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【滋賀県】健康・活気あふれる人づくりの推進へ!地域が一体となる取り組み

滋賀県に古くから根付く近江商人の「三方よし」の精神。

「売り手と買い手がともに満足し、さらに社会貢献もする」というこの経営哲学には、ウェルビーイングや共存共栄の精神と通じるところがあります。

そして現代の滋賀県は、人、経済、社会、環境の4つの視点から「持続可能な幸せ」を目指しています。

大きな琵琶湖を中心に、豊かな自然が広がる環境で、森林の価値に着目して子どもから大人まで参加できる森づくりや木育、地域住民の幸福に繋がる多様な取り組みを行っています。そこで今回は、滋賀県が見据える未来像についてお話を伺ってきました。また、全国トップクラスの平均寿命と健康寿命の高さを誇る背景についても聞きました!

山田 遼さん

滋賀県 総合企画部 企画調整課 主任主事

平成29年度に滋賀県入庁。令和4年度より県行政の総合的な企画・調整を所管する現所属に配属。現在は、県の最上位計画である「滋賀県基本構想」に関する実務や、令和2年度から開始した滋賀県独自の取組である「死生懇話会」の企画・運営を担当。

本記事のリリース情報

ウェルビーイングに特化したメディア「Wellulu」に滋賀県の取組について取材いただきました!!

古くから伝わるウェルビーイングの精神、人を中心に据えた社会を目指す

──滋賀県がウェルビーイングの実現に向けて取り組んでいることはありますか?

山田さん:本県では直接的に「ウェルビーイング」を掲げて施策に取り組んでいるわけではありませんが、もともと地域に根付いてきた価値観や風土・風習の延長として、物質的な豊かさだけでなく心の豊かさを育んでいきたいという想いがありました。そうしたことから2019年に人、経済、社会、環境の4つの視点からバランスの取れた社会を目指す「滋賀県基本構想」を策定し、「変わる滋賀 続く幸せ」を基本理念に掲げ、時代の様々な変化に しなやか に対応して持続可能な幸せを目指そうと動いています。

──時代の変化に対して、“しなやか”に対応する。という言い回しが良いですね。もともと、県の風土として、「ウェルビーイング」に近い考えがあったとのことですが、どういうことでしょうか?

山田さん:そうですね。本県には琵琶湖をはじめとした豊かな自然や、歴史ある神社・仏閣などの文化財が多くあります。この豊かな自然や文化財を長い歴史の中で守り続けてこられたのは、県民一人ひとりの自然環境や文化材の保護に対する意識の高さからだと考えています。本県では近江商人の「三方よし」の精神と言いますか、自らの利益だけではなく社会貢献にも配慮した、共存共栄の精神が根付いているので、今見つめ直すと、ウェルビーイングという言葉が流行する前から、滋賀県民は、ずっとウェルビーイングな取組をしていたのだと感じています。

──経営の基本としても「三方よし」の精神は現代でも受け継がれていますよね。人、経済、社会、環境の4つの視点から「持続可能な幸せ」を目指すとのことですが、もう少し詳しく教えていただけますでしょうか?

山田さん:はい。滋賀県基本構想では、人、経済、社会、環境の4つの視点で2030年の滋賀県の姿を描いています。まず「人」ですが、人は全ての取り組みの中心になるので、誰もが生涯を通じ、自分らしくからだもこころも健やかな生活を送ることができる姿を描いています。次に、「経済」ですが、成長市場・分野を意識した産業創出・転換等が進み、社会的課題の解決に向けた取組が広がるとともに、県の成長を支える多様な産業と雇用が創出されている姿を描いています。また、「社会」では、ハード(従来のインフラ)とソフト(人と人、人と地域のつながり等)の両面から、地域の特性に配慮した社会基盤の整備が進み、これまで以上に安全安心な生活や産業活動が支えられている姿を描いています。最後に、全ての活動の土台となる「環境」では、すべての人や企業などが環境に配慮した暮らしや産業活動を行い、地域資源を活用した健全な循環のもと、すべてのいのちの基盤となる環境の恵みがあふれている姿を描いています。これらの姿の実現を目指して様々な施策を行っています。

──全ての取り組みの中心に「人」がいるとのことですが、暮らしやすさを促進するような取り組みについて教えてください。

山田さん:そうですね。デジタル地域コミュニティ通貨「ビワコ」、移動しやすく、くらしやすい滋賀の未来社会を県民と共につくるプロジェクト「SHIGA SMART ACCESS 2040s」、結婚から子育てまでの情報提供を行っているポータルサイト「ハグナビしが」、健康サポートなど、全てを紹介しきれませんが、様々な取り組みを行なっています。

──DXに関するものや地域住民を巻き込んだプロジェクトなど、取り組み内容も幅広いですね。それぞれについて、順番に教えてください!

参加型!地域の活性化と未来の地域づくり

──まず始めにデジタル地域コミュニティ通貨「ビワコ」の内容からお願いします。

山田さん:はい。デジタル地域コミュニティ通貨「ビワコ」は、スマートフォンやタブレットのアプリを通じて利用できる電子通貨です。ユーザーは、専用アプリをダウンロードした上で、例えば、地域の清掃活動や文化行事のお手伝いに参加する際に、「ビワコ」をもらったり、使ったりすることができます。

── 「ビワコ」を利用してできる体験にはどのようなものがあるのでしょうか。また、「ビワコ」を通じて地域コミュニティにどのような効果を期待していますか?

山田さん:「ビワコ」を使うことで、例えば、伝統的な地域のお祭りに参加できたり、普段公開されていない特別な場所へアクセスすることができたりと、「ビワコ」ならではの珍しい体験ができます。滋賀県では、「ビワコ」を通じて観光ガイドには載っていないような滋賀県の魅力を発信しながら、地域外からの訪問者がその地域と深い関わりを持っていただくことを目指しています。加えて、魅力的な体験を考案していく過程で、住民同士のつながりが深まっていくことも期待しています。

── 県内外と地域をつなぐ体験、魅力的ですね!スポットはどのようにして選定しているのでしょうか?

山田さん:まず、地域の事業者や団体がスポット申請を行います。その後、私たちが簡単な審査をおこない、特に問題がなければ、そのままスポットに登録するという流れになっています。

── 「ビワコ」が地域のコミュニティ強化と経済活性化に貢献していることがよく理解できました。続いて、住民の暮らしやすさを目指す取り組みとして「SHIGA SMART ACCESS 2040s」についてもお伺いできますか?

山田さん:はい、「SHIGA SMART ACCESS 2040s」では、2040年代を展望した滋賀県の地域交通の姿を描きながら、誰もが便利に移動できる社会を目指しています。車だけでなく、バスや電車、レンタル自転車など、多様な移動オプションを組み合わせながら、バリアフリーや利用時の快適性も重要な要素と捉えています。また、「滋賀の公共交通未来アイデア会議」という県民参加型のフォーラムも開催しており、そこでは現実的なアイデアからユニークなアイデアまで、本当に多様な意見を聞くことができました。

──近い未来ではなく、もっと先を見据えているからこそ生まれてくるアイデアもありそうですね。1年後、2年後だと「このアイデアは実現可能か?」という視点に拒まれてしまいがちですが、2040年だともっと柔軟な発想で考えられそうです。

山田さん:そうかもしれないですね。また、県民の方々の声を聞くことで、現在の公共交通の課題なども浮き彫りになります。「バスステップが高いのでは?」といった声や「もっと自由に動き回れる移動手段が欲しい」などの要望などもありました。しかし、そういった課題に直面する中でも、県民の公共交通に対する必要性の認識は高く、未来に向けた公共交通の維持や発展が求められます。そのため、直接住民と対話を重ね、公共交通に対する意見やニーズの収集を行うなど、住民や交通事業者と一緒に公共交通の維持・充実について議論し、解決策を探る取り組みを進めています。

──県民とともにつくる未来の滋賀県、どうなっていくのか楽しみです!

森林資源の活用で豊かな自然の価値を守る!滋賀県が取り組む環境との共生の観点とは

──琵琶湖を中心に自然が広がる滋賀県ですが、自然環境に対する取り組みはどうでしょうか。

山田さん:地域住民に森林の重要性を認識してもらい、森林に対する関心を高めるために、環境に配慮した林業や森林づくりのプロジェクトを積極的に進めています。また、協働の森づくり応援サイトを通した情報発信も行っています。県内の森林が持つ多様な価値を保護して、持続可能な方法で森林資源を活用することや、環境保全や地域コミュニティの活性化を目指しています。

──森林資源を活用した取り組みということですが、その協働の森づくり応援サイトではどのような情報を発信しているのでしょうか。

山田さん:森づくりネット・しが」というWebサイトなのですが、県内で森林整備や森林資源の活用といった、森林を保全し、地域の生態系の維持などの活動を行っている団体やイベントの情報が豊富に掲載されています。このサイトを通して、県民はどのような活動が行われているのかを知ることができ、関心のある活動があれば、直接団体に連絡して参加することもできます。

── 実際に団体の活動に参加することができるというのは魅力的ですね!利用者の反応はいかがでしょうか。

山田さん:非常にポジティブな声をいただいています。特に里山保全活動や下草刈りなどは、親子で参加できるので学びになるという声が多いです。森林活動は、環境保全への意識を高めると同時に、地域社会の結びつきを強化する効果もあります。

── 親子で参加できて学びにも繋がる、森林の価値が若い世代にも伝わる素敵な機会だと感じました。自然ということで季節によってイベントもさまざまだと思いますが、どういった傾向がありますか?

山田さん:特に10月から12月にかけての期間は、イベントの数が多くなります。10月は「琵琶湖水源の森づくり月間」として設定されており、この時期には多くの森づくり活動が行われます。また、11月と12月も活動しやすい時期であり、様々なイベントが開催されます。この期間は、森林の保全活動に特に注目が集まり、多くの県民が参加する機会が増えます。

県民一人ひとりのライフスタイルの変革がカギ「CO₂ネットゼロ推進」

──自然環境保護のための森林資源を活用した取り組みについて伺いましたが、そのほかにも、環境保護を見据えた取り組みはどうでしょうか。

山田さん:はい、滋賀県では、2050年までに「CO₂ネットゼロ社会」の実現を目指しています。CO₂ネットゼロ社会とは、単に省エネや再エネ導入の推進による温室効果ガス排出量の削減のみを目指すものではなく、地域や産業の持続的な発展を目指すという意味が含まれています。

2022年3月には、「滋賀県CO₂ネットゼロ社会づくり推進計画」を策定し、快適なライフスタイルの転換や競争力のある産業の創出、CO₂ネットゼロ社会に向けたムーブメントの創出など、県庁を挙げて多角的な観点で取組を進めています。また、その取組を支援するため、令和4年度にCO₂ネットゼロ社会づくり推進基金を設けているのも特徴です。

── CO₂ネットゼロの目標達成に向けて、具体的に動いていることは何かありますか?

山田さん:2023年度においては、特に家庭における温室効果ガス排出量の削減を進めており、住宅の高断熱化やエネルギー効率の高い空調や給湯設備の導入の支援などを行っています。

次世代に残したい!子どもと大人が「木育」を通して繋げる未来の環境

──先ほど滋賀県の森林資源を活用した取り組みについてお伺いしましたが、教育への活用として「木育」についても教えてください。

山田さん:滋賀県では「木育」に力を入れており、木材や木製品との触れ合いを通じて、木材への親しみや木の文化への理解を深める活動を行っています。木育を通じて、子供から大人までが木の良さを感じ、木とのふれあいや学びを生活の中で実感してもらいたいと思っています。そして、これを通じて、滋賀県内の森林や琵琶湖を含む自然環境の大切さを理解し、次世代に健全な森林を引き継ぐことが私たちの最終目標です。

──子どもだけでなく大人も、というのが興味深いです。具体的にどのような活動を行っているのでしょうか。

山田さん:具体的には、木育講座や展示会の開催、保育所や幼稚園向けの木製品の貸し出し、木製の遊具を使ったイベントなどがあり、親子での参加を促しています。また現在、来年度末のオープンを目指して木育の拠点施設を整備する計画も進めています。この施設は、木材の魅力を体験できるような木材とのふれあいや学びの場となればと考えており、より一層木育が進んでいく見込みです。

他にも、森林環境学習として「やまのこ」という事業も行っていて、県内の小学校4年生を対象とした森林での体験活動なのですが、森林への理解と関心を深めるとともに、人と豊かにかかわる力を育むことが目的となっています。

──木育の拠点施設の整備計画などこれからの発展が楽しみですね!これらの取り組みに対する参加者の反応はどのようなものですか?

山田さん:参加者からは非常に好評を得ています。木育イベントに参加した人々は、「楽しかった」「また参加したい」という声を多く聞きます。特に、木材の肌触りや温もり、香りなど、五感を通じた体験が好評で、それが木への関心や愛着につながっているようです。

結婚・子育て・家族向け情報発信「ハグナビしが」

──次世代に健全な環境を引き継ぐ、未来を見据えた自然との関わりを子どもの頃から持てる環境が滋賀県にはあるのですね。それでは、子育て支援においてはどのような取り組みがあるか教えてください。

山田さん:滋賀県では、2018年から「ハグナビしが」というポータルサイトを運営しています。結婚から子育てまでのライフステージに合った情報提供を行っていて、「結婚」「妊娠・出産」「子育て」「お出かけ」「悩み相談窓口」の5つのカテゴリに情報を分類しています。サイトでは「淡海子育て応援団」というプログラムも展開しており、これは県内の事業者と協力し、子育て家庭に向けて割引やプレゼントなどのサービスを提供し、子育て家庭を応援しています。

また、ウェブサイトの更新に加え、去年の10月からはInstagramも開設し、より多くの方々にリアルタイムの情報を提供しています。できるだけ情報の取得を容易にできるよう、公式LINEからサイトへのアクセスを可能にしたり、母子手帳を受け取る際、すぐにサイトにアクセスができるQRコードが入ったシールを配布したりもしています。

──なるほど。SNSの活用やシールの配布など、情報へのアクセスしやすさを感じます。

平均寿命・健康寿命は全国トップクラス!健康への取り組み

──滋賀県の健康への取り組みについてもお伺いしたいのですが、まず滋賀県は全国的に見ても平均寿命が高いとお聞きしました。その要因は何なのでしょうか?

山田さん:滋賀県の平均寿命が高い理由はひとつではないのですが、主な要因としては健康的な生活習慣にあります。喫煙率が低いこと、お酒の消費量が少ないこと、スポーツをする人やボランティアに参加する人が多いことなどが、高い平均寿命と健康寿命に貢献していると考えています。

また、滋賀県は琵琶湖をはじめ豊かな自然に恵まれているので、この環境も健康増進に寄与しています。昭和40年代には琵琶湖の水質改善のために合成洗剤の使用を控える運動があったのですが、これは県民自身が立ち上がった活動で、自然環境を守る意識が高いことが、健康的な生活習慣へと繋がっていると言えます。

── 健康寿命も全国的に高いのですね!やはり体だけでなく心の健康というのもひとつの秘訣なのでしょうか。

山田さん:そうですね。滋賀県での健康寿命の延伸には、心の健康が大きく影響しています。特に、ボランティア活動は心の健康に良い影響を与える要因となっていて、自己啓発や学習などにもつながっています。このように身体だけでなく精神的な健康を重視した取り組みが、長寿にも貢献していると考えられます。

── 精神的な健康を重視するとは、興味深い視点ですね。健康の取り組みとして食の取り組みは欠かせないと思うのですが、何か活動は行われていますか?

山田さん:はい、滋賀県では、食に関する健康推進活動が長年にわたり行われてきました。特に、健康推進員が各地域を訪れて家庭で作られる味噌汁の塩分を測定し、食生活の改善をアドバイスするという地道な活動が続けられています。これにより、塩分過多による健康問題の防止に貢献しています。

── 塩分過多が特に大きな課題としてあったということでしょうか。その他にも滋賀県で着目している課題点や取り組みはありますか?

山田さん:はい、野菜とお茶の消費拡大に重点を置いています。滋賀県は、全国トップクラスの平均寿命を誇る一方で、野菜の摂取量は国が目標とする摂取量に届いていないのが現状です。

まず野菜に関してですが、コロナ禍を経て、健康に対する消費者の意識が高まり、安全で安心な地元産の農産物への需要が高まりました。これに応えるため、私たちは農産物直売所での購買データを分析して生産者と消費者の間の情報共有を強化し、需要に応じた野菜の生産を促進しています。また、消費者に対しては、健康をテーマに新しい野菜の食べ方の普及にも努めています。

──なるほど、健康意識の高まりがあるとのことですが、お茶の消費拡大についてはどのように進めていますか?

山田さん:お茶に関しては、健康機能性を持つお茶の開発に力を入れており、現在カフェインレスのオーガニック茶の開発に取り組んでいます。また、小学生を対象にしたお茶の入れ方教室を実施し、食育の一環としています。これらの取り組みを通じて、滋賀県のお茶の魅力を国内外に広め、消費拡大を目指しています。

──ありがとうございました。滋賀県の食べる健康推進の取り組みは、地域の農産物を活用し、健康と環境に配慮した非常に意義深い活動ですね。

滋賀の時間の流れや暮らしを体感して心のリズムを整えよう

──これまで県内での暮らしを中心にお話を伺いましたが、滋賀県を訪れる人に向けてなにか行っているプロジェクトはありますか?

山田さん:本県では、「シガリズム」というコンセプトのもと、観光を推進しています。滋賀県に住む人々は、自然と歩みを揃えながら、ゆっくり、ていねいに暮らしてきました。このような滋賀の時間の流れや暮らしを体感することで、心のリズムを整える旅の提案をしています。

体験プログラムは地域によってさまざまで、例えば、約1400年前に聖徳太子から作り方が伝わったとされていている伝統工芸品の木珠(もくじゅ)を使った数珠づくりや、琵琶湖生まれのびわ湖パールを使ったネックレスづくりなどがあり、滋賀の自然だけでなく歴史や伝統を感じるプログラムも盛りだくさんです。

──ヒーリング効果を感じながら、滋賀県の自然や歴史、伝統に触れ、ものづくりもできるなど多様なプログラム展開があるのですね。

山田さん:はい。また、自転車で県内を観光周遊する「ビワイチ」というプロジェクトもあり、琵琶湖を1周するルートを「ビワイチ・ルート」、琵琶湖一周に限らず県内の観光地や名所を周遊するルートを「ビワイチ・プラスルート」とし、健康増進や環境保全への意識向上を促しながら、五感で自然を感じられます。ぜひおすすめしたいです。

──琵琶湖の風を感じたり、滋賀の空気を体感してみたくなります。春には「びわ湖マラソン2024」が開催されるそうですね。

山田さん:はい、2024年3月10日にびわ湖マラソンが開催されます。琵琶湖岸がコースとなっている市民ランナーのためのフルマラソンの大会です。参加ランナーは約7000人、ボランティアを合わせると1万人以上が関わるビッグイベントです。

テーマは「健康」「環境」「活性」で、まず「健康」の面では、マラソンの健康効果だけでなく、ボランティアや地域の人々との交流を通した心の健康も意味しています。「活性」の面では、給水ポイントで地域特産品の提供なども予定されており、全国から来ていただくランナーの皆様に滋賀の魅力を楽しんでいただけたらと思っています。

──琵琶湖に癒されながら特産品もたのしめるのですね!参加してみたくなりました!

Wellulu編集後記:

現在、滋賀県がウェルビーイングの実現へ向けて行っている取り組みについてお話を伺い、滋賀県に根付く近江商人の「三方よし」の精神をベースに、独自の地域文化や自然について県民が参加して考え、未来に繋いでいく姿勢が見えてきました。森づくりや木育など、子どもだけでなく大人も一緒に関わり、その自然の価値を感じながら、次世代に健全な環境を残すというのは、もちろん自然環境の保護でもありますが、心の豊かさのヒントにもなっているのでは、と思いました。平均寿命・健康寿命が全国トップクラスの滋賀県が体だけでなく精神的な健康にも注視している点など、ウェルビーイングの精神を随所に感じる滋賀県の将来の姿がたのしみです。

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