息子の10歳誕生日

Wellulu 編集部プロデューサー

堂上 研

末っ子の10歳の誕生日を祝う。

昨日は息子の10歳の誕生日だった。3人姉兄の末っ子だ。今年は、息子10歳記念で富士山に登ることができた。そして、約1年前に大好きなサッカーを違うチームでプレイすると決めた。

知らないうちにどんどん成長している息子は、末っ子ならではの甘えん坊な感じは残しつつ、たまに大人な発言をしたりもする。

先週は、インフルエンザで痙攣を起こして、救急車で運ばれて、1週間隔離生活もしていたのに、今は元気いっぱいだ。土曜日は復帰戦でサッカーの試合もこなした。「久しぶりの試合だけれど、思ったより動けた。」と自己評価していたけれども、途中でバテて、サボっていたじゃないか、と突っ込みたくなる感じもポジティブ思考で良いと思った。

子どもたちが、グレたら見せようと思っているビデオがある。最近は全然編集をしていないが、子どもたちの産まれるときを3人ともビデオに残しているのだ。久しぶりに息子が生まれるときのビデオを家族で見た。

長女6歳、長男2歳。家族全員で出産に立ちあうことができた。お腹の中にいるときから、声をかけ、3人とも同じ病院で生まれている。

3人の子どもが産まれるときの記憶が鮮明に残っているのは、ビデオという記録があるからだろう。次男のときは、3人目ということもあり、めちゃくちゃ余裕で、カメラワークもうまかったと思っている。

久しぶりに見た出産のときの映像は、神秘的だった。自然と涙が溢れてくる。子どもたちは、「パパ、泣いてる〜。」とからかってくる。僕は、ただただ「生まれてきてくれて、ありがとう」という気持ちを思い出した。長女と長男も出産に立ち会えたのは、よい経験だと思った。(本人たちはどこまで覚えているか分からないが、映像によって鮮明に記憶に残っていくだろう。)

12歳になった長男も、10年前の2歳のころの動きや発言がとてもかわいかった。この頃は、僕は子どもに寛大で、怒ることはなかったと記憶している。(この記憶も間違った記憶かもしれないが・・)とはいえ、いつの頃からか、子どもたちに怒る機会が増えたように思う。そして、またこのWelluluの編集に携わって、自分自身を見つめなおす機会が増えて、子どもたちに怒ることはしなくなっている(と思っている)。子どもたちからしたら、パパまだよく怒るよ、と言われるかもしれないが。

僕は、いつから、子どもを自分の型にはめようとしてしまったのか?
僕は、いつから、子どもたちに期待しすぎてしまっていたのだろうか?
僕は、いつから、子どもたちと本気で遊んでいないのだろうか?

ウェルビーイングの探求をするようになって、そんなことを思えるようになった。そして、家族は僕に対して「パパ、ウェルビーイング。」と言ってくれ、「パパ、眉間にしわ寄ってるよ。」と言ってくれる。アンガーマネージメントができていない僕に、子どもたちが教えてくれるのだ。

末っ子の誕生日には、サッカーボールをプレゼントした。僕の家には10個以上のサッカーボールがある。多分、無駄な買い物なんだと思う。けれども、サッカーボールを新しくするだけで、大好きなサッカーがもっと好きになる。そんな大好きなことをやっている時間を僕もいっしょに楽しみたい。そう思っているのだ。

パパがいっしょに遊んでくれる時間が一番楽しい、と子どもたちは思ってくれているだろう。けれども、いつか思春期になったら、いっしょに遊んでくれないのかもしれない。それまでは、なるべくいっしょにいて、いっしょにいろいろな遊びを夢中になってやろうと思う。

10歳の誕生日おめでとう。今の僕は、子どもの成長が一番のウェルビーイングだ。

きのこづくしの誕生日会

ふるさと納税で、富山県高岡市に寄付をさせていただき、返礼品で「きのこおためしセット」をいただいた。僕はきのこが大好きで、きのこ料理があると食べたくなる。息子は骨付きチキンを食べたいといったので、骨付きチキンと、きのこのソテーにした。あと、ヒラタケのお吸い物をつくった。

ふるさと納税は、年末になると混むと聞いたので、いつも11月までに定期便で頼むようにしている。毎月、返礼品が何が届くのが楽しみである。果物や野菜は、普段自分では買わないものが届いたりして、いっしょに「はじめて食べる食材」を楽しむのだ。

今回は、花びら茸が届いた。はじめて食べる。花びらのようなフリルが可憐なキノコの一種で、人工栽培が難しく収穫量が少ないらしい。「まぼろしのキノコ」とも呼ばれているそうだ。調べてみると、食物繊維βグルカンが、ほかの食材より圧倒的に多く、快腸につながるらしい。美容と健康に期待できるキノコだそうだ。。

おいしい食事を大好きな家族といっしょに食べる。それだけで、僕はウェルビーイングだ。素敵な誕生日会になった。

先日、山極先生と占部まりさんの講演の中で、「最期に聴きたい音はなんですか?」というのがあった。僕は「子どもたちが小さいときの声」だと感じた。映像に残っている「子どもたちのひとつひとつの声」が僕の中では大切な声なんだと思った。そして、「最期に食べたいものはなんですか?」と聞かれたら、僕は「きのこ料理」と答えるだろう、と思った。

今度、きのこ狩りに行って、採れたてのきのこをみんなで料理して食べまくる企画をしよう。

堂上 研 Wellulu 編集部プロデューサー

1999年に博報堂へ入社後、新規事業開発におけるビジネスデザインディレクターや経団連タスクフォース委員、Better Co-Beingプロジェクトファウンダーなどを歴任。2023年、Wellulu立ち上げに伴い編集部プロデューサーに就任。

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