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有酸素運動は毎日30分が目安!適切な時間・頻度・負荷などを紹介

比較的負担の軽い有酸素運動であれば毎日続けても問題はないが、ランニングのように負担が大きい種目は休息期間を設ける必要がある。とはいえ、がんばって毎日続けなくても、適切な方法でおこなうことで、効果は十分期待できる。

この記事では、有酸素運動を毎日続けるメリット・デメリット、毎日でも続けやすい種目や継続するコツを紹介。

この記事の監修者

青山 剛さん

トライアスロン元日本代表/プロフェッショナルコーチ

1974年東京生まれ。千葉県立八千代高校から日本体育大学に進み、トライアスロン競技をスタート。在学中よりプロ活動を開始して世界中を転戦。25歳からコーチに転身し、2004年アテネ五輪では、女子トライアスロン選手を日本代表に送り出した。

その後、パーソナルコーチングシステム「TeamAOYAMA 」を立ち上げ、アスリートから一般社会人、学生、子ども、シニア、タレント、財界人などへ幅広く「正しい走り方」を中心に運動指導を行っている。

現在は企業での健康経営や健康寿命延伸セミナーのオファーが多く、子どもの発育発達を促進する「スイッチマン体操教室」も全国の学校や保育園で開催している。著書は度々部門別ベストセラーを獲得中。詳しくは青山剛公式HPで紹介。

この記事の検証者

山田 しおりさん

フィットネスクラブで身体を動かす習慣はあったものの、きちんと身体に合った方法で運動できているか不安になり、2023年からパーソナルトレーニングに定期的に通い始める。 仕事が忙しい時期はとくに運動不足気味のため、歩いて移動できる場所は電車やバスは使わないように心がけている。

目次

有酸素運動を毎日やると逆効果になる?

  • 毎日のランニングは避ける
  • 毎日続けないと痩せない(効果がない)ことはない

毎日のランニングは避ける

ランニングのように負担が大きい種目を毎日やる(慣れていない人が)のはケガのリスクが高いので、週1~3回くらいを目安に取り組むようにしよう。

逆にウォーキングやスイミング、サイクリングのように比較的負担が少ないものは、毎日続けても大丈夫。

種目 特徴・身体への負担
ランニング
  • 消費カロリーも大きいが、身体への負担も大きい 
  • ランニングに慣れていない人は、毎日やらない
  • ウォーキング
  • スイミング
  • サイクリング
  • ランニングと比較すると負担が少ない
  • 毎日続けても大丈夫。毎日じゃなくても効果は期待できる

とはいえ、絶対に毎日続けないといけないわけではない。最初からハードルを高くしすぎると挫折する可能性も高くなるので、無理のないペースから始めるようにしよう。

監修者:青山

毎日継続することは大事ですが、ただ続ければいいというわけではありません。

ストレッチ・スイッチをしっかりおこない、効果的に脂肪燃焼ができる身体をつくっておくことが非常に重要です。

毎日続けないと痩せない(効果がない)ことはない

適切な運動強度を設定して、効率的に脂肪燃焼できる状態をつくっておけば、毎日じゃなくても健康的に痩せることは可能。

【基本的な変化の目安】

  • 週1で維持
  • 週2で変化
  • 週3以上で劇的な変化

仕事で忙しくてなかなか時間が取れない人は「エスカレーター(エレベーター)ではなく、階段を使う」「一駅分歩く」など、日常生活の中に歩く習慣を取り入れ、休日に運動時間を確保するのも1つの方法。

監修者:青山

週1で現状維持と聞くと地味な感じがしますが、年齢を重ねるごとに維持の重要性は増してきます。

最初から週3以上を目指さなくても、週1から始めて時間に余裕ができたり、楽しさを感じられるようになったら回数を増やしていくのも1つの方法です。

検証者:山田

エスカレーターではなく階段を使うことを続けるだけでも、移動が多い日はいい感じの運動量になります。

慣れてくると何も考えずに階段を使うようになるので、日頃の習慣が重要ということがよく分かります。

軽度の有酸素運動を毎日おこなう効果

軽度の有酸素運動を毎日続けることで期待できる効果は以下の通り。

【有酸素運動のおもな効果】

  • ストレス解消になりメンタルヘルス改善が期待できる
  • 基礎代謝が向上して痩せやすい体質になる
  • 心肺機能が強化されてスタミナが向上する
  • 血圧や血糖値が安定し生活習慣病予防につながる
  • 睡眠の質が改善されて疲労回復力がアップする

重要なのは、自身のレベルに合った運動強度を設定すること。普段から運動をしていない人であれば軽めの負荷でも効果は期待できるが、運動をしている人の場合、軽い負荷では効果は期待できない。

たとえば、運動習慣がない人は、軽い負荷でもいいのである程度の時間を続けることを意識してみよう。

【毎日30分~】有酸素運動を続ける場合の目安

  • 最初にストレッチとスイッチをする
  • 残りの時間を有酸素運動にあてる

最初にストレッチとスイッチをする

運動をするための身体づくりにストレッチは非常に重要ストレッチを継続することで身体の可動域や柔軟性が向上し、フォームの安定やケガのリスク軽減につながる。

ストレッチで身体をほぐしたら、次はスイッチ(軽い筋トレ)で筋肉に刺激を与える。

これにより、身体を動かすための土台が整うので、有酸素運動のパフォーマンスが向上し、より効果を感じやすくなる。

【ストレッチ・スイッチの重要性】

  • ケガのリスクが軽減する
  • 身体の柔軟性や可動域が向上する
  • 運動パフォーマンスが向上する
  • 基礎代謝が向上する
  • ウォーミングアップになる

残りの時間を有酸素運動にあてる

ストレッチとスイッチで身体の状態を整えたら、残りの時間を有酸素運動に当てよう。

目標や目的によって目安の時間は異なるが、脂肪が安定して燃え始めるまでに20分くらいかかるので、20分以上は取り組むようにしよう。

また、運動開始直後は負荷やペースに慣れていないため、最初の11〜13分くらいは苦しい(デッドポイント)が、ここを乗り越えると呼吸や心拍が安定して(セカンドウィンド)、楽に続けられるようになる(ステディーステート)

身体を動かすベースを整えるストレッチ

身体の柔軟性向上やケガの防止にストレッチは重要。毎日続けることで可動域も広がり、身体を動かすベースを整ってくる。

  • 肩の前と胸のストレッチ1
  • 肩の前と胸のストレッチ2
  • 肩横のストレッチ
  • 首横のストレッチ
  • ふくらはぎの上を伸ばすストレッチ
  • もも裏のストレッチ
  • もも前(左右)のストレッチ
  • 股関節・もも内側のストレッチ
  • お尻のストレッチ
  • 腰をひねるストレッチ

肩の前と胸のストレッチ1

【やり方】

  1. 両手を後ろに組む
  2. 腕を後ろに伸ばす
  3. 肩の前と胸が伸びているか確認し、そのまま15~20秒キープ

監修者:青山

肩甲骨を中心に寄せるイメージで両腕を後ろに引きましょう。

肩の前と胸のストレッチ2

【やり方】

  1. 両手を後ろに組む
  2. 腕を後ろに伸ばす
  3. 腕を伸ばした状態をキープしたまま、身体を前に倒す
  4. そのまま15~20秒キープ

監修者:青山

ゆっくりと呼吸を止めずに腕を前に倒して行きましょう。

胸、背中、お尻、腿の裏など、走る上で大切な体の裏側を伸ばすことができます。

肩横のストレッチ

【やり方】

  1. 片方の腕を顔の前に持ってくる
  2. 逆の腕をひじに当てる
  3. 腕を手前に引き、肩の横を伸ばす
  4. そのまま15~20秒キープ
  5. 反対側も同様におこなう

監修者:青山

しっかりとひじを引き寄せるようにします。

首横のストレッチ

【やり方】

  1. 側頭部に手を当てて、腕の重みで真横に引く
    ※腕の重みだけで引く
  2. 逆の腕を斜め後方に引っ張る
  3. 内側と外側、交互にひねる
  4. 15~20秒目安におこなう
  5. 反対側も同様におこなう

監修者:青山

強く引くと首を痛める恐れがあるので、腕の重みだけで引くようにしてください。

その代わり逆の手はしっかり捻りましょう。

ふくらはぎの上を伸ばすストレッチ

【やり方】

  1. 両足裏を地面につけたまま、お尻を上げて両手を前につく
  2. 片方のひざを伸ばしてもう片方の脚に乗せる
  3. そのまま15~20秒キープ
  4. 反対側も同様におこなう

監修者:青山

地面についているほうの足は、かかとを床にゆっくり近づけていきましょう。

もも裏のストレッチ

【やり方】

  1. 座って片脚を伸ばし、もう片方の足は折りたたむ
  2. 伸ばした脚と同じ手でつま先を引きながらカラダを前に倒す
  3. そのまま15~20秒キープ
  4. 反対側も同様におこなう

監修者:青山

ひざは曲げないように意識しながら、つま先を掴んでください。つま先に届かない場合はすねを持つようにしましょう。

もも前(左右)のストレッチ

【やり方】

  1. 座って片脚をお尻の横に折りたたむ
  2. 身体を後ろへ倒す
  3. そのまま15~20秒キープ
  4. 反対側も同様におこなう

監修者:青山

ももの前側が硬いと、膝痛の原因にもなりますので、しっかり伸ばしておきましょう。

 

股関節・もも内側のストレッチ

【やり方】

  1. 脚を前後に大きく開く
  2. 前の脚の角度は約90度に保つ
  3. 胸を開き、股関節を下へ押しつけるように腰を落とす
  4. そのまま15~20秒キープ
  5. 反対側も同様におこなう

監修者:青山

胸を開いて、股関節をぐっと落とすイメージで腰を落とすのがポイントです。

 

お尻のストレッチ

【やり方】

  1. ひざを立てて座り、後ろに手をつく
  2. お尻を上げて片方の足をもう片方のひざに乗せる
  3. お尻を下ろし、胸を開いた状態で前の脚に近づける
  4. そのまま15~20秒キープ
  5. 反対側も同様におこなう

監修者:青山

伸ばしているお尻やお尻の付け根は走る上でアクセルとなります。

しっかり走る前には伸ばしておきましょう。

腰をひねるストレッチ

【やり方】

  1. 腕を組んだ状態で座る
  2. 上に組んだほうのひざを立てる
  3. 反対側のひざで、立てたひざを押して腰をひねる

※反対側も同様に

監修者:青山

腰が硬いと体幹を使って上手く走ることが出来ませんので、

左右しっかりと捻って伸ばしましょう。

有酸素運動の効果を高めるスイッチ

有酸素運動の前に身体に軽い刺激を与えることで、脂肪が燃焼しやすい状態を作ることができ、トレーニング効率も高まる。

  • 上体起こし腹筋
  • お尻背筋
  • カーフレイズ(かかと上げ)
  • ひざ曲げスクワット
  • お尻突き出しスクワット
  • 腕を前後に振る

上体起こし腹筋

【やり方】

  1. ひざを曲げた状態で仰向けに寝る
  2. 両手をひざあたりにセットする
  3. 両手を大腿に沿わせながら、8カウントを数えながら上体をゆっくり起こす
  4. 背骨を1つずつ床につけるイメージで4カウントを数えながらゆっくり身体を下ろす
  5. 10回繰り返す

監修者:青山

刺激している腹直筋は姿勢保持や腕振りの動力を骨盤に伝える大切な筋肉です。

上手くできない場合は、足を遠くにセットすると負荷が下がります。クッションやタオルを腰に当てるのも1つの方法です。

 

お尻背筋

【やり方】

  1. 仰向けに寝る(あごもしっかり床につける)
  2. お尻にしっかりと力を入れる 
    ※お尻に力を入れることで自然と足が上がる
  3. 足をゆっくり下ろす
  4. 20回繰り返す

監修者:青山

あごは地面につけた状態でおこないます。お尻に力が入っているかわからない場合は指で押さえながらやってみましょう。お尻に力が入った結果、足が上がるようにすることによって、アクセルのお尻で体を運ぶことが出来ます。

 

カーフレイズ(かかと上げ)

【やり方】

  1. 脚を肩幅(こぶし2個分)に開いて立つ
  2. 親指に乗るようにかかとをゆっくり上げる
  3. ゆっくりかかとを下ろす
  4. 20回繰り返す

監修者:青山

走る時にしっかりと親指に重心が乗るようにするクセ付けです。

かかとを上げたときに親指の付け根に体重を乗せるようにしましょう。体重が小指側に乗るとつま先が外側にズレやすくなります。

 

ひざ曲げスクワット

【やり方】

  1. 脚を肩幅(こぶし2個分)に開いて立つ
  2. つま先の方向に膝を曲げ、また戻す。
  3. 20回繰り返す
    ※ひざを曲げたときにつま先が隠れているか、初めに確認してから行う。

監修者:青山

つま先とひざの位置が揃っていることが重要です。ひざが内側や外側に曲がらないようにしましょう。走る時に揃うようにするクセづけです。

 

お尻突き出しスクワット

【やり方】

  1. 脚を肩幅(こぶし2個分)に開いて立つ
  2. 股関節に手を当てる
  3. 勢いよくお尻を後ろに突き出す
  4. 素早くもとの姿勢に戻る
  5. 20回繰り返す

監修者:青山

目線はまっすぐよりやや上あたりに合わせて、お尻を突き出したときにひざが前に出ないようにしましょう。お尻の下あたりを刺激します。走る時に一番大事なアクセルの場所です。

 

腕を前後に振る

【やり方】

  1. 脚を肩幅(こぶし2個分)に開いて立つ
  2. 腕を指先までまっすぐ伸ばす
  3. 両腕を交互に大きく振る
  4. 30回、下を向かずに繰り返す

監修者:青山

これは肩甲骨のスイッチです。ひじを曲げ伸ばしすると、肩甲骨があまり動かないので、腕は指先まで伸ばした状態で、肩幅より広げないように意識しながら腕を大きく振りましょう。

 

【室外種目】毎日でも続けやすい有酸素運動

ウォーキング・ソロージョギング・自転車は外でおこなう有酸素運動として、毎日でも続けやすい。普段から運動をしていない人は、20分間早歩きをするだけでも、かなり運動になるので、無理のないレベルからスタートしてみよう。

  • ウォーキング
  • スロージョギング
  • 自転車

ウォーキング

運動習慣がない人でも始めやすいのがウォーキング。ウォーキングの速度の目安は1km:10~12分で、できれば最初は20分程度を目安に取り組んでみよう。

忙しくて時間が取れない日は、ストレッチとスイッチに時間を使い、休日に時間を確保するのも1つの方法。

検証者:山田

息が上がるほどきつくはなく、身体が軽く温まるような負荷でした。運動というよりも、少し速めに歩く散歩という感覚に近く、体力に自信がなくても取り組みやすいと感じます。

特別な準備もいらず、通勤や買い物のついでにも取り入れやすいので、毎日続けるハードルはかなり低いと思いました。時間を決めて歩く日と、移動のついでに少し多めに歩く日をつくるなど、生活の中に自然に組み込めそうです。

スロージョギング

ウォーキングに慣れた人の第2ステップとしておすすめなのがスロージョギング。速度の目安は1km 8~10分で、とにかくゆっくり走ることを意識しよう。

速度を上げたからといって脂肪燃焼の効果が高くなるわけではなく、速く走れば走るほどケガのリスクも高まる。運動初心者の場合、速く走るメリットはないと認識して大丈夫。

検証者:山田

実際にやってみるとウォーキングよりも少し息が上がり、軽く汗ばむ程度の負荷を感じました。ただ、全力で走るわけではないので苦しさは少なく、運動が苦手な人でも続けられる印象です。

ウォーキングより運動している実感はありつつ、無理なく続けられそうな強度だと感じます。短い時間でも身体がすっきりする感じがあり、気分転換にも良さそう。毎日でも続けやすそうだと感じました。

自転車

自転車で有酸素運動をおこなう場合、専用の自転車を用意する必要はなくシティサイクル(ママチャリ)でも十分トレーニングになる。

ストレッチやスイッチと組み合わせることで、普段の通勤や通学、買い物の移動も効果的な運動になる。ランニングより負担も少ないため、ウォーキングやスロージョギングと組み合わせて毎日おこなうと、より効果的。

監修者:青山

自転車を漕ぐときのコツとして、以下の2点を意識してみましょう。

1.ハンドルをしっかり引く
2.ペダルの中心に母指球がくる(かかとよりにならないように足を置く)
※脚ではなく体幹の力でペダルを回すことができる

【室内種目】ジムでの有酸素運動は毎日続けても問題ない?

トレッドミルやエアロバイクはランニングやサイクリングとは別物として考え、外で運動をするのが難しい場合の代用種目として位置づけよう。

トレッドミル 悪天候時の代用種目として活用
エアロバイク 悪天候時の代用種目として活用
 プール
  • 毎日続けても大丈夫
  • 腰やひざへの負担が少ない

トレッドミル

トレッドミルをメイン種目として取り入れるというよりは、悪天候時の代用種目として位置づけよう。

ある程度ランニングに慣れている人がやる分には問題ないが、正しいフォームを身につける前にやってしまうと、足が後ろに流れてしまい、踏み込みが甘くなってしまう。

また、ランニングで重要な重心移動を身につける妨げにもなるので、ランニング初心者の人がいきなり使用するのはおすすめしない。

監修者:青山

ランニングと同様に負担がかかる種目なので、以下のポイントに沿って、できるだけ負担を軽くして走るようにしましょう。

・傾斜をつけない
・トレッドミルの速度をできるだけ遅くする
・ゆっくり走る

検証者:山田

疲れてきても、一定のスピードでベルトが動き続けるため、屋外で走るのとは少し感覚が違う印象で、姿勢が前のめりになったり、足の運びが雑になったりすることがあり、フォームが崩れやすいと感じました。

また、傾斜をつけると一気に負荷が上がり、初心者には少しハードルが高いと感じました。

エアロバイク

エアロバイクはジム内での有酸素運動として気軽に実施しやすいものの、トレッドミルと同様に、外で運動ができないときの代用として取り入れるようにしよう。

また、最初にサドルの位置や高さを合わせて、自然な姿勢で漕げるように調整することを忘れないように。

監修者:青山

ペダルの中心に母指球がくる(かかとよりにならない)ように足を置き、できるだけ軽い負荷で回転を上げて漕ぐようにしましょう。

検証者:山田

座ってこぐだけなので、動き自体はシンプルで、一定のペースを保ちやすいと感じました。

ただ、サドルの高さが合っていないとこぎにくく、脚が伸びきってしまったり、逆に窮屈に感じたりすることがありました。高さを少し調整するだけでこぎやすさがかなり変わったので、最初に自分に合ったポジションを見つけておくことが大切だと感じました。

 

プール

普段ウォーキングやランニングをしている人が、夏の暑い日や寒い日など「外で運動したくないときの代替案」としてもおすすめ。

泳ぐのが苦手な人は水の中を歩く「水中ウォーキング」でも十分。水の中は空気中よりも抵抗が強く、普段使わない筋肉も刺激されることで、効率的に脂肪を燃焼することができる。

また、浮力により腰やひざへの負担が軽減されるため、ひざや腰の痛みがある人でも無理なく始められるのもメリットの1つ。

監修者:青山

足で進むのではなく、しっかり腕で水を後方にかいて進むようにしましょう。

そうすると肩甲骨の動きがスムーズになり、ランやウォーキングのフォームもよくなります。

有酸素運動を継続するコツ

有酸素運動に限らず「目標・目的・正しさ・楽しさ」を明確にすることが、ものごとを継続するコツ。

  • 目的:健康を維持したい、仕事を長く続けたいなど、長期の理由
  • 目標:東京マラソンを4時間以内で完走したい、夏までに5kg痩せたい など
    ※期限(締め切り)+数値化(例:体脂肪・体重など)
  • 正しさ(正しいフォームや強度、自身のライフスタイルに合わせた頻度 など)
  • 楽しさ:しんどい・苦しいだけでは長続きしない

目標を決めるときに重要なのが、締め切りの設定。締め切りがない状態だとダラダラしやすいため、具体的な数字(達成できたかどうかがわかりやすい)とセットで設定しよう。

とはいえ、いきなり明確な目標を決めるのが難しい人は、まずは試しにやってみて「面白くなってきたから本格的にやってみよう」と思ったタイミングで、自身の体力や確保できる時間などに合わせて目標を決めるのも1つの方法。

ただし、目標を追い求めるあまり、体調が悪いときでも無理をしたり、辛い運動に耐えながらやるような方法は長続きしない。自分に合ったペースでコツコツ続けていくことが大切。

有酸素運動に関するQ&A

有酸素運動に関する気になる疑問について、青山さんに回答いただいた。

有酸素運動を毎日続けると筋肉が落ちる?

A:一般の人であれば気にしなくて大丈夫

監修者:青山

ボディービルダーのような筋肥大を目的にしている人であれば筋肉が落ちることはありますが、一般の人が長く走ったからといって筋肉が落ちるということはありません。

普通に有酸素運動をおこなう分にはとくに気にしなくて大丈夫です。

有酸素運動は何時におこなうのがよい?

A:どの時間帯にもメリット・デメリットがある

監修者:青山

朝の時間(朝食前)は脂肪が燃焼しやすいというメリットがありますが、身体が温まっていないのでケガをしやすいというデメリットもあります。

心肺機能の向上を目的とする場合は、夕方~夜にかけてがよいですが、夜に激しい運動をすると寝つきが悪くなるおそれもあります。

有酸素運動後にストレッチは必要?

A:ストレッチをして身体を弛めることが大切

監修者:青山

トレーニング後は硬くなった筋肉をしっかり伸ばし、弛めるためにストレッチをおこないましょう。

ストレッチの内容は、運動前におこなうストレッチと一緒でOKです。

 

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