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【島田由香氏】「楽しそう」「ポジティブ」な私でも、鬼婆(ONBB)になる。ウェルビーイングに大切な自分との対話とは

「ウェルビーイング」と聞くと、「高ければ高いほうが良い」「高めるためにどうすれば良いのだろう」と考え込んでしまう方も多いのではないだろうか。

今回お話をお伺いした島田由香さんは、「ウェルビーイングは無理に高めようとするものではない」と語る。個人、地域、そして、全ての人の、会社の、社会のウェルビーイングを追求する島田さんが気づいた本当のウェルビーイングとは? Wellulu編集部の河合和彦が話を伺った。

 

島田 由香さん

一般社団法人日本ウェルビーイング推進協議会 代表理事
株式会社YeeY 共同創業者/代表取締役
『TUNAGUプロジェクト』主宰
アステリア株式会社 初代CWO(最高ウェルビーイング責任者)

慶應義塾大学を卒業後、パソナを経て、コロンビア大学大学院に進学。組織心理学修士号を取得し、日本GEにて人事マネジャーを経験した後にユニリーバ・ジャパンに入社。2014年、同社の取締役人事総務本部長に就任。2017年に株式会社YeeYを共同創業し、現在も代表取締役を務める。2022年6月、ユニリーバ退社。

現在は、都会で働く人と地域をつなぐ『TUNAGUプロジェクト』やアステリア社のCWOを通じて、個人や企業、地域を通じて日本のウェルビーイング実現への取り組みを積極的に行っている。

河合 和彦さん

Wellulu編集部プロデューサー

1991年博報堂入社。営業、人事、デジタル系グループ会社、営業統括、人材開発、プロセスイノベーションを経験。「組織の関係の質」向上を目的とした、強みを活かす「ストレングスファインダーワークショップ」や「ポジティブ心理学」に精通し、ウェルビーイングに生きるヒントを伝える支援を行う。「タレントマネージャー制度」HRアワード2021入賞。「国家資格キャリアコンサルタント」、「JPPI認定ポジティブ心理学トレーナー」、「米GALLUP社ストレングスコーチ」、「日本MBTI協会認定ユーザー」、「組織変革のためのダイバーシティOTD普及協会認定講師」、「人的資本ガイドラインISO30414リードコンサルタント&アセッサー」などの資格を持つ。

ウェルビーイング=本来の自分に「近い」ということ

河合:今日はよろしくお願いいたします。由香さんとはずっと仲良くさせていただいていたので、改めてこういう場でお話しするのは少し照れますね(笑)。

島田:そうですよね(笑)。どうぞよろしくお願いいたします!

河合:由香さんといえば、まさにウェルビーイングを体現している方だと思うのですが、最近、由香さんが「ウェルビーイングだな」と感じるのはどんな瞬間ですか?

島田:すごく最近のことなんですが、この前の日曜日に私が拠点としている和歌山県のみなべ町に3週間ぶりに行ってきたんです。車を運転しながらみなべの景色を見て、「空が広いな」「藤がきれいだな」と感じている瞬間、「あ、今、自然に癒やされているな」と実感して、すごくウェルビーイングを感じましたね。

河合:やっぱり自然なんですね。

島田:はい。というのも、みなべに行く直前にぎっくり腰になってしまって、1週間くらいずっと家に籠もっていたんです。私はもともと、定期的に自然に触れたり体を動かしたりしていないとダメになってしまうタイプなので、その1週間で身体も心もだいぶ疲れていたんでしょうね。みなべに行って、改めて自分にとっては自然や地域に行くこと自体が大事なんだと実感しました。

それから、物事をみんなで進めるというのも、私にとってのウェルビーイングです。『TUNAGUプロジェクト(※)』もまさに私のウェルビーイングを高める要素のひとつですね。ただ、これは自分のウェルビーイングを高めると同時に、低くなってしまう、つまり本来の自分とは遠くなってしまう要因のひとつでもあります。

※TUNAGUプロジェクト
島田さんがプロジェクトリーダーを務める、自分らしい生き方・働き方の選択肢を増やす研修プログラム。全15日間に渡り農山漁村地域を訪れ、農繁期の人手不足、人材・後継者不足、過疎化などの地域の課題に貢献しながら、その地域で暮らす人たちや、都会で働く自分自身のウェルビーイングを高めることでライフシフトすることを目的としている。
TUNAGUプロジェクト 公式サイト

河合:もう少し詳しくお話しいただけますでしょうか。

島田:どの組織でも言えることだと思うのですが、チームで動いていると、どうしてもリーダーとチームメンバーの歩調が合わないことが出てきますよね。チームのみんなはすごく頑張ってくれているのに、私の理想が高すぎるあまり「もっとスピード感を持ってやってよ!」という気持ちになってしまうことも。「島田さんはいつもウェルビーイングだ」とよく言われるのですが、私でもそうではない時はたくさんあるんだと言いたいです(笑)。

河合:どんな人でも思い悩むことはありますよね。

島田:はい。そもそもウェルビーイングかどうかはあくまでも主観的な話で、他人と比べて「高い」「低い」と判断するものではありません。高ければ良い、低いとダメ、というのではなく、今自分がどんな状態にあるのかを理解しているということが、1番大切なのではないかと思います。本来の自分に「近い」か「遠い」かが、ウェルビーイングかどうかを決めているんじゃないかな。私の場合、できなかったことに対していつもだったら「じゃあどうすればできるようになるのかな」と考えるのですが、最近はできていないことばかりに目がいってしまっているので、そのことに気づいて「ああ、今はあまりウェルビーイングじゃないな」と感じます。

河合:ウェルビーイングは「高い・低い」ではなく「(本来の自分に)近い・遠い」で図るべきものなんですね。

島田:そう思います。ただ、みんながみんな本来の自分を理解しているわけではないので、わかりやすくするために「高い・低い」でも良いと私は思います。ただ、無理して上げようとする必要はないんです。

河合:確かに、最近は「ウェルビーイングを高めよう」ということに捉われがちな気もしますね。

島田:ですよね。大切なのは、自分の状態を正しく把握した上で、何をしたら自分のウェルビーイングな状態に近づけるのか、何をしたら遠ざかるのかを知っておくことだと思います。とはいえ、それを頭で理解しようとするのはすごく難しいんですよね。だから私は体を使って体感することを推奨しています。そのひとつが『梅ワー』です。

『梅ワー』を通じて体感できる「頭のゴミが取れる」瞬間

島田:2024年で3年目になる『梅ワー』、正式名称『梅収穫ワーケーション』は、私にとってはウェルビーイングそのものです。都会で働く方々が梅農家さんの収穫をお手伝いしながら、自然に囲まれながら仕事をするという“一次産業ワーケーション®️”なんですが、2023年は延べ400人近い方々が参加してくださったんですよ。

【世界農業遺産活性化PJT】梅収穫ワーケーション公式noteはこちら

河合:実際に体験していただくのが大切なんですよね。

島田:そうなんです! いくら私が「自然が良いよ」って言っても、なかなか伝わりにくいじゃないですか。それに、同じものを見たり聞いたり体験したりしても、どう感じるかは人によって異なりますよね。だからこそ、実際に体験してもらうことが欠かせません。企業のウェルビーイング経営のためにもこの『梅ワー』はすごく役に立つと思いますよ。

河合:ひたすらに「梅を収穫する」という単純作業も良いんでしょうね。

島田:まさに! 梅を収穫していると、誰もが一瞬「フロー状態」、つまり目の前の作業だけに没入する時間が生まれるんです。もちろん普段の仕事でも集中することはあると思うのですが、オフィスで働いていると気になることがたくさんあるじゃないですか。だから没入体験までは、通常の仕事ではなかなかできないものなんです。

河合:それらを忘れて、頭の中を空っぽにできるわけですね。

島田:はい。「頭の中のゴミ」がきれいに取れますよ。バケーションという言葉の語源が「vacate(空にする)」にあるように、ワーケーションは本来、仕事をしつつ空になれる瞬間があるかどうかが重要なんです。『梅ワー』は、まさにそれを満たしながら地域に貢献できる絶好の機会なんです。

河合:素晴らしいですね。私もぜひ参加してみたいです。

島田:ぜひ! 『梅ワー』は、通常のワーケーションと違って「貢献」の要素が入っているのがポイントです。オフィスで仕事をしていると、なかなか自分の仕事の貢献を目の前で見ることはできませんが、『梅ワー』では自分がお手伝いをした農家さんから直接「ありがとう」を受け取れます。そして自分がしている貢献が目に見えて、その場で感じられます。この体験は、仕事にも必ず活きると思います。

ウェルビーイングには「自分との対話」が欠かせない

河合:由香さんは、『梅ワー』をはじめさまざまなアイデアを次々に形にしていると思うのですが、アイデアマンだったのは昔からだったのでしょうか? 今の由香さんのもととなっている原体験を知りたいです。

島田:子どもの頃から、遊びを考えるのは好きでしたし、楽しいと思ったことには没入しがちでした。それから、両親がよく言っていた「今ある嫌なことは、次の良いことのためにある」という考え方も、今の私に大きく影響しています。「島田さんはポジティブ思考ですね」とよく言われるのですが、これは絶対に両親のおかげだと思います。

河合:素晴らしいご両親ですね。

島田:ありがたいです。今の私を形成した原体験としては、中学2年生の時に経験したいじめもあると思います。それまでは、「嫌われたくない」「みんなに好かれていたい」と思うあまりに、自分のことを後回しにしがちな子どもだったんです。だからそれまで仲良くしていた子にいきなり無視されたり、嫌なことをされたりした時も、とにかく謝っていました。だけど、ある日ふと「私は悪いことしたわけじゃないのにどうして謝っているんだろう」「それって自分に対してすごく失礼なのでは?」と思ったんです。

河合:自分と対話することで、ご自身で気づかれたんですね。

島田:はい。そう気づいてからは、「私のことが嫌いなら、それはそれで良い」と思えるようになりました。だって、もし本当に私に何か非があった場合、本当に友だちだったらきっと言ってくれると思うんです。それからは、私が大切に思っている人や、尊敬している人が「由香さん、それはちょっと違うんじゃないの」と言ってくださったら、もちろんそれはきちんと聞きますが、それ以外の、ただ単に嫌だなと感じることを言ったりされたりするのは、ただの「ノイズ」と捉えるようになりました。

河合:中学生でその考えに行き着くって……すごいです。

島田:それからは、周りの意見に惑わされず、自分の心に従って生きるようになりました。今でも、気が進まないことや本当はやりたくないのに……と思うことは、できるだけやりません。世の中みんなが、そう生きられたら素敵ですよね。

河合:自分の心に従うことは、ウェルビーイングにもつながりますからね。とはいえ、大きな組織に所属しているとやりたくないことでもやらざるを得なかったり、やりたいことを我慢していたりする人も多いと思うんです。『Wellulu』の読者の方からもそういった相談が届くのですが、由香さんだったらどんなアドバイスをされますか?

島田:私だったら、まずは今自分がウェルビーイングではないと気づくこと自体が大切なんだと伝えます。やっぱり、自分にストレスがかかっていることに気づかず、突然ガクンときたり体調を崩してしまったりするのが1番危険ですよね。だから、自分がストレスを抱えてしまっていることに気づいているだけでかなり進んでいます。まずはそんな自分を肯定してあげてほしいですね。

それから、自分の感情に興味を持ち、自身と対話することも欠かせません。嫌なことを無理して好きになろうとせずに、「どうして嫌なんだろう」「何を嫌に思っているんだろう」とひたすら感じてみるんです。

河合:ここでもやっぱり「自分との対話」なんですね。

島田:はい。もうひとつの方法は、嫌だと思っている物事や人に対する解釈を変えてみることです。たとえば、嫌いな相手がいたとしましょう。この「嫌い」という感情は、要は自分が「この人はこういう嫌なところがある」という自分の解釈によるものですよね。この解釈こそが自分を傷つけてしまっているわけですから、ちょっと見方を変えてみたり、その人の良いところを、ひとつだけでも見つけてみると、案外「嫌い」という感情が薄まるんですよ。

河合:なるほど。

島田:私に対してすごく良い顔をしているのに、陰では私の悪口を言っていた……という経験は、私にもあります。最初に知った時には驚きましたし、ショックも大きかったですが、「(相手によって自分の言動変えている)その人も大変だろうなぁ」と思ったら、不思議と憎みきれなかったりするんですよね(笑)。

河合:良い思考転換ですね。ご両親のポジティブ思考が受け継がれているように感じました。

「楽しそう」「ポジティブ」な私でも、鬼婆になることはある

河合:由香さんとお話ししていると、本当に人を惹きつける魅力がある方だなと感じます。実際、由香さんが主導している『梅ワー』では、数百人もの人が和歌山県を訪れていますしね。まるで「ジャンヌ・ダルク」のようだと思うのですが、由香さんはご自分をどう捉えられているのでしょうか。

島田:私は今、自分のことを鬼婆だと思っています(笑)。

河合:鬼婆ですか(笑)。

島田:はい。ここ3週間くらい、チームメンバーに対してあれこれ叱ったり、小言を言ってしまったりすることが本当に多くて。いつもの自分とは全然違うという意味ではすごくノットウェルビーイングだし、言われたほうも嫌な気持ちになるじゃないですか。できるだけ早く鬼婆状態から抜け出したいんですが、なかなか難しいですね。

河合:ポジティブで、いつも楽しそうな由香さんでもそういう時があるんですね。

島田:ありますよ! ちょうど『TUNAGUプロジェクト』が2年目に入ったタイミングということもあり、チームのあり方をすごく考えるようになったのも大きいと思います。私はチームみんなで企画して、みんなで考えながら進めていきたいんですが、今どちらかというと私が言ったことに対してチームメンバーが従う感じになってしまっているように思えて、理想とのギャップにモヤモヤしているんです。

河合:それで鬼婆なんですね。

島田:はい。今までチームにダメ出しをすることなんてほとんどなかったのにな……と思うと、いつもの自分と「遠い=ノットウェルビーイング」ですよね。だから今はもとの自分に「近い=ウェルビーイング」になるためにどうすればいいか模索中です。私は普段は前向きなことが多いので、今の状態はある意味では貴重かもしれません。鬼婆状態を「ONBB」と呼んで、「今ONBBになってる!」と自分で気付いて、周りにもシェアしています。

河合:「ONBB」ですか(笑)。由香さんでも思い悩み、うまく行かないこともある、我々と変わらないんだなぁ、とある意味ホッとしました。でも、やっぱり由香さんは自分と対話されているからこそ、自分の状態を正確に把握できているんでしょうね。すごく素敵だなと思いました。

島田:ありがとうございます。このタイミングでインタビューしていただいたことにも、きっと何か意味があるんだと思います。

すべての人が笑顔で自分らしく生きていける社会を創りたい

河合:由香さんは、アステリア株式会社のCWO(Chief Well-being Officer/最高ウェルビーイング責任者)も担っておられますよね。CWOという役職は、日本では由香さんを含めて3人(※2024年4月時点)しかいらっしゃらないと伺いました。どんなことをしているのか、教えていただけますか?

島田:そうなんです。アステリア社の社長である平野さんの「世の中に、ウェルビーイングに真剣になる会社が増えてほしい。実際にウェルビーイング度が高い会社は、業績が伸びるということを知ってもらえれば、世の中は良い方向にグンと変わるだろう」という想いにすごく共感して、CWOを務めさせていただくことになりました。

なので、CWOとしての目標は、アステリア社内はもちろん、アステリア社がプラットフォームとなって世の中のウェルビーイング度を上げていくことです。具体的には、社員の方向けにウェルビーイングについての研修を行ったり、社員の方と一緒にウェルビーイングに関するプロジェクトを進めていったりしています。

河合:素晴らしいですね。

島田:それから、外部への発信にも力を入れています。たとえば2023年、「ウェルビーイングを高める取り組みを積極的に行っている会社は本当に業績が伸びるのか」という調査を行いました。実際に500社にアンケートを取って財務データと併せて分析したところ、やはり積極的に取り組んでいる会社のほうが営業利益も成長率も高いこと、そして離職率は低いことがわかったんですよ。

河合:へぇ! すごいですね。

島田:ですよね。その調査結果は、ウェルビーイングに関して権威を持っている慶應義塾大学の前野先生や、ハピネスプラネットの矢野さんにもコメントをいただき、今はインターネットで無料でダウンロードできるようになっています。

同調査のプレスリリース・資料ダウンロードはこちらから

河合:こういった調査から、ウェルビーイングそのものやウェルビーイング経営に興味を持つ方が増えたら嬉しいですよね。

島田:はい。それから、平野さんは「社員がウェルビーイングであるためには、働き方も大切だ」という考えで、軽井沢にリゾートオフィスを作ったんです。そこを社員のみなさんにどう活用していただくかを考えるのも、CWOとしての仕事のひとつです。2023年から、チームビルディングの研修を泊まりで行ったりしているんですよ。

河合:平野さんもすごく先進的な考えを持っていらっしゃる方なんですね。

島田:おっしゃる通りです。コロナ禍の時にはオフィスのフロアを半分以下にして、日本全国にあるコワーキングスペースを使い放題にするなど、もともと人事をしていた私からすると驚くことを次々とやられています。26年間ずっと経営に関わられているんですが、ウェルビーイングという言葉が浸透していない時代からそういう取り組みを行っていて、本当にすごい方だなといつも思います。

河合:個人としても、そしてアステリア社のCWOとしても、精力的に活動されている由香さんですが、今後の目標はありますか?

島田:私の人生の目的、いわゆるパーパスは、「すべての人が笑顔で自分らしく生き豊かな人生を送る社会を創る」ことです。もちろん、「豊かだな」「幸せだ」なと思う基準は人によって違うので、あくまでも主観的にはなってしまいます。しかし多くの人が本来の自分でいられて、それをみんなが尊重し合える社会を創りたいなと思います。

特に私は東京生まれ・東京育ちで、大人になってから地域からもらうことのできる影響の大きさに気づきました。「半分ワーカー半分農家」と言っているのですが、たとえば土日だけとか、1カ月のうちの1週間というように、それぞれが好きな地域で過ごせる社会になればいいなと思います。私のように、実家があろうがなかろうが、縁やゆかりがない場所でも、とにかく自分が自分らしくいられる場所がどんな人にもある、そんな社会を創りたいです。

河合:家族でも親戚でもない地域のコミュニティは、そこを行き来する人にとってはもちろん、その地域で暮らす人々のウェルビーイングにもつながります。由香さんが主導している『梅ワー』や『TUNAGUプロジェクト』はまさにそれを体現していてとても素敵です。今日は、由香さんの意外な一面もお話しいただき、更に深く知ることができて、とても嬉しかったです。貴重なお話をありがとうございました!

島田:こちらこそ、ありがとうございました。『梅ワー』、ぜひ参加してくださいね!

編集後記(堂上)

やっと念願の由香さんにWelluluに登場いただくことができた。日本には3人しかいないといわれているCWO(Chief Wellbeing Officer)のうちのひとりで、ずっと出ていただきたいと思っていた。

博報堂の先輩であるかーくん(Welluluではそう呼ばせていただいている)のウェルビーイング界の人脈に頼らせていただいた。

由香さんとは、比叡山延暦寺のイベントで隣に座ったご縁でご挨拶させていただいたきりだった。自分自身がどう生きるのかを考えて行動できる方で、対談の横でお話しをお伺いしているだけで、めちゃくちゃ楽しませてもらった。

僕は由香さんの生き方に憧れと敬意をもって、こんな風に生きられたらめちゃ幸せだろうと思った。そして、周りをどんどん笑顔にしていく天才だと思った。

昔、僕自身がウェルビーイング事業を探求したときにワーケションと2拠点生活をビジネス化できないか構想したことを思い出した。それを実現している由香さん、勝手に羨望の眼差しで対談を楽しませてもらった。

由香さん、ありがとうございます。世の中をウェルビーイングに働ける人たちを増やしていきたいです。今後ともよろしくお願いします。

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