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妊活のこれからを考える。企業×行政×個人のクロストーク <『ソフィ 知ることから、はじめる。みんなの妊活研修』イベントレポート>

女性の妊活を“個人の問題”ではなく“社会全体で考えるべき課題”として捉え直す。

そんな想いからユニ・チャーム株式会社が推進する「妊活の選択肢を、もっと。」。このプロジェクトの一環として、一般社団法人渋谷未来デザインと連携のもと、『ソフィ 知ることから、はじめる。みんなの妊活研修』の一般向け研修が2025年5月、渋谷キャストで初開催された。

本研修は18歳以上を対象に、年齢や性別を問わず妊活に関する正しい情報をすべての人に届けることを目的に実施。プレコンセプションケア(※)やライフプラン設計について学べるセミナーに加え、各分野から語られるトークセッションも行われた。
※女性やカップルを対象として将来の妊娠のための健康管理を促す取り組み

本記事では、当日の模様を体験取材でレポート。研修に込められた想い、そして社会全体で妊活をサポートするために何ができるのかを、参加者目線でお届けする。

目次

「妊活」を“誰かのもの”から“自分ごと”へ

村上 真菜さん

ユニ・チャーム株式会社 グローバルフェミニンケアマーケティング本部

2018年入社、約3年間、九州支店にてドラッグストア業態への営業担当として従事。2021年4月からマーケティング本部へ異動し、現在はソフィブランドを担当。様々な情報を適切なタイミングで得ることによって、たくさんある選択肢の中から、“自分にとって最適な選択”ができる人をさらに増やしていきたいという想いで業務推進中。

セミナー講師は、ユニ・チャーム株式会社 グローバルフェミニンケアマーケティング本部の村上真菜さん。「妊活=つらいもの」、「女性の負担が大きいもの」という先入観に向き合いながら、妊娠・出産の知識が“女性だけのもの”ではなく、すべての人に関わるテーマであることを丁寧に語った。

同時に、「夫婦で協力すること」や「将来の幸せに向けた前向きな準備」といった意見があることにも触れ、知識不足や情報の偏りが妊活の本質を見えにくくしている現状を指摘した。

続くパートでは、自分の “体と心”の状態を知ることの重要性を解説。ホルモンバランスや月経周期、PMS(月経前症候群)、月経困難症など、女性の健康に関わる基本的な知識もわかりやすく紹介し、「自分の体に関心を持つことが、未来の選択肢を広げる第一歩になる」と伝えた。

また、キャリアやライフプランと妊活の関係にも言及。「仕事との両立が難しい」「周囲の理解が足りない」と感じている妊活経験者が、7割近くにのぼるという。性別問わず早めに備えることが、将来の“後悔”を減らす鍵になると語った。

妊娠の仕組みや、妊娠しやすいタイミングについても、科学的な根拠とともにわかりやすく解説。排卵日や精子・卵子の寿命、年齢による妊娠率の変化を踏まえ、自然妊娠の確率が健康な女性でも20〜30%であること、20代後半から妊娠率が徐々に低下することに触れた。

さらに、不妊の要因は男性にもあることを説明しながら、パートナーとともに正しい知識を得ることの大切さを強調した。

日常的に取り入れられる妊活の方法として、生理管理アプリや基礎体温の記録、排卵検査薬などの活用法を紹介。パートナーとの情報共有機能があるアプリ『ソフィBe』を使えば、妊活をより自然に、無理なく続けることができると提案した。

※ソフィが提供しているホルモンと体調の関係がわかる生理管理アプリ『ソフィBe』はこちら

また、不妊治療や卵子凍結など医療的な選択肢にも触れ、「早すぎる受診はない」と参加者を安心させつつ、保険適用や費用の目安なども紹介。自身の身体を知り、選択肢を持つことでライフプランの幅が広がることを伝えた。

村上さんは、最後にこう締めくくった。

「妊活は“子どもを持つかどうか”だけの問題ではありません。子どもを持たないという選択をすることもまた、妊活のひとつです。どの選択をする人も認め合える社会を、一緒につくっていきましょう。」

妊活とキャリアの両立。早く知ることが未来の選択肢を広げる

ここからは、「妊活」やプレコンセプションケアをテーマに繰り広げられたトークセッションの様子をお届けする。渋谷区副区長の松澤香さん、戦略コンサルタントでWomentreneurship代表の伊藤寿和子さんに加え、「ソフィ」ブランドを担当するユニ・チャームの長井千香子さんも登壇。

渋谷区で会社を経営し、プライベートでは3人の子どもを持つ河本伸明さんの進行のもと、妊活に関する社会課題や情報格差、そして一人ひとりが自分らしい選択をしていくためのヒントについて、立場を超えて意見が交わされた。

 

松澤 香さん

一般社団法人渋谷未来デザイン理事・渋谷区副区長

渋谷副区長に、2023年10月1日に就任。 慶應義塾大学法学部法律学科卒業後、弁護士として大手法律事務所で勤務。2008年にHarvard Law School(LL.M.)修了、翌年、NY州弁護士登録。 企業法務弁護士として、上場企業からスタートアップまで幅広い企業に助言する一方、国会東京電力福島原子力発電所事故調査委員会の調査課長、厚生労働省年金局年金積立金管理運用独立行政法人ガバナンス強化担当参与など公的機関の改革に携わる。日本医療政策機構及び日米医学医療交流財団の支援など、メディカル・ヘルスケア業界でも活動するほか、IPO前のスタートアップ社外役員、国立大学・非営利法人の参与や役員を歴任し、また、女性役員の育成を通じたダイバーシティ推進にも取り組むなど、あらゆる分野で活躍している。2017年から渋谷区教育委員会の教育施策アドバイザーを務め、2019年から2023年9月まで渋谷区教育委員会委員を務める。2023年10月より現職。

伊藤 寿和子さん

戦略コンサルティングファーム コンサルタント 兼 Womentreneurship コミュニティ(合同会社Y COMPANY主催)代表

新卒で総合コンサルファームに入社し、製造業の戦略・DX 案件を数多く経験。現職の戦略コンサルファームに入社後は、ASEAN・中南米を中心に日系企業の海外進出や途上国での官民連携等グローバル案件に従事。本業に加え、女性×起業×グローバルの視点でコミュニティ”Womentreneurship”を立ち上げ、頑張る女性たちのサードプレイス作りに邁進。

長井 千香子さん

ユニ・チャーム株式会社 グローバルフェミニンケアマーケティング本部 ジャパンブランドマネジメント部長

2004年ユニ・チャーム株式会社に入社。翌年よりマーケティング事業部で生理用品ブランド「ソフィ」を担当し、新商品立ち上げと、 ブランド育成を行う。2019年には「ソフィ」ブランドで、生理について気兼ねなく語れる社会の実現を目指す「#NoBagForMe」プロジェクトを立ち上げ、現在も活動を続けている。2023年7月よりMDX本部にも参加。

河本 伸明さん

株式会社ワールウィンド 代表取締役 わたしたちのウェルネスアクション サポーター

BMXコンテストのMCを皮切りにキャリアをスタートし、様々なジャンルのイベントの司会者として活躍する。言葉選びのセンスや的確なステージ運び、ノリのいいテンポ感などが定評。また幅広い趣味によりそのエリアを拡大している。 日本伝統玩具であるけん玉の世界では、ストリートけん玉の第一人者としても有名であり、世界大会開催、ギネス記録保持者、商品開発のアドバイザーなど才能を発揮する。

河本:皆さん、よろしくお願いします! ここからはざっくばらんにお話を伺えたらと思います。まずは自己紹介をお願いします。

松澤:こんにちは。渋谷区副区長の松澤香です。2002年に弁護士になり、約20年にわたって企業法務に携わってきました。2023年10月から副区長を務めています。プライベートでは、小学1年生と3年生のゲーム好きな男子2人を育てています。よろしくお願いします。

伊藤:伊藤と申します。戦略コンサルファームで働く一方、「Womentreneurship」というコミュニティを立ち上げ、「女性×グローバル×起業」をテーマに活動しています。20代後半に入り、妊活について周囲から話を聞く機会も増えてきました。今日はそんな視点から参加できればと思っています。

長井:ユニ・チャームで「ソフィ」ブランドを担当している長井です。2019年から「#NoBagForMe」というプロジェクトを立ち上げて、生理について気兼ねなく話せる社会を目指して活動してきました。この妊活研修もその延長線上にあります。妊活も、生理と同じように、もっとオープンに語れるようになってほしいと思っています。

河本:僕は今日はファシリテーターですが、男性代表として、また3人の子どもを育てる父親、そして渋谷に構える企業経営者という立場から、学ばせていただければと思っています。

河本:それでは本題に入りましょう。妊活において「できるだけ早く知ることが大切」という話がありました。長井さん、改めてその点について教えていただけますか?

長井:はい。本当に、「早く知ること」は大切だと思っています。若いうちに、自分がどんなライフコースを歩みたいのかを考えることで、選択肢が広がるんです。パートナーを持つかどうか、子どもを持つかどうか、さまざまな選択がありますが、若ければ若いほど“持てるカード”が多い。だからこそ、早い段階で自分の未来について考えるきっかけを持ってほしいと思っています。

河本:僕は26歳のときに第一子が生まれたんですが、それまで妊活についてほとんど考えたことがなくて……。情報もほとんど妻から聞くような状態で、男女での知識差を痛感しました。

長井:まさに私たちがプレコンセプションケアの中で課題だと捉えているのが、主に3点です。

まず1つ目は、「正しい知識を持っていない人が2人に1人いる」という現状。情報があふれている時代ですが、かえって偏りやばらつきがあるのも事実です。

2つ目は、「妊活について知りたかった年齢の平均が24.9歳なのに、実際に妊活を始めたのは30歳」ということ。子どもを希望する方にとって、この5年のギャップは大きいです。

そして3つ目は、「男女間の知識格差」。女性ばかりが情報を持ち、結果的に負担が偏ってしまうという現実があります。

こうした課題を解消するためには、義務教育の段階からしっかりと教えていく必要があると感じています。

河本:たしかに、「みんなで知る」って文化がまだ根付いていませんよね。職場でもなかなか話題にしづらい空気があります。

長井:「ソフィみんなの生理研修」を立ち上げた際も、そうした空気感に直面しました。タブーではないはずなのに、“話しちゃいけない雰囲気”がある。教育現場でも扱われず、結果的に個人の問題として閉じ込められてしまっているんです。

河本:伊藤さん、この問題をどう受け止めていますか?

伊藤:私は今28歳ですが、「妊活について知りたかった平均年齢が24.9歳」と聞いて正直驚きました。24歳の頃は、正直仕事に遊びにとにかく忙しくて、「妊活は、もっと年上の人が考えること」と思っていました。でも、最近では友人の間でもそうした話題が増えて、だんだんと“自分ごと”になってきたと感じています。

今回の研修について男性の友人に話したら、「まだ早いんじゃない?」と言われたこともありました。私にとっては「もうそろそろ考えるべき時期」だったので、ジェンダー間の意識のギャップを強く感じました。

河本:実際に課題として感じられているんですね。

松澤さんはこれまでキャリアを積みながら子どもを持つという選択肢をされましたが、人生設計について真剣に考え始めたのはいつ頃でしたか?

松澤:まさに、30歳を過ぎてからでしたね。コーチングを受けたことがきっかけで、自分の人生や家族について真剣に向き合うようになりました。20代の頃は、弁護士として多忙を極めていて、仕事と家庭を両立している先輩もほとんどおらず、将来のライフプランを考える余裕がなかったです。

長井:実際、20代後半から30歳というのは、仕事が波に乗ってきて楽しくなる時期ですよね。でも、その時期に妊娠・出産のことも重なってくると、悩まれる方が多い。だからこそ早く将来のことを考え、選択肢を持っておくことが重要だと思います。

……なんてことを言いながら、私は当時できていなかったんですけど(笑)。ただ、私は「子どもも仕事もどちらも持ちたい」と思っていたので、結婚前からパートナーや職場にその気持ちを伝えていました。事前にしっかり話しておくことで、理解も得やすかったと感じています。

大切なのは「話せる関係性」。伝え合うことから始めてみる

河本:伊藤さんは現在20代後半とのことですが、今このタイミングで妊活について知りたいことや不安なことはありますか?

伊藤:早くから考えることが大切だと感じたんですが、実際に「妊活しよう」となったとき、パートナーとどう話したらいいか迷います。「子どもがほしい」とか「妊活の話」をすると、相手に“重い”って思われないか心配という声もよく聞きます。相手にも人生やキャリアがあるので、伝えるタイミングや話し方が難しいですね。

河本:僕も男性として共感します。男性側からも妊活の話を切り出すのは、なかなかハードルが高いし、相手の体調や生理周期もわからないことが多い。そんなときに、『ソフィBe』みたいなアプリがあると、共有のきっかけになると思います。

長井:ありがとうございます。妊活の話って年齢が上がるほど“今すぐ話さなきゃ”というプレッシャーが出てきます。でも、もっと前の段階なら、「こういう未来を描いてるんだよね」と自然に話しやすいと思うんです。

たとえば、「生理が重い」といった体調の話から始めると、無理なくパートナーと話せるようになります。ただ、その前提として“自分自身の状態を知っている”ことが重要です。『ソフィBe』は、体調の記録やチャット相談もできるので、まずは自分のことを把握して、少しずつパートナーと共有していくのが良いと思います。

河本:男性も「自分はどうしたいのか」を考え、言葉にする必要がありますね。松澤さん、キャリアの視点から20代に向けてアドバイスはありますか?

松澤:「キャリアを大事にしたいなら、男女ともに、伴侶選びが一番大事」とよく伝えています。若い頃は、恋愛の“楽しい時間”に目が向きがちですが、本当に大切なのは、困ったときに一緒に乗り越えられる相手かどうか。

どれだけキャリアを積んでも、支え合えるパートナーがいないと、人生の満足度は上がりません。だから、深い話ができる人との関係性を築いてほしいです。

伊藤:たしかに、妊活の前に、生理やメンタルの変化についてオープンに話せる関係性が築けていれば、その延長でライフプランの話もできる気がします。

河本:長井さんは「プレコンセプションケアは義務教育にすべき」とおっしゃっていましたが、教育の見直しも必要ですね。僕自身、妊娠について学校で習った記憶はあまりなくて……。アプリなどでタイミングよく情報を得られたら多くの人が助かると思います。

長井:『ソフィBe』には妊活シミュレーターもあって、「〇歳で子どもがほしいなら、いつから準備が必要か」が可視化できるんです。ゲーム感覚で話しづらいテーマにも取り組めるので、コミュニケーションのきっかけになります。

河本:妊活や体調管理は、生活習慣にも関わるから、そういった点もパートナーと共有できたら良いですよね。

長井:はい。女性の場合、PMSなど体調不良が続くようなら、アプリでの記録をきっかけに婦人科を受診してほしいです。合わない病院なら変えればいいし、気軽に相談できる“かかりつけ医”を持っておくことも大切です。

伊藤:私も婦人科には定期的に通っていますが、信頼できる専門家に相談できると安心感につながります。

河本:今日は渋谷での開催ですが、行政として今後どんな展開を考えているのか、松澤さん、教えてください。

松澤:渋谷区では体外受精などの生殖補助医療については、43歳未満の方に区独自に保険診療の自己負担分に費用助成を行っています。また、不妊検査などの一般不妊治療についても、東京都の助成は40歳までですが、渋谷区では43歳未満までを対象に費用助成をしています。ただ、プレコンセプションケアのような“早い段階での支援”は、まだ十分とはいえない現状です。

今回のような取り組みを、もっと若い世代にも広げていきたいです。教育委員会と連携して、渋谷区が取り組んでいる区立小中学校の「探究学習」の中でも取り上げていければと考えています。

河本:それは心強いですね。妊活やライフプランの情報は、早く知るほど未来の選択肢が広がる。だからこそ、こうした機会を社会全体で増やしていくことが大切ですね。

自分らしい選択のために。今伝えたいこと

河本:今日は本当に多くの学びがありました。僕自身、「まず知ること」、そして「周囲と話すこと」の大切さを改めて実感しました。それでは最後に、皆さんから一言ずつお願いします。

伊藤:一女性として、妊活について改めて深く考える機会になりました。まずは『ソフィBe』を使って、自分の身体と向き合い、パートナーとの対話にもつなげていきたいです。そして、男女の知識格差を埋めるためにも、もっと多くの人と妊活について対話できる場が増えていくといいなと思いました。

長井:「妊活」という言葉は難しく見えるかもしれませんが、根っこにあるのは「自分のことを知ること」です。キャリア、パートナー、子どもを持つかどうかなど、自分の希望をちゃんと声に出すことが大切。今回の研修や『ソフィBe』が、そうした“気づき”のきっかけになれば嬉しいです。

そして、それをパートナーと共有することで、一人ひとりの可能性が閉ざされずに広がっていく社会をつくっていけると信じています。ソフィも、生理用品の提供だけでなく、女性のウェルネス全体に貢献していけるブランドになっていきたいと思います。

松澤:今回はこのような機会をいただき、本当に感謝しています。行政というと支援制度ばかりに目が向きがちですが、教育やプレコンセプションケアなどソフト面へのアプローチにも取り組んでいきたいです。渋谷区がモデルとなれるよう、引き続き多様な声を取り入れながら皆さんと一緒に進めていきたいと思っています。もしアイデアやご意見があれば、ぜひお寄せください。

河本:三者三様の視点から、とても実りのあるお話が聞けて、僕も大変勉強になりました。皆さん、本日はどうもありがとうございました!

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