睡眠の実験は続く。
自宅での計測2日目。株式会社S’UIMINの脳波キットを装着して眠りについた。昨日は、1日目に比べるとコードなど気にならない感じがした。
ただ問題は、息子と朝からサッカーの試合に行って、ぽかぽか陽気だったこともあり、お昼のピザを食べた後、そのまま昼寝を3時間もしてしまったのだ。
僕は、ピンポンと玄関のチャイムで起きることができた。玄関には、末っ子の学校のお友だちが立っていた。同じマンションに住む仲良し家族だ。
お友だちは、アフタースクールのキャンプに行って、野菜の収穫、出荷準備、青山ファーマーズマーケットで販売まで体験してきたそうだ。値決めからPOPの作成、商談まで経験できるなんて素晴らしい!美味しそうな野菜のおすそ分けを頂いた。
早速、大根とカブを入れた筑前煮をつくった。甘くてほろほろの野菜が美味しい。子どもたちには、小さい頃から、たくさんの経験を積ませたいと思う。こういう活動を通して、子どもたちは生きることを学んでいくんだろう、と実感する。
息子も起きてきて、夕ご飯を食べた後、日曜日の夜ということもあり、早めに眠りにつくことにした。
一昨日は、4時間くらいベッドの中にいる時間だったが、昨日は7時間くらいベッドの中にいた。脳波を取ることで指標として出てくるのが、睡眠効率のパーセンテージだ。
一昨日 4時間に対して睡眠効率25%。昨日、7時間に対して睡眠効率7%。この数字を見る限り、一昨日の方が熟睡している。そして、昨日はダラダラ寝てるということか!? この辺の数字の分析も楽しみである。
昨日の睡眠を備忘録のために書き留めておきたい。
11:00 睡眠 6:00 起床
夜3:30頃、目が覚めてトイレに行く。洗濯乾燥機が止まっていることに気がつき、乾燥機だけ回して再度、眠りにつく。普段であればこのタイミングで起きて、本を読んだり仕事をしたりする。けれども、体力も無くなってきているので、睡眠はちゃんと取ろうと決め、もう一度眠る。
朝5:00頃、目が覚めるが、6:00まで寝ると決めて、再度眠りにつく。眠ったか眠っていないか分からない感じで、再び6:00の目覚まし時計の音で目が覚める。
軽くストレッチをした後に、PCを開いて仕事をしつつ、子どもたちの朝ごはんをつくり、学校に送り出す。
眠気はない。すっきりした目覚めだが、まあ普段と変わらない。朝シャワーを浴びて、会社に向かう、といういつもの日常になっていく。
幸せになれる子を育てる。
最近、僕の財産は何かと考える機会があった。それは、愛する家族であり、楽しいと思える仕事であり、生きてきて出会った人たちだと考えている。
僕は、運がいいと思っているし、自分の人生において、常に幸せをつかむような挑戦をしてきた。
息子の中学受験の学校選びをしているときに、ある学校の校長先生が美智子上皇后陛下のことばを引用されていた。
私は「幸せな子」を育てるつもりはありません。私は、どんな境遇に置かれても「幸せになれる子」を育てたい、と考えています。
僕は、子どもたちに幸せだと思って、躓きそうな小石をどけてやしなかっただろうか? そんな自問自答をしてみた。
僕は、こういう出会いで学びがあることが、自分にとってのウェルビーイングだし、自分の中で突き詰めたいことだと思った。
welluluを通して、またたくさんの方と出会い、影響を受け、そして自分の中で噛み砕くまで、考え続ける。この繰り返しが楽しい。
最近、素敵な人との出会いが増えている。昔25年前に一緒に働いていた人、尊敬する会社の先輩、いろいろ教えて頂いたクライアントの先輩、野菜をおすそ分けしてくれる近所の友だち、新たなサッカーチームのママパパ友だち。僕は、彼ら彼女らの出会いによって、素敵な生活を送れている。
そんな出会いが僕の財産だ。そして、今回の睡眠を科学する脳波の研究も素敵な出会いは言うまでもないな。
挑戦しているからこそ出会うこの機会に感謝しか無い。
堂上 研 Wellulu 編集部プロデューサー