檜井 栄一

岐阜薬科大学薬理学研究室 教授
薬理学者。2003年金沢大学大学院を修了し、博士号(薬学)を取得。金沢大学薬学部・助手・准教授を経て、2019年より現職。岐阜大学大学院連合創薬医療情報研究科、東海国立大学機構One Medicine創薬シーズ開発育成研究教育拠点(COMIT)の教授も兼務。この間、チェコ国立科学アカデミー生理学研究所、ハーバード大学医学部・マサチュウセッツ総合病院、ベイラー医科大学、コロンビア大学でも研究活動に従事してきた。骨粗しょう症や変形性関節症などの運動器疾患に対する新しい予防法や治療法の開発を目指し、学生と日々研究活動に励んでいる。

【経歴】

1998年7月
– 1998年8月
チェコ国立科学アカデミー生理学研究所生理学部門研究員
2002年7月
– 2002年12月
ハーバード大学医学部・マサチュウセッツ総合病院内分泌部門研究員
2001年4月
– 2003年3月
 日本学術振興会特別研究員DC2
2003年4月
– 2004年3月
金沢大学薬学部助手
2004年4月
– 2006年3月
金沢大学大学院自然科学研究科助手
2006年4月
– 2006年6月
 ベイラー医科大学分子遺伝学部門博士研究員
2006年4月
– 2007年12月
日本学術振興会海外特別研究員
2006年7月
– 2009年4月
コロンビア大学遺伝発生学部門博士研究員
2009年5月
– 2019年6月
金沢大学医薬保健研究域准教授
2019年7月
– 現在
岐阜薬科大学薬学部教授
2019年10月
– 現在
岐阜大学大学院連合創薬医療情報研究科教授(兼務)
2021年11月
– 現在
JST次世代研究者挑戦的研究プログラム(SPRING)事業統括
2023年1月
– 現在
東海国立大学機構One Medicine創薬シーズ開発育成研究教育拠点(COMIT)教授(兼務)

※2023/10/31時点

【受賞歴】

2009年 平成21年度日本薬学会北陸支部学術奨励賞
2010年 ノボノルディスク成長発達研究賞2010
2012年 第27回日本薬理学会学術奨励賞
2012年 平成24年度日本薬学会奨励賞
2014年 平成26年度長寿科学振興財団長寿科学賞

【所属】

日本再生医療学会/日本骨代謝学会/日本薬理学会/日本薬学会

【資格】

薬剤師免許/第一種衛生管理者

【主な研究発表】

軟骨無形成症モデルマウスにおけるCDK8阻害剤の治療効果の検討

視床下部アミノ酸トランスポーターLAT1によるエネルギー・骨代謝調節

ERK5はSTAT3経路を介してグリオーマ幹細胞の幹細胞性および腫瘍発生能を制御する

【書籍情報】

書籍画像

骨恒常性維持における分岐鎖アミノ酸の役割

引用元:羊土社

【監修記事】

Wellulu Academy

アミノ酸の摂取が骨代謝に影響!破骨細胞とアミノ酸トランスポーター「LAT1」の関係【岐阜薬科大学・檜井教授】