予防医学と臨床薬理を専門とする疫学者。2014年に博士(医学)を取得後、佐賀大学医学部社会医学講座予防医学分野助教。2018年から同大学医学部附属病院 臨床研究センター副センター長・特任准教授を経て2020年より現職。社会によりよい医療を届けるためのエビデンスの探求に、疫学的手法を用いて薬剤師視点で取り組んでいる。
【経歴】
名城大学 薬学部薬学科 卒業 | |
2015年11月-2018年3月 | 肥前精神医療センター 臨床研究部客員研究員 |
2014年4月-2018年5月 | 佐賀大学医学部医学科 社会医学講座予防医学分野 助教 |
2018年6月-2020年9月 | 佐賀大学医学部附属病院 臨床研究センター特任准教授(副センター長) |
2020年10月-現在※ | 佐賀大学医学部 教授(医学部附属病院 薬剤部長) |
2022年4月-現在※ | 佐賀大学医学部附属病院 病院長特別補佐(兼任) |
※2023/10/31時点
【受賞歴】
2004年10月 | 日本薬学会医療薬科学部会公募論文 優秀論文賞 |
2010年4月 | 医療薬学フォーラム 優秀ポスター賞 |
2011年3月 | 佐賀大学 学長賞 |
2013年3月 | 第19回日本行動医学会 学術総会 最優秀演題賞 |
2015年10月 | 第22回日本行動医学会学術総会 優秀演題賞 |
【所属】
日本疫学会/日本薬学会/日本医療薬学会/日本臨床薬理学会/日本睡眠学会/日本衛生学会/日本行動医学会
【資格】
医学博士/上級疫学専門家/臨床薬理学会指導薬剤師
【主な研究発表】
・約10万人の日本人を追跡したデータから明らかになる不眠症で睡眠薬を服用している人たちの死亡リスク
・尿中コルチゾール/コルチゾン比と自覚ストレス、および抑うつとの関連
・自覚ストレスと炎症マーカーとの関連に対するストレス防御因子の影響
・日本人一般住民における自覚ストレスおよび抑うつと遺伝子酸化損傷の関連
・ゲノムワイド関連解析によるストレス対処行動と遺伝子の関連
・自覚ストレスおよび対処行動のBMIとの関連
・日本多施設共同コーホート研究におけるゲノム予防医学
【メディア】
・佐賀大学と佐賀県、薬剤師の学び直しに力 専門性向上へ事業開始 地域包括ケア、がん医療に貢献 佐賀新聞 2023年4月24日
・【佐賀大学病院/佐賀県】薬局薬剤師の研修受入拡充‐資格者増で地域医療底上げ 薬事日報 2023年6月19日
・不眠症への睡眠薬で死亡リスク1.3倍に 日本人約10万人対象の多施設共同コホート研究 メディカルトリビューン(時事通信) 2022年10月19日