大学院時代よりコラーゲンやヒアルロン酸といった細胞外マトリックスの代謝異常を呈する病態の分子機構解明に取り組む中、皮脂腺研究を開始。皮脂産生細胞(脂腺細胞)の培養方法を確立した。現在、皮脂腺の分子機能解明とその異常症であるニキビ(痤瘡)や乾皮症の病態機構解明、心理的ストレスや薬物・環境ストレスの肌への影響など、皮脂と細胞外マトリックスの協調による皮膚の健康と美の追究に取り組む。日本香粧品学会、日本結合組織学会の理事。
【経歴】
1993年 – 1994年 | カンザス大学医学部 博士研究員 |
1994年 – 1997年 | 東京薬科大学薬学部 助手 |
1997年 – 2007年 | 東京薬科大学薬学部講師 |
2007年 – 2014年 | 東京薬科大学 薬学部 准教授 |
2014年 – 現在※ | 東京薬科大学 薬学部 教授 |
※2023/10/28時点
【所属】
日本香粧品学会/日本結合組織学会/日本研究皮膚科学会/日本皮膚科学会/日本フォトダーマトロジー学会/日本薬学会/日本生化学会
【資格】
薬剤師免許/日本コスメティック協会インストラクター
【主な研究発表】
特集 にきびに関連する皮膚病 Topics 痤瘡とストレス~皮脂腺のストレス応答機構~