株式会社ECOTONE 創設

Wellulu 編集部プロデューサー

堂上 研

ウェルビーイング共創社会実現のために

僕は10年間、新規事業に携わってきた。そして、この度、企業内起業家(イントレプレナー)として事業を開始する。

社名は「株式会社ECOTONE 」(エコトーン)

エコトーンとは、もともと生態学において使われる言葉であり、異なる環境が連続的に接している場所を指す。 陸域と水域、森林と草原などのように、異なる生態系が接する境界線のことだそうだ。エコトーンは、移行帯や推移帯とも呼ばれ、生物の多様性が高いことで知られている。

昨年のエッセンスフォーラムで、この言葉に出会った。長野県立大学大学院のソーシャルイノベーション研究科長の大室悦賀先生から教えて頂いた。アメリカの文献を3つほど教えて頂いたが、この論文は比喩表現として、「イノベーションエコトーン」という言葉を用いていた。

僕はこの言葉に恋をした。

僕らが立ち上げたプラットフォームから、多様な人たちが交わり、そこからどんどんイノベーションが生まれる環境を創りたい。

ひとりひとりの人間が、自分と向き合い、多様な人たちの中でお互いがお互いを受け入れ、ウェルビーイングな共創社会を実現していくための新たなイノベーションが生まれる場所になってほしい。生活者同士、コミュニティ同士、様々な価値同士など、その ”あわい” から、新しいビジネスや価値を創造するコミュニティ・プラットフォームになっていきたいと考えている。

2024年10月11日(金) 大安天赦日に、法人登記をした。この日をこの会社の誕生日にする。博報堂の創業メンバーで我々のオフィスのある赤坂の近くにある日枝神社に参拝に行った。商売繁盛とウェルビーイングな人を増やすよう祈願した。

当日は晴天。とても気持ちがいい出航となった。宝くじを久しぶりにひいた。これからの運勢を見る上で、注意する点など、自分の気持ちを引き締める想いでアドバイスを頂きたかった。45番。「大吉」。なんか嬉しかった。船出を神様が祝ってくれているのかと思う感じで勇気づけられた。

これからどんどんと仲間を増やしていきたい。そして新たな市場を開拓していきたい。仲間になってくれるという人、興味ある人はいつでも連絡が欲しい。

そして、本日、博報堂とソウルドアウトのJVとして、株式会社ECOTONEのリリースが発信された。

http://ecotone.co.jp/

ウェルビーイングな人は、新しいことに挑戦している。そして、新たな出会いを通して、新たなものを創り続けている。僕はそんな人たちの応援者でありたい。

株主は、博報堂、ソウルドアウト、他外部投資家だ。今回、エンジェル投資家にも応援を頂いた。

事業内容は、ウェルビーイング産業プラットフォーム事業である。具体的には、みなさまとの共創の中で生んでいくが、Welluluを通したウェルビーイングメディア事業、ウェルビーイング関連事業を共創から生み出すインキュベーション事業、ウェルビーイングな人たちのゆるい集まりであるコミュニティ事業を推進する。

ミライの事業室を立ち上げから携わって、5年経過して、何も結果につなげることができなかった。そして、僕自身がイントレプレナー(企業内起業家)として自ら事業を興す、産業を興すことに挑戦できる環境に感謝だ。

2023年3月末日に立ち上げたWelluluで、みなさまのおかげで、1年半で500を超える記事を書いた。1年半で月間25万人が訪れるメディアに育った。1年半で1000人を超える方と名刺交換をした。
ウェルビーイングな人や企業が、どんどん紹介の紹介で「人の和」を育むことができた。
ここから、コミュニティの「渦」を育んでいく予定だ。

5年後、月間100万人が訪れるメディアに育てる。5年後、たくさんの渦(生活者コミュニティ)を創っていく。5年後、年商10億円を超える会社に育てる。5年後、ここから新たなビジネスを10個以上産み落とす。

これは僕の意志であり、覚悟である。ここからまたスタートだ。みなさまとの出会いが事業を加速させていくと信じて。

気づいたら、ウェルビーイング。
そんなウェルビーイング共創社会の和を拡げていく。

仲間と応援者に感謝

船出のタイミングで、嬉しいサプライズギフトがあった。今回の法人を応援してくれた仲間がお祝いのお花を贈ってくださった。僕は、ひとりじゃない。僕らには仲間がいる、応援してくれている人がいるだけで、頑張れるような気がする。松橋さん、石崎さん、北野さんありがとうございます。

今回、僕自身の10年の挑戦を第一幕として、イントレプレナーの道を選んで、法人化するまでを綴った5万字の文章を書いた。

あとがきの部分を一部ここで紹介する。

いつも、私は人に助けられている。そして、このタイミングでこの人に出会ったからこそ、今の自分がいると感じられる出会いが必ずある。イノベーションを起こすためには、3つの行動を変えることだと大前研一さんに教えてもらった。

ひとつめは、「時間の使い方を変える」。私は、10年前に起業を決意してから、完全に朝型に変更した。朝4時に起き、本を読んだり、事業をつくる企画書を書いたりして過ごす。朝の時間をうまく使うことが、頭を整理させる上で重要な習慣になるとわかった。

ふたつめは、「場所を変える」。シンプルに働く場所や住む場所を変えることで強制的にインプットるものを変えることができる。コロナを経て、オンラインでの仕事ができるようになった。緑のある公園でオンライン会議を、鳥のさえずりを聞きながら対話するようなウェルビーイングな働き方を手に入れることも容易になった

みっつめは、「会う人を変える」。これは、起業家になるためにもっとも重要なことだった。それまで会って方々は、企業のマーケティングや広告宣伝の専門家だった。けれども、この10は、投資家や起業家、経営者とお会いするようになった。

ウェルビーイングな共創社会を実現するために、Welluluを通して出会ったみなさまに教わり、私なりの「生きるをつなげる行動指針」をつくってみた。

「生きる」をビジネス共創する10の行動指針

① まずは、自分を好きになる

② 生活者にとってのウェルビーイングを探求する

③ 常に「問い」を立てることからはじめる

④ リベラルアーツ視点で、アンラーニングする

⑤ 失敗を恐れず、行動するスピードを求める

⑥ 構想で終わらない、常に新しいことをやってみる

⑦ 隠しごとはしない、すべてをオープンにする

⑧ 相手の立場に立って、リスペクトする

⑨ 時代を先読みして、未来の生活者を巻き込む

⑩ プレイフルネスに、生きるを楽しむ

今、私は、たくさんの人に支えられて生きていることを実感している。そして、ウェルビーイングな社会をつくりたいと「意志」を持つことができた。たくさんの方たちの支えがあって、第2幕に向かう。いっしょに私たちの仲間になって、ウェルビーイング共創社会を実現させよう

Welluluご出演いただいたみなさまに感謝している。Welluluを通して、たくさんのウェルビーイングな方をつないでいただいた。今後も、ウェルビーイングな人・企業・街をどんどん紹介させていただきたい。

ぜひ、いっしょに新しい産業を興していきたい。いっしょにウェルビーイング共創社会を実現する仲間も募集しぜひ、第2幕を歩んでいきましょう。いつでも、お問い合わせください。

今、ここに「ウェルビーイング産業の夜明け」がはじまる。

【ウェルビーイング共創産業のはじまり】
https://wellulu.com/download/ebook/

是非、5万字の本を暇つぶしにでも読んでみてください。

記念とお礼で、今からお会いする方に、静岡にあるWell-Bee-ingな長坂養蜂場の飴ちゃんをお配りしています。ご協力ありがとうございます。大阪のおばちゃんは、いつも「飴ちゃん」配ってたな。今でもやっているのかなあ!?

 

 

 

堂上 研 Wellulu 編集部プロデューサー

1999年に博報堂へ入社後、新規事業開発におけるビジネスデザインディレクターや経団連タスクフォース委員、Better Co-Beingプロジェクトファウンダーなどを歴任。2023年、Wellulu立ち上げに伴い編集部プロデューサーに就任。

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