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ランニングでウェルビーイング体質に! Runtripなら、走るを仲間と一緒に続けられる

Runtrip

ウェルビーイングな暮らしには「適度な運動習慣」が欠かせない。しかし、「運動」と聞いた瞬間、「キツい」「ツラい」という言葉が頭をよぎる読者も多いことだろう。適度な運動を続けていくには、なるべく楽しく取り組み、そして楽しみを共有できる仲間の存在が心の支えとなる。

そんな仲間と一緒に運動を楽しみ、ともにウェルビーイングな体質へ自分を変えていけるアプリが『Runtrip』だ。ランナー同士の交流に特化したSNS機能を中心に無料で利用可能。誰でもランニングをはじめやすく、楽しく習慣化までサポートしてくれる。

『Runtrip』では、なぜ楽しくランニングを続けることができるのか。実際どんなウェルビーイングな変化が自分自身に起きるのか。株式会社ラントリップ代表の大森 英一郎さん、そして『Runtrip』ランナーの一人、青木 洋輔さんに話を聞いた。

「走ることが好き!」が共通の価値観。年齢や職業が多様なコミュニティ

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- 『Runtrip』の創業のきっかけを教えてください。

大森:私は第84回箱根駅伝(2008年)のランナーでした。4年生で箱根を走ることを目標に「千日のプラン」を立て、多い月で800kmほど練習で走っていました。一般受験で入学した私が憧れの箱根を走るには、徹底してストイックに鍛えていくしかなかったんです。

箱根を走りぬいた私は、「もう二度と走らない」と心に誓いました。クールダウンのジョグすらせず、そこから数年間は走ることと無縁の生活。タバコを吸って、酒を飲んで……。体型もずいぶんと変わりましたね。毎日カラダが重たくモヤがかかっている感じで、良くない習慣を続けていました。

それで私自身のダイエットも兼ねて、当時勤めていた地元横須賀の観光事業を手がける会社で働きながら、個人でランニング教室をはじめたのが創業のきっかけです。

そのランニング教室で、私がよく走っていたおすすめのコースを紹介するととても喜んでもらえたので、「もっといろいろな人にコースを紹介し、ランナー同士でつながりたい」と思い、2014年夏ごろから開発を開始。翌2015年の7月に正式ローンチしました。

- 『Runtrip』アプリにはどんな機能があるのですか?

Runtrip

大森:アプリには、ランニングとウォーキングの距離や時間が簡単に測れる「計測機能」、毎週50万回の「ナイスラン」が飛び交う「SNS機能」、全国7,000件以上のランニングコースを掲載する「コース検索機能」。

オフラインイベントの参加情報やデジタル完走証の発行ができる「イベント機能」、そのほか、ランニングに関するハウツー情報の掲載やGPS計測機能で走行距離を一元管理できる機能を導入しています。おかげさまで、現在約35万人のランナーにご利用いただいております。

- 『Runtrip』のランナーにはどのような人が多いですか?

大森:20代前半の女性もいれば、50~60代の男性もいますね。年齢や性別、ランニングのレベル別にはペルソナを絞ってはいなくて、ただ純粋に「ランニングが好きであるか」「これからランニングを好きになってもらえそうか」を大切にしています。

月に100km走る人もいれば、はじめて3km完走できたという人もいる、そんな多様性のあるコミュニティです。

オトナになって、こんな深い関係の友だちができるとは思わなかった

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- 青木さんが『Runtrip』に出会ったきっかけは?

青木:『Runtrip』と二子玉川公園のスターバックスがコラボした「Run & coffee」というイベントに参加したのが最初のきっかけです。みんなで等々力渓谷をゆったり5kmほど走って、ゴール後にスタバのコーヒーを楽しみながらお話をするというもの。

もともと私は、ホノルルマラソンのドキュメンタリー番組に感化されて29歳の時にランニングをスタート。横浜マラソンで人生初のフルマラソンを走ったのですが、燃え尽き症候群でその後、半年ほどまったく走らなかったんです。

その時は、いかにタイムを短くするかだけを考え、「歩いたら負けだ」くらいの気持ちでした。他のアプリも試してみましたが、他のメンバーの距離やタイムがランキングで表示されているのがプレッシャーで。

でも、『Runtrip』のイベントは無料で、ゆるく話しながらランニングしているようだったので「グループランってどんなものかな?」と思い、参加してみました。

- 『Runtrip』でみんなとランニングして、どのようなウェルビーイングな気づきがありましたか?

青木:ランニングって、一緒に走るだけで不思議と“初めましての人”とも距離がグッと近づくんです。

私は学生時代サッカーをやっていたのですが、チームスポーツだと敵チームとは仲良くなりませんよね。でも、ランニングは個人競技だから敵味方がない。だから、一気に人間関係が広がりました!

大森:ランニングは個人競技であるため、複数のコミュニティに同時に所属してもいいところが人間関係が広がりやすいポイントだと思います。

青木:確かに、そこがチームスポーツとの大きな違いですね。私自身、オトナになってこんなに深い関係の友人ができるとは思ってもみませんでした。

大森:今でも、『Runtrip』のランナー同士で継続して走られていますもんね。

青木:2017年からずっと。フルマラソンの翌日にも走るくらい、ランニングが習慣になりました!

朝ラン習慣で一日がポジティブに。ウェルビーイング感度が底上げ

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- 体調面やメンタル面のウェルビーイングな変化も教えてください。

青木:もともとネガティブな性格ではないのですが、よりポジティブになったと思います。特に、朝ランした日はとても体調がいいんです。

朝早起きして走れただけで、その日、一日“勝った感”がある(笑)。朝走ることが習慣になると、こんなにも一日をスカっと過ごせるのかと思いますね。

ランニングを始める前もそんなに体調は悪くないと思っていたのですが、走るようになってから「これまでは本調子ではなかったんだ」と。なんか年を重ねるごとにカラダの調子が良くなっている気がします。

大森:それ、わかる!!

青木:ランニングっておもしろいなって。日中の集中力も高まりますし。ベースの気分も前向きになって、生活全体のウェルビーイング感度がアップした気がします。

- ウェルビーイングには習慣化がとても重要と言われているのですが、『Runtrip』ではランニングを習慣化させるためにアプリ内で意識して設計していることはありますか?

Runtrip

大森:サービス全体の価値観として大事にしているのは、「数字至上主義」にならないようにすること。「継続何日目」や「速い人ランキング」のようなものは表示させないようにしています。

もちろん、速く走れる価値観を否定しているわけではありません。『Runtrip』内にも、速く走れる人や長距離を走っている人をリスペクトする空気もあります。ただ、人と比べてしまって、ランニングが苦しいものになってほしくはないのです。

私たちには誰しも“継続できない弱さがある”ことを認めたうえで、「三日坊主を続けていく」という価値観も大事だと思うんですね。

毎日やろうと思ったけど、三日目でダメだった。でもまた来週やろうと。それでも、月に数回走っていれば我々はランナーだと思うし、ランナーさんも続いている自分を誇りに感じてもらいたいです。

ランニングで自己肯定感が高まり、“なんかいい感じ!”な日が増える

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- お二人にとって、ウェルビーイングな状態とはなんですか?

青木:抽象的な表現ですけど、「なんかいい感じ!」と思える瞬間ですかね。いつも通りの生活をしているのに、「なんか今日はすごく気分がいい」と思えることってありますよね。

先ほどもお話ししたように、日々のランニングの習慣が「なんかいい感じ!」を感じやすい状態をつくっている。毎日出会えるわけではないですが、うん……そういう時はウェルビーイングを感じますね。

- 大森さんはいかがですか?

大森:私は「自己肯定感を持てる」「自分を好きになれる」状態がウェルビーイングだと思います。これだけSNSが普及した現代では、他人と自分の幸せを比較しやすい、すごく相対評価的な社会。「あの人より自分は幸せそうか」を誰しもが感じてしまいやすくなっています。

そのため、つい自己肯定感は下がる方向に向かいやすいと思うのですが、そんな今の世界の中で『自分を好きでいられる』ことは一番幸せなことです。

じゃあ、自分を好きでいるために何ができるかというと、一つの選択肢にランニングがあるんじゃないかなと。青木さんが先ほどお話しされていたように、朝ランをすることで、その日一日、自分をちょっと好きになれる。

めちゃくちゃ好きになれるか……というとそうではない。でも、“ちょっと”好きにはなれるんです。

ランニングは『いつでも・どこでも・誰でも』気軽に始められて、日々の自己肯定感を高めていくことができるので、ウェルビーイングな暮らしととても相性がいい。幸せな人を増やすツールとして、ランニングは社会的な価値があると思います。

- では最後に、心身の健康のためにランニングを始めたいけどまだ少し躊躇している人に何かメッセージをいただけますか?

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青木:『Runtrip』に出会う前は、ランニングは「キツい」「苦しい」「しんどい」というイメージでした。でも、『Runtrip』でみんなと楽しく励まし合って走ることで、ランニングに対する考え方が180度変わったんです。

だから、皆さんにもまず一度触れてほしい。接点はどこでもいいと思っています。登録しているランナーと一緒に走るところからでもいいですし、アプリ内で販売しているランニンググッズを購入するところからでもいい。

『Runtrip』のランナーは、走ることがホントに好きな人たちです。皆さんと新しい素敵な出会いが広がることを楽しみにしています!

大森:弊社は「もっと自由に、楽しく走れる世界へ。」をミッションに掲げ、これを叶えていきたいと前進しています。そのなかで新たに今年1月にリリースしたのが、「Runtripマイレージプログラム」です。

このプログラムでは、RuntripアプリやAppleWatchなどのウェアラブルデバイスで集計された走行距離がマイレージに変わり、無料カフェチケットやアイスクリーム、ランニングシューズなどのアイテムが当たる抽選に参加することができます。

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初めのうちは、このような特典を目当てに“お得になる”という観点で、まず『Runtrip』を始めてみてもいいと思いますよ。

『Runtrip』では、登録初日のランナーさんでもランニング記録を投稿すると平均100件ほど「ナイスラン!」とリアクションが返ってくるんですね。他のランナーからの共感や賞賛は走るモチベーションに繋がりやすいので、積極的に投稿してランナーさん同士でコミュニケーションされてみてください!

ランナーさん同士のつながりが増えて習慣化していくと、ランニングがあなたの人生をポジティブな方向に導いてくれると思います!

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大森 英一郎さん

株式会社ラントリップ 代表取締役

1985年生まれ。神奈川県横須賀市出身。第84回箱根駅伝出走経験を持つ箱根ランナー。2015年に株式会社ラントリップを創業。「もっと自由に、楽しく走れる世界へ。」をビジョンに年間400万人以上のランナーにリーチするサービスを運営。

青木 洋輔さん

『Runtrip』ランナー

7年前にランニングをはじめ、フルマラソン15回完走。ベストタイムは3時間18分。2021年からは友人と朝ランを楽しむランコミュニティ「GMRC(Good Morning Run Club/Culture)」なども立ち上げランニングを楽しんでいる。

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