あなたにとって“働く”とは? 生活を維持するために欠かせない手段か。それとも、自己の存在意義を示す手段だろうか。
日常で何気なく使う「働く」という言葉の背後には、一人ひとりの異なる人生観や価値観によって、さまざまな意味合いに変化する。
今回のゲストは、人と組織の可能性をつないでいくビジネスデザイナーの月原直哉さん。そしてキャリア支援とマインドフルネスを通じて人の持つ可能性を引き出すマインドフルネスファシリテーターの加地美紀さん。本記事では、「ウェルワーキング(※)」をテーマに、それぞれの視点から「働くとは何か」を語り合った。
※ウェルワーキング(Well-Working):「Wellulu」では、ウェルビーイングに働いている状態と定義する
「自分らしく働く」とは何か、個と組織はどうすれば共に幸せに働けるのか。“働く”をもっとしなやかに、もっと自分の言葉で問い直すためのヒントを、ウェルワーキングという視点から探っていく。

月原 直哉さん
きざしデザイン合同会社 代表 兼 NPO法人優タウン 監事

加地 美紀さん
国際マインドフルネス講師協会 プロフェッショナル認定講師(IMTA CMT-P)/アメリカカリフォルニア大学 ロサンゼルス校(UCLA)認定 マインドフルネスファシリテーター/2級キャリアコンサルティング技能士
大学卒業後、金融業界に入社。在職中に「企業をつくるのは“人”である」という気づきを得て、人事部を経てキャリアコンサルタントとして対人支援の道へ進む。「はたらく人」が仕事を通じて成長し、レジリエンス(しなやかに立ち直る力)を育み、よりよく働けるよう支援する方法を探求する中で、マインドフルネスに出会う。アメリカの大学でマインドフルネス・トレーニングを修了し、現在はエビデンスに基づいたマインドフルネスやウェルビーイングのプログラムや場づくりをMINDFULNESS GYMとして提供。個人・組織のウェルビーイングを育むための実践とアカデミアでの研究に取り組んでいる。

堂上 研
株式会社ECOTONE 代表取締役社長/Wellulu 編集長
1999年に博報堂へ入社後、新規事業開発におけるビジネスデザインディレクターや経団連タスクフォース委員、Better Co-Beingプロジェクトファウンダーなどを歴任。2023年、Wellulu立ち上げに伴い編集長に就任。2024年10月、株式会社ECOTONEを立ち上げる。

左 達也
株式会社ECOTONE/Wellulu 副編集長
福岡市生まれ。九州大学経済学部卒業後、博報堂に入社。デジタル・データ専門ユニットで、全社のデジタル・データシフトを推進後、博報堂生活総合研究所では生活者発想を広く社会に役立てる教育プログラム開発に従事。ミライの事業室では、スタートアップと協業・連携を推進するHakuhodo Alliance OneやWell-beingテーマでのビジネスを推進。Wellulu立ち上げに伴い編集部プロデューサーに就任。毎朝の筋トレとランニングで体脂肪率8〜10%の維持が自身のウェルビーイングの素。
「働く」を問い続ける。対話から見えるウェルワーキングの“兆し”とは?

堂上:今日は皆さんと、働くとは何か、そして働くこととウェルビーイングはどう重なり合っていくのかということをざっくばらんに語り合っていきます!
僕自身、これまで新規事業開発や組織変革に関わってきましたが、仕事を通じていつも感じていたのは、「自分らしくワクワク働ける環境(=ウェルワーキング)社会をどうつくるか」という問いでした。
じつは、この「ウェルワーキング」というテーマを探求しようと決めたとき、SNSで「何か一緒に面白いことやりませんか?」と投稿したら、まず月原さんが「やりましょう!」と手を挙げてくれて。翌日には加地さんと偶然出会って話が弾みました。まさに“偶然の連鎖”のような出来事でした。
僕はこれを「計画的偶発性理論(Planned Happenstance Theory)」とよく呼んでいるのですが、
動くからこそ思いがけない出会いが生まれる。今日この場もそんな偶発的なご縁がつないでくれた必然だと思っています。
加地:本当に、まさに絶妙なタイミングでした。私が「働く」と「ウェルビーイング」との関係について深く探求し実装したいと願っていた矢先のことで、ありがたいご縁をいただいたと感じています。
左:「生活者がいきいきと暮らし、働ける社会」をどう実現するかは、私が仕事を通して常に問い続けているテーマです。この課題意識が、今回の出会いを引き寄せたように感じています。

月原:私も「働き方」というテーマにはずっと関心を持ってきました。自分の会社「きざしデザイン」という名前にも、“人や組織の中に眠る可能性の兆しを形にする”という想いを込めています。
誰かが「こうしたい」と願う、その最初の“兆し”を一緒に形にしていく。そんな変化の入口を支えることが、私の仕事であり、生きがいです。
堂上:月原さんの会社名にも込められた「兆し」という言葉について、もう少し詳しく教えてください。
月原:「人や組織に眠っている可能性の兆しを見つけて、一緒に挑戦につなげていく」ことです。兆と言う漢字に手へんを加えると挑むになります。偉そうにコンサル、コーチングするのではなく一緒に伴走をしてきざしを見出し、手を差し伸べる事で挑む状態までを支援しています。
たとえば経営者って、うまくいった経験があるほど、慣れ親しんだやり方から抜け出しにくくなるところがあるんです。でも新しい事業を興すには、その“過去の成功体験”を一度脇に置いて、原点に立ち返ることが必要なときもある。
そこで対話を通して、「なぜこの会社を立ち上げたのか」「最初に芽生えた情熱はどこにあったのか」……そうした本質を一緒に振り返っていくことが、私の役割です。
左:経営者のマインドは、会社の空気にも大きく影響しますよね。トップの言葉が変わると、自然と周囲にも変化が波及するというか。
月原:まさにそれです。トップが「こういう未来に向かいたい」と言葉にすると、部長層や若手が動きやすくなる。すると、現場からの意見も集まりやすくなって、結果的に組織全体の意思決定がスムーズになります。
堂上:まさに“言葉の力”ですよね。本気で願っているときの言葉には、熱量と想いが宿っていて、自然と人の心を動かしてしまう。特に経営者やリーダーの言葉って、単なる指示ではなく、「自分たちは何のためにこの仕事をしているのか」を改めて問い直すきっかけにもなる。そういう対話が日常的に生まれる組織は、まさに「ウェルワーキングな職場」だと言えるでしょう。
自分自身を知る勇気が、幸せな働き方の核心へと向かう出発点に

堂上:加地さんは金融業界からキャリア支援、そしてマインドフルネスの領域へと進まれましたよね。その背景には、どんな想いがあったのでしょうか?
加地:最初は中小企業の金融支援に携わっていました。日々接していると、経営者や業界の中には、表情が曇っていたり、明らかに心が疲れている方も多くいらして……。「この方たちは、どこで自分の本音を話せているんだろう」と感じたのが、最初のきっかけでした。
左:まさにそこですよね。組織や社会を豊かにしようとするなら、まず“人”が健やかに働ける環境を整えることが欠かせない。それが結果的に、企業の持続性にもつながっていくと思います。
加地:そうですね。ビジネスの現場ではどうしても数字や成果が優先されがちですが、
もう少し「個人の人生」に寄り添う関わり方があってもいいのではと思うようになりました。それでキャリアコンサルや人事領域へキャリアを変えていきました。
堂上:そこからさらに、マインドフルネスに惹かれたのはなぜですか?
加地:「どうすれば心と体を整えながら働けるのか、どうすれば仕事を通じた成長ができるのか」を知りたかったんです。アメリカの大学でマインドフルネスのトレーニングを受けたことで、“いまの自分の状態に気づくこと”こそが、人生やキャリアを考える第一歩だと実感しました。結局、自分が何を大切にしたいのかが見えてくると、働き方そのものも変わっていくんですよね。

左:最近は、働き方を変えたい気持ちはあっても、「何から手を付けていいのかわからない」と立ち止まってしまう人が多いようです。
加地:そうですね。私がまずやるのは、“一緒に立ち止まる”ことです。丁寧に話を聞いて、「いまその言葉の奥にどんな想いがあるのか」を一緒に見つめていく。たとえば「上司とうまくいかない」と言っても、その裏には「自分をわかってほしい」とか「もっと挑戦したい」という想いが隠れていることもあります。
堂上:人事の在り方も変化してきていますよね。実際に、月原さんのところにはどんな相談が寄せられるのでしょう?
月原:次世代リーダー層などから、「上司とうまくいかない」「今の仕事を続けていいのか分からない」といった相談を受けることが多いです。最初は漠然とした愚痴のようでも、「どんな未来を望んでいるのか」を一緒に言語化していくと、「あ、自分はこうしたかったんだ」と気づく人が多いんですよ。
堂上:なるほど。やっぱり言語化が鍵なんですね。
月原:そう思います。頭の中でぐるぐる考えているだけだと、モヤモヤが渦を巻いたままで、出口が見えなくなってしまう。そこで、書き出してみると「ここは譲れない」「この悩みは意外と小さい」と整理できます。そうやって自分の中の“優先順位”を明確にすると、自然と行動が変わるんです。
加地:それはマインドフルネスにも通じますね。「自分が今、何を感じているか、何を大切にしているか」に気づくことが出発点。そこに気づけないと、何が大切なのか、はもちろん、なぜ疲れているのかもわからないままです。だから、まずは“いまここ”に意識を戻し自分に問いかけることがウェルワーキングにもつながっていくと思います。
内なる静けさから活力を生み出す。マインドフルな働き方の追求とは

堂上:以前、月原さんが「縄跳びを朝のルーティンにしている」という話を聞いたときに、これもマインドフルな“ゾーン”に入っている瞬間だと思いました。改めて、どういう状態になっているのか教えていただけますか?
月原:単純に「飛ぶ」というリズミカルな動作が、自然と集中モードのスイッチを入れてくれるんです。リズムに意識を集中させると、思考が整って頭の中がスッと静まっていく。いわば一種の“フロー状態”ですよね。
たとえば企画を練りながら「もうアイデアが出てこないな……」と感じる夜は、一度寝てリセットします。そして朝に縄跳びをすると、なぜかバーッと発想が湧いて出てくる。身体を動かすことで、思考がまた流れ始めるんですよ。

加地:身体の動きや呼吸が整ってくると、頭の中でぐるぐる回っていた思考がふっと落ち着きクリアになりますよね。そして必要なことが見えてくる。シンプルだけど、本当に大切なことです。
堂上:僕は朝の3時くらいに自然と目が覚めたタイミングが、なぜか一番集中できるんです。誰からも連絡が来ない静けさの中で、一気に作業を進めて、明け方にお風呂に入ってリセットする。あの時間は、不思議な心地よさがあります。そのルーティンが、僕にとってのマインドフルネスかもしれません。
左:僕も朝のルーティンは大事にしていて、朝食や筋トレの時間を決めています。それをやるだけで、心が落ち着いて、スイッチが入る。日々の生活の中に“心身を整えるスイッチ”を仕込んでおく感じですね。
堂上:皆さん、それぞれに“自分の整え方”を持っているんですね。でも一方で、実際の生活の中では、朝トレや瞑想をする余裕すら持てない人も多いのかなと感じるんです。仕事に追われ、人に追われ、気づいたら一日が終わっている。そういう人にとっては、整えること自体がハードルになってしまうのではないかと。

加地:そういうときは、「まずひと呼吸に意識を向けてみませんか?」とお伝えしています。考えるより先に、ただ呼吸を感じてみる。
すると「あ、こんなに息が浅かったんだ」と、自分の状態に気づくことができます。たったそれだけでも、思考と反応の間に余白が生まれて、少しずつ整う準備が始まるんです。
月原:私がよく伝えるのは「一歩引いて見る」という視点です。目の前のことにとらわれすぎているときほど、あえて距離を置くだけでまったく新しい景色が見えてくる。
たとえば上司と意見が噛み合わないときでも、俯瞰してみると「じつは同じ目的を目指していたんだ」と気づけることがある。立場や言い方は違っても、共通点を見つけると、対立が対話に変わる瞬間があるんです。
左:“視点をずらす”というのは、僕たちが生活者インタビューをするときにも大事だなと感じます。同じ質問でも、ちょっと聞き方を変えるだけで反応が変わることがあるんですよね。
最初に出てくる言葉がその人の本心とは限らない。言葉にする中で、自分の中にあった“もうひとつの答え”に出会う。その再発見のプロセスこそが、ウェルビーイングにつながる時間なんだと思います。
個と組織が共に変わるために。鍵を握るのは「マインド」と「制度」の両輪

堂上:最近では、企業が社員のキャリア相談窓口を設けるケースも増えてきていますが、「話した内容がそのまま人事に伝わってしまうのでは?」と、相談自体をためらう人もいるという話をよく聞きます。
加地:制度があるだけでは不十分で、「この場で話したことが本当に守られるのか」という安心がないと、誰も本音を話そうとは思えないですよね。現場ではよく、「どうせ会社に伝わってしまうのでしょ」と疑念の声が聞こえることもあります。
でも、安心して自分と向き合える環境がなければ、ご本人も自分の本心や本当の望みに気づくことができません。だからこそ企業側には、“相談の場をつくる”だけで満足せず、どうすれば普段から個人が安心して声を出せるか、もう一歩踏み込んで組織全体として考えてほしいなと思っています。
堂上:制度があるだけでは意味がない。結局のところ、組織の透明性や心理的安全性がセットになって、初めて「使われる仕組み」になるということですね。
月原:まさにその通りで、実際に動き始めている企業も増えています。たとえば、「辞めたら終わり」ではなく「出戻りも歓迎」とするアルムナイ制度を整えたり、「一度失敗しても、もう一度挑戦できる」ような人事制度を導入している会社もあります。そうやって組織の側が“失敗しても大丈夫”というメッセージを発信していくと、社員も自然と挑戦を恐れなくなる。行動の質が変わるんです。
堂上:離職率が低すぎることが必ずしも良いとは限らない、という話も出てきましたよね。ある程度の流動性や新陳代謝があってこそ、組織の健全さが保たれるという考え方も広がっています。
加地:私はよく「人と組織の関係性は“両輪”で変えていくもの」とお伝えしています。たとえば、個人のキャリアやマインドだけを整えても、組織が旧態依然としたままでは同じ壁にぶつかってしまいます。逆に、組織が新しい制度を導入しても、そこにいる人たちが自分の状態に気づけていなければ、せっかくの仕組みも生かされません。
だから両方にアプローチしながら、お互いが良い関係性を創り出せるように働きかけていく必要があります。
堂上:個人が自分と誠実に向き合うこと。そして、組織がその個人を信じて尊重できること。どちらも欠けては成り立たないんですね。
加地:どちらか一方だけが頑張る関係ではなく、お互いに歩み寄りながら信頼を育てていく。そのプロセスの中で、必ず“響き合う瞬間”が訪れると信じています。
人生も仕事も、自分で選択する。“働く”を自由にデザインする時代へ
堂上:最後に、皆さんにとって「働くとは何か」をお聞きして締めたいと思います。まず、月原さんからお願いします。
月原:私にとって「働く」とは、“生き様そのもの”です。社会にどう貢献してきたか、人や組織とどんな関わり方をしてきたか。それを振り返ることは、つまり自分の人生を振り返ることだと思うんです。
人生の最期に「あれはやりきったな」と思えたら、それはきっと、働く時間の中に“生きた証”が刻まれているんだと感じます。

加地:私は今は、「働く」と「生きる」が「志事(しごと)」となっていて、自然と重なっています。でも、思う様に働けなかった時期もあります。
働くことを人生の一部として楽しむ人もいれば、「仕事は生活の手段であって、人生の中心ではない」と考える人もいる。働きたいけれど働けない方もいる。様々な生き方が肯定される社会であることが、ウェルビーイングの前提として大切なのではないでしょうか。
左:僕も「働く=生きる」と感じる側ですが、加地さんと同じようにその2つが重なっているかどうかは人それぞれでいいと思っています。たとえば「今は家族との時間を優先したい」とか、「仕事より自分の暮らしを整えたい」とか。そうした選択がしやすくなると、人はもっと自分の意思で人生をデザインできるようになりますよね。
月原:私も、会社や仲間のために燃えて頑張りたいときもあれば、静かに日常を味わいたいときもありますしね。どちらの自分も肯定してあげることが、長く働くうえで大切なのではないでしょうか。
加地:人は一人ひとり違うから、「何を大切にして、どんな働き方をしたいか」に正解はないと思います。その人にとっての“心地よい形”を、自分で選べること。それこそが、ウェルワーキングの本質だと思います。
堂上:今日は「働くとは何か」というシンプルだけど深いテーマを通じて、いろんな角度からお話ができました。それぞれ立場も価値観も違う中で、共鳴し合う瞬間があったと思います。
“違っても一緒にいられる”ことが、働くことの本質であり、ウェルビーイングな社会の出発点なのかもしれませんね。これからもぜひ、一緒にウェルワーキングを探していきましょう。
堂上編集長後記:
自民党総裁戦での高市さんによる「ワークライフバランス」の発言があり、いろいろなところで話題になっている。そして、今回新閣僚として、高市総理大臣が発足した。これからの経済をまわしていくために、がむしゃらに働くのを、楽しみながら一生懸命働く時代に変わっていくのではないかと思う。
僕らは、「働くは生きること」という考えのもと、仕事を人生の一部として楽しめる環境を創りたいと考えている。今までは、働くことは「辛い」ものと捉えられていたように思う。けれども、働くことは「ワクワクへの挑戦」と思えば、「自分らしく生きる」ということにつながるだろう。ウェルビーイングに働くは、決して「楽(らく)する」ことではない。仕事を生きるように楽しむことだ。働くが「オン」で、生きることが「オフ」というのが間違っているように思う。一生懸命「生きる」ことが、一生懸命「働く」ことにつながり、それが成長と感動を呼び、楽しめるものだと思っている。
時代は変わってきている。このAIと人間が共生する社会において、ワクワク働ける環境は創れると思っている。これは、経営者のマインド変革と挑戦が、多くの「働く」に変革をもたらすだろう。この変革の中、新しいウェルワーキングな働き方を、経営者のみなさまと一緒につくっていきたい。
おふたりの出逢いに、その兆しを感じつつ、僕らも挑戦を止めない経営をしていこう。株式会社ECOTONEは、世界一ウェルビーイングな働き方ができる会社になろう。どうもありがとうございました。

リクルートにて事業統括カンパニーパートナー、ソフトバンクではドアオープナー(トップセールス)及び営業改革に携わったほか、デジタルマーケティング部門にてマーケティングに従事後、Kaizen Platform Vice President、エフ・コード取締役を経て独立、2020年きざしデザイン合同会社創業、2022年National Search Fund株式会社創業、2023年NPO法人優タウン監事就任、情報経営イノベーション専門職大学客員教授及びエグゼクティブ・コーチ。
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