ウェルビーイングなオフィス環境を考える
今日、僕はウェルビーイングなオフィスを見学させていただいた。株式会社ヴィスというオフィスデザインの会社だ。そこに、近藤さんという「人つなぎのプロフェッショナル」の方がいて、先日僕の講演で出会ったあやさんという、また「人つなぎのプロフェッショナル」に紹介していただいた。ランチでセレンディピティ的な出会いがあり、いっしょにビジネスをしたいと思える会話からはじまり、みんなちょっと変わり者で、ちょっと何か持っている、そして、まずは人が好きな人の集まりだと分かった。
オフィス環境って、人によって好き嫌いがあるだろうけれども、仕事がついついはかどる取り組みは「オフィスデザインの設計士と働く人の対話」から生まれてくるのだろうと感じる時間だった。ヴィスのオフィスは、ところどころに工夫がされており、すべてが新鮮で、すべてが恰好よかった。我々のオフィス「ミライの事業室」も格好よいと思っているけれども、ひとつひとつの細部へのこだわりが面白かった。
例えば、コピー機の向きひとつとってもアイデアがあった。コピー機はなるべく壁にくっつけたほうが効率的に配置できる。誰もがそう思うが、廊下に向かってコピー機が設置されているのだ。そこで、コピーをしている人と、廊下越しの歩く人の会話がうまれる仕組みをつくっているそうだ。確かに、ちょっとした会話から何か新たな発見につながったりする可能性がある。
例えば、照明は、夕方になると色が変わっていく。自然の光と同じように夕方モードになるそうだ。それ以外にも絨毯の色や家具の色などを分けることで、区切りを作ったり、打ち合わせやひとりで作業する場所がふんだんに備えている。そして、働いている人はみんな明るい。オフィスに来たくなる設計、そして、オフィスで働いていることで集中できたり、休んだり、気分を変えたり、いろいろな場所と空間のデザインで工夫ってこんなにできるんだと感じるものだった。
例えば、女性がトイレまでいかずにメイクを直したりできる個室や、気分が悪くなったりしたときも、横たわれるベッドなども用意してあり、社員が働く上でほしいものがあり、社内外の人たちがオープンに会話できる仕組みが施されていた。
例えば、個人のロッカーも写真付きでメッセージや名前を自分で書いた形で用意したり、部屋も部屋ごとにテーマを決めており、会社としての挑戦するためのメッセージと、映画などのシーンに合わせて、設計してあり、自然と会話がうまれるようになっていた。僕が一番気に入ったのは、昇降ができる机だ。これは昔からほしいと思っていた。僕は座って作業することも増えて、坐骨神経痛になったこともあり、立って作業ができたり、少しストレッチをしたりすることができるスペースが欲しい。
細部にこだわっているからこそ、社員ひとりひとりのコミュニケーションが生まれ、仕事をしていることが楽しくなる場になっていく。そんな愛あるオフィスを見学させていただいた。コロナがあって、オフィスはいらないという論調にもなったが、やっぱりオンラインでの打ち合わせではたどり着かない、リアルな雑談や対話から生まれることがある。
行きたくなるオフィス。そんなオフィスが増えたら、会社に行くのが楽しくなるかもしれない。それは、自慢したくなるオフィスだし、遊び心があるオフィスだし、会話がうまれるオフィスだろう。素敵なオフィスを見学させていただいて感謝。
近藤さんの人柄がオフィスにも反映されていて、僕らは終始笑顔でオフィス見学ツアーを終えた。
体重増加による健康診断のアフターケア
1年前、僕は3か月の自力整体、15時間ダイエットをやり遂げて痩せることができた。息子と富士山に登ることもできた。けれども、そのあとのリバウンドは明らかで、暴飲暴食の日々が戻って、ダイエット前の体重に戻ってしまった。定期健康診断でも、体重の増加に伴い「肝脂肪」と「悪玉コレステロール」がひっかかった。すると健康指導のメールが会社からきて、管理栄養士の特定保健指導を受けないといけなくなった。1時間の面談を受けて、僕にできる3つの目標を定めた。
目標:3か月後に体重-1.9kg、腹囲-2cm
行動計画
1.二度飯をしない・暴食をしない (夕食後のご飯など)
2.週に2回、一駅分を歩くようにする(15~20分)
3.お昼にコンビ二の菓子パン等を辞める
3ヶ月のプログラムの中で、行動計画への取り組み状況をもう一度聞かれる。こういう外圧があることで、僕の健康は保たれる。もう一度、3か月頑張ってみるか、という思いになる。ウェルビーイングな日々は、まずは自分の健康管理から。まずは、少しでも食事を考え直さないと。。。
堂上 研 Wellulu 編集部プロデューサー