

食物繊維が摂りやすくなることで、むくみ解消や美肌効果も

野菜や海藻、きのこなどの食材は糖質量が少なく、糖質制限中の夕食に取り入れやすい食材。

これらの食材は、食物繊維が豊富で、余分な水分を対外に排出してくれる。そのため、積極的に取り入れることで、むくみが解消し、すっきりとした身体を維持しやすくなる。

また、食物繊維には「満腹感を促す効果」や「整腸作用」があり、腸内環境が整うことで肌のターンオーバーが正常化し、美しく健康的な肌につながる。

食物繊維には不溶性と水溶性の2種類があり、1:1の比率を目安に摂取するのが大切。

食物繊維に期待できる効果は、摂取するタイミングによっても変わります。たとえば水溶性食物繊維は腸内細菌のエサになる栄養素ですが、朝に摂ることで腸内環境が改善されやすいという実験結果があります。

一方、夜に食物繊維を摂ると血糖値の上昇が抑えられるので、こちらもダイエットや健康面でメリットがあります。両方をバランスよく摂り、健康的なダイエットを目指しましょう。

「糖質制限ダイエット」の3つのデメリット

食事を制限するダイエットにはデメリットがつきもの。自己流の糖質制限は減量効果が出ないばかりか健康トラブルの原因になることもあるので、十分注意しよう。

  • 間違ったやり方は体調不良を引き起こす
  • 成長期におこなうと生理が止まる可能性がある
  • 筋肉量や基礎代謝が落ち、リバウンドしやすくなる

間違ったやり方は体調不良を引き起こす

過度な糖質制限をすると身体に必要な栄養が不足し、健康を損なうリスクがある。糖質不足によって起こるおもな症状は、頭痛や倦怠感、イライラ、めまいなど。栄養バランスが乱れることで免疫力も低下し、通常時に比べて感染症などの罹患リスクも高まる。

また、糖質の代わりに脂質やタンパク質を摂りすぎてしまうと、腎臓や肝臓の負担にもつながる。糖質は適切な範囲でほどよく控えることが大切。

成長期におこなうと生理が止まる可能性がある

思春期の女性が極端な糖質制限をおこなうと、ホルモンバランスの乱れによって生理不順や無月経が起こる可能性も。女性ホルモンの分泌量が低下すると骨密度も低くなり、将来的な骨粗しょう症のリスクを高めてしまう。

成長期は健康的な身体をつくるために大切な時期なので、必要な栄養をバランスよく摂取することが大切。短期間で痩せやすい糖質制限ダイエットは魅力的だが、成長期はなるべく糖質カットをせず、適度な運動と健康的な食生活を意識して自然なダイエットができるようにしよう。

筋肉量や基礎代謝が落ち、リバウンドしやすくなる

極端な糖質制限を長期間続けると、筋肉量の減少とともに基礎代謝が低下してしまう。その結果、太りやすい体質になってしまい、糖質量をもとに戻したタイミングでリバウンドしやすくなる。

ダイエット後のリバウンドを防ぐには、適度な糖質摂取と運動を並行しておこない、筋肉量を維持することが大切。また、ダイエット後も食べ過ぎには注意し、徐々に糖質量を増やしていくこと。

急激な食事量・糖質量の変化はリバウンドを招くので、ゆっくり痩せることを意識しよう。

何gがいい?ダイエット中の糖質摂取量(1日あたり)の目安

1日の糖質摂取量の目安は、性別や体重、活動量によって異なる。ここでは、糖質制限中の糖質摂取量の目安を性別ごとに紹介。

自分に合った糖質量を正確に知るためには、厚生労働省が出している最新データをもとに、基礎代謝量の計算式を使うのがおすすめ。

基礎代謝量とは、心拍や呼吸、体温維持などに使うエネルギー量のこと。基礎代謝基準値に目標体重を掛け算して基礎代謝量を求めたら、日常の身体活動レベルを掛け合わせて1日に必要なエネルギー量を算出しよう。

【例:30代・理想体重50kgで活動レベルⅡの場合】
(1)基礎代謝基準値(21.7kcal)× 理想体重(50kg)= 基礎代謝量(1085kcal)
(2)基礎代謝量(1085kcal)× 活動レベル(1.75)= 必要エネルギー量(1898.8kcal)

  • 朝摂るエネルギー量:必要エネルギー量の50%(949.4kcal)
  • 昼摂るエネルギー量:必要エネルギー量の30%(569.6kcal)
  • 夜摂るエネルギー量:必要エネルギー量の20%(379.8kcal)

まずは理想の体重から逆算して身体活動レベルを踏まえた必要エネルギーを算出し、月々の目標体重を設定することが大切です。こういった計算は面倒に思えるかもしれませんが、ダイエットを始める際に一度調べておくと、目標を持ってダイエットに取り組めます。

最近は自分の摂取エネルギーや栄養バランスを、簡単に記録・分析してくれるアプリもあるので、ダイエット中は上手に活用するといいですね。

女性の場合

一般的に、活動量が中程度の活動量の女性では「体重1kgあたり2〜3gの糖質が適量」とされている。たとえば、体重50kgの女性なら1日あたり「100〜150g」の糖質量を目指すのがいい。

ただし、ダイエット中はこの量をさらに控えめにすると高い効果が期待できる。個人差はあるものの、基本の糖質摂取量は「50g」を上限に調整し、自分に合った糖質量を無理なく見つけるのが成功のカギ。

男性の場合

男性は女性よりもエネルギー消費量が多いのが一般的。糖質摂取量の目安も高めに設定されているので、中程度の活動量の男性であれば「体重1kgあたり3〜4g」の糖質が適量。

たとえば、体重70kgの男性なら「210〜280g」の糖質摂取が目安なので、ダイエット中は1食あたり「50~100g程度」まで抑えると効果を実感しやすくなる。あまり極端に制限すると筋肉量が低下してしまうリスクがあるため、注意しながら進めよう。

自然にオフ!糖質制限ダイエットのやり方と基本ルール

糖質制限ダイエットは、基本のやり方・ルールさえ覚えてしまえば難しいことはない。ここでは、糖質の摂取量を無理なく抑えるためのポイントを紹介。

  • まずは主食量(炭水化物)の見直しから始める
  • 食材やおやつは糖質が多いものをなるべく避ける
  • 「脂質」「タンパク質」「食物繊維」は、朝・昼・夜しっかり摂る
  • 食べる順番は「野菜、汁物、肉・魚、主食(炭水化物)」がベスト
  • リバウンド予防のため長期目線で取り組む

まずは主食量(炭水化物)の見直しから始める

糖質制限ダイエットを始めるときは、まず主食となる炭水化物の量を見直すことが大切。ご飯やパン、麺類などの主食は、1食あたり茶碗1杯(150g)程度を目安に減らす。

また、炭水化物の代わりに野菜やタンパク質を多く取り入れることで、満腹感を保ちながら糖質カットができる。急激に食事量を変化させるとダイエットは続けにくいため、徐々に主食量を減らしていくのがポイント。まずは無理のないペースで取り組もう。

食材やおやつは糖質が多いものをなるべく避ける

糖質制限中は食材選びにも気を配ろう。甘いものや菓子パン、ジュースなどの糖質が多い食品は避け、ナッツやチーズ、卵などを選ぶようにする。おやつの時間帯は、低糖質のスナックを用意しておくのもおすすめ。

一部を除いて、野菜は糖質量が低いものがほとんど。食物繊維が豊富なものを積極的に取り入れると満腹感アップにつながり、ストレスがかかりにくい。ダイエットの成功には継続が不可欠なので、続けやすい工夫をして楽しんでおこなおう。

また、どうしても甘いものが食べたいときは、朝に食べるのがおすすめ。夜は糖質を吸収しやすく、消費しにくくなるので食後のデザートは控えるようにしよう。

「脂質」「タンパク質」「食物繊維」は、朝・昼・夜しっかり摂る

糖質を控えるあまりエネルギー不足にならないよう、脂質とタンパク質は意識して摂取することが大切。朝食にはバターやマヨネーズ、昼食と夕食には肉や魚、大豆製品などを積極的に取り入れて、エネルギーに回せるだけの栄養を摂取しよう。

また、ダイエット中は便秘になりやすいので、野菜やきのこなどの食物繊維もこまめに食べるのがおすすめ。糖質を制限しつつも、朝昼晩の3食をしっかり食べて、ダイエットを健康的に進めよう。

普段、朝ご飯を食べる習慣がないという人は、少しでもいいので、何か口にする習慣から始めよう。ゼリーやスープなど食欲がないときでも食べやすいものから取り入れてみて。

夜型の人は朝起きるのが遅く、食べる時間がないせいで朝食を抜きがちです。その分、必要な栄養も不足しやすいので、野菜ジュースやフルーツグラノーラなどで上手に栄養素を補いましょう。

とくにフルーツグラノーラをいつもの朝食に追加して食べる実験では、16種類もの栄養素が補完できただけでなく、平日11分、休日15分早く起きられるようになったり、便通がよくなったりという結果も出ています。効果は1週間ほどで体感できるので、ぜひチャレンジしてみてください。

食べる順番は「野菜、汁物、肉・魚、主食(炭水化物)」がベスト

糖質制限ダイエットの際は、食べる順番にも気を配ろう。最初に野菜や汁物を口にすることで血糖値の急上昇を防げるほか、食物繊維や水分による満腹感も得られる。

次に、肉や魚でタンパク質を摂取し、最後に主食の炭水化物を食べるのがダイエット中に意識すべき食事の順番。この食べ方を習慣づけることで、自然と糖質の摂取量を減らせる。

ただし、1つ完食してから次の料理にいく必要はなく、基本は三角食べでOK。できれば1口目は野菜からなど意識するくらいでよいので、ストレスが溜まらない程度にチャレンジしてみよう。

ダイエット全般に当てはまることですが、あれこれ制限してしまうと苦しくて続けられなくなってしまいます。確かに野菜を始めに食べると血糖値の上昇はゆるくなりますが、野菜を完食してからでないとおかずが食べられないと思うと辛く感じるのであれば、厳密に考えすぎないことが大切です。

リバウンド予防のため長期目線で取り組む

糖質制限ダイエットは短期間で効果が出やすい反面、リバウンドのリスクも高い。ダイエット後も適度な糖質量を摂ることを意識し、体重や体脂肪率の変化を見ながら徐々に摂取量を増やしていくことがリバウンド予防のコツ。

また、運動を習慣化し、十分な筋肉量を維持することも大切。長期的な視点で生活習慣を見直すことが、太りにくく痩せやすい体質づくりにつながる。思ったように体重が減らないときも焦らず、自分のペースでじっくり取り組もう。

「糖質制限ダイエット」で食べていいもの一覧【食材編】

糖質制限ダイエットを始めたばかりの頃は、「いったい何を食べればいいの?」と悩む人も多いはず。ここでは糖質制限中も気にせず食べられる食材を大きく3つに分けて紹介。

  • 肉類・魚介類
  • 野菜・きのこ・海藻類
  • 大豆・卵・乳製品

肉類・魚介類

糖質制限ダイエット中は、タンパク質を多く含む肉類や魚介類を積極的に取り入れるのがおすすめ。

「鶏むね肉」「豚ロース」「牛もも」などの赤身肉や、「サーモン」「マグロ」「タラ」などの青魚は、糖質が少なく高タンパクなのでぴったり。

また、「エビ」「イカ」「タコ」などの魚介類も低糖質でミネラルが豊富なので、積極的に食べたい食材。肉類や魚介類を中心に、バランスの取れた食事を楽しもう。

野菜・きのこ・海藻類

野菜やきのこ、海藻類は、糖質が低く食物繊維が豊富なので、糖質制限ダイエットにおすすめ。

とくに、「ブロッコリー」「ほうれん草」「キャベツ」などの葉野菜や、「しいたけ」「まいたけ」などのきのこ類は低糖質で栄養価が高い。

また、「わかめ」「昆布」「ひじき」などの海藻類もミネラルやビタミン、食物繊維が豊富で、腸内環境を整える効果が期待できる。健康的なダイエットには腸内環境も大切なので、ぜひ意識して摂取しよう。

なお、野菜類は加熱するとかさが減ってより多く食べられるので、たくさん食べたいときは蒸したり茹でたりするのがおすすめ。食物繊維は加熱調理しても壊れず流れ出ることがないので、安心して調理できる。

加熱するか生のままかは、好みや気分によって変えて構いません。必要な栄養素が取れればそれで十分なので、好きな状態で食べて大丈夫です。

ただ、水溶性ビタミンは水に溶け出す性質があるので、調理する際は煮汁なども捨てずに摂取できるメニューがおすすめです。

大豆・卵・乳製品

糖質制限中はタンパク質と栄養素を効率的に摂取できる大豆製品や卵、乳製品も欠かせない。「豆腐」「納豆」「卵」は高タンパクで低糖質、さらに必須アミノ酸がバランスよく含まれている。

また、「チーズ」「ヨーグルト」などの乳製品は、カルシウムや乳酸菌を豊富に摂取でき、骨密度の維持や腸内環境の改善に役立つ。ただし、乳製品の中には糖質が高いものもあるので、成分表示を確認して選ぶことが大切。

「糖質制限ダイエット」で食べていいもの一覧【外食・加工品編】

外食の際は、ご飯やパン、麺類など糖質の高い単品の食べ物を避け、肉や魚、野菜が揃ったものを中心に選ぶのがポイント。ここでは、糖質制限ダイエットでも罪悪感なく食べられる居酒屋、レストラン、コンビニのメニューを紹介。

  • 居酒屋・レストランメニュー
  • コンビニメニュー

居酒屋・レストランメニュー

居酒屋なら、「刺身」「焼き鳥」「煮魚」「サラダ」「冷奴」などがおすすめ。肉や魚は比較的糖質が少ないので、注文に迷ったら選んでみよう。

下味や味付けの調味料から糖質を摂らないよう、味付けはなるべくシンプルなものを選ぶのがポイント。

また、ファミレスなどのレストランでは、「ライス抜き」や「ライスを少盛にしたハンバーグやステーキ、サラダセット」などを選ぶのがいい。外食でも低糖質メニューを選べば無理なくダイエットを続けられるので、メニュー選びのコツをつかむことが大切。

コンビニメニュー

コンビニにも、糖質制限に適したメニューは豊富。「サラダチキン」「ゆで卵」「ちくわ」などの高タンパクなおかずや、「豆腐」「なめこ」などの和惣菜は糖質量が少ないのでおすすめ。

また、「野菜スティック」「海藻サラダ」などもよい選択肢。コンビニご飯でも主食を控えめにし、タンパク質と野菜を意識して選べばヘルシーな食事ができる。

「糖質制限ダイエット」で摂りすぎに注意したい食べ物一覧

糖質制限中に、積極的に食べたい食材がある一方で、なるべく避けたい食べ物もある。効率よく痩せるためにも、注意したい食べ物はきちんとおさえておこう。

  • 米類
  • パン類
  • パスタなどの麺類
  • 甘露煮やみりん干しなど魚介類の加工品

米類

糖質制限ダイエットを成功させるには、主食となる米類の摂取量に注意しよう。「白米」「もち米」「赤飯」などは糖質量が多いので、1食あたり茶碗1杯(150g)以下に抑えるのが理想的。

「玄米」「雑穀米」なら多少量を増やせるが、それでも食べ過ぎには要注意。1~2口分少なく盛ったり、外食時は小盛りでお願いしたりするのがいい。糖質制限中は主食の量を減らす代わりに、野菜やタンパク質を多く取り入れよう。

パン類

「食パン」「ロールパン」「菓子パン」などのパン類も、糖質制限ダイエット中は要注意の食品。

小麦粉が主原料のパンは、糖質量が多く、食べ過ぎると摂取エネルギー過多になりやすい。ダイエット中は、1食あたり3枚切り1枚(60g)程度に量を控えるのがおすすめ。

なお、「ライ麦パン」「全粒粉パン」なら食物繊維が豊富で、急激に血糖値上昇しにくいのでダイエットにもおすすめ。最近は一般的なパンと比べて糖質量が低く食物繊維豊富な「低糖質パン」などもあるが、独特な食感で食べにくいと感じる人も。

おいしく食べられない場合は普通のパンを半分量にし、その分サラダを増やすなどすれば無理に選ぶ必要はない。

低糖質のパンを買ったもののパンが食べづらくて困ったときは、カリカリにオーブンで焼いてラスクにするとストレスなく消費できます。砂糖を使うと糖質が増えてしまうので、シナモンや粉チーズ、シーズニングなどで適度に味付けすれば、ダイエット中の間食にもおすすめです。

パンは消費期限が短いものが多いので、食べたいときに少しずつ使えるよう、スライスして冷凍しておくと便利ですよ。

パスタなどの麺類

「うどん」「そば」「パスタ」などの麺類も、糖質制限ダイエット中は摂り過ぎに注意したい。

乾燥麺はとくに糖質量が高く、茹でると2.5倍程度に膨らむため、思わず食べ過ぎてしまいやすい。1人前の量を把握し、野菜をたっぷり添えるなど、バランスを考えた食べ方が大切。

ただし、「こんにゃく」「しらたき」「アーモンド粉を使った低糖質麺」なら、食物繊維やタンパク質も多くて無理なく楽しめる。通常の麺類を食べる際は適量を心がけ、なるべく低糖質なものを選ぶのがポイント。

甘露煮やみりん干しなど魚介類の加工品

「サバの味噌煮」「イワシのみりん干し」「アジの南蛮漬け」など、魚介類の加工品は糖質の高いタレで味付けされているものが多い。

とくに、「甘露煮」は砂糖をたっぷり使っているので、食べ過ぎると糖質制限の効果が得られにくくなる。ダイエット中は、1食あたり片手1切れ(50g)程度に量を抑えよう。

どうしても食べたいときは、自家製の低糖質タレを使えばより健康的に楽しめる。砂糖の代わりにラカントを使うだけで、タレの糖質はかなり下げられる。

ただし、ラカントも人工甘味料と同じく砂糖の300倍程度の甘さを持つ調味料。天然由来でカロリーがゼロだからといって、摂りすぎてしまえば甘さの感覚が鈍くなってしまう。

その結果、一般的な甘さが物足りなく感じ、ついつい甘いものを食べてしまうこともあるので注意しよう。

「ラカント」のような人工甘味料もダイエット中にはとても便利ですが、適量を心がけることがなにより大切。糖質制限ダイエットで本当に重要なのは、糖質の摂り方をしっかり意識し、余計な量を摂らないことです。ダイエット成功のためにも上手に活用しましょう。

外食時に糖質制限をおこなうときの注意点

外食中の糖質制限は、自炊に比べてハードルが高く感じるかもしれない。ただ、いくつかのポイントを押さえれば外食でも十分に糖質オフは可能。

メニュー選びのコツを知り、上手に実践するのが大切。外食を楽しみながら、ダイエットを続けるためのポイントを紹介。

  • 炭水化物は抜くか少量にする
  • 甘いお酒やビールは飲みすぎに注意する
  • タレやドレッシングは糖質が多いので塩で食べる

炭水化物は抜くか少量にする

糖質制限を成功させるには、炭水化物の量を意識することがなによりも重要。ご飯やパン、麺類などの主食はできるだけ控えめにし、野菜や肉類もバランスよく食べられるものを選ぶのが理想的。

肉や魚、野菜など、様々な栄養素が摂れるようなメニューを選ぶことで、炭水化物の量は自然と減らすことができる。

甘いお酒やビールは飲みすぎに注意する

アルコールは糖質制限ダイエットの大敵。とくに、ビールやカクテル、日本酒などは糖質が高いので、飲み過ぎは禁物。外食の際は、ハイボールやレモンサワー、ウォッカトニックなど、糖質量の少ないお酒を選ぶのがおすすめ。

また、アルコールは食欲を増進させる作用があるので、飲み過ぎには注意が必要。

タレやドレッシングは糖質が多いので塩で食べる

外食で意外と糖質が高いのが、タレやドレッシングなどの調味料。照り焼きのタレや甘酢あん、フレンチドレッシングなどは砂糖を多く使っているので要注意。糖質制限中は、塩やポン酢、オリーブオイルなどで味付けするのがおすすめ。

ドレッシングは別添えにしてもらい、少量ずつかけるのもよい。タレや調味料の選び方次第で外食の糖質量は変わってくるので、注文する際は十分注意しよう。

「糖質制限ダイエット」でおすすめのコンビニご飯4選

食事やおやつで糖質を摂り過ぎていると感じたら、糖質の摂取量を抑えてコントロールをしてみよう。ここでは、手軽に糖質をセーブできるコンビニご飯を紹介するので、参考にしてみて。

  • サラダチキン
  • 高野豆腐
  • ミネストローネ
  • 豆腐そうめん

サラダチキン

味はいろいろなものがありますが、一般的にどの種類も高タンパク低糖質です。食物繊維が不足しがちなので、一緒に野菜ジュースなどのスムージーをプラスするのもOK。極端に糖質制限をするとタンパク質の機能自体が働かなくなるので注意しましょう。

高野豆腐

煮物として食べるのが定番ですが、加工品の糖質が気になるなら、水で戻してちぎってご飯の代わりにしたり、中にハム、ホワイトソースをいれてチーズをかけたクロックムッシュにするもおすすめです。唐揚げのように揚げたらお肉のようにも使えます。

ミネストローネ

野菜をふんだんに使ったミネストローネ。野菜は細かく切られている上、煮込まれているので野菜をたくさん食べることができます。お昼はとくに野菜が不足しやすい時間帯なので、ぜひ摂りたいですね。

豆腐そうめん

豆腐を麺状にしたもので、普通のそうめんと比べると糖質を1/6程度に抑えられます。サラダチキンやカット野菜などと一緒に食べるとよいです。

「糖質制限ダイエット」でおすすめの簡単おかず3選

糖質制限ダイエットは、朝食・昼食はしっかり食べて、夕食で糖質をセーブすることが大切。ここでは、満足感はあるのに糖質を減らせる夕食にぴったりのおかずを紹介。手軽に取り入れられるものを中心に選んでいるので、チェックしてみよう。

カリフラワーライス

ご飯の代わりにカリフラワーライスを主食に持ってくると夜ご飯の糖質制限に役立ちます。100%の置換が味気ないと感じる方は半分や1/3を変えるだけでもよいでしょう。

おでん

大根、厚揚げ、白滝、玉子、ちくわの5種類で糖質約8g。夏場は冷やして食べてもおいしいです。もし量が足りないようであれば大根やこんにゃく二切れなどを増やしてもよいです。

春雨サラダ

春雨はジャガイモや、さつまいものデンプンからできています。糖質制限中でも適度な糖質は必要になってきます。ジャガイモやサツマイモのデンプンは粒子が大きいので緩やかな血糖値の上昇につながります。

「糖質制限ダイエット」をするときの注意点

糖質制限ダイエットをするときは、どんなことに注意すればいいのか。健康を維持しつつスムーズに体重を落とすためには、以下4つのポイントに注意しよう。

  • 極端な糖質制限はしない
  • 加工品や調味料の隠れた糖質に注意する
  • なるべく適度な運動も取り入れよう
  • 食材ごとの糖質量を把握する

極端な糖質制限はしない

糖質制限ダイエットを成功させるには、適度な糖質制限を心がけることが大切。理想は1日あたりの糖質量を「130〜150g程度」に抑えたいが、極端に制限しすぎるのは逆効果。

糖質不足によるエネルギー不足は、体調不良やイライラの原因になりやすく、代謝が落ちるのでリバウンドも起こしやすい。

モチベーションを保ちつつ健康的に痩せるためには、厳しすぎない範囲で糖質を減らしていくことが大切。自分に合ったペースで、無理なく健康的に減量しよう。

糖質制限ダイエットをするときは、まずバランスのよい食生活を心がけましょう。そのうえで必要な糖質量を計算して、無理のない範囲で制限していくのがおすすめです。

たとえば、夜ご飯を普通盛りから小盛りにするなど自分でできることから始めるのがいいですね。減量が必要な人は食事のバランスが乱れていることが多いので、3食きちんとバランスよく適量を食べることを意識しましょう。

加工品や調味料の隠れた糖質に注意する

加工食品や調味料には、意外と多くの糖質が含まれていることがある。

意外なことに甘味のないランチョンミートやウインナー、ケチャップやウスターソースなどにも糖質は含まれている。これらの調味料は思わずかけすぎてしまいがちなので、使うときは少量を意識することが大切。

また、自家製の低糖質調味料を活用するのもおすすめ。食材の糖質だけでなく、加工品や調味料の糖質も忘れずに把握することがダイエット成功のカギ。

なるべく適度な運動も取り入れよう

糖質制限ダイエットで効果的に体重を落とすには、適度な運動を取り入れることも大切。とくに有酸素運動をおこなうことで、脂肪が燃焼しやすくなる。

また、筋トレをおこなうと基礎代謝が上がるため、脂肪燃焼効率アップやリバウンド防止にもつながる。

食材ごとの糖質量を把握する

糖質制限ダイエットを効果的に進めるには、食材ごとの糖質量を把握することが大切。一般的に、肉や魚、大豆製品などのタンパク質食品は糖質量が少ない。

また、野菜や海藻、きのこなども糖質がほとんど含まれておらず、食物繊維が豊富でダイエットの強い味方といえる。ダイエット中はスマホアプリなどを活用して、食材の糖質量を手軽に調べる習慣をつけるのがおすすめ。

「糖質制限」と「脂質制限」の違いは何?

糖質制限と脂質制限はどちらも減量効果が期待できる定番のダイエット。ただ、その方法や効果は大きく異なるので、それぞれの特徴を知ったうえでおこないたい。

また、どちらのダイエットも自分の目標や体調と相談しながら、長期的な目線で取り組むことが大切。制限することばかり意識していると反動が起きやすく、身体への負担も大きい。

適度な糖質や脂質は生きていくうえで欠かせない栄養素なので、欠乏症になるような極端な制限は避けよう。

  • 糖質制限が向いている人
  • 脂質制限が向いている人

糖質制限が向いている人

糖質制限ダイエットは一定の空腹感やストレスがともなうので、我慢強さが求められる。糖質不足によるエネルギー切れ、体調不良のリスクを踏まえると、

  • ご飯をおかわりしてしまう癖がある人
  • 丼ものなどの単品料理を食べることが多い人

のような、炭水化物を適切な量よりも食べてしまいがちな人におすすめ。

脂質制限が向いている人

脂質制限ダイエットは、「エネルギー量の多い食べ物」を控えることで、自然と摂取カロリーが減る。揚げ物やバターをたっぷり使ったお菓子など、脂質の多い食べ物を習慣的に食べてしまいがちな人は、栄養バランスを整えるという意味でもおすすめ。

ただし脂質を制限すると、自然と肉や魚などの主菜の量が減るので、物足りなさや空腹感を感じやすい。

たとえば、朝昼は普通に食べて、夕食だけ量を少なめにするなど、ライトなダイエットから始めるのもおすすめです。また、夕食後デザートを食べる習慣がついている人は、まずその習慣を無くすことが大切。

初めは難しいと感じるかもしれませんが、1週間だけでも挑戦してみると意外とすぐに慣れますよ。

「糖質制限ダイエット」に関するQ&A

子どもや妊婦でも糖質制限ダイエットはしていい?

A:一般的にはおすすめできない。

子どもの場合、糖質不足により脳の発達や身体の成長に悪影響を及ぼすリスクがあるので、バランスの取れた食事は必須です。また、妊婦の人は胎児にも必要な栄養を意識して摂取する必要があるので、ダイエットは出産後におこなうべき。

医師から減量指導がないのであれば、あえて体重を減らす必要はありません。食べすぎないように意識して、夜だけ糖質を控えめにする程度にしましょう。

「カロリー制限」と「糖質制限」をどっちもやるのはよくない?

A:健康面でのリスクが高いため、避けたほうがよい。

エネルギー(カロリー)と糖質を同時に制限すると、栄養不足になってしまうことも。その結果、イライラしたり体調不良を起こしたりする可能性があります。

ダイエットはエネルギー制限か糖質制限のどちらかに絞り、無理のない範囲でおこなうのが理想的です。

糖質ゼロ麺など糖質カット食品の効果は?本当に痩せる?

A:痩せるかどうかは、トータルの食事内容や生活習慣によって異なるので注意が必要。

糖質カット食品は、あくまでダイエットの補助アイテムと考えるとよいでしょう。単品で痩せるわけではなく、ほかに必要な栄養素もしっかり摂ることが大切。食事は全体的なバランスを考えて、特定の食品に偏らないように心がけましょう。

栄養表示表に糖質量の表記がないときはどうすればいい?

A:炭水化物量から食物繊維量を引くことで、概算の糖質量を算出できる。

多くの加工食品には、炭水化物と食物繊維の量が表示されているので、簡単に計算が可能です。ただし、この方法はあくまで目安であり、正確な糖質量ではないので理解しておきましょう。

また、外食や自炊の際は食材の標準的な糖質量を把握しておくと便利です。スマホアプリなどを活用して、手軽に糖質量を調べる習慣をつけておきましょう。

糖質制限が糖尿病にいいって本当?

A:糖尿病の食事指導はバランスのよい食事内容にすることが一般的。

糖尿病の状態や合併症の有無によって、適切な糖質制限の方法は異なるため、医師や専門家に相談することが大切です。

糖質と糖分、糖類の違いは?

A:糖分は明確な定義がない言葉。糖質と糖類はともに炭水化物の一種だが、厳密には異なる栄養素。

糖質は「ブドウ糖」「果糖」「デンプン」など、体内でエネルギーとして利用される炭水化物の総称です。一方、糖類は「砂糖」「甘味料」など、甘味を持つ炭水化物のことを指します。

つまり、糖類は糖質の一部であり、すべての糖質が糖類というわけではありません。ダイエットの観点からは、糖質全体の摂取量に注目することが大切です。

なお、糖分という言葉に明確な定義はなく、甘いものやご飯など糖質食品を指すあいまいな言葉です。

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