
腹直筋は、いわゆる「シックスパック」を形成する筋肉。「腹筋を割りたい」「引き締まったお腹を手に入れたい」と思う人にとっては、トレーニング必須の部位。この記事では、腹直筋を鍛えるメリットや効果、おすすめの筋トレメニューを紹介。また、セット数や頻度、注意点など効率よく結果を出すためのアプローチも解説。
この記事の監修者

おぜき としあきさん
パーソナルトレーナー
腹直筋とは?知っておきたい基礎知識
筋トレを始める前に、腹直筋が「どこにある筋肉」で「どのような働き」があるのかおさえておこう。
- いわゆる「シックスパック」にあたる部位
- 上体の屈曲や姿勢の安定に関わる筋肉
いわゆる「シックスパック」にあたる部位
腹直筋は、腹部の正面に位置する縦長の筋肉で、一般的に「シックスパック」と呼ばれる6つに分かれた筋肉群。
「シックスパック」は、“腱画(けんかく)”と呼ばれる横方向の筋膜によって区切られており、鍛えて筋肥大させると凹凸が浮き出やすくなる。ただし、体脂肪率が高い状態では、どれだけ腹直筋を鍛えても腹筋が割れているようには見えない。
上体の屈曲や姿勢の安定に関わる筋肉
腹直筋は、上体を前方に曲げる動作や姿勢を安定させる働きを担う。体幹にあるほかの筋群と協調しながら腹直筋が適切に機能すると、腰痛予防や内臓の保護、正しい姿勢の維持につながる。
また、呼吸時の腹圧調整にも重要な役割を果たし、深い呼吸や咳、くしゃみなどの際に腹部を支える機能もある。
腹直筋を鍛えるだけで腹筋って割れるの?
腹筋が割れて見えるようにするためには、体脂肪を減らして腹直筋の形を際立たせる必要がある。体脂肪は全体的にまんべんなく増え、減少する特徴があるため、腹直筋のトレーニングなどの腹筋運動だけで、腹部の脂肪を局所的に落とすことは不可能。
体脂肪は身体のなかでも大きな筋肉群を鍛え、基礎代謝を向上させることで効率的に燃焼できる。とくに太ももは筋肉量が多い部位なので、鍛えることで身体全体の筋肉量を効果的に増やしやすい。
もちろん、腹筋がしっかり鍛えられていなければ、脂肪が落ちても筋肉の立体感はみられないため、腹筋運動は大切だが、筋肉量が多いほど安静時のエネルギー消費量が増加するため、全身の筋力トレーニングも合わせて取り入れるようにしよう。

腹直筋のトレーニングだけで腹筋を割る効果は期待できません。ただし、道具を使用せず、場所を選ばずおこなえるため、日常生活に取り入れやすくトレーニング習慣をつけるファーストステップとして活用できます。
筋肉の動きを感じながらおこなう筋トレは、自身の身体と対話する時間ともいえます。これから運動習慣をつけたいという方は、寝ころびながら、気軽におこなえる腹直筋トレーニングを、自分の身体と向き合う時間として活用してみるとよいですね。
腹直筋の筋トレで得られる効果
- スタイルがよくなり、シックスパックが作りやすくなる
- 体幹が安定し、運動パフォーマンスが向上する
- 姿勢が改善され猫背や腰痛が予防できる

スタイルがよくなり、シックスパックが作りやすくなる
腹直筋トレーニングを継続的におこなうことで、腹部の筋肉が発達し、引き締まったボディラインを手に入れられる。とくにシックスパックを形づくる腹直筋を鍛えるとお腹の凹凸が目立ちやすくなることも。
ただし、見た目の変化を実感するには、適切な食事管理と有酸素運動の組み合わせが重要。シックスパックは、体脂肪率を適切な範囲まで落とすことで見えやすくなる。
体幹が安定し、運動パフォーマンスが向上する
腹直筋を鍛えると、体幹の安定性が高まる。体幹が安定すると、四肢の力を効率的に伝達させられるため、より大きな力を発揮することが可能に。その結果、日常生活やスポーツ活動における動作の質も向上する。
とくにスポーツにおいては、走る、投げる、跳ぶなど、基本動作の正確性と力強さが増す。
また、体幹が安定することで、急な方向転換や予期せぬ衝撃にも対応しやすくなり、ケガのリスク軽減にもつながる。

体幹が安定すると腹直筋以外のトレーニングでもフォームを維持しやすくなり、より効率よくトレーニングできるようになります。また、けがの防止も非常に大きなメリットです。
日常生活で転倒した際なども、腹筋がある人は安定性があるため、ない人に比べて軽症で済むなどの効果が期待できます。
姿勢が改善され猫背や腰痛が予防できる
腹直筋が強化されると、背骨や骨盤を正しい位置に保持する力が高まり、美しい姿勢を維持しやすくなる。姿勢が正しくなると、猫背や肩こりの改善にもつながる。
また、姿勢が改善されることで、腰痛予防にも大きく貢献する。適度な筋力があることで、長時間の座位作業や立ち仕事による腰への負担が軽減される。
腹直筋を鍛えるおすすめの筋トレメニュー9選
効果的に腹直筋を鍛えるには、自分の目的や身体にあった適切な筋トレメニューを選ぶことが大切。
- プランク
- レッグレイズ
- クランチ
- トゥータッチクランチ
- アブローラー(腹筋ローラー)
- バランスボールクランチ
- リバースクランチ
- ダンベルクランチ
- アブドミナルクランチ

腹直筋を鍛える際は、腹直筋の上部と下部を分けておこなうとやりやすいので、クランチ系、プランク系、レイズ系の3種類に取り組むのがおすすめです。
トレーニングの前に動的ストレッチ、後に静的ストレッチを取り入れて、筋肉を伸ばすことも忘れずに。ストレッチの代わりにバランスボールを使用したクランチなど、ストレッチ効果が組み込まれた種目を取り入れるのも効果的です。
プランク
腹筋に力を入れ、姿勢を一定時間キープする筋トレメニュー。腹直筋をはじめ、腹斜筋、脊柱起立筋などのお腹周りの筋肉を効果的に鍛えられる。30秒キープできない場合は難易度を下げて調整してみよう。
<やり方>
- 床にうつ伏せになり、ひじを曲げて肩の下に置く
- つま先を立てて、かかとを後ろに伸ばす
- ひじとつま先で身体を支え、全体を一直線に上げる
- この姿勢を30秒~1分間キープする
【難易度低めのプランク①】片手上げプランク
【難易度低めのプランク②】片手片足上げプランク

プランクは腹筋に力を入れて保持するため、筋肉の立体感を作るのは難しいですが、お腹周りの上部、下部、奥のほうまで全体的に刺激を与えることができるので、インナーマッスルや基礎的な筋力をつけるのにおすすめです。
また、基本姿勢のものだけでなく、「ひざつきプランク」、「腕を伸ばしたままのプランク」など、さまざまなバリエーションにすることで、負荷も柔軟に調整できます。
レッグレイズ
仰向けの状態で、脚を伸ばして上下に動かし、腹筋を刺激する筋トレメニュー。腹直筋をはじめ、外腹斜筋、内腹斜筋、腹横筋、腸腰筋など、腹筋全体に効率よくアプローチできる。
<やり方>
- 床に仰向けになり、ひざを伸ばして足をそろえる
- 腕は身体の横につけ、手のひらを床に向ける
- 息を吐きながら、両足をゆっくりと床から離し、垂直になるまで上げる
- 上げた状態を数秒キープする
- 息を吸いながら、ゆっくりと足を床に戻す
クランチ
仰向けの状態で脚を上げ、上体を丸めて腹筋を刺激する筋トレメニュー。腰を床から離したり、反動を使わないように注意し、腹筋に力を入れて上体を持ち上げるように意識しよう。
- 床に仰向けになり、ひざを90度に曲げて足を床につく
- 両手を頭の後ろで組み息を吐きながら、肩甲骨が床から離れる程度まで上体を起こす
- 息を吸いながら、ゆっくりと元の姿勢に戻す

トゥータッチクランチ
基本のクランチの応用編で、手でつま先をタッチするように上体を起こす筋トレメニューで、腹直筋と腹斜筋に大きな負荷をかけられる。お腹の力が抜けると腰が反り、痛めてしまう可能性があるため、頭を浮かせたままの状態を維持すること。
- 仰向けになり、両足を天井に向けて伸ばす
- 両腕も伸ばし、身体の横につける
- 息を吸いながら腹筋を使って上体を起こし、指先でつま先を軽くタッチする
- 息を吐きながらゆっくりと元の姿勢に戻す
- リズミカルに繰り返す
アブローラー(腹筋ローラー)
両端のハンドルを握り、床で前後に転がして使用する筋トレアイテム。使用することで、普通の腹筋よりも負荷をかけられる。最初はひざをついたフォームから始め、慣れたら立った状態などより負荷のかかる体勢でおこなおう。
- ヨガマットなどを敷いた床にひざをつき、アブローラーのグリップを握る
- 息を吐きながら、アブローラーをゆっくりと前に転がす
- 限界まで転がしたら、息を吸いながらゆっくりと元の位置に戻す
バランスボールクランチ
バランスボールの上でクランチをおこなう筋トレメニュー。あえて身体を不安定な状態にしておこなうことで、体幹の安定性も鍛えられる。
- バランスボールの上に腰掛け、背中をボールにしっかりとつけて座る
- 脚を肩幅に開いて、かかとを床につけて安定させる
- 両手を頭の後ろで組み息を吐きながら、上体を丸め、ひざに向かってあごを近づける
- おへそを覗き込むように腹筋を意識して収縮させる
- 最大限に収縮させたら、ゆっくりと元の姿勢に戻す
リバースクランチ
通常のクランチと異なり、上体を起こすのではなく足を上げて、腹筋を鍛える筋トレメニュー。腹筋の下部を集中的に鍛えられ、下腹部の引き締めに効果的。
- 仰向けに寝て、両手を身体の横につける
- 両足を床から離し、ひざを90度に曲げる
- 息を吸いながらお尻を床から離し、ひざを胸の方へ近づける
- 息を吐きながらゆっくりと元の姿勢に戻す
ダンベルクランチ
1つのダンベルを胸の前で両手で持ち、負荷をかけておこなうクランチ。自重の負荷では物足りなくなった人や、高負荷のトレーニングをおこないたい人におすすめ。上半身を起こすよりも、ダンベルを高く上げるイメージでおこなうのが効果的。
- ヨガマットなどを敷いた床に仰向けになり、ひざを立てる
- ダンベルを両手で持ち、胸の上に乗せるか、頭の後ろで軽く支える
- 息を吐きながら、上体をゆっくりと起こす
- 限界まで上体を起こしたら、息を吸いながらゆっくりと元の位置に戻す
アブドミナルクランチ
多くのジムに設置されている腹筋を鍛えるマシンを使った筋トレメニュー。自分でフォームを意識しておこなう必要がないため、運動初心者の人におすすめ。
- マシンに座り、パッドに足をかける
- シートの高さを調整し、ひじパッドに腕を乗せたときにひじが軽く曲がる程度に調整する
- 息を吐きながら、上体をゆっくりと前に倒す
- 限界まで上体を倒したら、息を吸いながらゆっくりと元の位置に戻す
腹直筋トレーニングのセット数・頻度(目安)
トレーニングを効果的におこなうためには、適切なセット数や頻度を守ることが大切。
- 1セット12〜15回を3セット程度おこなう
- 負荷が低い場合は毎日おこなってもOK

1セット12〜15回を3セット程度おこなう
腹直筋を鍛える際は、1セットあたり12〜15回のトレーニングを3セット程度を目安にしよう。この回数設定で、けがのリスクを抑えながら、筋肉に適度な負荷をかけられる。
初心者の場合は、まず1セットからはじめ、徐々にセット数を増やしていくのがおすすめ。トレーニング中に腰や首などに違和感が生じた場合は、すぐに動作を中止して、フォームがあっているかどうか確認してみよう。
負荷が低い場合は毎日おこなってもOK
腹直筋のトレーニングは、クランチやレッグレイズなど自重を活用した比較的負荷の低い種目が多いため、毎日実施しても問題ない。
ただし、回復期間を十分に設けることで、筋肉の成長を促し、けがの予防にもつながる。メニューに腹筋ローラーなど負荷の高い種目を取り入れる場合は、48時間以上の休息を入れて週2〜3回程度に抑えるのがよい。
腹直筋と一緒に鍛えたい部位
腹筋全体を引き締め、バランスのよい体幹を目指すためには、腹直筋だけでなくほかの筋肉も鍛えるのがおすすめ。
- 腹斜筋
- 腹横筋
- 広背筋
- 脊柱起立筋

身体を動かす際には複数の筋肉が動いており、ある動作において中心的な役割を果たす筋肉を「主動作筋」、反対の動きをする筋肉を「拮抗筋」と呼びます。両方が強調してはたらくため、どちらかだけを鍛えてバランスが崩れると、骨格や姿勢などにも影響を与えてしまうこともあります。
腹直筋の拮抗筋となる背筋や脊柱起立筋もあわせて鍛えることで、腹直筋へのトレーニング効果が高まります。また、拮抗筋の背筋や脊柱起立筋を適度に疲労させた状態で腹直筋のトレーニングをおこなうと、腹直筋に負荷を集中させることができ、効率的に筋力強化できますよ。
腹斜筋
腹斜筋は腹部の側面に位置し、体幹の回旋や側屈をつかさどる筋肉。内腹斜筋と外腹斜筋の2層構造で、腹直筋と協調してはたらくことで、体幹の安定性を高める。
この筋肉を適度に鍛えることで、ウエストラインが引き締まり、くびれのある体型を目指すことが可能。「サイドベンド」や「ロシアンツイスト」などの横向きの動作を取り入れることで、効果的に鍛えられる。
腹横筋
腹横筋は腹部の最深部に位置する筋肉で、体幹を横方向から締めつけるコルセットのような働きを担う。この筋肉が弱いと、内臓が前方に押し出されてしまい、ポッコリお腹の原因に。
腹横筋を意識的に鍛えるには、お腹を凹ませる動作や呼吸法が効果的。「ドローイング」と呼ばれる腹部を引き込む腹式呼吸の運動を日常的におこなうのがおすすめ。
広背筋
腹直筋の拮抗筋としてはたらく広背筋は、背中上部から腰にかけて広がる大きな筋肉。正しい姿勢の維持や上半身の動きに関わり、体幹の安定性を高める重要な役割を果たす。
広背筋を鍛えることで背筋が伸び、姿勢が改善されるだけでなく、背中周りも引き締まった理想的なボディラインにつながる。プルアップやラットプルダウンなど、腕を身体の後ろ側方向に引くような動作で効果的に鍛えることが可能。
脊柱起立筋
脊柱起立筋は背骨に沿って縦長に走る筋群で、背骨の伸展や姿勢を保つのに重要な働きを担っている。腹直筋と協調してはたらき、体幹の前後の安定性を高める役割も。
脊柱起立筋を鍛えることで、猫背の改善や腰痛予防、日常生活の動作の質を向上させる効果が期待できる。「デッドリフト」「バックエクステンション」など、背中を反らすような動作で効果的に刺激できる。
腹直筋の筋トレをする際の注意点
- 正しいフォームでおこなう
- 腹筋を割りたい場合は食事管理も合わせておこなう
- ダイエット目的なら大きい筋肉も鍛える
正しいフォームでおこなう
トレーニングの効果を最大限に引き出すポイントは、正しいフォームを意識すること。誤ったフォームでトレーニングをおこなうと、首や腰に負担がかかり、けがのリスクが高まってしまう。
とくに腹筋運動では、反動をつけずにゆっくりと上体を起こし、腹筋に意識を集中させるように心がけよう。また、上体を起こす際は首を痛めないように手を後頭部に添えるだけにとどめ、首を引っ張らないように。腰が浮かないよう、下半身は安定させた状態を維持すること。

腹筋を割りたい場合は食事管理も合わせておこなう
腹筋が割れて見える状態にするには脂肪を落とす必要があるため、筋トレだけでなく、適切な食事管理も不可欠。体脂肪率を下げるためには、タンパク質を十分に摂取しながら、総摂取カロリーを適度に制限することが効果的。
1日のタンパク質摂取量は体重1kgあたり1.6g程度を目安に設定し、脂質と糖質のバランスにも配慮すること。また、野菜を積極的に摂取することで、ビタミンやミネラルを補給しながら、満腹感も得られる。
以下の記事ではダイエットにおすすめの食事や食べ物を紹介しているので、腹筋を割りたい人はチェックしてみよう。
ダイエット中の食事はどうしたらいい?痩せるための食事のコツやおすすめのメニューを紹介
ダイエット中の食事の基本知識 ダイエット中の食事では、エネルギー量と栄養バランスを意識することが鍵。まずは、痩せるための食事の基本知識をおさえよう。 ・消費エネ.....
ダイエット中におすすめの食べ物は?栄養素や選び方も解説
痩せやすい身体をつくる3つの栄養素 ダイエット中におすすめの食べ物を紹介する前に、まずは基礎知識として、ダイエット中に意識して摂取したい栄養素を解説。 痩せやす.....
ダイエット目的なら大きい筋肉も鍛える
効果的な体脂肪の燃焼を目指すなら、腹直筋だけでなく、大きな筋肉群も合わせて鍛えることが重要。太もも、背中、胸などの大きな筋肉を鍛えることで、基礎代謝が向上し、脂肪が燃焼しやすい体質になる。
「スクワット」や「デッドリフト」などの複合的に筋肉を使う運動を取り入れると、より短時間で効率的なトレーニングが可能。なお、「スクワット」は壁に背中をつけておこなうとフォームが安定しやすいので初心者にもおすすめ。
以下ではダイエットにおすすめの筋トレを紹介しているので、参考にしてみよう。
ダイエットに効果的な筋トレは?痩せたい部位別のメニュー・効果を高める方法を紹介
筋トレがダイエットに効果的な理由 ここでは、ダイエットに筋トレを取り入れることが効果的な理由について詳しく紹介。 基礎代謝が向上して痩せやすい身体になる 筋肉量.....
腹直筋に関するQ&A
女性が腹直筋を鍛えたらごつごつしたお腹になる?
A:ごつごつしたお腹にはならない。

女性は男性と比べて体脂肪率が高く維持される傾向があります。ボディビルなどのコンテストに出ている方の体脂肪率も、男性は4〜5%なのに対し、女性は10%程度です。体脂肪が筋肉を覆うクッションのような役割を果たすので、腹直筋が発達しても、男性のように表面的にごつごつした印象にはなりにくいです。
また、女性は筋肉をつけるホルモンの分泌量が男性より少ないため、重りを使用したトレーニングをおこなっても、筋肉が太く分厚くなることは少ないです。腹直筋を鍛えることで、お腹周りが引き締まったり、筋肉の線が入ったりするようなマイルドな変化が期待できます。
腹直筋を鍛えたらウエストは細くなる?
A:細くは見えることはあるが、実際の数値が下がることはない。

腹筋が筋肉痛の時は休んだ方がいい?
A:休むのもいいが、痛くない部位の種目をやるのも手。

通常の腹筋と足上げ腹筋は何が違う?
A:重点的に刺激できる筋肉の位置が異なる。

青山学院大学在学中の1988年から指導をスタート。指導歴30年で女優、役者、アイドル、女子アナ、ミスワールド日本代表モデル、プロサーファー、新体操選手などのスポーツ選手なども含め20000人超の指導を経験。2003年OZEKIパーソナルトレーナー養成スクール(現Shapesアカデミー)開設。2005年Shapes(現ShapesGirl)を東京渋谷に開設。メディア出演のほか、「腹凹は太もも運動でつくれる 1日3分週3日でOK!」(SBクリエイティブ)「5秒姿勢矯正ダイエット」(マガジンハウス)など多数の著書を執筆。