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女性が体脂肪を減らす方法は?年代別の減らし方・食事と運動方法

体脂肪率は、見た目や体重だけではわからない「身体の中身」を知る大切な指標。同じ体重でも体脂肪率が違えば、引き締まり方や健康状態は大きく変わる。

女性が体脂肪率を減らすには、まず年代別の平均・理想値を知り、数値を下げすぎない適切な目標をを設定することが大切。

この記事では、女性が脂肪を落としにくい理由をはじめとし、食事や運動別に体脂肪率を落とす方法を紹介する。

この記事の監修者

森 拓郎さん

ピラティス指導者・ボディワーカー
株式会社rinato / 合同会社フォレスト 代表取締役

足元から顔までを美しくする「ボディワーカー」として、運動だけに囚われない、様々な角度からボディメイクを提案する運動指導者。2014年「運動指導者が断言!ダイエットは運動1割、食事9割」が15万部のベストセラーとなり、トレーニング至上主義であるフィットネス業界に一石を投じ、ダイエットは食事改善こそが最も重要であると主張している。美脚など女性のボディラインを重視した、理論的でキメ細かい指導に定評があり、モデルや女優など身体を資本とされる女性を中心にピラティス、整体、美容矯正など足先から顔までのボディメイクを指導している。2020年にスタートしたオンライントレーニングが国内最大級の会員数になり、現在も拡大中。著書累計は100万部以上。SNS総フォロワー27万人以上。

この記事の検証者

神山 その香さん

学生時代は中高6年間陸上部に所属し中長距離を専門とし、昨年はフルマラソンを完走。現在は月1〜2回のランニングや自宅での腹筋・プランク・スクワットなどを中心に取り入れている。日常的に身体を動かす意識を持ちつつ、無理のない範囲で運動習慣を続けている。

目次

女性の体脂肪を減らす際の考え方

3キロぐらい痩せれば自分が変わると思っているため、体重を減らしたい人も多いだろう。

しかし、ボディメイクを見たりすると、筋肉がほとんどないにもかかわらず、体脂肪率が高いケースがある。その結果、痩せる前に筋肉を増やすために、食べる量を増やす必要があることも少なくない。そのため、体重よりも見た目で考えよう。

  • 女性は男性よりも体脂肪が落ちにくい
  • 「体重」ではなく「見た目」を変える
  • 女性らしい身体を作る「除脂肪」

女性は男性よりも体脂肪が落ちにくい

「夫と一緒にダイエットを始めたのに、夫だけすぐに痩せた」という経験はないだろうか。これには明確な理由が存在する。

  • 筋肉量の違い男性はもともと筋肉量が多く、基礎代謝が高いため、何もしなくても消費されるカロリーが多い。
  • ホルモンの働き女性ホルモン(エストロゲン)には、内臓脂肪をつきにくくする一方で、皮下脂肪(お尻や太もも)を蓄えようとする働きがある。これは女性の身体を守る大切な機能だが、ダイエットにおいては「落ちにくさ」の原因にもなる

だからこそ、女性は長期戦で考えることが重要である。「1ヵ月でマイナス5kg」といった無理な目標はリバウンドの元凶といえる。

「体重」ではなく「見た目」を変える

同じ身長・体重でも、「引き締まって見える人」と「ぽっちゃりして見える人」がいる。この違いは「体脂肪率」と「筋肉量」のバランス

脂肪は筋肉に比べて体積が大きい。同じ1kgでも脂肪のほうが大きく見えてしまうのである。食事制限だけで体重を落とし筋肉まで減らしてしまうと、体重は減っても体型が崩れてしまう「スキニーファット(隠れ肥満)」になるリスクがある。

女性らしい身体を作る「除脂肪」

目指すべきは「減量」ではなく「除脂肪(じょしぼう)」。体重の数字だけを減らすのではなく、筋肉量をできるだけ維持しながら、余分な体脂肪だけを落としていく。

筋肉が保たれることで基礎代謝の低下を防ぎやすくなり、引き締まった見た目にもつながる。数字の変化に一喜一憂するのではなく、身体の中身を整える意識を持つことが大切。

  • NG: 食べないで体重を減らす → 筋肉も脂肪も落ちる → 代謝が下がる → リバウンド
  • OK: 栄養を摂って動く → 筋肉維持・脂肪燃焼 → メリハリのある身体 → 太りにくい

検証者:神山

今まで「体重計の数字」ばかり気にして、食事を抜いてはリバウンドしていました……。「除脂肪」という考え方は初めて知りましたが、体重が変わらなくても見た目が変わればいいんだ、と思うと少し気が楽になります。

【年代別】体脂肪の減らし方

年代 減らし方 ポイント
20代 リバウンドしない土台作りをおこなう
  • 過度な食事制限で筋肉を減らしてしまう人が多い傾向に
  • 食事は抜かずにタンパク質を摂る
30代 代謝低下を防ぐために「スキマ時間」を活用する
  • ストレスによる暴飲暴食や、睡眠不足にも注意が必要
  • スキマ時間の「ながら運動」を積み重ねる
40代 背中を動かす運動を取り入れる
  • 基礎代謝がガクンと落ちる時期でとくに背中や二の腕にお肉がつきやすくなる
  • 自律神経を整えるために「湯船に浸かる」ことも大切
50代 閉経後の「内臓脂肪」増加に注意する
  • 皮下脂肪よりも「内臓脂肪」がつきやすくなる
  • 激しい運動よりも「ウォーキング」や「ヨガ」など、続けられる運動を習慣化する
60代 健康寿命を伸ばす「貯筋」をおこなう
  • 脂肪を落とすこと以上に「筋肉を減らさない(サルコペニア対策)」ことが大切

監修者:森

どの年代であっても遅すぎることはありません。今の自分の身体の状態を受け入れ、それに合ったケアをしてあげることが、一番の近道です。まずは今日できる小さなことから始めてみてくださいね。

▼体脂肪の落とし方について詳しく見る

体脂肪率を減らす方法は?年代別の減らし方や食事・運動方法も紹介

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【食事編】体脂肪率を減らす方法

「ダイエット=サラダと鶏むね肉だけ」という思い込みは捨てるべき。体脂肪を燃やすためには、実は「しっかり食べる」ことが必要。

ここでは、女性が体脂肪を落とす際におすすめの食事方法を紹介する。

  • PFCバランスを整える
  • 血糖値をコントロールする
  • タンパク質を摂取して筋肉の分解を防ぐ
  • 良質な脂質を選ぶ

PFCバランスを整える

カロリーも大切だが、それ以上に意識したいのがPFCバランス(三大栄養素の比率)。

  • P(Protein:タンパク質): 筋肉の材料。代謝維持に必須。
  • F(Fat:脂質): ホルモンの材料。質を選んで適量を。
  • C(Carbohydrate:炭水化物): 身体を動かすエネルギー。減らしすぎはNG。

体脂肪を減らしたい女性におすすめの黄金比率は以下の通り。

タンパク質 3 : 脂質 2 : 炭水化物 5

いつもの食事で、「ご飯を少し減らして(C)、その分お肉や魚(P)を増やす」くらいの感覚から始めるとよい。

監修者:森

一般的な食事は炭水化物や脂質が高くなりがちです。まずは毎食、手のひら一枚分のタンパク質(肉・魚・卵・大豆製品)があるかを確認しましょう。それだけで自然とバランスが整い、満足感も上がりますよ。

血糖値をコントロールする

食事をすると血糖値が上がるが、急激に上がると「インスリン」というホルモンが大量に分泌される。このインスリンには、余った糖を脂肪に変えて蓄える働きがある。

つまり、血糖値を急上昇させないことが、脂肪蓄積を防ぐカギとなる。

【太らない食べ方のアクションプラン】

  1. ベジファースト(食物繊維): まずは野菜、海藻、きのこ類から食べる。
  2. プロテインセカンド(タンパク質): 次にお肉や魚を食べる。
  3. カーボラスト(炭水化物): 最後にご飯やパンを食べる。

この順番を守るだけで、同じものを食べても脂肪のつき方が変わってくるものである。

検証者:神山

甘いものを控える=血糖値対策、くらいの認識しかありませんでしたが、実は食べる順番や組み合わせも大きく関係していると知ってびっくりしました。

血糖値が急上昇すると、眠気やイライラ、間食欲求にもつながると聞いて納得。ダイエットだけでなく、日中の集中力や気分の安定にも関わるなんて、もっと早く知りたかったポイントです。

タンパク質を摂取して筋肉の分解を防ぐ

「朝はパンとコーヒーだけ」という人は要注意。睡眠中に枯渇した栄養を補うため、朝こそタンパク質が必要

タンパク質が不足すると、身体は自分の筋肉を分解してエネルギーを作り出してしまう。

  • 朝: 卵料理、納豆、ヨーグルト、プロテイン
  • 昼: 定食スタイルのランチ(焼き魚、生姜焼きなど)
  • 夜: 刺し身、豆腐、脂身の少ないお肉

ここでWellulu編集部が、とくに大事な朝にタンパク質を摂取するタンパク質チャレンジを検証してみた。

▼タンパク質が摂取できる朝メニューに変更

検証者:神山

「運動していない日はそこまでタンパク質はいらないのでは?」と思っていたのですが、食事を抜いたり不足したりすると筋肉が分解されやすいと知って衝撃でした。

とくにに女性は筋肉量がもともと少ないので、意識して摂らないと減りやすいそう。体重だけでなく引き締まりをキープするためにも、毎食コツコツ摂ることが大切なんだと気づかされました。

良質な脂質を選ぶ

「脂質はダイエットの敵」と完全にカットするのは危険。脂質不足は肌の乾燥や生理不順、便秘の原因になる。

控えるべきは「酸化した油」や「トランス脂肪酸(お菓子や揚げ物)」。

積極的に摂りたいのは、オメガ3脂肪酸(青魚、えごま油、アマニ油)良質な植物油(オリーブオイル、アボカド)。これらは代謝をサポートし、血液をサラサラにしてくれる効果も期待できる。

【運動・筋トレ編】体脂肪率を減らす方法

運動するときに最優先すべきことは、筋肉を落とさないようにすること。家庭用の体脂肪計だと誤差が起きてしまい、運動しても変わっていないと思いがち。

しかし、体脂肪率が変わっていないと数値が出ても、変化が起きている可能性も。ここでは、女性が体脂肪を落とす際におすすめの運動方法を紹介する。

  • 有酸素運動と筋トレを組み合わせる
  • 大きな筋肉を動かして代謝を上げる
  • 日常生活の消費カロリーを増やす
  • ウォーキングの効果を最大化する

有酸素運動と筋トレを組み合わせる

ウォーキングなどの有酸素運動は脂肪燃焼に効果的だが、それだけでは筋肉が増えず、代謝も上がらない。最短ルートは、「筋トレで代謝を上げてから、有酸素運動で燃やす」という組み合わせがポイント。

  1. 筋トレ(無酸素運動) 成長ホルモンが出て、脂肪が分解されやすい状態になる。
  2. 有酸素運動 分解された脂肪がエネルギーとして消費される。

忙しい人は早歩きの有酸素運動と、30分から1時間程度の踏み台昇降がおすすめ。有酸素運動としては早歩き15分でも効果がある。早歩きは、少し喋るのはしんどいと思えるぐらいの強度になると、効果を得られる。

ここで実際にWellulu編集部が筋トレと有酸素運動が順番の違いで体感がどう変わるか検証してみた。

▼有酸素運動(早歩き15分)→筋トレ(スクワット10回×2)の順番でおこなう

▼筋トレ(スクワット10回×2)→有酸素運動(早歩き15分)の順番でおこなう

検証者:神山

「脂肪を落とすならとにかく有酸素運動」と思い込んでいましたが、筋トレを組み合わせることで効率がぐっと上がると知って驚きました。

走るだけよりも、筋肉をつけながら脂肪を燃やすほうがリバウンドしにくいと聞いたので、時間がない中でも、少しの筋トレをプラスするだけで体の変化が違うのは、忙しい女性にとってうれしいポイントだと感じました。

監修者:森

脂肪燃焼を目的とする場合、有酸素運動だけでなく筋力トレーニングを併用することで、基礎代謝の維持・向上が期待できます。筋肉量が増えると安静時の消費エネルギーも高まり、長期的に体脂肪をコントロールしやすくなります。

とくに女性は加齢とともに筋肉量が減少しやすいため、軽い負荷でも継続的に取り入れることが重要です。

▼自分にあった有酸素運動を知りたい人は以下の記事も参考にしてみて

有酸素運動とは?効果・種類・時間・組み合わせ例を紹介

この記事のまとめ 有酸素運動の前に「ストレッチ」と「スイッチ(軽い筋トレ)」を実施する。この2つを実施することで有酸素運動のパフォーマンスが大きく変わる。 ジョ.....

大きな筋肉を動かして代謝を上げる

効率よく代謝を上げるコツは、「大きな筋肉」を鍛えること。とくに下半身(お尻・太もも)と背中の筋肉を刺激する

とくに女性におすすめなのは「ワイドスクワット」。下半身の大きな筋肉をはじめ、内転筋にも効くトレーニング。

  • STEP 1: 足を肩幅の1.5倍〜2倍に広げ、つま先を外側に45度向ける。
  • STEP 2: 背筋を伸ばし、手を胸の前で組む。
  • STEP 3: お尻を真下に下ろすイメージで、太ももが床と平行になるまでゆっくり下がる(3秒かける)。
  • STEP 4: 内ももで床を押すようにして立ち上がる(2秒かける)。

監修者:森

ひざが内側に入らないように注意しましょう。回数よりも「どこの筋肉を使っているか」を意識するほうが効果的です。まずは1日15回×2セットから始めてみてくださいね。

検証者:神山

普通のスクワットよりも内ももにすごく効きました……! 3秒かけて下ろすのが意外とキツくて、5回目くらいでプルプルしてきます。でも、終わったあとにお尻がキュッと締まった感覚がありました。

日常生活の消費カロリーを増やす

「運動する時間がない」という人は、NEAT(ニート:非運動性熱産生)を増やすこと。これは、日常生活で消費されるエネルギーを指す。

  • エスカレーターではなく階段を使う
  • 電車では座らずにつま先立ちをする
  • 掃除機をかけるときに大きく身体を動かす
  • デスクワーク中は姿勢を正し、ドローイン(お腹を凹ませる)をする

これらを積み重ねるだけで、1日の消費カロリーは数百キロカロリー変わることも。「チリも積もれば脂肪も燃える」である。

ここではWellulu編集部が実際に1日を通してどれくらい消費カロリーを増やすことができるか検証してみた。

▼編集部員がNEATチャレンジ(きれいな姿勢を保つ)

▼編集部員がNEATチャレンジ(階段を使用する)

検証者:神山

運動しなきゃ…と構えてしまいがちですが、実は“日常の動き”の積み重ねも大きいと知って励まされました。エレベーターではなく階段を使う、こまめに立つなど、小さな行動でも差が出るのは驚き。完璧な運動習慣がなくても、意識次第で変えられると思うと、ハードルが一気に下がった気がします。

監修者:森

日常生活での身体活動(NEAT:非運動性熱産生)は、1日の総消費エネルギーに大きく影響します。特別な運動時間を確保できなくても、立つ・歩く・家事をこまめに行うなどの行動を増やすことで、消費量を底上げできます。継続可能な習慣づくりが、体重管理の安定につながります。

ウォーキングの効果を最大化する

もしウォーキングをするなら、ダラダラ歩くのではなく「少し息が弾むけれど、会話はできる」程度の速さを意識する。これが脂肪燃焼に最適な心拍数ゾーンである。

おすすめのタイミングは「筋トレ後」。血中の糖分が少ない状態で歩くことで、体脂肪が優先的にエネルギーとして使われやすくなる。なお、筋トレのあとに有酸素運動を30分以上すると、筋肉を増やす効果が弱まってしまうため、短時間で留めよう。

検証者:神山

ただ歩くだけで十分だと思っていましたが、姿勢や歩幅、腕の振り方で消費カロリーが変わると知ってびっくりしました。同じ30分でも歩き方で差が出るなんて、もったいないことをしていたかも…。

特別な道具がなくても、少し意識を変えるだけで効果を高められるのは、すぐ実践できそうだと感じました。

監修者:森

ウォーキングの効果を高めるためには、背筋を伸ばし、やや大股でテンポよく歩くことがポイントです。腕をしっかり振ることで上半身も使われ、消費エネルギーが増加します。

また、やや息が弾む程度の強度を意識すると脂肪燃焼効率も高まりやすくなります。正しいフォームを意識することで、安全かつ効果的に継続できます。

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【生活編】女性が体脂肪を減らす際に気をつけること

女性が体脂肪を減らすには、食事や運動だけでなく生活習慣の整え方も重要。とくに生理周期や睡眠、ストレス状態は脂肪のつきやすさに大きく影響する。

ここでは、無理なく続けながら効率よく体脂肪を減らすために、日常生活で意識したいポイントを紹介する。

  • 生理周期に合わせたダイエットスケジュールを組む
  • 7時間睡眠で成長ホルモンを分泌させる
  • ストレスを溜めない

生理周期に合わせたダイエットスケジュールを組む

生理前〜生理中は、身体が水分や栄養を溜め込もうとするため、体重が落ちにくくて当たり前。よく起こりがちな生理中に食欲が爆発してしまうのは、日ごろから食事制限がやり過ぎだったり、栄養が不足になっていたりするため。

爆発したときは、変に抑制しすぎないことがポイント。食べないことを前提にすると我慢できずに、コンビニで買えるものや家にあるもの、ストックしているもので食べて後悔してしまう。

食欲がある程度増えることを前提で、しっかりと健康的な食事をするほうがよい。食べ過ぎた場合は、次の生理前後に修正をかけよう。

  • 生理前 「現状維持できれば100点」と割り切る。
  • 生理後(卵胞期) 代謝が上がり、精神的にも安定する「ダイエット黄金期」。ここで運動強度を上げると効果的。

監修者:森

生理前の食欲やむくみはホルモンのせいですから、ご自身を責めないでくださいね。この時期は無理に減らそうとせず、ストレッチなどで血流を良くして、リラックスすることを優先しましょう。

7時間睡眠で成長ホルモンを分泌させる

「寝る子は育つ」と言うが、「寝る大人は痩せる」も真実である。

睡眠不足になると、食欲を増進させるホルモン(グレリン)が増え、食欲を抑えるホルモン(レプチン)が減ってしまう。7時間睡眠を目指し、脂肪分解を促す成長ホルモンをしっかり分泌させること。

ストレスを溜めない

ストレスを感じると分泌される「コルチゾール」というホルモンには、筋肉を分解し、脂肪を溜め込む作用がある。

「痩せなきゃ!」とストレスを溜めるのが一番の逆効果。好きな音楽を聴いたり、アロマを焚いたり、リラックスする時間もダイエットの一部と考える。

【年代別】女性の体脂肪率の平均

女性は妊娠・出産に備えて、男性よりも脂肪を蓄えやすい性質がある。そのため、数値を低くしすぎてもホルモンバランスを崩す原因に。

「モデルのような体型」を目指すなら20〜22%あたりが目標になるが、健康的な美しさを目指すなら、まずは「標準マイナス」の範囲を目指すのがおすすめ。

■女性の体脂肪率の目安(平均・理想)

年代 平均 理想(引き締まって見える) 痩せすぎ(健康リスク有)
20代 21〜27% 20〜23% 19%以下
30代 22〜28% 21〜24% 20%以下
40代 23〜29% 22〜25% 21%以下
50代 24〜30% 23〜26% 22%以下
60代以降 25〜31% 24〜27% 23%以下

参考:株式会社タニタ「体組成計の測定項目の見かたについて(体脂肪率判定表)

監修者:森

「20%を切りたい!」と意気込む方もいますが、女性の場合、体脂肪率が低すぎると生理が止まるなどの健康リスクがあります。まずはご自身の年代の「標準」の範囲内に収めること、そして余裕があれば「理想」の数値を目指すのが、健康的で美しい身体への近道ですよ。

▼女性の体脂肪率の平均について詳しく見る

女性の体脂肪率の平均は?年齢別での平均や理想値も紹介

そもそも体脂肪率とは? 体脂肪率とは? 体脂肪率の計算方法 体脂肪とは? 体脂肪とは、体内に蓄えられた脂肪の総称。食事から摂ったエネルギーが使い切れなかったとき.....

女性の体脂肪の減らし方に関するQ&A

サプリメントや漢方だけで体脂肪は減りますか?

A:「飲むだけ」で脂肪が消えることはないので食事制限や運動との組合せが必要

監修者:森

サプリメントや漢方薬(防風通聖散など)は、あくまで「代謝のサポート」や「便通改善」を目的としたものです。食事改善と運動という土台があって初めて効果を発揮します。

「これを飲んでいるから食べても大丈夫」と油断してしまうのが一番のリスクですので、あくまで補助的な役割として賢く活用しましょう。

筋トレをすると脚や腕が太くなりませんか?

A:女性はホルモンの関係で比較的ムキムキになりにくいので、むしろ引き締まる

監修者:森

筋肉を太く肥大させるには、テストステロンという男性ホルモンが必要ですが、女性はこの分泌量が男性の約20分の1しかありません。一般的なダイエット目的の筋トレでボディビルダーのように太くなることはまずありません。

むしろ、筋肉がつくことで垂れ下がった脂肪が持ち上げられ、見た目は細く引き締まって見えるようになりますよ。

お酒を飲みながらでも体脂肪は落とせる?

A:脂肪燃焼が後回しになるため、量は控えめにする必要がある

監修者:森

アルコールが体内に入ると、肝臓は「脂肪の分解」よりも「アルコールの解毒」を最優先で行います。つまり、飲んでいる間は脂肪燃焼がストップしてしまうのです。

完全に断つ必要はありませんが、「週に2日は休肝日を作る」「糖質の少ないハイボールや焼酎を選ぶ」などの工夫を取り入れ、飲み過ぎないようにコントロールしましょう。

効果が出るまでの期間はどのくらい?

A:見た目の変化を実感できるまで、早くて「2〜3ヵ月」が目安

監修者:森

脂肪の落ち方には順序があり、まずは「内臓脂肪」から落ち始め、その後に「皮下脂肪」が落ちていきます。そのため、体重などの数字には表れても、見た目の変化として現れるまでにはタイムラグがあります。

1〜2週間で諦めてしまうのはもったいないです。細胞が入れ替わる3ヵ月を目標に、焦らず継続していきましょう。

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