海外発祥の栄養価の高い食品「スーパーフード」だけでなく、日本独自の「ジャパニーズスーパーフード」とは?より身近に、普段の食生活にスーパーフードを取り入れるコツやおすすめの摂取の仕方など、スーパーフードのいろいろについて今回、日本スーパーフード協会の勝山さんに詳しくお話を伺った。
勝山 亜唯美さん
一般社団法人 日本スーパーフード協会 代表理事
本記事のリリース情報
【メディア】「Wululu」でスーパーフードに関するインタビューを受けました
栄養価が高い食品「スーパーフード」と注目の「ジャパニーズスーパーフード」
──一般的な食品よりも栄養価が高い食品であるスーパーフードの最近のトレンドを教えてください。
勝山さん:今、注目されているのがジャパニーズスーパーフードとペット用スーパーフードです。
海外ではスーパーフードを配合したペットフードは既に定着していますが、最近は日本でもニーズが高まり、大手ペットフード企業からも開発のご相談をいただくことが増えています。
──ペット用にまでスーパーフードの概念が広がっているんですね!スーパーフードの最先端はどこなのでしょうか?
勝山さん:今やはり世界のスタンダードはアメリカですね。日本もだいぶ追いついてきたとは思いますが、まだまだマーケットの規模が全然違います。
──アメリカが中心なのですね。そのような中で協会を設立した背景を教えてください。
勝山さん:私たちのスーパーフード事業も、元々アメリカのスーパーフード事情をマーケティングした上で始まりました。アメリカではすでにスーパーフードが普及したものの、日本は大きく遅れを取っていました。しかし、日本でもスーパーフードの時代が来ると信じて、専門家たちと協力して協会を立ち上げました。協会の幹部は医師や薬剤師、美容家、栄養カウンセラーなど、各分野のトップクラスの知識人で構成されています。
──日本が大きく遅れを取っていた理由には意識の差や文化の違いがあるのでしょうか?
勝山さん:そうですね。アメリカではホールフーズマーケットのようなナチュラル系、オーガニック系のスーパーマーケットが非常に普及していて、「高くてもよいものを買う」という消費者の意識が根付いています。とくにカリフォルニアから始まる流行が世界に広まっていて、ハリウッドセレブやスポーツ選手などの影響も大きく、人口の多さがビジネスを支えています。
それに対して日本ではまだその意識が十分に浸透していません。そのため、ビジネスとして成功させるのが難しい状況です。
──日本の消費者は「高くてもよいものを買う」という意識はあまり強くないのですね。
勝山さん:日本は「1億総中流」と言われるように、「安くてよいもの」を求める意識が強いです。しかし、本当に品質のよいものを作ろうとするとコストがかかってしまうものなのです。
──確かに、「安くてよいもの」を求めてしまっている気がします。それでも意識の変化は起きつつあるのでしょうか?
勝山さん:はい、少しずつですが変わってきていると思います。コロナなどもあり、人々の健康意識が高まり、食にも安心・安全で高品質のものを求めるようになり、企業も地域貢献や環境への配慮を重視するようになっています。スーパーフードも、ようやくビジネスとして成り立つようになってきたと感じています。
地域貢献も目的とした「ジャパニーズスーパーフード」
──ジャパニーズスーパーフードというのはどのように考えられたものなのでしょうか?
勝山さん:アメリカの定義を基本にしつつ、日本市場に合わせてカスタマイズしたものです。日本の伝統的な健康食品や国内外に広めたい食材を取り入れる形で再定義しました。また、ウェルビーイングという概念も取り入れ、日本の地域食材をブランディングして世界に発信しています。
──たとえばどのような食材がジャパニーズスーパーフードに含まれているのでしょうか?
勝山さん:味噌、日本酒、玄米、抹茶、緑茶、寒天、海苔、そば、らっきょうなどが挙げられます。これらは長年にわたり健康によいとされてきた食材です。地方自治体とも協力し、地域の活性化にもつながるようなブランディングをおこなっています。最近では、コロナ禍の影響で一時的にストップしていた輸出事業も再開し、ジャパニーズスーパーフードを取り扱う企業や自治体は、海外市場にも進出しています。
──スーパーフードの考え方と近いと思うのですが、食事を意識した健康法もいくつかあると思います。スーパーフードとの違いやその特徴はどういったことがあるのでしょうか?
勝山さん:スーパーフードは、「より強くなりたい」「より美しくなりたい」という積極的な健康志向の人々に支持されています。ほかの健康法、たとえばマクロビオティックの場合は、どちらかというと、体調を改善したい人向けの食事法であり、食べてはいけないものが多い一方、スーパーフードは健康増進が目的であり、取り入れることでパフォーマンスが向上するという目的があります。
──積極的な健康志向ですか、印象的ですね。アメリカを中心に広まったスーパーフードは日本人の体質にも合うのでしょうか?
勝山さん:多くのスーパーフードは、国や気候に関係なく効果を発揮しているので世界中で愛用されています。ですが、「身土不二」といわれるように、人間の身体と土地は環境とは切り離せない関係にありますので、日本人には日本のスーパーフードがとても相性がよいと思います。
スピルリナ、アサイー、カムカム…スーパーフードの代表選手たち
プライマリースーパーフード
──プライマリースーパーフードについて教えてください。
勝山さん:スーパーフードの発祥の地アメリカ・カナダで、スーパーフードを代表するものとして認知されているものの中で、私たちがとくに重要と考えて、優先的に国内で推奨しているものになります。
スピルリナ
──その中でも、いくつか詳しくお話を伺いたいのですが、まずはスピルリナについて教えていただけますか?
勝山さん:スピルリナは、アフリカや中南米の湖に自生する藻で、50種類以上の健康栄養成分を含むことから、「スーパーフードの王様」と呼ばれています。
また、環境にやさしい点が大きな特徴で、二酸化炭素を吸収する能力があることで、地球温暖化に対する効果も期待されています。とくに、アメリカとメキシコの間にある大規模な栽培地では、太陽光による光合成を活用して効率的に育てられています。農薬を使用せずに栽培できるため、環境負荷が少なく持続可能な方法として注目されています。
さらに、近年ではスピルリナを次世代のエネルギー源である「バイオ燃料」として活用する研究が進んでいます。
──次世代のエネルギー源ですか、注目の理由がわかります。スピルリナを摂取することで、どのような変化を感じられるのでしょうか?
勝山さん:長期間摂取を続けていると、体調が良くなり、花粉症が改善される人も多いです。粉末やサプリメント、とくに添加物なしの100%の粉を固めたサプリメントが効果的で、さらに価格も手ごろです。ペットにも利用できるんですよ。
スピルリナは70%が植物性タンパク質で、動物性タンパク質を減らすことができる点も魅力です。また、料理への展開も可能で、カレーなどに加えるとより手軽に摂取できるのでおすすめです。
アサイー
──次に、アサイーについて教えてください。
勝山さん:アサイーはおそらく、日本でスーパーフードとして最初に知られるようになったものの1つではないでしょうか。アサイーボウルがモデルさんや女性誌で取り上げられ、おしゃれで健康によい朝食として人気が出ました。
アサイーの特徴は、非常に高い抗酸化作用を持ち、鉄分やカルシウムも豊富な点です。とくにスポーツ選手にとって、酸化ストレスを軽減する効果が期待されています。
──アサイーのおすすめの摂取方法はありますか?
勝山さん:外食では冷凍ピューレを使ったスムージーが普及していますが、ご家庭ではアサイーパウダーが使いやすく、ふりかけとしてごはんやサラダにかけて食べるのがおすすめです。原産地のブラジルの人はおかゆに入れて楽しむように、アサイーの旨味が加わることで、さまざまな料理がおいしくなります。たとえば、お酢の和え物や醤油との相性もよいです。
カムカム
──続けて、カムカムについて教えていただけますか?
勝山さん:カムカムには、ビタミンCとポリフェノールが非常に豊富に含まれています。ビタミンCは免疫力を高める効果があり、アセロラと同じく、天然のビタミンC源として優れています。
──カムカムのおすすめの摂取方法はありますか?
勝山さん:カムカムは100%果汁がとても使いやすく、レモンやお酢の代用品として使うのがおすすめです。ビタミンCは水溶性なので体内に貯めておくことができないため、カムカムを水に入れて飲むことを毎日の習慣にするのもよいと思います。
また、ビタミンC豊富な柑橘類でお酒を割ると二日酔い防止によいという話は以前からありましたが、ウイスキーや焼酎をカムカム果汁やアセロラピューレで割って飲むのもおすすめです。レモンのように酸味が強くないので、とても美味しくいただけます。
ココナッツ
──続いて、ココナッツについて教えていただけますか?
勝山さん:ココナッツは成長の段階によって、緑色で未完熟のヤングココナッツと成熟したオールドココナッツがあります。ヤングココナッツには、ココナッツウォーターが豊富で、電解質成分がヒトの体液に近いため身体への浸透力が高く、むくみ予防にも効果的です。「飲む点滴」とも言われるほど、ミネラルが豊富で、身体によい成分が多く含まれています。
オールドココナッツは、成熟が進むに連れて水分が減り、脂肪分が増えます。これは人間の身体と似ていて、若い時は身体が瑞々しいですが、年を取ると脂肪が増えて水分が減り、シワができるようなものです。ココナッツオイルには、脳の老化や認知症の予防、ダイエットに効果が期待できます。
──おすすめの摂取方法はありますか?
勝山さん:ココナッツウォーターは、ミネラルが豊富なため、とくに夏の熱中症対策としておすすめです。水よりも身体に浸透するスピードが速いため、スポーツドリンクとしても非常に適しています。汗をかくときには塩を加えてナトリウムを補給すると良いです。市販のものでは、濃縮還元されたものよりも、ストレート果汁のものがおいしく、栄養価も高いのでおすすめです。
ブロッコリースーパースプラウト
──続いて、ブロッコリースーパースプラウトについて教えてください。
勝山さん:ブロッコリースーパースプラウトはブロッコリーの新芽で、発芽から3日目のものです。その最大の特徴は、スルフォラファンという成分が豊富に含まれていることです。抗がん作用があるとされていて、通常のブロッコリーには微量にしか含まれないものを高濃度化したものです。最近、テレビでもダイエット効果が取り上げられたことで、さらに注目が集まっています。
──ブロッコリースーパースプラウトはどのように食べるのがおすすめですか?
勝山さん:そのまま食べられるので、サラダやちょい足しに便利です。普段料理をしない人にもおすすめで、たとえばコンビニ弁当やカップラーメン、カップ焼きそばなどに加えるだけでも栄養価がアップが期待できます。また、価格もお手頃なので、若い人や忙しい人でも手軽に取り入れられます。
青パパイヤ
──最後に、青パパイヤについて教えていただけますか?
勝山さん:青パパイヤは、「酵素の王様」と称され、野菜や果物の中でもっとも酵素の含有量が多いのが特徴です。フルーツのパパイヤが熟す前の緑色のパパイヤで、野菜パパイヤとも呼ばれます。注目のトレンド野菜として、近年日本でも青パパイヤの生産が激増しています。
──青パパイヤの生産が増えている背景にはどういったことがあるのでしょうか?
勝山さん:元々、青パパイヤは暖かい地域でしか育たないとされていましたが、品種改良や栽培技術の向上により、現在では東北地方近くまで栽培が進んでいます。強い植物であるため、農薬が必要なく、育てるのが比較的簡単なため、米農家さんや自治体などが青パパイヤを新たな名産品として取り組むケースが増えています。
──おいしくて栄養もたっぷりなので、認知度が上がるとよいですね。
勝山さん:はい、私たちは、SNSや講演での情報発信、料理教室や試食イベントを通じて、青パパイヤの美味しさと栄養価を紹介しています。また、青パパイヤを使ったレシピを提供したり、多くの人々にその魅力を知ってもらいたいと思い、取り組みをおこなっています。
──青パパイヤのおすすめの食べ方を教えてください。
勝山さん:千切りにして炒め、ナンプラーやアジア風のスパイスで味付けすると非常においしいです。これも青パパイヤ専用のソムタムピーラーを使えば、簡単に千切りが可能です。日本風にアレンジするなら、きんぴら風に味付けしたり、エビやお肉と一緒に炒めるのもおすすめです。
また、大根のように角切りにしておでんに入れたり、細切りにして塩揉みしてサラダにしたりもできます。煮込むと柔らかくなるため、スープの具材としてもおすすめです。
このように加熱、非加熱の両方で多様な料理に使えるので、日常的に取り入れやすい食材として、楽しんでいただきたいですね。
ちょい足しや栄養調味料として!スーパーフードを手軽に日常的に取り入れよう
──スーパーフードを普段の食事に「ちょい足し」するためのポイントやアドバイスはありますか?
勝山さん:私たちは「ちょい足しスーパーフード」というコンセプトで、日本の食文化に合わせた取り入れ方を提案しているのですが、ちょい足しすることで、忙しい現代人でも手軽にスーパーフードのメリットを享受できるというものです。
日本の食文化で言うと、「まごわやさしい」というバランスの取れた食事が理想的で、これにスーパーフードをちょい足しすることで、さらに健康的な食生活が実現すると思っています。
──バランスの取れた食事にスーパーフードをちょい足し、なんですね。
勝山さん:スーパーフードの魅力は、その多様性と利便性にあります。
たとえば、スピルリナを味噌汁に入れたり、マカをコーヒーに加えたり、カムカムを水に入れてビタミンCを摂取するなど、日常の食事に簡単に取り入れることができます。
──「ちょい足し」をする上でコツはありますか?
勝山さん:私たちが提案しているのは、「塩・コショウ・スーパーフード」といってスーパーフードを調味料として使うことです。多くのスーパーフードはアルミの袋に入って販売されていますが、これだと出しにくくて使いづらいですよね。なので塩や胡椒と同じような瓶に袋から出して入れて、一緒に並べておくことをおすすめしています。
──調味料と同じように並べておくんですね!
勝山さん:炒め物やコーヒーに入れるなど、日常の料理にサッと簡単に取り入れられます。たとえば、今日は緑黄色野菜が足りないと思ったらスピルリナをかけるなど、その日の気分や栄養バランスに応じて使い分けることができます。
──たしかに、その日の気分や栄養バランスを考えて選ぶのもたのしそうですね!
勝山さん:自分に合ったスーパーフードをあらかじめブレンドしておくのも便利です。たとえば、コーヒーやスムージーといった飲み物やハンバーグやシチュー、カレーのような料理に、ひと振りするだけで数種類の栄養を補充することができます。
また、最近は日常的にプロテインを飲んでいる人も多いかと思います。そこにスーパーフードを加えるのもおすすめで、すりゴマやアサイーパウダーを加えると、おいしくて栄養豊富なドリンクになりますよ。
──自分だけのスーパーフード調味料を作るのは楽しそうですね。
勝山さん:そうですね、自分だけの調味料を作るのは楽しいですし、コストもそれほど高くありません。いつもの食事に少し加えるだけで、栄養価がぐんと上がります。自分の好みに合わせて調合すれば、さらに楽しめると思います。スーパーフードを「栄養調味料」として取り入れることで、日常の食事がより健康的になりますよ。
──スーパーフードを使ったメニューを楽しめるお店もあるのでしょうか?
勝山さん:はい、全国にあります。外食店では「アセロラ」を使ったメニューが一番人気で、その中のいくつかをご紹介します。
・六本木ヒルズにあるパーソナルトレーニングジムに併設されたカフェ「TOTAL FOODS」では、「アセロラ+3種のフルーツビタミンスムージー」を提供し、トレーニング後のアスリートたちに抗酸化ドリンクとして大人気メニューになっています。
・ロイヤルホストなどを経営するロイヤルフードサービス(株)が手がけるカフェレストラン「ロイヤルガーデンカフェ」(青山・日比谷・豊洲・飯田橋)では、夏に「アセロラフェア」を開催し、「アセロラトロピカルティー」「アセロラソーダ」などのメニューを提供しています。
・ミシュランガイドに3年連続で掲載されたこともある「BumBun BLau Cafe」(品川区旗の台)というラーメン屋さんは、スーパーフードマイスターの資格をもつ女性が店長で、スピルリナ麺を使った定番メニューがあるほか、毎年アセロラの季節になると、スープが真っ赤なアセロララーメンを提供しています。
──実は気づいてないだけで身近なところでも出会えそうですね!ちょうど最近、居酒屋でカムカムを使ったお酒を飲んだんです。
勝山さん:そうなんです。居酒屋でも健康メニューの一環としてカムカムを使ったお酒や青汁のお酒などを提供していたりして、健康に気をつけながら楽しんでいただいています。
──勝山さんは普段の生活でスーパーフードをどのように取り入れていますか?
勝山さん:毎朝の習慣としては、スピルリナとアセロラが入ったプロテインを飲んで、寝ている間に失われたたんぱく質とビタミンCを補給しています。水にはカムカム果汁、コーヒーにはマカ、お茶にはクコの実を入れています。生鮮野菜ではブロッコリースーパースプラウトをよく使いますが、パスタにからめたり、メインディッシュに添えたりと大変重宝します。
サラダには、カカオニブ、クコの実、海苔、ゴマなどをトッピングし、カムカム果汁とオリーブオイルや醤油などで即席のドレッシングを作ってかけています。メインディッシュは、回転食を心がけて、たんぱく源である肉、魚、豆を順番に使います。肉を食べるときは、消化を良くするために青パパイヤのサラダをセットにすることが多いです。たんぱく質をしっかりとるので、炭水化物は少なめですが、ライ麦パン、雑穀ごはん、そばが中心です。お酒を飲むときは、カムカム、アセロラ、ココナッツウォーターで割ったり、チェイサーとして一緒に飲むようにしています。
このように書くと大変そうに思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、スーパーフード自体は常備しておけば調理の手間がほとんどないので、タイムコスト&栄養摂取の上で非常にコスパのよい食材だと考えています。ぜひ皆さんも気になったものがあれば取り入れてみてください。習慣化していくうちに、いつもまにか体調がよくなったことを実感できると思います。
Wellulu編集後記
スーパーフードの最新トレンドとしてジャパニーズスーパーフードやペット用など、日本でも広がりを見せているとのことで、これから段々と消費者の健康や食品への意識に変化がありそうで、たのしみです。日本にあるスーパーフードへの関心が集まり、地域の活性化につながるなど、食や健康だけでなく、コミュニティへのよい効果ももたらしそうです。
東京都出身。立教大学文学部英米文学部卒業後、外資系大手IT企業入社。シスムエンジニアを経てマスコミ業界へ転職。出版社で書籍やファッション業界誌の編集、テレビ番組制作会社で、健康・料理・海外取材等の番組のプロデューサーを務めたのち独立。2006年、美健食をテーマにヒト・コト・モノを有名にするPR・プロデュース会社を設立。国内外の案件を手掛けるなかで、米国のスーパーフードとそれを取り巻く最先端のヘルスコンシャス&SDGsなライフスタイルに出会う。2014年、一般社団法人日本スーパーフード協会を設立。2016年、同協会代表理事に就任。