体にいいお菓子を選びたいと思っても、「低糖質」「低カロリー」「無添加」といった表示が多く、何を基準に選べばよいか迷いやすい。この記事では、体にいいお菓子の考え方を整理したうえで、ダイエット・健康目的別の選び方、コンビニやスーパーで買いやすい市販のお菓子11選、食べ過ぎを防ぐ食べ方のコツまでわかりやすく紹介。罪悪感を減らしながら上手にお菓子を取り入れたい人は参考にしてみて。
この記事の監修者

荒井 名南さん
管理栄養士/健康食育ジュニアマスター/離乳食アドバイザー/フードスペシャリスト
この記事の検証者

吉田 健二さん
Wellulu編集部
現在は糖質を朝・昼に寄せるスタイルで食事管理を実践中。かつては炭水化物中心のメニューを選ぶことが多かったが、PFCバランスや主食・主菜・副菜の組み合わせを意識するようになり、無理のない範囲で体重コントロールに挑戦中。
低糖質・低カロリー・無添加は正解?体にいいお菓子とは?

体にいいお菓子の基準は「糖質・カロリー(kcal)を抑える」だけで完結しない。
血糖値の上がり方、タンパク質や食物繊維の有無、脂質の質、砂糖や甘味料、添加物と原材料のシンプルさまで含めた総合評価が判断軸になる。
- 摂取量に気をつけたい成分
- 低糖質お菓子の落とし穴
- 低カロリーお菓子の落とし穴
- 無添加お菓子の落とし穴

監修者:荒井
低糖質でも脂質が多い場合や、低カロリーでも甘味料が多用されていることもあります。また、どんなお菓子でも量や食べるタイミングが曖昧になると摂取量は増えやすくなります。間食も食事の一部と考え、なんとなくで食べない意識を持ちましょう。
摂取量に気をつけたい成分
体にいい設計でも、摂取量次第で負担が増える成分がある。糖質と脂質は合算のエネルギー(kcal)が増えやすく、食べ続けるほど総量が膨らむ。
砂糖や甘味料は味覚が強くなりやすく、満足感のハードルが上がる。添加物は一括で悪者扱いせず、加工度が高いほど種類が増えやすい。
摂取量に注意したい成分
| 成分 | 注意点 | 特に多いお菓子 |
| 糖質 | 血糖値が急上昇・急降下しやすく、眠気・集中力低下・強い空腹感につながる | 菓子パン、チョコレート、アイス、グミ、ケーキ |
| 脂質 | 糖質と組み合わさることでエネルギー密度が高く、少量でも摂取量が増えやすい | クッキー、ケーキ、スナック菓子、チョコレート |
| 添加物 | 加工度が高いほど種類が増え、食べやすさから過剰摂取につながりやすい | スナック菓子、加工菓子 |
| トランス脂肪酸 | マーガリン・ショートニング由来で、過剰摂取は健康リスクが指摘されている | クッキー、ビスケット、ドーナツ、スナック菓子 |
低糖質お菓子の落とし穴

検証者:吉田
「低糖質」と書いてあると、これなら多めに食べても大丈夫かな、と思ってしまいます。やはり注意点はありますか?

監修者:荒井
低糖質は一つの目安ですが、安心して量が増えてしまうのが落とし穴です。糖質を減らす代わりに脂質が多く使われている商品もあり、結果的に総kcalが高くなることがあります。

検証者:吉田
糖質が少なくてもカロリーが高くなるのは意外です。なぜそのようなことが起こるのでしょうか?

監修者:荒井
脂質は1gあたりのカロリーが高いため、糖質を減らしても脂質が多ければエネルギーは上がります。炭水化物だけに注目すると、全体のバランスを見落としやすいのです。

検証者:吉田
では、低糖質のお菓子を選ぶときは、どこを確認すればよいでしょうか?

監修者:荒井
脂質量と総kcal、原材料の並び順まで確認することが大切です。ただし医師から糖質制限を指示されている場合は、低糖質商品を選ぶことは適切な選択となります。目的に応じた判断が重要です。
低カロリーお菓子の落とし穴

検証者:吉田
「低カロリー」と書いてあると、量を気にせず食べてしまいます。それも落とし穴なのでしょうか?

監修者:荒井
そうですね。1個あたりが低kcalでも、複数個食べれば合計は簡単に増えます。また、カロリーが低い分、満腹感が得にくいこともあります。

検証者:吉田
確かに、食べたのにどこか物足りなくて、また手が伸びてしまうことがあります。

監修者:荒井
胃の重さは増しても、血糖値が十分に上がらないと脳は「満足」と判断しにくいのです。その結果、なんとなく足りない状態が続き、間食が重なりやすくなります。

検証者:吉田
では、低カロリー商品を選ぶときは何に気をつければよいですか?

監修者:荒井
低カロリー表示だけでなく、糖質量や甘味料の種類も確認しましょう。お菓子の話からは少し逸れますが、基本的には食事で適切に血糖値を上げることが基本です。そうすると、おやつ自体が不要になることもありますよ。
無添加お菓子の落とし穴

検証者:吉田
「無添加」と書いてあると、それだけで体にいいお菓子だと思って選んでいました。本当に安心していいのでしょうか?

監修者:荒井
無添加という表示は魅力的ですが、それだけで健康的とは言い切れません。添加物が少なくても、砂糖や脂質が多ければカロリーや糖質はしっかり含まれています。表示の一部だけで判断しないことが大切です。

検証者:吉田
最近は「〇〇不使用」といった表記も増えていますよね。違いはあるのでしょうか?

監修者:荒井
現在は「何を使用していないか」を明確に示す表示が主流です。無添加の定義は商品ごとに異なるため、何を入れていないのかを具体的に確認する必要があります。

検証者:吉田
添加物はやはり体に悪いものなのでしょうか?

監修者:荒井
日本で使用が認められている添加物は、安全性が確認されたものです。摂ること自体が悪というわけではありません。ただし量のバランスは大切です。無添加は判断材料の一つとして、全体を見て選びましょう。
【目的別】体にいいお菓子の選び方

- 【ダイエット目的】カロリーやGI値に注意する
- 【健康目的】添加物や原材料に注意する

監修者:荒井
目的別にチェック項目を分ける考え方は適切です。ダイエット目的であれば、糖質・カロリー・GIに加えて脂質量も確認すると、総エネルギーの管理がしやすくなります。特に脂質は1gあたりのカロリーが高いため、見落とさないことが大切です。
一方、健康目的では原材料や添加物の内容、食物繊維やタンパク質の有無、さらに塩分量にも目を向けるとよいでしょう。加えて、1回あたりの適量や食べるタイミングまで含めて考えると、より実践的な選び方になります。
【ダイエット目的】カロリーやGI値に注意する

ダイエット目的は「低糖質」単独で判断せず、カロリー(kcal)とGI値を同時に見る方法がおすすめ。糖質が少なくても脂質が多いとkcalが上がりやすく、逆に低カロリーでも糖質が多いと血糖の上下が起きやすい。
食物繊維やタンパク質が入ると満足感が出やすく、間食の総量が落ちやすい。主原料が小麦中心の商品は量が増えやすいため注意。
| 見るべき指標 | 注意点 |
| 糖質 | 低糖質表示だけで安心せず、脂質とのバランスや食後の満足感まで含めて確認する。 |
| カロリー | 1個あたりが低くても、複数食べるとkcalは簡単に積み上がるため総量を意識する。 |
| GI | 低GIでも食べ過ぎれば意味がなく、食物繊維やタンパク質と一緒に摂る工夫が重要。 |
| 脂質 | 脂質は1gあたりのカロリーが高いため、量が少なく見えても総kcalが増えやすい。 |

監修者:荒井
ダイエット目的でお菓子を選ぶ場合は、「低糖質」だけで判断しないことが大切です。糖質が少なくても脂質が多ければ総kcalは上がりますし、低カロリーでも糖質が多いと血糖値が上下しやすくなります。
そもそも量が多いと痩せにくいので、「1袋」ではなく「1回分」で考え、量を決めてから食べる意識が結果を左右します。
【健康目的】添加物や原材料に注意する

健康目的は原材料のシンプルさを優先し、添加物の種類が多い商品を避ける基準が扱いやすい。砂糖や甘味料が上位に並ぶと糖質が増えやすく、毎日の間食では負担が積み上がる。
また、食物繊維が入ると腸内環境の土台にもなりやすい。
| 見るべき指標 | 注意点 |
| 原材料 | 原材料表示が短く、砂糖や甘味料が後半にあるものを基準に選ぶ。 |
| 添加物 | 種類や数が多い商品は日常使いを避け、シンプルな配合を優先する。 |
| 食物繊維 | 含有されていると満足感が出やすく、腸内環境の土台づくりに役立つ。 |
| タンパク質 | 少量でも入っていると間食の食べ過ぎを防ぎやすい。 |
| 塩分 | 甘いお菓子でも塩分が含まれていることがあるため、栄養成分表示で量を確認する。 |

監修者:荒井
健康目的でお菓子を選ぶ場合は、まず血糖値の急上昇を防ぐ視点が重要です。砂糖や甘味料が原材料の上位に並んでいないかを確認し、原材料表示ができるだけシンプルなものを選びましょう。
添加物はすべてを避ける必要はありませんが、種類や数が多い商品は日常使いを控えるのが無難です。また、食物繊維やタンパク質が少量でも含まれていると満足感が得やすく、間食の総量を抑えやすくなります。塩分量もあわせて確認すると安心です。
コンビニやスーパーで買える体にいいお菓子11選
- ナッツ
- ゆで卵
- チーズ
- 和菓子(ようかんなど)
- するめ
- ヨーグルト(無糖・ギリシャヨーグルト)
- 干し芋
- プロテインバー
- オートミール系クッキー
- フルーツ・ドライフルーツ
- 高カカオチョコレート
ナッツ
| カロリー | 662kcal |
| タンパク質 | 19.1g |
| 脂質 | 58.6g |
| 炭水化物 | 18.1g |
| 食塩相当量 | 0.01g |
※各数値は100gの目安として記載

監修者:荒井
ナッツは定番のダイエット向け間食といえます。糖質が控えめになりやすく、噛む回数が増えることで満足感を得やすい点が強みです。
素焼きアーモンドや無塩のミックスナッツを選び、味付きや砂糖が入っているタイプは避けるのが安心です。カロリー(kcal)は高めになりやすいため、1回分を小袋や計量で固定すると、摂取量のブレを防ぎやすくなります。

検証者:吉田
ナッツは体にいいイメージだけで選んでいましたが、商品によって中身が全然違うんですね。素焼きタイプを少量ずつ食べるほうが、間食として安心感がありました。
ゆで卵
| カロリー | 65kcal |
| タンパク質 | 5.8g |
| 脂質 | 4.3g |
| 炭水化物 | 0.7g |
| 食塩相当量 | 0.6g |
※各数値は1個あたりの目安として記載

監修者:荒井
ゆで卵は、ダイエットや健康目的の間食として取り入れやすい食品です。良質なタンパク質が含まれており、よく噛んで食べることで満足感も得やすい点が特長です。
コンビニでも手軽に購入できるため、選択肢として扱いやすいです。また、温泉卵は消化吸収の面でやや優れているとされます。一方で、市販のゆで卵には塩分が加えられている場合があるため、食塩相当量は栄養成分表示で確認しておくと安心です。
チーズ
| カロリー | 37kcal |
| タンパク質 | 2.4g |
| 脂質 | 3.0g |
| 炭水化物 | 0.0-0.4g |
| 食塩相当量 | 0.35g |
※各数値は1個当たりの目安として記載

監修者:荒井
チーズ(個包装)は、糖質が少なく、小腹がすいたときの間食として取り入れやすい食品です。風味が豊かで満足感を得やすく、続けやすい点も魅力です。
基本的に保存性が高く扱いやすい一方、脂質は高めであるため食べ過ぎには注意が必要です。おやつとして選ぶ場合は、1回に食べる個数を決めておくと安心です。

検証者:吉田
原材料がシンプルで、塩分や添加物が過剰でないものを選ぶとよさそうです。糖質量は比較的低いため、脂質と食塩相当量を確認し、1回分を意識して取り入れるとバランスが取りやすくなりました。
和菓子(ようかんなど)
| カロリー | 151kcal |
| タンパク質 | 1.9g |
| 脂質 | 0.3g |
| 炭水化物 | 37.3g |
| 食塩相当量 | 0.01g |
※各数値は1本当あたりの目安として記載

監修者:荒井
和菓子は、どうしても甘いものが食べたいときの選択肢として活用しやすいお菓子です。洋菓子と比べてバターや生クリームを使わないものが多く、脂質が少ない点が特長です。ただし、主原料は砂糖やあん、もち米などで糖質は高めです。1回に食べる量を決めて楽しむのがおすすめです。
するめ
| カロリー | 49kcal |
| タンパク質 | 10.6g |
| 脂質 | 0.6g |
| 炭水化物 | 0.3g |
| 食塩相当量 | 1.0g |
※各数値は1袋(15g)あたりの目安として記載

監修者:荒井
するめは糖質がほとんど含まれず、タンパク質が豊富なおやつです。噛む回数が自然と増えるため満足感を得やすく、少量でも食べ応えがあります。
ダイエット中の間食として取り入れやすい一方で、塩分は高めになりやすいため食塩相当量の確認が欠かせません。食べ過ぎると塩分摂取が増えるため、量を決めて楽しむことが大切です。

検証者:吉田
無添加タイプや食塩不使用に近いものを選び、味付きや砂糖入りの商品は避けた方がよさそうです。
ヨーグルト(無糖・ギリシャヨーグルト)
| カロリー | 62kcal |
| タンパク質 | 3.4g |
| 脂質 | 3.0g |
| 炭水化物 | 5.3g |
| 食塩相当量 | 0.13g |
※各数値は100gの目安として記載

監修者:荒井
無糖ヨーグルトは、糖質を抑えながらタンパク質を補える間食として使いやすい選択肢です。より満足感を重視するならギリシャヨーグルトが向いており、タンパク質補給も兼ねられます。脂肪ゼロタイプは商品によって糖質がやや高い場合もあるため、栄養成分表示を確認しましょう。

検証者:吉田
甘いヨーグルトを選びがちでしたが、無糖やギリシャタイプのほうが意外と満足感がありました。ナッツを少し足すだけで間食としてちょうどよく、甘いお菓子を欲しにくくなった気がします。
干し芋
| カロリー | 111kcal |
| タンパク質 | 1.2g |
| 脂質 | 0.2g |
| 炭水化物 | 28.8g |
| 食塩相当量 | 0.02g |
※各数値は1袋(40g)あたりの目安として記載

監修者:荒井
干し芋は砂糖不使用でも自然な甘さがあり、原材料が「さつまいものみ」とシンプルな商品を選ぶのが基本です。ただし糖質は高めのため、ダイエット中は1回分を決め、食後や運動前後などエネルギーを使いやすい時間帯に取り入れるのがおすすめです。

検証者:吉田
つい手が止まらなくなるので、量を決めて食べるほうが自分には合っていると感じました。
プロテインバー
| カロリー | 226kcal |
| タンパク質 | 17.2g |
| 脂質 | 12.9g |
| 炭水化物 | 10.4g |
| 食塩相当量 | 0.37g |
※各数値は1本あたりの目安として記載

監修者:荒井
プロテインバーは、間食を単なるおやつではなく「補食」として活用したいときに便利な選択肢です。グラノーラタイプも満足感がありますが、低糖質表示でも意外に糖質が含まれる場合があるため、栄養成分表示で糖質とカロリーの両方を確認しましょう。
食物繊維入りでも1本までを目安にするのがおすすめです。

検証者:吉田
プロテインバーはお腹にたまるイメージでしたが、商品によって糖質やカロリーがかなり違うと感じました。補食として1本だけ決めて食べるほうが、間食が増えにくくて使いやすいです。
オートミール系クッキー
| カロリー | 240kcal |
| タンパク質 | 3.7g |
| 脂質 | 13g |
| 炭水化物 | 31g |
| 食塩相当量 | 0.26g |
※各数値は3個(54g)あたりの目安として記載

監修者:荒井
オートミール系クッキーは、クッキーを食べたい気持ちを満たしながら食物繊維を補いたいときに活用しやすい商品です。選ぶ際は、1袋あたりの糖質量と総kcalが把握しやすいものを基準にすると安心です。
オートミール入りでも砂糖や油脂が多い場合があるため、「低糖質」表示だけでなく栄養成分表示と内容量を確認し、小袋タイプで量を固定するのがおすすめです。

検証者:吉田
オートミール入りなら安心だと思っていましたが、クッキーはやっぱり中身次第なんですね。小袋タイプを選ぶと食べる量が決まりやすく、クッキー欲も無理なく満たせると感じました。
フルーツ・ドライフルーツ
| カロリー | 54kcal |
| タンパク質 | 0.6g |
| 脂質 | 0.1g |
| 炭水化物 | 13.7g |
| 食塩相当量 | 0g |
※各数値は100g(パイナップル)の目安として記載

監修者:荒井
砂糖不使用のドライフルーツを選ぶ場合は、原材料が果物のみで添加物が少ない商品を基準にすると安心です。砂糖を加えていなくても糖分は凝縮されていますので、1回分の量を決め、食物繊維が取れるタイプを少量で取り入れるのがおすすめです。

検証者:吉田
砂糖不使用ならいくらでも食べていいと思っていましたが、意外と甘くて量が増えやすいと感じました。少量でも満足感があるので、決めた量だけ食べるほうが間食としてちょうどよかったです。
高カカオチョコレート
| カロリー | 159kcal |
| タンパク質 | 2.4g |
| 脂質 | 9.9g |
| 炭水化物 | 16.4g |
| 食塩相当量 | 0.16g |
※各数値は1袋(30g)あたりの目安として記載

監修者:荒井
高カカオチョコレートを選ぶ場合は、砂糖量が比較的控えめで原材料表示がシンプルな商品を基準にすると安心です。カカオ比率が高いほど甘さは抑えられますが、脂質とカロリーは高くなりやすい点に注意が必要です。
原材料の並び順で砂糖の位置を確認し、1〜2枚など少量で区切って楽しむのがおすすめです。

検証者:吉田
高カカオは苦いイメージがありましたが、少量でも満足感がありました。甘いチョコをだらだら食べるより、量を決めて食べるほうが間食として管理しやすいと感じました。
摂取量や摂取時間が大切!お菓子の正しい食べ方

体にいいお菓子でも、摂取のルールが曖昧だと糖質・脂質・カロリー(kcal)が積み上がりやすい。罪悪感なく続けるには、間食を「量」と「時間」で管理し、食事の代わりに使う場面も決めておく設計が重要。ここでは、過剰摂取を防ぐための目安と、時間帯で失敗しにくい考え方を整理。
- 摂取量の目安
- 摂取時間

監修者:荒井
お菓子の正しい食べ方で大切なのは、「量」と「時間」を決めることです。どんなに糖質やカロリーを抑えた商品でも、食べる量やタイミングが曖昧だと結果的に摂取量は増えやすくなります。だらだら食べず、1回分をあらかじめ決めておくことが基本です。
また、なぜこの時間にお腹がすくのかを考えると、食生活全体の見直しにもつながります。ながら食べや袋から直接食べ続ける習慣は避け、一度手を止めて意識して味わうことが、間食量を抑えるポイントです。
摂取量の目安

摂取量は「1回分を固定」が基本。パッケージで区切れる小袋を選ぶか、皿に出して量を見える化するとブレが減る。糖質やkcalだけでなく、脂質が多いナッツやチョコレートは量が増えると総カロリーが跳ねやすい点に注意。スナック系は食塩が増えやすく、味の刺激で食べ続けやすい。食物繊維やタンパク質が入る間食ほど少量で満足しやすい。

監修者:荒井
摂取量で気を付けたいのは、「1回分を決めて食べること」です。ナッツやチョコレート、プロテインバーは栄養価が高い反面、量が増えるとカロリーや脂質が一気に上がりやすい食品です。小袋タイプを選ぶ、皿に出して食べるなど、量を“見える化”するだけでも過剰摂取は防ぎやすくなります。「体にいいから大丈夫」と考えるのではなく、「体にいいものほど適量を守る」という意識を持つことが大切です。
摂取時間

間食の時間は「食事と食事の間」に寄せると管理しやすい。空腹が強すぎる前に摂取すると食べ過ぎが起きにくく、次の食事の糖質・脂質の暴走も抑えやすい。夜遅い時間は総kcalが上積みされやすく、塩味系は食塩も増えやすい傾向。どうしても夜に食べたくなる場合は、量を小さくし、食物繊維が取れるタイプへ寄せて切り上げる。

監修者:荒井
間食の時間は、食事と食事の間に寄せるのが基本です。朝食前の強い空腹時は血糖値が急上昇しやすく、食べ過ぎにつながることがあります。いわゆる「3時のおやつ」は、昼食と夕食の間を補う意味では理にかなっています。一方、夜遅い時間は総kcalが上積みされやすいため注意が必要です。どうしても夜に空腹を感じる場合は、お菓子よりも脂質の少ないタンパク質(豆腐や少量のごはん入りの軽い食事など)に置き換えると負担を抑えやすくなります。
【Q&A】体にいいお菓子に関する悩み
- ポテトチップスみたいなスナック系でおすすめの菓子は?
- お菓子以外に間食としておすすめの食べ物は?
- 罪悪感なくいっぱい食べたいときのおすすめのお菓子は?
- 甘いものを控えたいときにおすすめのお菓子は?
- グルテンフリーのおすすめのお菓子は?
- 妊娠中に食べてはいけないお菓子は?
ポテトチップスみたいなスナック系でおすすめの菓子は?
A. 塩分と脂質が少なめで、量を区切りやすいもの

監修者:荒井
スナック欲は「塩味+食感」を求めていることが多いです。おすすめは無塩ナッツや素焼きの豆菓子、寒天ゼリーなど、添加物が増えにくく量を区切りやすい食品です。スナック菓子を選ぶ場合は、食塩と脂質が増えやすいことを前提に小袋で量を固定し、糖質とカロリーも確認しましょう。ポテトチップスの代わりを探すときも、味付けより“量の設計”を意識することが大切です。
お菓子以外に間食としておすすめの食べ物は?
A. 糖質が少なく、タンパク質が含まれているもの

監修者:荒井
間食は「空腹を落ち着かせる食品」を選ぶと失敗が減ります。無糖ヨーグルトやゆで卵、少量のチーズ、豆腐、枝豆などは糖質を抑えやすく、満足感が続きやすい食品です。食物繊維を足したい場合は、野菜スティックや海藻サラダ、果物を少量取り入れるのもよいでしょう。お菓子に寄せたいときは、砂糖や添加物が多い加工食品を避ける基準を持つことが有効です。
罪悪感なくいっぱい食べたいときのおすすめのお菓子は?
A. かさを意識しつつ、無理に我慢しすぎない

監修者:荒井
「いっぱい食べたい」と感じるときは、量で満足できる設計が必要です。寒天ゼリーや、砂糖不使用のドライフルーツを少量に無糖ヨーグルトを組み合わせる方法、野菜チップスを少量取り入れるなど、かさが出やすい組み合わせが扱いやすいです。一方で、チョコレートやクッキー、ナッツは少量でもカロリーや脂質が上がりやすく、量を増やす用途には向きません。糖質だけでなく、kcalの合計で線引きすることが大切です。
「食べちゃいけない」と思いながら食べると心に負荷がかかるので、無理に我慢せず、楽しく食べることも大切です。
甘いものを控えたいときにおすすめのお菓子は?
A. カカオチョコレートやナッツなど

監修者:荒井
甘いものを控えたいときは、味の刺激を弱めつつ満足感を確保する方針が合います。高カカオチョコレートを少量で区切る、無糖ヨーグルトに果物を少量合わせる、ナッツを小袋で固定するなどが定番です。砂糖不使用でも甘味料が強い商品は、甘さへの欲求が戻りやすい方もいるため、原材料表示で甘味料の有無を確認しましょう。糖質とカロリーの両方で管理することが安全です。
グルテンフリーのおすすめのお菓子は?
A. 米粉やオートミールを使ったお菓子

監修者:荒井
グルテンフリーは、小麦を避けたい方にとっての選択肢です。米粉クッキーや小麦不使用設計のオートミール系クッキー、寒天ゼリー、無糖ヨーグルト、ナッツなどは取り入れやすい食品です。ただし、グルテンフリーであっても砂糖や脂質、添加物が多ければ健康面のメリットは薄れやすくなります。小麦不使用の表示だけでなく、糖質やカロリー、原材料のシンプルさまで確認することが大切です。
妊娠中に食べてはいけないお菓子は?
A. アルコールやカフェイン入りの商品には気を付ける

監修者:荒井
妊娠中は「絶対NG」と考えるよりも、避けたいパターンを知っておくと判断しやすくなります。アルコール入りのお菓子は避ける前提で考えるのが安全です。カフェイン量が多いチョコレートやエナジー系素材も、摂り過ぎには注意が必要です。糖質や食塩が多いスナック、添加物が多い加工食品は、間食の回数が増えるほど負担が上がりやすくなります。体調に波がある時期ほど量を小さく区切り、医師の指示を最優先にしましょう。






















保育園での給食運営・食育指導の経験がある管理栄養士。しっかり食べながら、1年半で10kgのダイエットに成功した経験を生かし、ダイエット指導を行うほか、子どもの食や健康に関する記事の執筆や監修を行っています。
食品メーカーのサイトや雑誌に執筆記事多数掲載。「親子のしあわせごはん」をテーマに、「取り分け離乳食」や野菜を使った簡単レシピの開発、飲食店へのメニュー提供、商品開発なども行っています。千葉県出身、2児の母。