足の筋トレは、「目的に合わせて回数・セット数を設定する」「部位ごとに適した種目を選ぶ」「正しいフォームでおこなう」など、工夫することで基礎代謝向上や引き締め効果を高められる。
ただし、フォームが崩れると一部の筋肉だけに効いてしまったり、シューズ選びを間違えると足底が使えなくなったりするため、正しいやり方で続けることが重要。
この記事では、足を鍛えるメリットや鍛えられる部位、目的別のメニューの組み方、部位別のトレーニング種目を紹介。
この記事の監修者

おぜき としあきさん
パーソナルトレーナー
この記事の検証者

山本 祐志郎さん
6年前に始めたハンドボールで培った瞬発力や体力を活かして、日々の生活や仕事にも前向きに取り組む。朝の公園ランニングやHIITトレーニングを日課とし、時にはヨガで心身を整えるなど、アクティブな日々を過ごしている。
筋トレで足を鍛えるメリット

足のトレーニングは、下半身の筋肉を集中的に鍛えるトレーニング。大きな筋群を動かすため、基礎代謝の底上げや体の引き締めに直結しやすい。
姿勢の安定、冷え・むくみ対策、競技パフォーマンスのアップにも効果が期待できる。
- 基礎代謝の向上
- 足の引き締め
- 冷え・むくみ改善
- パフォーマンスアップ
- 姿勢改善
基礎代謝の向上

足の筋肉は、大腿四頭筋やハムストリングなど体積の大きい部位が多く、筋トレで刺激を入れるほど消費エネルギーの土台が大きくなる。筋肉量が増えると安静時の代謝が高まり、同じ生活でもエネルギーを消費しやすくなる。
また、足のトレーニングは短時間で負荷を作りやすく、効果的なトレーニング設計が可能。上半身を大きくしたいなど、別の目的がある場合でも足を鍛えておくことは重要。

監修者:おぜき
筋肉量のピークは20代だといわれており、30代前後から緩やかに減少していく傾向に。自分では足を使っていると思っていても、日常生活で歩く程度の運動では筋肉を十分に使えず、徐々に筋肉量は減っていきます。
スクワットのような動きを取り入れたり、エスカレーターではなく階段を使ったりと、意識的に負荷をかけて基礎代謝を上げることが大切です。
足の引き締め

筋トレで足の筋肉が働くと、日頃の歩行や階段の上り下りでも力が入りやすくなり、運動量が底上げされる。
加えて、筋肉が足の形を作るため、太もも前・裏、内もも、ふくらはぎのメリハリが出やすい。見た目の変化を狙う場合も、足のトレーニングは効果が出やすいといえる。
トレーニングによって足が太くなることを不安視する女性もいるが、女性はもともと筋肉量が少なく、フォームや負荷設定を間違えなければそれほど心配する必要はない。

監修者:おぜき
足の筋トレではとくにフォームが重要で、バランスよく使えないと一部の筋肉だけに効いてしまうことも。骨格によっても効く筋肉は異なるので、一人ひとりに合う正しいフォームでトレーニングする必要があります。
冷え・むくみ改善

足の冷えやむくみは、血流の低下が関与しやすい。冷えやむくみを改善するには、ふくらはぎを鍛えることが重要。
ふくらはぎを中心に筋肉が収縮と弛緩を繰り返すと、筋ポンプ作用により血液やリンパの循環を後押しし、だるさの軽減につながる。
また、筋トレ後は体温が上がるため、冷え対策にも効果的。長時間の座位・立位が多い人ほど血流が悪化しやすいので、ふくらはぎの運動習慣が重要。

監修者:おぜき
足底筋など足の裏の筋肉がしっかり使えていないと、ふくらはぎを効果的に鍛えられません。足の裏もしっかり使えるようにしてから、ふくらはぎのエクササイズをおこなうのがベストです。
パフォーマンスアップ

走る・跳ぶ・踏ん張るなどの動作には、下半身のパワーが欠かせない。足のトレーニングで筋肉を鍛えると、加速や切り返し、姿勢を安定させる力が向上する。スポーツだけでなく日常動作の快適さもアップする。
とくに、股関節・膝・足首まわりの安定性が増すと、フォームが崩れにくくなり、運動の効率が上がる。ケガ予防の観点でも足は鍛えておきたい。
筋肉量が増えることで身体を動かすのが楽になり、気持ちに余裕が出ることも大きなメリット。ポジティブになるだけでなく、身体の不調を感じにくくなる。

監修者:おぜき
筋肉の細胞が全部入れ替わるまでに2~3ヵ月かかるとされるため、パフォーマンスアップにつなげたいなら継続的なトレーニングがおすすめです。
姿勢改善

姿勢の乱れは、骨盤の傾きや体幹の安定性などに大きく関係している。姿勢は胸や背中の筋肉に関係するイメージが強いが、足の筋肉も非常に重要。
足は木の根のようなものなので、姿勢をよくしようと胸を張ったり、背中の筋肉をつけたりしても、足の筋肉がしっかりしていないと立ったときの姿勢は正せない。
足のトレーニングで臀部・太もも・内転筋などが働くと、骨盤のサポート力が高まり、立位や歩行の姿勢が整いやすい。下半身が安定すると上半身の力みも減り、腰や膝への負担が分散する。
猫背や反り腰が気になる人も、足の筋肉を育てることが大切。
筋トレで鍛えられる足の部位

足の筋トレは太もも前後、内もも、ふくらはぎに加え、ひざや足首の安定に関わる筋肉まで広く刺激できる。部位ごとの役割を理解すると、目的に合う種目選びがしやすくなり、姿勢づくりや動作の質も高まりやすい。
- 大腿四頭筋
- ハムストリング
- 内転筋
- ふくらはぎ(ヒラメ筋・腓腹筋)
- 前脛骨筋
- 足底筋群
大腿四頭筋

| 主な役割 |
|
| 位置 | 太もも前面 |
| 構成筋肉 | 大腿直筋、内側広筋、外側広筋、中間広筋 |

監修者:おぜき
もともと体積が大きい筋肉なので、少し筋肉量を増やすだけで全体的な基礎代謝アップが見込めます。鍛えることで、足のサイズ感や引き締めにも影響する部位です。
ただし、効率がいいからといって大腿四頭筋ばかり鍛えていると、足が太くなりすぎてしまう可能性も。バランスを取りながら、ほどよく鍛えるのがおすすめです。
ハムストリング

| 主な役割 |
|
| 位置 | 太もも裏 |
| 構成筋肉 | 大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋 |

監修者:おぜき
衰えるとセルライトが出やすくなるのもハムストリングの特徴。とくに女性にとって悩みの種となるため、セルライト対策がしたいなら太もも裏を積極的に鍛えましょう。
内転筋

| 主な役割 |
|
| 位置 | 内もも |
| 構成筋肉 | 骨筋、長内転筋、短内転筋、大内転筋、薄筋 |
ふくらはぎ(ヒラメ筋・腓腹筋)

| 主な役割 |
|
| 位置 | ふくらはぎ |
| 構成筋肉 | ヒラメ筋、腓腹筋 |

監修者:おぜき
ふくらはぎが衰えると、日常生活での階段の上り下りや坂道での動作が難しくなります。血流を支える筋ポンプ作用も担うため、むくみ対策の観点でも重要な部位です。
腓腹筋は膝を伸ばした状態で働き、ヒラメ筋は膝を曲げた状態で働きます。カーフレイズの姿勢を変えながらトレーニングすると、2つの筋肉をバランスよく鍛えられるでしょう。
前脛骨筋

| 主な役割 |
|
| 位置 | すね前 |
| 構成筋肉 | – |

監修者:おぜき
前脛骨筋が衰えると足首を上げる動作が難しくなり、つま先が落ちたような状態で蹴り出すため、段差などにつまづきやすくなります。
歩行時はふくらはぎもすねの筋肉も使うので、前脛骨筋の維持には歩くことも効果的です。
足底筋群

| 主な役割 | 足指を動かして地面をしっかりつかみ、重心を安定させたり、歩行や着地時の衝撃を吸収したりする。 |
| 位置 | 足裏 |
| 構成筋肉 | 短母趾屈筋、短小趾屈筋、母趾外転筋、小趾外転筋、足底方形筋、虫様筋、底側骨間筋など |

監修者:おぜき
足底筋群をしっかり使えていないと偏平足になり、ひざや姿勢に影響が出ることも。ふくらはぎ、前脛骨筋、お尻などあらゆる筋肉が連動するため、ほかの部位の衰えにもつながります。
また、足底筋群が衰えると足の小指側ばかり使いがちなので、意識的に親指の付け根や親指側で踏ん張るようにするとよいでしょう。
自重・マシン・ダンベル・バーベル、足のトレーニングはどれで鍛える?

足の筋肉は部位によって、自重で鍛えられるもの、器具を使ったほうがよいものに分けられる。効率的なトレーニングのためにチェックしておこう。
太もも前やふくらはぎ、すねなどは負荷をかけやすく、自重で十分なトレーニング効果が見込める。一方、太もも裏のハムストリングは自重だけだと負荷をかけにくいため、重りを使ったトレーニングがおすすめ。
| 大腿四頭筋(太もも前) | 自重でOK |
| 内転筋(内もも) | |
| ふくらはぎ | |
| 前脛骨筋(すね) | |
| 足底筋群 | |
| ハムストリング(太もも裏) | 重りを使ったトレーニングがおすすめ |
【目的別】足を鍛える筋トレメニューの組み方

筋肥大目的

【筋肥大目的のトレーニング負荷目安】
| 1セットあたりの回数 | 8~12回 |
| セット数 | 3~5セット |
| インターバル | 60~90秒 |

監修者:おぜき
同じメニューをずっと続けるのではなく、定期的にメニューを見直すことが大切です。運動に慣れていない人やうまくできない人ほど、いろいろなメニューを組み合わせて実践するのがよいでしょう。
ダイエット・足やせ・引き締め目的

【ダイエット・足やせ・引き締め目的のトレーニング負荷目安】
| 1セットあたりの回数 | 10~15回 |
| セット数 | 3~5セット |
| インターバル | 60~90秒 |

監修者:おぜき
足を細くしたい場合は、正しいフォームでおこなうのが大前提。普段使われにくい筋肉もまんべんなく使うように意識してください。たとえばスクワットであれば、深くしゃがむ動きができると、ほぼすべての筋肉を使えるといえます。
大腿四頭筋を鍛える足の筋トレ
- フロントランジ
- ダンベルスクワット
- レッグエクステンション
フロントランジ
| 難易度 | ★★★☆☆ |
| 続けやすさ(※1) | ★★★★★ |
| トレーニング効率(※2) | ★★★★☆ |
※1:続けやすさ = トレーニングができる場所の自由度/器具や設備の必要性
※2:トレーニング効率 = 複数部位にアプローチできるか/負荷調整できるか
【やり方】
- 脚を肩幅に開き、つま先は前に向ける
- 胸を張って背筋を伸ばした状態で、両手を頭の後ろに添える
- 片脚を前に踏み出し、太ももが床と平行になるまで腰を落とす
- ゆっくりもとの位置にもどる
| ケガのリスク | 低い傾向 |
| 実施できる場所 | 自宅・ジム |
| 器具・設備 | 不要 |
| 負荷の調整 | 可能(ダンベル・バーベル) |
【注意点】
- イスに座るときと同じようにお尻を後ろに引くようなイメージで股関節から動かす
イスに座るときと同じようにお尻を後ろに引くようなイメージで股関節から動かす


検証者:山本
動作自体はシンプルで取り組みやすいですが、ダンベルを持つと一気に負荷が上がると感じました。
とくに下げたときに背中が丸まりやすく、意識しないとフォームが崩れます。回数を重ねると足への効きも強く実感できました。

監修者:おぜき
背中の丸まりを防ぐためには、胸を張り視線を前に向けることが重要です。
最初は軽めの重量から始め、正しいフォームを優先しましょう。負荷よりも動作の安定性を意識することで、効果が高まります。
ダンベルスクワット
| 難易度 | ★★☆☆☆ |
| 続けやすさ(※1) | ★★★★☆ |
| トレーニング効率(※2) | ★★★★★ |
※1:続けやすさ = トレーニングができる場所の自由度/器具や設備の必要性
※2:トレーニング効率 = 複数部位にアプローチできるか/負荷調整できるか
【やり方】
- 身体の横で片手に1つずつダンベルを持つ
- 脚を肩幅に開いてつま先を少し外側に向け、重心を脚全体に分散させるイメージで立つ
- 胸を張って太ももが床と平行になるまでゆっくり腰を下ろしていく
- ゆっくりもとの位置に戻す
| ケガのリスク | 低い傾向 |
| 実施できる場所 | 自宅・ジム |
| 器具・設備 | 不要 |
| 負荷の調整 | 可能(ダンベルの重量) |
【注意点】
- イスに座るときと同じようにお尻を後ろに引くようなイメージで股関節から動かす
イスに座るときと同じようにお尻を後ろに引くようなイメージで股関節から動かす


検証者:山本
動作自体はシンプルで取り組みやすいですが、ダンベルを持つと一気に負荷が上がると感じました。
とくに下げたときに背中が丸まりやすく、意識しないとフォームが崩れます。回数を重ねると足への効きも強く実感できました。

監修者:おぜき
背中の丸まりを防ぐためには、胸を張り視線を前に向けることが重要です。
最初は軽めの重量から始め、正しいフォームを優先しましょう。負荷よりも動作の安定性を意識することで、効果が高まります。
レッグエクステンション
| 難易度 | ★☆☆☆☆ |
| 続けやすさ(※1) | ★★★☆☆ |
| トレーニング効率(※2) | ★★★☆☆ |
※1:続けやすさ = トレーニングができる場所の自由度/器具や設備の必要性
※2:トレーニング効率 = 複数部位にアプローチできるか/負荷調整できるか
【やり方】
- マシンに座ってすねをパッドに当てる
- ひざを伸ばす
- ゆっくり下ろす
| ケガのリスク | 低い傾向 |
| 実施できる場所 | ジム |
| 器具・設備 | レッグエクステンションマシン |
| 負荷の調整 | 可能(マシンの負荷調整) |
【注意点】
- ベンチに背中をつける
ベンチに背中をつける


検証者:山本
動きがシンプルで、狙った部位にしっかり効く感覚がありました。
しかし、フォームに迷うことが少ない反面、重さを上げすぎると膝に違和感を覚えることも。ゆっくりコントロールすることが大切だと感じました。

監修者:おぜき
膝への負担を軽減するためには、反動を使わず一定のスピードで動かすことが重要です。
重量設定は無理をせず、コントロールできる範囲に留めましょう。可動域を意識することで、リスクを抑えつつ効果を高められます。
【その他、大腿四頭筋を鍛える足の筋トレ】
- スクワット(自重)
- ピストルスクワット(自重)
- シシースクワット(自重)
- フロントスクワット(バーベル)
- ダンベルスクワット(ダンベル)
- ハックスクワット(マシン)
- レッグプレス(マシン)
ハムストリングを鍛える足の筋トレ
- ウォーキングランジ
- ルーマニアンデッドリフト
ウォーキングランジ
| 難易度 | ★★★★☆ |
| 続けやすさ(※1) | ★★★★★ |
| トレーニング効率(※2) | ★★★★★ |
※1:続けやすさ = トレーニングができる場所の自由度/器具や設備の必要性
※2:トレーニング効率 = 複数部位にアプローチできるか/負荷調整できるか
【やり方】
- 前足のつま先がひざよりわずかに前に出るように立つ
- 前足のひざからももが床と平行になるか、それより少し上になるまで深く曲げる。後ろのひざは床すれすれまで下ろす
- 上半身が前傾したり後ろに反ったりしないように注意しながら、体幹を真っ直ぐに保つ
- 重心を前脚に移しながら立ち上がり、反対側の脚を前に出す
| ケガのリスク | 低い傾向 |
| 実施できる場所 | 自宅・ジム |
| 器具・設備 | 不要 |
| 負荷の調整 | 可能(ダンベル・ケトルベル) |
【注意点】
- ひざをつま先よりも前に出さない
ひざをつま先よりも前に出さない


検証者:山本
前に進みながらおこなうため、バランスを取るのが想像以上に難しかったです。
とくに踏み出す位置が安定せず、フォームが崩れやすいと感じました。ゆっくり動作すると安定しやすくなりました。

監修者:おぜき
まずは歩幅を一定に保ち、ゆっくりした動作でフォームを固めることが大切です。ひざとつま先の向きを揃える意識を持つと安定性がアップします。
ルーマニアンデッドリフト
| 難易度 | ★★★★☆ |
| 続けやすさ(※1) | ★★★★☆ |
| トレーニング効率(※2) | ★★★★☆ |
※1:続けやすさ = トレーニングができる場所の自由度/器具や設備の必要性
※2:トレーニング効率 = 複数部位にアプローチできるか/負荷調整できるか
【やり方】
- バーベルを太もも前で持つ
- 背筋を伸ばし、股関節から前傾する
- 太もも裏が伸びる位置で止め、もとに戻る
| ケガのリスク | 高い傾向 |
| 実施できる場所 | ジム |
| 器具・設備 | バーベル |
| 負荷の調整 | 可能(バーベルの重量) |
【注意点】
- ひざは軽く曲げる
ひざは軽く曲げる


検証者:山本
股関節から曲げる感覚がつかみにくく、最初は腰に負担がかかりそうで不安でした。背中をまっすぐに保つ意識が難しく、フォーム維持に集中が必要です。
軽い重量で練習すると感覚がつかみやすいかもしれません。

監修者:おぜき
股関節主導の動きを習得するために、まずは軽負荷でトレーニングを行いましょう。
背中を丸めず、お尻を後ろに引くのがポイント。鏡でフォームを確認すると改善しやすくなります。
【その他、ハムストリングを鍛える足の筋トレ】
- ブルガリアンスクワット(自重)
- スプリットスクワット(自重)
- バックランジ(自重)
- シングルレッグデッドリフト(ダンベル)
- バーベルスクワット(バーベル)
内転筋を鍛える足の筋トレ
- ワイドスクワット
- サイドランジ
- レッグスクイーズ
ワイドスクワット
| 難易度 | ★★☆☆☆ |
| 続けやすさ(※1) | ★★★★★ |
| トレーニング効率(※2) | ★★★★☆ |
※1:続けやすさ = トレーニングができる場所の自由度/器具や設備の必要性
※2:トレーニング効率 = 複数部位にアプローチできるか/負荷調整できるか
【やり方】
- 足を肩幅より大きく開く
- つま先を少し外に向ける
- お尻を後ろに引くように腰を落とす
- かかとで床を押して立ち上がる
| ケガのリスク | 低い傾向 |
| 実施できる場所 | 自宅・ジム |
| 器具・設備 | 不要 |
| 負荷の調整 | 可能(しゃがむ深さ・足幅) |
【注意点】
- ひざが内側に入らない
- 背中を丸めない
ひざが内側に入らない

背中を丸めない


検証者:山本
通常のスクワットより内ももに効く感覚がありました。
足幅が広いぶん、ひざとつま先の向きを揃えるのがやや難しい印象です。フォームを意識しないと効きが変わると感じました。

監修者:おぜき
ひざとつま先を同じ方向に向けるようにすると、内ももにしっかり刺激が加わります。
足幅は無理に広げすぎず、自然にしゃがめる範囲で調整しましょう。フォーム重視で丁寧におこなうことが大切です。
サイドランジ
| 難易度 | ★★★☆☆ |
| 続けやすさ(※1) | ★★★★★ |
| トレーニング効率(※2) | ★★★★☆ |
- ※1:続けやすさ = トレーニングができる場所の自由度/器具や設備の必要性
- ※2:トレーニング効率 = 複数部位にアプローチできるか/負荷調整できる
【やり方】
- 脚を腰幅に開き、背筋を伸ばしながらまっすぐ立つ
- 片足を肩幅の1.5~2倍ほどを目安に真横に踏み出す
- ひざではなく股関節を曲げる意識で、横に出した脚のひざが90度になるまで、上体を下げる
※この際につま先とひざの向きは揃える - 反動を使わず元の位置へ戻る
| ケガのリスク | 低い傾向 |
| 実施できる場所 | 自宅・ジム |
| 器具・設備 | 不要 |
| 負荷の調整 | 可能(重心の深さ・動く速度) |
【注意点】
- しっかりと腰を落とす
- 横に出した脚のひざの角度は90度
しっかりと腰を落とす

横に出した脚のひざの角度は90度


検証者:山本
横に踏み込む動きに慣れておらず、バランスを取るのが難しかったです。
踏み込んだ側の股関節にしっかり効く感覚がありました。深くしゃがみすぎると不安定になりやすかったです。

監修者:おぜき
まずは浅めの可動域から始め、安定したフォームを覚えましょう。踏み込んだ側のお尻をしっかり引くと動きが安定します。無理に深く行わず、徐々に可動域を広げてください。
レッグスクイーズ
| 難易度 | ★☆☆☆☆ |
| 続けやすさ(※1) | ★★★★★ |
| トレーニング効率(※2) | ★★☆☆☆ |
- ※1:続けやすさ = トレーニングができる場所の自由度/器具や設備の必要性
- ※2:トレーニング効率 = 複数部位にアプローチできるか/負荷調整できるか
【やり方】
- 仰向けになり足裏全体を床につける
- 脚を腰幅に開く
- 腰幅よりも大きめのサイズのボール、もしくは2枚以上のバスタオルをひざで挟む
- 脚幅が腰幅になるまでひざを閉じる
| ケガのリスク | 低い傾向 |
| 実施できる場所 | 自宅・ジム |
| 器具・設備 | ボール・床マット |
| 負荷の調整 | 可能 |
【注意点】
- ひざの少し上の太ももの内側の間で挟む
ひざの少し上の太ももの内側の間で挟む


検証者:山本
シンプルな動きで、内ももにじんわり効く感覚がありました。
強く挟もうとすると力みやすく、うまく効かせるのが意外と難しかったです。姿勢を崩さないことも大切だと感じました。

監修者:おぜき
力任せに挟むのではなく、一定の力でじわっと収縮させることがポイントです。背筋を伸ばして姿勢を安定させると、内ももに効きやすくなります。
呼吸を止めずにおこなうことも意識しましょう。
【その他、ハムストリングを鍛える足の筋トレ】
- アダクション(マシン)
- ケーブルアダクション(マシン)
ふくらはぎを鍛える足の筋トレ
- カーフレイズ(自重)
- ワンレッグカーフレイズ(自重)
- シーテッドカーフレイズ(ダンベル)
カーフレイズ
| 難易度 | ★☆☆☆☆ |
| 続けやすさ(※1) | ★★★★★ |
| トレーニング効率(※2) | ★★★☆☆ |
- ※1:続けやすさ = トレーニングができる場所の自由度/器具や設備の必要性
- ※2:トレーニング効率 = 複数部位にアプローチできるか/負荷調整できるか
【やり方】
- 足を拳1つ分程度広げてまっすぐ立つ
- ゆっくりとかかとを上げ、つま先立ちになる
- 限界までかかとを上げ、つま先立ちを1秒程度キープする
- ゆっくりとかかとを下ろし、これを繰り返す
| ケガのリスク | 低い傾向 |
| 実施できる場所 | 自宅・ジム |
| 器具・設備 | 不要 |
| 負荷の調整 | 可能 |
【注意点】
- 下ろすときはかかとが床につかないようにする
下ろすときはかかとが床につかないようにする


検証者:山本
シンプルな動きですが、ゆっくりおこなうとふくらはぎにしっかり効くのを感じました。
回数を重ねると意外ときつく、反動を使いたくなります。かかとの上下を丁寧におこなうことが重要だと感じました。

監修者:おぜき
反動を使わず、かかとをしっかり下ろしてから持ち上げることがポイントです。可動域をフルに使うことで効果が高まります。
ワンレッグカーフレイズ
| 難易度 | ★★★☆☆ |
| 続けやすさ(※1) | ★★★★★ |
| トレーニング効率(※2) | ★★★★☆ |
- ※1:続けやすさ = トレーニングができる場所の自由度/器具や設備の必要性
- ※2:トレーニング効率 = 複数部位にアプローチできるか/負荷調整できるか
【やり方】
- 片脚で立ち、もう一方の脚は床から浮かせる
- 壁や手すりに軽く手を添え、バランスを取りながらおこなう
- かかとをゆっくり持ち上げ、つま先立ちになる
- ふくらはぎの収縮を感じたら、かかとをゆっくり下ろして元の位置に戻る
| ケガのリスク | 低い傾向 |
| 実施できる場所 | 自宅・ジム |
| 器具・設備 | 不要 |
| 負荷の調整 | 不可 |
【注意点】
- 足首が内側や外側に倒れないようにする
- かかとをしっかり上げ切る
足首が内側や外側に倒れないようにする

かかとをしっかり上げ切る


検証者:山本
片足になるだけで負荷が一気に上がり、バランスを取るのが難しかったです。
ふくらはぎへの効きは強いですが、安定性がないとやりづらく感じました。壁に手をつくとやりやすくなりました。

監修者:おぜき
最初は壁や手すりを使い、バランスを補助しながら行いましょう。動作を安定させることで筋肉への刺激が高まります。
無理に回数を増やさず、コントロールを優先してください。
シーテッドカーフレイズ
| 難易度 | ★☆☆☆☆ |
| 続けやすさ(※1) | ★★★☆☆ |
| トレーニング効率(※2) | ★★★☆☆ |
- ※1:続けやすさ = トレーニングができる場所の自由度/器具や設備の必要性
- ※2:トレーニング効率 = 複数部位にアプローチできるか/負荷調整できるか
【やり方】
- イスに背筋を伸ばして座る
- ひざの上にダンベルを乗せる
- かかとを上にあげて、1秒程度キープする
- かかとをゆっくりと下ろし、この動きを繰り返す
| ケガのリスク | 低い傾向 |
| 実施できる場所 | 自宅・ジム |
| 器具・設備 | 椅子 |
| 負荷の調整 | 不可 |
【注意点】
- 呼吸に気をつける
呼吸に気をつける


検証者:山本
座っておこなうため安定感があり、狙った部位に集中しやすかったです。
動きは簡単ですが、可動域を意識しないと効きが弱くなると感じました。ゆっくり動かすことで負荷を感じやすくなりました。

監修者:おぜき
かかとをしっかり下げてから持ち上げることで、ヒラメ筋への刺激が高まります。動作は一定のスピードで丁寧に行いましょう。可動域と収縮を意識することが大切です。
前脛骨筋を鍛える足の筋トレ
- トゥレイズ(自重)
- かかと歩き(自重)
トゥレイズ
| 難易度 | ★☆☆☆☆ |
| 続けやすさ(※1) | ★★★★★ |
| トレーニング効率(※2) | ★★★☆☆ |
- ※1:続けやすさ = トレーニングができる場所の自由度/器具や設備の必要性
- ※2:トレーニング効率 = 複数部位にアプローチできるか/負荷調整できるか
【やり方】
- 安定した椅子に深く腰掛ける
- 脚を床につけ、肩幅に開きます。 この時、足の裏全体が床につくように意識する
- ゆっくりとつま先を上げ、数秒間キープする
- ゆっくりとつま先を戻す
| ケガのリスク | 低い傾向 |
| 実施できる場所 | 自宅・ジム |
| 器具・設備 | 不要 |
| 負荷の調整 | 不可 |
【注意点】
- 上体が前後に揺れすぎないようにする
- 反動を使わず、ゆっくり動作する
- かかとが床から浮かないようにする
- つま先をしっかり上げ切る
上体が前後に揺れすぎないようにする

かかとが床から浮かないようにする

つま先をしっかり上げ切る


検証者:山本
つま先を持ち上げるだけのシンプルな動きですが、回数を重ねるとすねの前側がじわじわと疲れてきました。
普段あまり意識しない部位なので、最初は効いているのかわかりにくかったです。動き自体は簡単ですが、地味にきつく感じる種目でした。

監修者:おぜき
トゥレイズは前脛骨筋を鍛えるトレーニングで、歩行や姿勢の安定にも関わる重要な部位です。
刺激を感じにくい場合は、ゆっくりコントロールして動作することで負荷を高められます。可動域をしっかり確保し、反動を使わないことが効果を引き出すポイントです。
かかと歩き
| 難易度 | ★★☆☆☆ |
| 続けやすさ(※1) | ★★★★★ |
| トレーニング効率(※2) | ★★★☆☆ |
- ※1:続けやすさ = トレーニングができる場所の自由度/器具や設備の必要性
- ※2:トレーニング効率 = 複数部位にアプローチできるか/負荷調整できるか
【やり方】
- かかとだけで立つ。
- つま先は地面から離れないようにする。
- 背筋を伸ばし、視線は前方に向けたまま、かかとだけで歩く。
| ケガのリスク | 低い傾向 |
| 実施できる場所 | 自宅・ジム |
| 器具・設備 | 不要 |
| 負荷の調整 | 不可 |
【注意点】
- 歩幅は小さくゆっくりと歩くこと
歩幅は小さくゆっくりと歩くこと


検証者:山本
かかとだけで歩く動作は想像以上にバランスが取りづらく、すねにかなり負担がかかると感じました。
短い距離でも疲労感が強く、普段使っていない筋肉を使っている実感があります。見た目以上にハードで、継続するのが意外と大変でした。

監修者:おぜき
かかと歩きは前脛骨筋の持久力を高め、つまずき予防や歩行改善に役立つトレーニングです。
無理に長時間おこなう必要はなく、短い距離から徐々に慣らしていくことが大切です。姿勢を崩さず、つま先をしっかり持ち上げた状態を維持することで効果を最大化できます。
足底筋群を鍛える足の筋トレ
- タオルギャザー
- 足指グーチョキパー
タオルギャザー
| 難易度 | ★☆☆☆☆ |
| 続けやすさ(※1) | ★★★★★ |
| トレーニング効率(※2) | ★★☆☆☆ |
- ※1:続けやすさ = トレーニングができる場所の自由度/器具や設備の必要性
- ※2:トレーニング効率 = 複数部位にアプローチできるか/負荷調整できるか
【やり方】
- 床にタオルを敷き、椅子に座った状態で足をタオルの上に置く
- かかとは床につけたまま、足の指でタオルをたぐり寄せる
- 足の指で手前まで引き寄せたら、元の位置に戻して繰り返す
| ケガのリスク | 低い傾向 |
| 実施できる場所 | 自宅・ジム |
| 器具・設備 | 不要 |
| 負荷の調整 | 可能(タオルの厚み) |
【注意点】
- かかとが床についている
かかとが床についている


検証者:山本
足指でタオルを手前に引く動作は意外と難しく、最初は力が入りすぎてしまいました。足裏の筋肉を意識すると効きやすいと思います。自宅で気軽にできる点は便利です。

監修者:おぜき
力を入れすぎず、ゆっくり指を動かすことを意識しましょう。タオルの厚さや長さを調整するとやりやすくなります。継続することで足指や足裏の安定性が高まりますよ。
足指グーチョキパー
| 難易度 | ★☆☆☆☆ |
| 続けやすさ(※1) | ★★★★★ |
| トレーニング効率(※2) | ★★☆☆☆ |
- ※1:続けやすさ = トレーニングができる場所の自由度/器具や設備の必要性
- ※2:トレーニング効率 = 複数部位にアプローチできるか/負荷調整できるか
【やり方】
- 椅子に座るか床に座り、足裏を床につけた状態で姿勢を整える
- 足の指を丸めて「グー」を作る
- 親指を上げてほかの指を下げる、または親指だけ下げてほかの指を広げて「チョキ」を作
- 足の指全体を大きく広げて「パー」を作る
- それぞれの形をゆっくり繰り返す “
| ケガのリスク | 低い傾向 |
| 実施できる場所 | 自宅・ジム |
| 器具・設備 | 不要 |
| 負荷の調整 | 可能(座る・立つ) |
【注意点】
- できる範囲で大きく動かす
できる範囲で大きく動かす


検証者:山本
足指を開閉するだけですが、意外と指や足裏の筋肉に効く感覚があります。座ったままでもできるので手軽ですが、最初は指の動かし方に戸惑いました。

監修者:おぜき
無理に力を入れず、指の動きを丁寧におこなうことがポイントです。毎日少しずつ取り組むと、足指の柔軟性と筋力が向上します。座ったままでも十分効果が見込めますよ。
足のトレーニングをする際の注意点

足を鍛える際は、シューズ選びと靴紐の結び方がポイント。クッション性が高いシューズは、足の裏を使わなくても衝撃を和らげるようにできているため、足の裏が使いづらい。
理想は裸足だが、滑ってしまう場合は体操シューズのような、なるべくフラットで柔らかいシューズが適している。
また、靴紐をきつく結びすぎると、足の指が動かなくなる。普通のトレーニングではあまり脱げる心配がないので、足の指がしっかり動く程度に靴紐を結ぶのがよい。
靴のサイズはジャストサイズか、少しゆとりを持たせるのがおすすめ。ゆとりがないと足が横に開かず、指も開きづらくなる。
自宅で使える!足のトレーニングにおすすめの筋トレ器具

自宅で足を鍛えるときは、五本指ソックスがおすすめ。履くだけで指が開き、それぞれの指を独立して動かしやすくなる。トレーニング時だけでなく、日常的に履くのもよい。
また、体操シューズも足のトレーニングにはおすすめのグッズ。これらを組み合わせれば、自宅でできる種目も増える。スクワットで負荷が足りないと感じる場合は、ダンベルやケトルベルなどを用意するのもよい。
脚の筋トレに関するQ&A
座りながらできるおすすめの足のトレーニングは?
A. かかとを上げてふくらはぎを鍛える動きがおすすめ

監修者:おぜき
座った状態でふくらはぎを鍛えるトレーニングがおすすめです。座ったまま足の背伸びをする感じで、かかとを地面につけずに上に上げるとふくらはぎを使えます。デスクワーク中に気軽にできるほか、立つ必要がないため電車の中でも可能です。
ずっと同じポーズを維持するのではなく、気づいたときにやるのがおすすめ。休憩中など、スキマ時間に姿勢を正すようなイメージで実践してみてください。
足のトレーニングをすると足がつる。なぜ?
A. 普段使わない筋肉を使ったり、水分が不足したりするから

監修者:おぜき
足がつる原因として、足の裏など日頃使っていない筋肉を使うことが挙げられます。
また、水分不足もつりやすくなる原因。トレーニング中は15~20分に1回を目安に、こまめに水分を取るのがおすすめです。
足を速くする筋トレは?
A. 足だけでなく上半身との連動も必要

監修者:おぜき
足を速くするために足の筋肉をつけるという考えは、基本的には正しいといえます。車を速く走らせるためにエンジンを大きくするのと同じ考え方です。
ただし、足だけを鍛えればよいわけではありません。足につけた筋肉をしっかりコントロールできるかどうかは上半身や伝達神経も関わるため、総合的なトレーニングが必要です。





























































青山学院大学在学中の1988年から指導をスタート。指導歴30年で女優、役者、アイドル、女子アナ、ミスワールド日本代表モデル、プロサーファー、新体操選手などのスポーツ選手なども含め20000人超の指導を経験。2003年OZEKIパーソナルトレーナー養成スクール(現Shapesアカデミー)開設。2005年Shapes(現ShapesGirl)を東京渋谷に開設。メディア出演のほか、「腹凹は太もも運動でつくれる 1日3分週3日でOK!」(SBクリエイティブ)「5秒姿勢矯正ダイエット」(マガジンハウス)など多数の著書を執筆。