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上腕三頭筋は自重でも鍛えられる?おすすめの自重筋トレ7選・鍛えるコツ

上腕三頭筋は、腕立て伏せなどの自重トレーニングでも十分に刺激を入れられ、器具がなくても自宅で始められる。一方、手幅や姿勢が崩れると手首や肩に負担がかかりやすく、初心者はフォームでつまずきやすい。

この記事では、上腕三頭筋を自重で鍛えるメリット、初心者でも取り組みやすいおすすめトレーニング7選、効率よく鍛えるコツなどを紹介する。

この記事の監修者

おぜき としあきさん

パーソナルトレーナー

青山学院大学在学中の1988年から指導をスタート。指導歴30年で女優、役者、アイドル、女子アナ、ミスワールド日本代表モデル、プロサーファー、新体操選手などのスポーツ選手なども含め20000人超の指導を経験。2003年OZEKIパーソナルトレーナー養成スクール(現Shapesアカデミー)開設。2005年Shapes(現ShapesGirl)を東京渋谷に開設。メディア出演のほか、「腹凹は太もも運動でつくれる 1日3分週3日でOK!」(SBクリエイティブ)「5秒姿勢矯正ダイエット」(マガジンハウス)など多数の著書を執筆。

この記事の検証者

山下さん

筋トレ歴9年

学生時代から週3~トレーニングや運動を続けており、社会人になってからも週4~トレーニングを継続。コンテスト出場歴もあり。 正しいフォームを皆さんに伝えられるように日々奮闘。

目次

上腕三頭筋は自重で鍛えられる?

上腕三頭筋は自重トレーニングでも十分に鍛えられる筋肉。身体を支える動作そのものが負荷になるため、日常的に取り組みやすいのが大きなメリット。

自重で上腕三頭筋を鍛える代表的な種目は、「プッシュアップ(腕立て伏せ)」だが、女性の場合は1回もできないケースも多い。これは腕の力だけでなく、腹部の筋力が不足していて姿勢が保てないことが主な原因。そのため、最初は壁を使ったバージョンやひざをついたフォームから始めると、無理なく継続できる。

一方、男性の場合でも注意が必要。手幅を狭くしすぎ�と手首に体重が集中し、上腕三頭筋に刺激が入らないこともあるので、フォームが安定しない場合負荷が少ない種目から試すのも有効。

また、自重では体重以上の負荷をかけられないため、筋肥大や筋力アップを効率よく進めるにはダンベルやバーベルを用いたウエイトトレーニングを併用することが効果的。

▼ダンベルなどを使用した上腕三頭筋トレーニングについて詳しく見る

上腕三頭筋の筋トレメニュー18選!自重・ダンベル・ケーブルマシンを使った種目

効果的に上腕三頭筋を鍛える3ステップ 上腕三頭筋に厚みとメリハリを出すために、しっかりポイントを抑えてからトレーニングするのがおすすめ。ここでは成果を出すための.....

マシントレーニングはフォームが固定され安全性が高いが、狙った筋肉に効いていなくても動作が成立してしまうので、自重トレーニングで自分の身体の使い方を学びながらトレーニングをおこなうのがおすすめ。

上腕三頭筋を自重で鍛える3つのメリット

  • 器具不要で始めやすい
  • 関節への負担を調整しやすい
  • 初心者でも安全性が高い

監修者:おぜき

自重トレーニングの大きなメリットは、道具が不要で、場所や時間を選ばずにおこなえる点です。ジムに通えない人や器具を持っていない人でも、気軽に始められます。また、複数人で同時におこなえるため、輪になって励まし合いながら取り組めるのも特徴です。

筋トレは継続が重要ですが、ひとりでは続けにくい場合でも、仲間と一緒におこなうことでモチベーションを保ちやすくなります。

器具不要で始めやすい

上腕三頭筋の自重トレーニングは、腕立て伏せなどの基本的な筋トレを中心におこなえ、器具を用意しなくても実践できる点が強み。

自宅や屋外など場所を選ばず取り組めるため運動習慣を作りやすく、トレーニングを継続しやすい。思い立ったときにすぐ始められる手軽さは、忙しい人にとっても大きなメリット。

関節への負担を調整しやすい

自重トレーニングは、身体の角度や支持点を変えることで負荷を細かく調整でき、肩やひじへの負担をコントロールしやすい。

ひざをついた姿勢や台を使った腕立て伏せなど、関節に無理のないフォームから段階的に強度を上げられるため、違和感や痛みを避けながら鍛えられる。

関節を守りつつ筋肉に刺激を与えられる点は、長期的に取り組むうえで大事なポイント。

初心者でも安全性が高い

自重でおこなう上腕三頭筋トレーニングは重い重量を扱わないため、フォーム習得段階でもケガのリスクが低い。筋力レベルに応じて回数や姿勢を調整できるため、無理なく身体を慣らしていくことができる。

そのため、初心者でも正しいフォームを身につけやすく、トレーニングの基礎を固める手段としてもおすすめの方法。

上腕三頭筋を鍛えるおすすめ自重トレーニング7選

  • プランクプッシュアップ
  • ナロープッシュアップ
  • リバースプッシュアップ
  • プランクアップダウン
  • ダイヤモンドプッシュアップ
  • デクラインプッシュアップ
  • ヒンズープッシュアップ

監修者:おぜき

とくに上腕三頭筋に効くプッシュアップは「ナロープッシュアップ」です。大胸筋ではなく上腕三頭筋に効かせるためには手幅を狭めに設定し、手をまっすぐ置くことがポイントです。

プランクプッシュアップ

難易度 ★☆☆☆☆
続けやすさ(※1) ★★★★★
トレーニング効率(※2) ★☆☆☆☆
  • ※1:続けやすさ = トレーニングができる場所の自由度/器具や設備の必要性
  • ※2:トレーニング効率 = 複数部位にアプローチできるか/負荷調整できるか
【やり方】
  1. 腕を伸ばした状態でキープする
  2. 3秒程度キープしたら腕立て伏せをする
ケガのリスク 低い傾向
実施できる場所 自宅
器具・設備 不要
鍛えられる部位 上腕三頭筋、三角筋、腹筋
負荷の調整 不可

【注意点】

  • 身体を一直線にする
  • ひじをしっかり伸ばす
身体を一直線にする

ひじをしっかり伸ばす

検証者:山下

動作自体はシンプルですが、体を一直線に保つのが意外と難しく感じました。腕を伸ばすときに体幹が抜けると腰が反りやすく、腹筋にも意識を向ける必要がありました。

10回ほど連続でおこなうと、二の腕だけでなくお腹にもじわっとした疲労感が出てきました。

監修者:おぜき

プランクプッシュアップは、上腕三頭筋だけでなく体幹の安定性も同時に鍛えられるトレーニングです。腰が反らないよう、お腹とお尻を軽く締めた状態をキープしましょう。

ひじをしっかり伸ばし切ることで、二の腕への刺激が高まります。

ナロープッシュアップ

難易度 ★★☆☆☆
続けやすさ(※1) ★★★★★
トレーニング効率(※2) ★★☆☆☆
  • ※1:続けやすさ = トレーニングができる場所の自由度/器具や設備の必要性
  • ※2:トレーニング効率 = 複数部位にアプローチできるか/負荷調整できるか
【やり方】
  1. 手幅を肩幅程度にし、身体を一直線に保つ
  2. ひじを体側に沿わせて曲げる
  3. 胸が床に近づいたら押し戻す
ケガのリスク 低い傾向
実施できる場所 自宅
器具・設備 不要
鍛えられる部位 大胸筋、三角筋、上腕三頭筋
負荷の調整 不可

【注意点】

  • 腰を反らない
腰を反らない

検証者:山下

手幅を狭くすることで、通常のプッシュアップよりも二の腕への負荷が強く感じられました。ひじが外に開くと楽になってしまうため、ひじの向きを意識するのがポイントだと感じました。

8回前後で二の腕が先に疲れてきて、胸よりも腕に効いている実感がありました。

監修者:おぜき

ナロープッシュアップは、上腕三頭筋への刺激を高めたプッシュアップです。ひじを体側に沿わせて動かすことで、胸や肩への負担を抑えつつ、二の腕をしっかり使えます。フォームを優先し、回数は無理に増やさないようにしましょう。

リバースプッシュアップ

難易度 ★★★☆☆
続けやすさ(※1) ★★★★★
トレーニング効率(※2) ★★☆☆☆
  • ※1:続けやすさ = トレーニングができる場所の自由度/器具や設備の必要性
  • ※2:トレーニング効率 = 複数部位にアプローチできるか/負荷調整できるか
【やり方】
  1. 身体の後ろに置いたベンチに両手を置く
  2. 足を前に伸ばす
  3. ひじが90度になるまでお尻をおとす
  4. ひじを伸ばしてお尻を持ち上げる
ケガのリスク 低い傾向
実施できる場所 自宅
器具・設備 イス
鍛えられる部位 上腕三頭筋、三角筋、広背筋
負荷の調整 可能

【注意点】

  • 脚を遠くに置かない
脚を遠くに置かない

検証者:山下

ひじを曲げて体を下ろすと、二の腕の後ろ側に効いているのが分かりやすかったです。ただ、肩に力が入りやすく、力を抜く意識が必要だと感じました。

イスを使って10回×2セットおこなうと、二の腕が重くなるような疲れ方をしました。

監修者:おぜき

リバースプッシュアップは、上腕三頭筋を狙いやすい自重トレーニングです。肩に力が入ると負担がかかるため、肩をすくめず、胸を軽く張った姿勢を保ちましょう。ひじは90度を目安に曲げ、コントロールした動作を心がけてください。

プランクアップダウン

難易度 ★★★☆☆
続けやすさ(※1) ★★★★★
トレーニング効率(※2) ★★★☆☆
  • ※1:続けやすさ = トレーニングができる場所の自由度/器具や設備の必要性
  • ※2:トレーニング効率 = 複数部位にアプローチできるか/負荷調整できるか
【やり方】
  1. 体幹を意識してプランクの姿勢をとる
  2. プランクの姿勢からひじを伸ばす
  3. 腕が伸びた状態になったら、ひじをまげる
ケガのリスク 低い傾向
実施できる場所 自宅
器具・設備 不要
鍛えられる部位 上腕三頭筋、腹筋
負荷の調整 不可

【注意点】

  • ひじを開かない
ひじを開かない

検証者:山下

腕だけでなく、体幹もかなり使っている感覚がありました。後半になると姿勢が崩れやすく、集中力が必要だと感じました。

30秒ほど続けると、腕より先にお腹がきつくなってくるのが印象的でした。

監修者:おぜき

プランクアップダウンは、二の腕と腹筋を同時に鍛えられるトレーニングです。両腕を同時に動かすことで、左右差を防ぎやすくなります。ひじが外に開かないよう注意し、身体を一直線に保ちましょう。

ダイヤモンドプッシュアップ

難易度 ★★★★☆
続けやすさ(※1) ★★★★★
トレーニング効率(※2) ★★★☆☆
  • ※1:続けやすさ = トレーニングができる場所の自由度/器具や設備の必要性
  • ※2:トレーニング効率 = 複数部位にアプローチできるか/負荷調整できるか
【やり方】
  1. 床に手をつき、親指と人差し指でひし形をつくる
  2. 腰を真っすぐの状態でひじを曲げ身体をおとす
  3. 床に着く手前までおとしたら、ひじを伸ばす
ケガのリスク 低い傾向
実施できる場所 自宅
器具・設備 不要
鍛えられる部位 上腕三頭筋、大胸筋
負荷の調整 可能

【注意点】

  • 手の幅をしっかり閉める
  • 腰を上げない
手の幅をしっかり閉める

腰を上げない

検証者:山下

手幅をしっかり閉じることで、少ない回数でも二の腕に強く効いているのが分かりました。体幹が抜けると一気にきつくなるため、お腹の力が重要だと感じました。

5回を超えたあたりから腕が震え始め、強度の高さを実感しました。

監修者:おぜき

ダイヤモンドプッシュアップは、自重トレーニングの中でも強度が高い種目です。ひじを開かず、体側に沿わせることで、上腕三頭筋への刺激が最大化されます。フォームが崩れやすいため、回数よりも質を重視しましょう。

デクラインプッシュアップ

難易度 ★★★★☆
続けやすさ(※1) ★★★★★
トレーニング効率(※2) ★★★☆☆
  • ※1:続けやすさ = トレーニングができる場所の自由度/器具や設備の必要性
  • ※2:トレーニング効率 = 複数部位にアプローチできるか/負荷調整できるか
【やり方】
  1. 手幅を肩幅より狭くする
  2. イスに足を置き、身体を一直線に
  3. ひじを身体側に沿わせて曲げる
  4. 胸が床に近づいたら押し戻す
ケガのリスク 低い傾向
実施できる場所 自宅
器具・設備 不要
鍛えられる部位 大胸筋、三角筋、上腕三頭筋
負荷の調整 不可

【注意点】

  • 腰を反らない
腰を反らない

検証者:山下

足を高くすることで、通常のプッシュアップよりも負荷が増し、胸と腕にしっかり効いている感覚がありました。腰が反りやすく、姿勢を保つのが難しかったです。

イスに足を乗せて8回ほどおこなうと、腕よりも胸の疲労感が強く出ました。

監修者:おぜき

デクラインプッシュアップは、上半身への負荷を高められる応用種目です。体が反らないよう、お腹とお尻を締めて一直線を意識しましょう。無理に深く下ろさず、コントロールした動作が大切です。

ヒンズープッシュアップ

難易度 ★★★★★
続けやすさ(※1) ★★★★★
トレーニング効率(※2) ★★★☆☆
  • ※1:続けやすさ = トレーニングができる場所の自由度/器具や設備の必要性
  • ※2:トレーニング効率 = 複数部位にアプローチできるか/負荷調整できるか
【やり方】
  1. 手は肩幅程度に広げる
  2. 腰を上げ、身体を三角形にする
  3. 腕を曲げながら体を斜め前に動かす
  4. 胸が地面に近づくまで下げる
  5. お尻を引きながら元の姿勢に戻る
ケガのリスク 低い傾向
実施できる場所 自宅
器具・設備 不要
鍛えられる部位 大胸筋、三角筋、上腕三頭筋
負荷の調整 不可

検証者:山下

動きが独特で、最初は流れをつかむのが難しく感じましたが、慣れてくると胸や肩を大きく動かしている感覚がありました。ストレッチ要素もあり、終わったあとに上半身がスッキリしました。

ゆっくり5回おこなっただけでも、肩まわりが温かくなる感覚がありました。

監修者:おぜき

ヒンズープッシュアップは、筋トレと可動域トレーニングの要素を併せ持つ種目です。スタート時にしっかり腰を曲げ、ひじを曲げながら体を前に滑らせることで、胸・肩・腕をバランスよく使えます。

呼吸を止めず、流れるような動作を意識しましょう。

【レベル・目的別】おすすめの回数

同じトレーニングでも、目的によって負荷のかけ方、回数設定が異なるので自分の目的・レベルに合わせて回数を調整しよう。

以下はWelluluが定義するレベルなので参考にしてみて。

【Welluluが定義するレベル】

  • 初心者:普段運動をしない人・長年運動していない人
  • 中級者:週3回程度トレーニングをおこなっている人・運動習慣が定着している人
  • 上級者:がっつりトレーニングに取り組んでいる人

■レベル・目的別の回数

対象 筋肥大(ボリュームアップ) 引き締め(筋持久力向)
男性(初心者) 8~12回 × 2セット 15~20回 × 2セット
男性(中級者) 8~12回 × 3セット 15~20回 × 3セット
女性(初心者) 8~12回 × 2セット 15~20回 × 2セット
女性(中級者) 8~12回 × 3セット 15~20回 × 3セット

自重トレーニングで効率よく鍛えるコツ

  • 慣れてきたら徐々に負荷を上げる
  • 正しいフォームで筋肉にしっかり刺激を与える
  • 反動を使わずゆっくりとおこなう

慣れてきたら徐々に負荷を上げる

慣れは刺激の低下につながりやすい。目安として同じフォームで余裕を持って反復できるようになったら、負荷を一段上げるのがおすすめ。

例えば、可動域を広げる、支持点を変えて腕や脚へ負荷を寄せる、セット数を増やすなどで負荷をあげてみよう。

▼負荷の上げ方の例(手の位置を変える)

しかし、急に難度を上げると動作が乱れ、狙いの筋肉へ入る刺激が減りやすい。負荷の変更は段階的におこない、動作の安定と筋肉の反応を確認しながら進めると効果的。

正しいフォームで筋肉にしっかり刺激を与える

フォームが崩れると、狙いの筋肉から負荷が外れやすい。姿勢を整え、体幹を固め、関節の位置を毎回そろえることで動作が安定し、筋肉へ刺激が集中しやすくなる。

回数を追うほどフォームが乱れる場合は、回数を減らして質を優先しよう

また、鏡や動画で動作をチェックし可動域をめいいっぱい使うことで、同じ種目でも効果的なトレーニングへ変わりやすい。

▼間違えやすいフォーム(腰が上がってしまう)

▼間違えやすいフォーム(手の位置が前すぎる)

反動を使わずゆっくりとおこなう

反動は回数を増やせる一方で、筋肉が張り続ける時間が短くなり刺激が逃げやすい。動作はゆっくりおこない、とくに下ろす局面で負荷を感じながらコントロールすると効果的。

勢いが必要になるとフォームも崩れやすく、関節へ負担が集まりやすい。そのため、動作のテンポを一定にし切り返しで止める意識を入れると、同じ負荷でも筋肉への刺激量を増やしやすい。

監修者:おぜき

とくに筋肥大を目的とする場合は反動を使わないように注意しましょう。プッシュアップをおこなう際は床につくぎりぎりで一度止まってから上に上がることで反動を防げます。

重力に逆らうことで筋肥大の効果が高まるので、意識して取り組みましょう。

上腕三頭筋と一緒に鍛えたい部位

上腕二頭筋
  • 裏の関係にある筋肉を交互に鍛えることで、ストレッチ効果が発生する。
  • 筋肉は片方を動かすことで、もう片方が縮まりやすくなる性質があるので、上腕二頭筋を鍛えることで、上腕三頭筋が伸びやすくなる
大胸筋
  • とくにプッシュアップ系のトレーニングは大胸筋も同時に鍛えやすい
体幹
  • 正しいフォームをキープするためには体幹も使用するため、鍛えるとより効果的にプッシュアップなどのトレーニングがおこなえる

以下では、上腕二頭筋や大胸筋を鍛えるトレーニングメニューを詳しく紹介。

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上腕三頭筋に関するQ&A

上腕三頭筋を鍛えると二の腕のたるみは解消される?

A:鍛えることで二の腕の筋肉量が増え、たるみの原因となるゆるみが引き締まりやすくなる

監修者:おぜき

二の腕のたるみは、脂肪だけでなく筋肉の低下も大きく関係しています。上腕三頭筋は腕の裏側の大部分を占めるため、鍛えることで見た目の変化が出やすい部位です。

ただし、筋トレだけでなく日常的な運動量や体脂肪管理も合わせて意識すると、より効果を実感しやすくなります。

上腕三頭筋を鍛えるメリットは?

A:二の腕の見た目が引き締まるだけでなく、押す・支えるといった動作の出力や安定性が向上する

監修者:おぜき

上腕三頭筋は、日常生活でも物を押す、体を支えるなど多くの場面で使われる筋肉です。鍛えることで腕全体のバランスが整い、肩やひじへの負担軽減にもつながります。見た目と機能の両方にメリットがあるため、年齢や運動経験を問わず取り入れやすいトレーニング部位といえます。

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