運動疫学者。2011年に博士(障害科学)を取得(東北大学大学院 医学系研究科障害科学専攻)。同大学院医工学研究科・医学系研究科の助教等を経て、18年4月から同大学院医学系研究科講師、22年10月より准教授。これまで取り組んできた集団に対するエビデンスの創出に加え、現在、個人におけるベストエビデンスの創出を目指した研究を構想しつつ、疫学手法の普及・啓蒙活動にも奮闘中。
【経歴】
2011年4月 – 2012年3月 | 東北大学大学院 医工学研究科 健康維持増進医工学分野 教育研究支援者 |
2012年4月 – 2012年9月 | 東北大学大学院 医工学研究科 健康維持増進医工学分野 助教 |
2012年10月 – 2013年3月 | 東北大学大学院 工学研究科 技術部 助教 |
2013年4月 – 2018年3月 | 東北大学大学院 医工学研究科 健康維持増進医工学分野 助教 |
2018年4月 – 2022年9月 | 東北大学大学院 医学系研究科 運動学分野 講師 |
2022年10月 – 現在※ | 東北大学大学院 医学系研究科 運動学分野 准教授 |
※2023/10/28時点
【受賞歴】
2014年3月 | 第29回健康医科学研究助成(優秀賞) 東日本大震災発生前の座位時間および体力レベルが震災後のメンタルヘルスに与える影響 公益財団法人明治安田厚生事業団 |
2016年7月 | 第57回日本人間ドック学会学術大会(プレナリーセッション最優秀口頭発表賞), 新指標「握力体重比」は糖尿病発症を予測できる(共同発表) |
2017年6月 | 第20回日本運動疫学会学術総会(優秀賞) 妊娠前および妊娠中期の身体活動量と低出生体重との関連:コホート研究~子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)~(共同発表) |
2019年 | 優秀査読者賞 日本運動疫学会 |
2019年 | 安斎記念糖尿病研究奨励賞 艮陵医学振興会 |
2021年 | Gatorade Sports Science Institute Young Scholar Professional Development Award, European College of Sport Science (ECSS) 2021(共同発表) |
2022年 | 2022年度優秀論文賞 日本人女性における妊娠・出産・育児に伴う身体活動量の経時変化とその要因:エコチル調査宮城ユニットセンターによる追加調査 日本運動疫学会(責任著者) |
2022年 | Best Citation Award 2022 (Respiratory Investigation), Inhibitory effects of glycopyrronium, formoterol and budesonide on coronavirus HCoV-229E replication and cytokine production by primary cultures of human nasal and tracheal epithelial cells. Respir Investig 日本呼吸器学会(共同著者) |
2023年 | 優秀査読者賞 日本運動疫学会 |
【所属】
日本運動疫学会/日本体力医学会/日本疫学会/日本健康支援学会/日本体育・スポーツ・健康学会/アメリカスポーツ医学会
【主な研究発表】
・シニアのための「生き生き」講座 「週六〇分の筋トレ」が病気を遠ざける。
・認知度調査と全身持久力以外の体力の基準及び新たな分野の基準作成レビュー班の取り組み
・長期的な全身持久力の維持と糖尿病発症リスクとの関連